みんなのシネマレビュー

ロケットマン

Rocketman
2019年【英・米・カナダ】 上映時間:121分
ドラマ音楽もの伝記もの
[ロケットマン]
新規登録(2019-06-08)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2020-08-24)【S&S】さん
公開開始日(2019-08-23)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督デクスター・フレッチャー〔1966年生〕
キャストタロン・エガートン(男優)エルトン・ジョン
ジェイミー・ベル(男優)バーニー・トーピン
ブライス・ダラス・ハワード(女優)シーラ・アイリーン
リチャード・マッデン(男優)ジョン・リード
ジェマ・ジョーンズ(女優)アイビー
スティーヴン・マッキントッシュ(男優)スタンリー
テイト・ドノヴァン(男優)ダグ・ウェストン
スティーヴン・グレアム(男優)ディック・ジェームズ
ハリエット・ウォルター(女優)ヘレン・ピーナ
主題歌エルトン・ジョン"I'm Gonna Love Me Again"
撮影ジョージ・リッチモンド
製作アダム・ボーリング
デヴィッド・リード
マシュー・ヴォーン
製作総指揮エルトン・ジョン
マイケル・グレイシー
配給東和ピクチャーズ
美術ジュディ・ファー[美術](セット装飾)
編集クリス・ディケンズ
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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23.見放題で見るとよく退屈して何回かに分けて見るのですが(邪道)、この作品はついつい一気に見てしまいました。

よくボヘミアン・ラプソディーと比較されるらしいですが、私はテンポのいいロケットマン派です。

さぞやエルトン・ジョンには嫌われた映画かと思いきや、ご本人も製作総指揮に名を連ねていたのですね。主役の方ともライブで何度も一緒に歌ったりしている、となるとどこまで自身の具合の悪いところを赤裸々にさらけ出したのかはよくわかりませんが、エルトンの暗くつらい人生の側面を錬金術で見事なミュージカルに仕立てていました。 wooさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-07 11:59:50)(良:1票)

22.《ネタバレ》 全く予備知識なしで見ましたが、冒頭のミュージカルで「ああ、ララランドやマンマ・ミーアがやりたいのね」って印象がしました。
全体的に暗い内容ですが、父親にハグされたい気持ちやゲイである苦悩があまり伝わってきませんでした。
それより一番ムカついたのは、エルトンが死んでも収入が入ると言ったジョンリードではないでしょうか?
エンディングのテロップで、その語のエルトンについて語られますが、ジョンリードとの関係がどうなったのかは説明がなく、なんだか、こんな終わり方でいいのかなって思いました。
ジョンリードとの関係がどうやって終演したのか、ネットではなく映画で知りたかったですね。
個人的には私はエルトンジョンのファンなので点数は甘めです。 クロエさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-03 16:40:44)(良:1票)

21.単独作品として評価しなければならないのですが、同監督、同ジャンルの作品が直前に公開されており比べない方が無理があるので…やっぱりボヘミアンの方が良かったですね。あの富と名誉があればもっと輝ける、美しい人生が歩めただろうに。
私の中でエルトンは下ぶくれの髪の薄い小太りのおじさんだったのでキングスマンはちょっと…と思いましたが若い頃は意外とイケメンだったんですね笑。でもやっぱりエルトンには不向きだったかな(^_^;)
いくら衣食住に恵まれていても愛し愛されることが無ければ人はいつまでも満たされてないんだと勉強になりました。色彩もテンポも相変わらず良かったです。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 7点(2019-09-16 17:19:40)(良:1票)

20.《ネタバレ》 エルトン・ジョンは正直全然知らない。ビリー・ジョエルと間違えるくらいだ。そして本作についても僕はそこまでピンとこなかった。日本ではCMソングにもならないし、あまりラジオでも聞いた覚えがない。やっぱりクイーンの方が馴染みは強い。本作がボへミアンラプソディに便乗した映画に見えてしまったくらいだ…まぁ監督一緒なんですけどね。
しかもロケットマンと聞いたら「ふかわりょう」が頭に浮かんでしまう。
そんな彼の自伝的映画に僕は行く気はなかったのだが、誘いを受けて行く事に…もうそうなったらコチラも予習が大事だ。
そしたら見えてくる彼の面白さ。見た目は派手な事以外は知らない事だらけだ。「彼が世界で5番目に売れたミュージシャン」という事や「50年間同じ作詞家と一緒に曲を作っている」事など曲だけでは見えない彼のストーリーが見えてきた。特に作詞家との部分は非常に気になる部分だ。

本作「ロケットマン」は彼の成長、成功と孤独そして再生の半生が彼の歌に載せて描かれている。両親に愛されないでいながらも空想入り交じるミュージカル調の少年時代、作詞家バーニー・トーピンとの出会い、初のアメリカライブ大成功などハイテンションで描かれるシーンはこちらも胸が熱くなる。
特にバーニーと一緒に曲を作って行くシーンは誰かと一緒にモノを作った事がある人なら痛くわかる最高の多幸感が味わえるシーンだ。
あとジョンってそのジョンだったのね。

そしてゲイであるエルトンの恋の行方が上手く行くよう望むが、フレディと同じく彼もまた誤った方向に進んでしまう。悪いゲイのマネージャーはどこにでもいるもんなのか。
ドラッグと酒が彼を蝕み、成功を収めて行く一方彼の孤独はどこまでも深くなり、彼の煌びやかな舞台衣装が哀れなピエロに見える演出がなんとも悲しい。

そんな彼の哀しみの部分も良いのだが、とにかく長い。
しかも次々と彼の前に悲しい事件が出てくるのでこちらも顔面パンチを連打される気持ちだ。「一体エルトンはいつになったら立ち直るんだ…今か?今なのか?…まだか〜」の繰り返しなのだ。
音楽部分も非常に良いのだがどこか哀しみが深すぎるせいで前半ほどノれないのも悲しい。しかしこの曲部分がとても話とリンクして、幻想的な映像が幻覚か夢かわからない曖昧な彼の精神世界を表していて非常に良かった。

作詞家で親友でありエルトンの一番の理解者であるバーニーが出てくるたびに「たのむバーニー!救えるのはお前だけなんだ!」と叫びたくなってしまう。最終的に彼を救うのも彼なんだけど、このバーニーがとにかくイイ奴に描かれているのがまた良いんだ。フレディにはメアリーがいるように!エルトンにはバーニーが必要なのだ!
そしてラストの彼の復活の時なぜか僕は涙をこぼしまくっていたのでした。

主演のタロン・エガ-トンもこんな複雑な役を歌って踊ってやりきっているの凄いです。ってキングスマンのエグジーだったの?!マジか!

本作はエルトン・ジョンという人間の良い所も汚い所も容赦なく描き、それでいて幻想的な映像がとても面白かったです。
しかし彼の人生はまだ途中。彼の物語は今も続いているのだ。
なんだかんだで気になるアーティストがまた増えてしまった。 えすえふさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-10 11:58:19)(良:1票)

19.エルトンの楽曲を映画館で思う存分聞けると単純に楽しみにしていたが、まさかこんなにハンカチがぐしょぐしょになるとは思わなかった。思春期の息子と意思疎通がうまくいかなかった頃のことを思い出しながら鑑賞していたせいかもしれない。レジ―、あるいはエルトンが、両親の心ない言葉に深く傷つき、寂しさに打ちひしがれている様子が映るたび、わけもわからず泣けてきた。彼がど派手な衣装を身に付ける理由が初めて理解できたような気がする。主演のタロン・エガートンの歌もすごく上手かったけれど、長年彼の歌をCDがすり減るまで聞きまくってきただけに、途中から本人の歌声が聞きたくてたまらなくなって閉口した。家に帰ると、すでに成人して仕事にも就いている息子に無性に会いたくなった。

(タロンの2本の前歯の間にわずかに隙間があったけれど、あれはもしかしてエルトンに似せてわざと広げたとか?) tonyさん [映画館(字幕)] 10点(2019-09-05 00:13:43)(良:1票)

18.エルトンジョンの数奇な半生を描いた伝記ミュージカル。ボヘミアンラプソディがクイーンのことを知らなかった人達をも巻き込んで(一部で新たなクイーンファンを獲得しながら)どんどん波及して行ったのに対して、本作にはエルトンジョンの事を全然知らない人達をファンにして行くような力はないだろう。ただそれはこの作品が悪いということでは無くて、ボヘミアン〜と本作は当然ながら全くベクトルの異なる作品であり、恐らく制作側もボヘミアン程の波及力など狙ってもいないのだろうからこれはこれで良いと思う。何しろご本人はまだまだご健在なのだし、お涙頂戴の物語とも違う、何と言っても本作は煌びやかなミュージカルなのである。肝心の音楽シーンはどれも素晴らしく、単なる歌って踊ってにとどまらず所々にプラスアルファの独創的なアイデアが散りばめられていて素敵であった。主演の俳優の方がこれまたご本人にそっくりで驚きだ。それにしてもサーエルトンジョンも良く今まで生きていられたなというくらい強烈な人生だ。 rain on meさん [映画館(字幕)] 7点(2019-09-03 21:16:36)(良:1票)

17.《ネタバレ》 ドルビーアトモス&プレミアムシートで鑑賞。いやー感情の波が押し寄せてきて大変でした。素晴らしいのひとこと。タロンエガートンの歌と演技がほんとに良かった。とくにユアソングのシーンですよ。たしかにあんな親友、愛さない方が難しいわ。最高でしたね。日本版のポスターと予告編はセンスないなあとおもいました。 ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 10点(2019-08-26 20:51:15)(良:1票)

16.エルトン・ジョンの事はあまり知らなかったが、まさかこんなにド派手で陽気で仮装好きでハイテンションなロックンロールおじさんだったとは(ただしシラフではない!!←ここ重要)

まあとにかく海外の大物アーティストと言ったらドラッグとは切り離せない訳で(偏見?)、成功と共にひたすらヤクに溺れて行き転落していくというよくある話だった。なのでそこまで感動的だった訳でも心揺さぶられた訳でもなかったが、ミュージカルやライブのシーンは楽しめたし、とにかく音楽の力というものは感じられたので良かった。

あと、メガネの種類が豊富!一体何個のメガネが出てきたのか数えようと思ったけど、一曲の間に5、6個メガネが切り替わるシーンとかあったりして途中でもう無理という感じだった。ハート型のメガネがかわいい(笑) ヴレアさん [映画館(字幕)] 7点(2019-08-23 22:44:59)(笑:1票)

15.《ネタバレ》 Sir Elton Johnの半生を描いた伝記映画…とはいうものの、知っていればニヤリとするとこはそこそこありつつも、ミュージカル的ドラマ映画として評価できる。今年末から生涯最後のツアーをやるから時期的にはベストな公開だと思うが、PVくささはない。盛ってるところはもちろんあると思うけれど、才能ある青年が親や恋人なんかの人間関係に苦悩しながら成功して挫折して復帰しようという話。これフィクションだったら、すっげー俺TUEEEE的な主人公よ。なにこのピアノの天才。
で、その中で個人的には、同性との恋愛を普通に異性愛と同じように描いたことを大きく評価します。もうね、Eltonはすごい乙女で、Taronがすっごい乙女顔するのよ。というか映画の方向性なのかなあ、同性愛者であるってことにはあまり苦悩してる様子はなし。母親に告白するときだけはすごい顔芸してたけれどw、ある意味開き直ってるというか、同性愛だろうが異性愛だろうが、気になる相手に振られたら悲しいし、恋人が浮気したら怒るし、というような当たり前なことを当たり前に描いてるのが本当に眩しい。子供ができないことだけ母親になじられるけど、それは一部の異性愛者だって同じだしねえ。この部分を日本の市場がどういう風に判断するのかは実は個人的に見ものです(日本での公開が異様に遅いのって、その辺のマーケティングも関係してるのかしら)。 通りすがりのクラゲさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2019-07-21 20:29:51)(良:1票)

14.日曜の夜はミュージカルゥ~♪、週末は楽しくて能天気な映画を見よう!
エルトン・ジョンの半生を描いた伝記がミュージカル。エルトン本人よりも夫のデヴィット・ファーニッシュに興味があるので数多くの作品から今週の一本に決めた。

馴染みがなかったエルトン・ジョン。どんな曲を作ってどんな曲を歌っているか知らなかった。
イギリス国内に行っても、イギリス連邦国でも積極的に聞くことをしないと知ることがないというのはメジャーな歌手ではないのでは?と思っていた。
きっかけがあって視聴してみると、どこかで聞いたことがある曲で自分自身がエルトンの曲ということを知らないだけだった。
エルトンの見た目とは裏腹に曲も詞も繊細で、ひねったり崩した歌い方がなく美しく聞きやすい傑作ばかりで耳に残る。
リアルタイムに聞いたのではなく、ベスト版を聞き込んだので曲の時系列はわからない。

ここまでが映画視聴前。

そんなエルトンの曲を、映画の中で散りばめたエピソードに重ねていて聞き入ってしまい視聴時間があっという間に過ぎた。音楽本なら10点満点。

映画自体の時系列もベスト版と同じく整理されてないと感じた。
エピソードの唐突感が気になってしまいスムーズに入ってこないので、伝記映画としては消化不良ぎみである。
見終わったあとWikipedia直行じゃないか。

著名人のバックグラウンドは一世一代の一念発起を起こさせるほどワケありなのはよく聞くことだが、エルトンの場合は苦労話をドラマの切り口にするのは難しそうだ。実際に苦悩が過酷であっても、ショーマンとしての才能の方が上回って成功したのではないか。

ミュージカル要素は薄く、夫の関わりあいは映像で見ることはできなかったが音楽が良かったのでいい映画鑑賞時間を過ごせた。 すぴねかさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-30 11:35:38)

13.どうもクイーンのような盛上りに欠ける。 TERUさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-02 21:41:36)

12.《ネタバレ》 エルトンジョンの名前は知ってるけど曲は知らない。
でも映画は良かった。

出だしのド派手な衣装のまま依存症回復施設に飛び込んでくるジョンでいきなり引き込まれた。
そこからの回顧録。
孤独な半生で依存症になっていくのは仕方ないのかも。
親がクズすぎるな。

ただボヘミアンもそうだったけどやっぱゲイなんだなぁ。
個人的に同性愛はできれば見たくない。
同性愛を認めてほしいというなら嫌悪感を抱く人も認めてほしい。
知ってたら見なかった。 Dry-manさん [インターネット(吹替)] 7点(2022-07-18 13:19:27)

11.《ネタバレ》 結局制作者は、エルトンの何を伝えたかったのだろう?まず、ミュージカル仕立てにしたのが完全な失敗です。彼の代表曲の中からそれっぽいのをそれっぽいシーンにはめ込んだだけであって、曲ありきなだけの表現になってしまっており、芝居やストーリーを補強するための歌入れになっていません。だとすると、全体が1つの巨大なPVにしかなっていないわけです。●前置きがやたら長い割に、デビューしたと思ったらあっという間に大富豪になっていたりとか、周囲の人間関係も同じような感じでくっついて離れてになっていたりとか、脚本も演出も冴えがありません。●よって、クレジットで出てくる「実際の写真との対比」も、実際もそうだったのかという感動を起こすわけではなく、「どうです、ちゃんと調べてるでしょ?マニアの皆さんもご満足でしょ?」という制作者の自己アピールにしか見えないのです。 Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-03-12 15:20:42)

10.エルトン・ジョンの伝記映画。
幼少期から栄光・没落、再起まで描く。
成功の裏にあった苦悩なども描かれる。
大スターの光と闇を映し出した人間ドラマ。
ミュージカル調に仕上げられているので、
映像的にも観やすく、話の内容もわかりやすい。

惜しむらくは、エルトン・ジョンの人・歌に馴染みがなかったこと。
エルトン・ジョンをよく知る人やファンならもっと楽しめたかな。 愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-15 19:37:25)

9.《ネタバレ》 エルトン・ジョンは現代のモーツァルトだと個人的に評価している自分としては、かなり期待して鑑賞。だってその神童ぶりや恵まれなかった肉親関係、そして奇抜なファッションや言動には両者に共通点が多い気がするんですけど。初めてラジオのヒットチャートで“Saturday Night's Alright”を聴いたときの衝撃は今でも忘れられません。 ミュージカル映画と聞いていましたが、これは明らかに音楽劇風味が強い人間ドラマですね。監督がデクスチャー・フレッチャー、彼はトラブル後にブライアン・シンガーから監督を引き継いで『ボヘミアン・ラプソディー』を完成させていて、どちらも主人公がホモセクシュアルであるというのが興味深いですね。この人は芸歴の長い俳優で『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルス』のソープ役なんかが有名。その長い映画人生を活かして監督業にも進出、今後この分野でも活躍するんじゃないでしょうか。子役時代には『ダウンタウン物語』でジョデイ・フォスターとも共演していて、遅ればせながらジョデイと同じ道に進もうとしているのは感慨深いです。 しかし驚嘆するのは、現役の大スターが製作総指揮まで務めて自己の人生とその恥部をさらけ出す映画を製作したってことでしょう。もちろん全部が全部というわけではなくオブラートに包んだようなところもあったでしょうが、ホモセクシュアル描写を含めて『ボヘミアン・ラプソディー』なんかよりはるかに綺麗ごとを排したストーリーテリングには引き込まれました。これはタロン・エガートンの熱演が効いていると思いますが、オスカーで彼がノミネートすらされなかったのは納得できません。歌唱力も抜群でした、それにしても欧米の俳優たちはどうしてこんなに音楽スキルが高い人が多いんでしょうかね? 気になったところとしては、ジョン・リードに比べてバーニー・トーピンとの関係が割とあっさりめだったような印象ですかね。この黄金コンビは50年以上に渡っていていろいろあったと思いますが、自分の恥部はともかくバーニーのことは突っ込まないようにしたエルトンの友情を感じました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-22 22:01:25)

8.エルトン・ジョンの歌は一応聴いたことがある程度で、「ユアソング」以外は特に好きな曲もなかったので、いまいち歌に感情移入できませんでした。で、肝心のストーリーも、エルトン自身も周りの人を大事にしてる風には思えず、「自業自得じゃん」て感じでした。今はやりのLGBTとしてはうけるかもしれませんが、自分にはちょっと…。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-08-10 21:28:03)

7.これは傑作。だいたいミュージカル的な映画というと、それまでふつうに喋っていた役者が突然歌い出したりして、どうしても違和感がつきまといます。しかしこの作品は、歌とストーリーと情感が見事に融和していました。だから違和感はないし、テンポもいいし、何よりネガティブな話でも暗くならないところがいい。聞き覚えのある数々のヒット曲も、この作品のために書いたんじゃないかと思えるほどです。
で、あらためてエルトン・ジョンが稀代の才能の持ち主であると気づかされます。そういう子供に愛情を注げない両親というのが、なんとも皮肉というか運命のいたずらというか。天は二物を与えず、ということでしょうか。 眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-08-05 01:24:40)

6.もっと!歌を聴きたくなるので物足りないと感じてしまうところも。タロンの演技と歌唱力に脱帽です。
しかし、まあ約半生でも演出が追い付かないほど・・・濃い人生ですね。

また、依存症から立ち直れる人とODで亡くなってしまう才能豊かな人の違いってなんだろうとずっと考えながら観ていました。ご本人の努力もでしょうし、周りの支えも大きい部分を占めるのでしょうか。計り知れないものを抱えて生きていくのは想像も難しいです、28年間続けていてもきっといまも断酒を継続中ということを考えているのでしょう。。。幼少期(子役がそっくり!)がああでなかったら、いやあったからこそなのか・・・考えが巡ります。 HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-16 15:45:35)

5.《ネタバレ》 エルトン・ジョンは正直あんまり聴いたことはないです、ロックスターという印象もあんまりないです。ずんぐりした体形に意味不明のド派手な衣装にピアノ、エルトン・ジョンといえばこのイメージ、
そして「ユア・ソング」この曲だけはいつどんな時でも聴き入ってしまう、ただ無駄な邦題をつけているのが気に入らない。日本は海外のような圧倒的な人気ってどうなのかな?
〇〇依存症で・・・とか過激な発言はなんとなく知っていましたが、今回映画になってその生い立ちと、とんでもない天才ということを知ることに。
療養所でのセラピー中の回想で語られるというのがちょっと意外で、彼の闇の部分に焦点をあてているようなんですが、ミュージカル仕立ての部分があることで陰鬱に偏らないようにバランスとってる感じかな。でも私はミュージカルが苦手なので、のめり込んで鑑賞ってことにはならなかったです。歌とダンスが始まるとそれまでの感情がぷつんと途切れてしまうのよね。
結局、エルトンを演じたタロン・エガートンの熱演が見所ってことかな。
「ボヘミアン・ラプソディ」と本作で登場したジョン・リード、音楽マネジャーとしては凄腕みたいですけど実像はどうなんだと興味が湧いてきてしまった。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-05 12:59:21)

4.何と言っても曲の良さに惹きつけられます。ただ、「マンマ・ミーア!」のような曲の使い方で、「ボヘミアン・ラプソディ」からそんなに時間が経っていないので、どうしても二番煎じ的な感じがしてしまいます。映画の作りとしては、曲の良さだけに頼っているわけではないのですが。あの派手な衣装が、どのようにして生まれてきたのか、そういった説明や演出が欲しかった。 shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-06 22:32:13)

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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.09点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
414.35% line
528.70% line
628.70% line
71147.83% line
8521.74% line
900.00% line
1028.70% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
オリジナル主題歌エルトン・ジョン受賞"I'm Gonna Love Me Again"

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)タロン・エガートン受賞 
主題歌賞エルトン・ジョン受賞"I'm Gonna Love Me Again"

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