みんなのシネマレビュー

シックス・センス

The Sixth Sense
1999年【米】 上映時間:107分
ドラマホラーサスペンスファンタジーミステリーオカルト映画
[シックスセンス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-02-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-10-30)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督M・ナイト・シャマラン
助監督ジョン・ラスク
アンドリュー・モンドシェイン(第二班監督)
演出伊達康将(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
キャストブルース・ウィリス(男優)マルコム・クロウ
ハーレイ・ジョエル・オスメント(男優)コール・シアー
トニ・コレット(女優)リン・シアー
オリヴィア・ウィリアムズ(女優)アンナ・クロウ
ドニー・ウォールバーグ(男優)ヴィンセント・グレイ
ミーシャ・バートン(女優)キラ・コリンズ
ケイディー・ストリックランド(女優)訪問者
M・ナイト・シャマラン(男優)ドクター・ヒル
グレン・フィッツジェラルド(男優)ショーン
菅生隆之マルコム・クロウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
矢島晶子コール・シアー(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
勝生真沙子リン・シアー(日本語吹き替え版【ソフト】)
唐沢潤アンナ・クロウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊藤和晃ヴィンセント・グレイ(日本語吹き替え版【ソフト】)
林玉緒キラ・コリンズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
長克巳ドクター・ヒル(日本語吹き替え版【ソフト】)
近藤玲子(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤敦(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
落合弘治(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田直哉マルコム・クロウ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀越真己リン・シアー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
島本須美アンナ・クロウ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
平田広明ヴィンセント・グレイ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林沙苗キラ・コリンズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐久田修ドクター・ヒル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
森川智之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
伊倉一恵(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
青山穣(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
磯部勉マルコム・クロウ(日本語吹き替え版【機内上映】)
伊藤隆大コール・シアー(日本語吹き替え版【機内上映】)
駒塚由衣リン・シアー(日本語吹き替え版【機内上映】)
田中敦子〔声優〕アンナ・クロウ(日本語吹き替え版【機内上映】)
井上倫宏(日本語吹き替え版【機内上映】)
脚本M・ナイト・シャマラン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ブラッド・デクター
ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影タク・フジモト
製作フランク・マーシャル
バリー・メンデル
キャスリーン・ケネディ
配給東宝東和
特撮スタン・ウィンストン・スタジオ(特殊効果)
美術フィリップ・メッシーナ
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集アンドリュー・モンドシェイン
字幕翻訳清水馨(字幕翻訳)
その他ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
小児精神科医マルコム(ブルース・ウィリス)と妻アンナ(オリヴィア・ウィリアムス)宅にある晩、嘗ての患者ビンセントが押し入ってきた。彼は自分を治せなかったマルコムを恨んでおり、マルコムに向かい発砲、自殺した。 一年後、未だにあの日の事件を重く引きずっていたマルコムは、妻とは会話もない冷えきった生活になっていた。そんなある日、マルコムは心を閉ざす一人の少年、コール(ハーレイJオスメント)と出会う。彼にビンセントの影を見たマルコムは、必ず彼を助けようと決心する。だが、コールには大きな秘密があった・・・

ショップガールinNY】さん(2004-02-29)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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694.《ネタバレ》 この映画で起きる色々なエピソードには「後悔」というキーワードがあてはまる。
それも、死のあとにも残るほどの後悔。

マルコムが成仏せずこの世に幽霊としてとどまったのも、仕事人間だったために妻との疎遠な関係を後悔していることや、
ヴィンセントを救えなかったこと(彼も幽霊が見えていた子供であったが、それをマルコムに理解してもらえないまま病気として解決とされてしまったことを苦に自殺してしまった)などが、彼の死後も心残りだったからである。

台所に出た傷だらけのおばさんは、夫のDVで苦しんで自殺したのだろう。
夫への恨みが消えないまま、こんな男と結婚してしまったことへの深い後悔が残っているのである。

毒殺された少女も、自分の死の真相を父親に知らせ、妹まで義理母に殺されかねない(お通夜で「妹さんも体悪いそうで」という会話から察し)のを阻止したかったが、それができないまま死んでしまった後悔があったから幽霊となってとどまっているのだ。

そんな中、後悔を心に残す霊と出会うたび、彼らの後悔を解決していくのがコール少年。

幽霊にとって、この世に残した人への思いを託せる頼れるメッセンジャーだ。


でもコール少年の一番の功績は、見知らぬ幽霊たちではない。
母親の母親(コール少年の祖母)のメッセンジャーとなり、祖母が母親に伝えられないまま死んであの世でずっと後悔していた思いを、母親に伝えたこと。

「ケンカしたあと、険悪な空気になってあなたは私がダンスの発表会には来ないと思ってたとおもうけど、実はちゃんとこっそり見に行っていたのよと伝えてほしい」

「お墓の前であなたが私にした質問した答えは、”YES”(「私を愛していた?」という質問だと察し)だと伝えてほしい」・・・

そうです、よくあることですよね、家族間で、心の中では思っていても言葉にして伝えていなくて、伝わっていないこと。

私はここで号泣した。
今思い出すだけで泣ける。。。。

私は鑑賞当時、中1の娘がいたが、この頃の娘は反抗的になりもするし、きまずい母娘関係になったりもする。
でも愛しているし、いつだって心配している。。。
それを娘はちゃんと分かっているだろうか?それをあらためて考えさせるシーンだった。

この場面が出てきたとき、背後でノンキにスマホをいじっていた娘に「私はあなたのことが大好きだよ」と泣きながら言ってしまった。
(娘は目がテン…)

あなたは、もし今亡くなってしまうとしたら、思い残すことはないか?

後悔することはないか?

思いを伝えるべき相手にきちんと思いを伝えられているか?

あらためて自問して、もしあれば、早めにそれをできるだけ解決していくといいのだと思う。

”今ある命、人生をいかに、大切にして生きていくか”

この「シックスセンス」はただのサスペンス・ホラーでもトリッキーなどんでん返し映画でもなく、

『今ある命、大切に生きてください』

という静かなメッセージが込められた、深い作品だと私は受けとめた。 フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-09-09 10:11:16)(良:7票)

693."衝撃の結末"と話題になったもののそれは装飾にすぎず、オカルトホラーと見せかけて、登場人物の葛藤と救済を描いた、真っ当なヒューマンドラマとして仕上げたところが良ポイント。その後、シャマランは変に奇をてらって、本作を超える佳作を未だ作れていない。多分に本質はあちら側で、偶然マッチした産物なのかなと思ったりする。 Cinecdockeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2021-09-30 22:43:25)(良:4票)

692.なんと繊細な映画だろう。
愛する息子を理解することができない母、愛する母に秘密を打ち明けられない息子(ハーレイ)、双方の苦悩がひしひしと伝わってくる。美しい街並みを背景に、静かな展開が精神科医の過去にやり残した仕事への未練と親子の抱える悩みとを無理なく融合させる。そして、衝撃のラスト。特に印象に残った場面が2つある。1つは、少女の葬儀でその母親が少女の食事に洗剤(?)を入れていたことが発覚する場面。父親と葬儀に参加いていた人々の視線、無言で動揺する母親の冷酷な表情、身の毛もよだつほど恐ろしかった。もう1つは、車の中でコール(ハーレイ)が母に秘密を打ち明け、理解しあう場面。「お墓参りに行ったとき、ママはお婆ちゃんにに聞いたでしょ」「その答は毎日だって」「ママは何て質問したの?」くどくどとした説明は無く、短いセリフの中に死者であるお婆ちゃんと話しをしたことを明確にする。ハーレイの演技も良いが、さらに素晴らしいのは母親役の女優(トニー・コレット)の演技。懐疑、納得、感動へと変化していく表情はみごとである。何回見ても、この場面は涙なくして見ることはできない。確かに衝撃的な結末が話題になった映画だが、綿密に計算された展開や各俳優の演技力があってこその傑作である。だから、何回見ても楽しめる。2回、3回見るうちに、初回には気付かなかった細部までも綿密に計算されていたことが分かり、また一味違った楽しみ方もできる。最後に、もう一度言いたい。この映画は繊細な映画である。デリカシーを感じてこそ、この映画の良さが分かるのだと思う。 Gang10さん 10点(2004-01-09 17:43:34)(良:4票)

691.高校時代、映画の日の午前中に学校サボって一人で見に行った思い出の映画。(良い子はマネしてはいけません) その後学校に行って、その面白さを友人Aに熱く語っていたら、「俺も見に行きたい!」ということで、もう一回その日の放課後に、今度は2人で鑑賞。後日、2人でこの映画について熱く語っていたら、C君が参加してきて、「俺も行きたい!」と。そんなこんなで、自分としてはその当時前代未聞の、劇場での計3回の鑑賞。B君、C君ともに劇場から出てくる瞬間の興奮っぷりがたまりませんでした。映画の最中もネタばらしのシーンの二人の表情を盗み見して、自分だけ、ほくそ笑んで鑑賞しておりました。何とも思い出深い映画です。 で、何が言いたいかといいますと、当時の高校生が3500円も払って見た価値はあったということです。 Nujabestさん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-31 12:25:16)(良:1票) (笑:2票)

690.《ネタバレ》 本作は確かに「オチ」が素晴らしく、それがクローズアップされてもやむを得ないとは思う。しかし、本作の本質は、「オチ」ではなく、現代社会におけるコミュニケーションの不存在を取り上げていると思う。
「マルコムとコール」「マルコムとアンナ」「コールとリン」「コールと霊たち」はいずれもコミュニケーションが取れない関係にある。気持ちを伝えたくても伝わらない関係である。
マルコムはコールとコミュニケーションを取ろうとしても、コールは打ち解けずに、心を開いて話そうとしない。だから、マルコムはコールを誤解する。
リンはコールとコミュニケーションを取ろうとしても、コールは打ち解けずに、心を開いて話そうとしない。だから、リンもコールを誤解する。
霊たちはコールとコミュニケーションを取ろうとしても、コールは打ち解けずに、心を開いて相手の話を聞こうとしない。だから、コールは霊たちを誤解する。
マルコムはアンナとコミュニケーションを取ろうとしても、アンナは話を聞くことができないので、心を開いて話すことができない。だから、マルコムはアンナを誤解する。
コミュニケーションにとって必要なこととは、「相手の話を聞くこと」「相手の話を信じること」「自分の気持ちを心を開いて相手に話すこと」だろう。現代においては、家族であれ、友人であれ、意思の疎通が上手く図られていないと考え、シャマランは、「霊」という、絶対にコミュニケーションを取れないような相手を例にして、コミュニケーションの在り方を映画を通じて問いたのではないか。
そして、コミュニケーションが取れた際、心を通い合わせた際の「美しさ」を描いたのだろう。特に、事故のために渋滞となったクルマ内でリンとコールの心が通じ合った美しさ、息子の苦しみを理解できなかったリンの悔恨の気持ちが、狂おしく、痛いほど伝わってきた。
本作は、単なるホラーやサスペンスというものではなく、人間同士や親子の間における、とても大切なものを描いた作品である。「オチ」が分かったら、「オチ」を気にせず、もう一度観てもらいたい。この映画が伝えたいものが分かるはずだ。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 9点(2006-10-02 23:00:29)(良:3票)

689.《ネタバレ》 (お知らせ:このレビューには、シャマラン監督に関する重大な「批判」が書かれています。いまだにシャマラン・ファンの方のために、この批判を話さないようにお願いします。 ~ STYX21 ~ )

ただ、単に「このオチ、どうだスゴイだろ!」と言いたいだけ。ストーリーはそのための辻褄合わせの道具にすぎない。その割には冒頭で「この映画には秘密があります」と自らネタバレする始末。このシャマランの特異なセンスは、これぞ「シックス・センス」かと思うほど、この世の人間には理解不能。ところが、承知のとおり、後の2作で実は「単にセンスがないだけの人」であることがバレてしまいます。つまり、シャマラン自身の才能が「ネタバレ」していまうという見事な「オチ」つくわけですね。ある意味、スゴイ人だな・・この人・・・。 STYX21さん 3点(2003-11-13 05:39:28)(笑:3票)

688.《ネタバレ》 この映画、公開当時に「衝撃の結末」でシャラマンの名前を一躍有名にした映画なわけです。
で、そういう宣伝がなされていた以上映画を観ている客は「何かある」という目で映画を観る事にどうしてもなっちゃいます。
と、映画の序盤からブルースウイリスが死んじゃってて幽霊なのが見え見えなのです。
だって冒頭の自宅で食事は一食分しかなくて明らかに無視されてるし夫婦の仲たがいにも見えないし、それから後のシーンでも彼は少年以外の誰からも見えてないように撮られてるし。もう序盤から「こいつ幽霊だろ」としか思えない撮り方をされています。しかもミスリードしそうなシーンまできっちりあって逆にさらに怪しいっていう。
そしてご丁寧にも中盤では少年が懇切丁寧に設定を説明してくれちゃうのです。
「僕は死者が見えるんだ。死者は自分が死んでるって気づいてないんだ」と。
そこで初めて「あ、ブルースウイリスは自分が死んでるって自覚ないんだ!自分が幽霊なのは知ってるのかと思ったよ…」と個人的には思ったわけですが…
(ちなみに彼以外の死者の多くは自分が死んでる事を知ってるようにしか思えないので設定矛盾があるわけですが。少年の祖母とか母に虐待死された少女とか首吊り状態でじっとこちらを見てる人とか、どう考えても自分が死んだ事を知ってますよね)

まぁそういう意味では劇中わかりやすく描かれている実は彼が死んでたという点においては多少目端の利く人からみれば「衝撃」でもなんでもないわけですが、しかし、その衝撃があろうがなかろうがなおこの映画は面白いのです。
私は初見のときに序盤からこいつは多分幽霊だろうなという観点で実際に映画を観ていたから間違いありません。
衝撃の結末なんかあろうがなかろうが、この映画は面白いしジーンとします。
オチで語られる事の多い本映画ですが、この映画のよさはそこにはない、と個人的に断言しておきますし、もっと言えばこの程度の結末だけであればちょっとしたB級映画レベルにすぎない映画だったと思います。
それ以外の出来のよさこそがこの映画を傑作たらしめていると個人的には思うわけです。

愛ですよ愛。 あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-18 11:21:59)(良:2票)

687.《ネタバレ》 いやん、最後、宇宙人とか出てくるんかしらんって思って気張ってましたが、出てきませんやん 自分、バカん。そんなわけで、サインは未見でシックス・センスは今日が初見。今までオチがネタバレせぬよう必死に努力いたしてきましたが、今日でそれも解禁、ようやく過去レビュー読むことできます そして読み終えました667人分。読み終えるのに二時間かかりましたさ まさに本一冊分の重量感でした。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-07 23:33:07)(笑:2票)

686.《ネタバレ》 「こんなオチ、見てすぐわかるレベルwwww」というネット上の書き込みを見るにつけ、まったく鈍感な俺は逆に“この映画を100%楽しめた”と嬉しくなっちゃう(笑)。

ってゆーか、その“衝撃的なオチ”よりも、主人公の少年が自分の“秘密”と“伝言”を母親に話すシーンの方が俺の中では“最高のオチ”。ほんと、何度見ても号泣だもん…。 幻覚@蛇プニョさん [DVD(吹替)] 9点(2012-07-04 08:45:56)(良:1票) (笑:1票)

685.オチを知らずに見れば間違いなく面白い。オチを知ってから見れば映画のつくり方のうまさに驚く。サスペンス映画としても最高の部類。こういう映画なら日本の予算でもつくれるんじゃない?日本映画もがんばれ! 東京ロッキーさん 9点(2004-02-15 16:46:54)(良:2票)

684.彼女と映画館に観に行って…。彼女「撃たれて死んじゃったんじゃないの?」 オレ「イヤ、助かったんよ」 彼女「ユーレイなんよ」 オレ「な訳ないじゃん。生きてんじゃん」-その後、彼女がイニシアチブを握ったのは言うまでもない。 やすたろさん 9点(2004-01-09 01:25:24)(笑:2票)

683. ネタばれ                           何がスゴイって、上映終了直後のうしろのカップルの会話。    女「いい映画やったわ~。感動したわ」              男「まさか主人公、死んでたとはな」               女「ええー?B・ウィリス死んでたん!?」                               場内、大爆笑!!!! 桑本 勝徳 ハンドルネーム まるお さん 8点(2003-03-18 23:11:54)(笑:2票)

682. 現時点で227人のコメント…。取り敢えずレビュー数一つ採ってみても、注目度の極めて高い作品だというコトは明白だな。にしても、「オチは聞いていた」という方の多いコト。映画情報誌で目にした方、知人から聞かされた方、色々かと思うが「気の毒に…」の一言。コノ手の映画でオチをバラされちゃあ、そりゃ興醒めなんてモンじゃ済まないだろう。幸い自分の周囲にはそんな無粋な人間はいなかったし、映画情報誌とかは一切見ない主義なんで、予備知識全くナシに観れた《ラ抜き表現》のが本作の場合「吉」と出た。ハーレイ・ジョエル・オスメント少年の演技は素直に「上手いってか上手過ぎ!」と個人的には思う。実際、本作の価値を限りなく高めた功績の大部分は実に繊細な彼の演技に負う所が大きい。本作のMVPであるコトは間違いないだろう。ブルース・ウィリスも抑え目の演技で健闘しているとは思うが、コール少年の怯える絶妙さと愛情に飢えた切なさを前にしては余りに分が悪い。チャッカリ出演もしているM・ナイト・シャマラン監督の練り込んだ脚本が第2の勝因かな。確かにオチはまぁ読めなくもないが、この場合はシャマラン監督の話術に乗せられた方が賢明だろう。兎に角、他に類を見ない異色ホラーであり、孤独な少年のドラマと見事に融合させたオリジナリティは評価されてイイのでは?残酷スプラッタとかが個人的に大嫌いなだけに、語り口の面白さで勝負する本作のような作品の登場は大歓迎である。8点!! へちょちょさん 8点(2003-03-09 02:51:45)(良:2票)

681.単なるつまらないホラー映画もどきです。でも、話としては、まあまあですか。 ooo-oooo-oさん 1点(2003-02-16 19:49:20)(良:1票) (笑:1票)

680.《ネタバレ》 初めて観たのは公開当時。中学生だった。予備知識なしでみたので、結末にはとても驚かされた。映画鑑賞数が少なかった私には信じられないほど度肝を抜かれた、鳥肌がたった。
大人になった今、再度鑑賞。
結末がわかっていても、集中してみられた。本当は亡くなってるから妻とのレストランシーンなど、違和感あるんですね。
中だるみもなく、結末も驚きがあり、良質な作品です。 ブリーバンデカンプさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-04 10:48:22)(良:1票)

679.《ネタバレ》 当時、ラストに「はーなるほど」ってなりました。
そして、子役の演技はとても素晴らしい。
「シックスセンス」って言葉は、しばらく流行ったぐらい話題作でした。
(周りに、ネタばらしをしたがる輩がチラホラいた)

はじまる前(はじまってすぐ?)の
「この映画には秘密が・・・」みたいくだりはすっごい冷めます。

監督で映画を選ばないけど、この監督さん作品はこれ以外は良いのがないですね。
たかしろさん [映画館(字幕)] 6点(2014-05-07 14:57:46)(笑:1票)

678.《ネタバレ》 二段落としのやり方が非常に素晴らしい。一段目のバラしもインパクトがあって、この告白は子供にとっては大変なものです。その上での二段目の落とし方があまりにもスマートで、完璧としかいえない流れです。マルコム(ブルース・ウィリス)の驚きはそれはもう世界がひっくり返るほどだったと思いますが、観客もそれと同じくらい驚いたハズです。勘ぐらずに純粋に映画の流れに乗った人は素晴らしい体験が出来たことでしょう。私もハマったのでメディアが新しく出るたびに買いなおす羽目になっています。。

マルコムの演技はもちろんのこと脚本・演出も非常に素晴らしく、本編鑑賞後にメイキングを見ると、もう一度本編を鑑賞したくなるという楽しい映画になっています。子役のコール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)の演技も抑えが効いていて非常に良く、この手の子供特有の疎外感や内向的な雰囲気がとてもよく表現されています。
また、この手の映画はどんでん返しばかりが話題になりがちですが、本作においては第六感はきっかけにすぎず、最終的にマルコムは妻へ、コールは母へ(母はおばあちゃんへ)、少女の霊キラ・コリンズ(ミーシャ・バートン)は親戚一同へ、と、全て家族の問題に帰属・収束する点が非常に素晴らしいです。この「愛」を語る脚本のおかげでこれほどの名作に昇華したのは疑いようのない事実だと思われます。

全体的にヒットしたのが納得できる素晴らしい映画です。難点は監督さん(M・ナイト・シャマラン)が二段落としの呪縛に一生捕らわれることですね。この監督さん、コレ以後もこの映画を超える映画が生み出せないようですが、それでもなお、、諦めきれないようです。お気の毒に。 アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-05-03 12:52:33)(良:1票)

677.その昔、映画館で号泣し、困り果てた思い出があります。この監督を絶賛してしまったんですよぉ。
HRM36さん [映画館(字幕)] 9点(2011-06-07 10:38:20)(笑:1票)

676.《ネタバレ》 「殆どの人は、死んでいるのに気付かずに生きている」
目的を見失い虚無的に生きる現代人を批判した、ある有名人の言葉だ。
マルコムは、コール少年を救うという医師としてのミッションから「生きがい」に満ち溢れ、活き活きとしているように見える。
実は、主人公は死んでいた、というのが「秘密」らしいが、
生きる屍にならない為の秘密をこの映画は教えてくれる。 amickyさん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-22 22:16:12)(良:1票)

675.《ネタバレ》 あまりにオチが強調されすぎて、それだけの作品に思われがちだが、いいシーンもいくつかある。一つは少女の霊の願い(僕はオチより衝撃的だった)を聞き入れ、彼女の家を訪れるシーン。役目を終え、彼女の妹に「お姉ちゃんは君を守ったんだよ」と小さなぬいぐるみを渡すのを見て、ちょっと涙が出そうになりました。弱っているはずの顔が見えないのも良かったんじゃないかな。もう一つは事故で渋滞に巻き込まれた車内でのシーン。今まで言えなかった秘密をママに打ち明け、それがママとお婆ちゃんの互いに話せずにいた想い出へと繋がるシーンは素直に感動しました。この知り得ない話を知っているといった演出自体はよくあるんですけど、それが渋滞中の何気ない車内での出来事であるという点が、意外にもあっさりと自然な流れに感じられたのです。こういった演出を見ていると監督はもっと違う作品を作りたかったんじゃないかなと思えてくる。でも結局は、これらの感動的なシーンも壮大なオチの為の前振りに過ぎず、見終わると霞んでしまうんです。やっぱり興行の為にはしょうがないのかな。オスメント君は良かったんだけどね。
カリプソさん [地上波(吹替)] 6点(2007-07-08 02:05:46)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 694人
平均点数 7.05点
050.72% line
130.43% line
271.01% line
3263.75% line
4334.76% line
5497.06% line
68912.82% line
714520.89% line
820128.96% line
99413.54% line
10426.05% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.37点 Review27人
2 ストーリー評価 7.72点 Review44人
3 鑑賞後の後味 7.53点 Review39人
4 音楽評価 6.11点 Review26人
5 感泣評価 6.66点 Review30人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞ハーレイ・ジョエル・オスメント候補(ノミネート) 
助演女優賞トニ・コレット候補(ノミネート) 
監督賞M・ナイト・シャマラン候補(ノミネート) 
脚本賞M・ナイト・シャマラン候補(ノミネート) 
編集賞アンドリュー・モンドシェイン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
助演男優賞ハーレイ・ジョエル・オスメント候補(ノミネート) 
脚本賞M・ナイト・シャマラン候補(ノミネート) 

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