|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.松竹出身の松竹らしからぬ監督であったが、最後の作品はホームドラマになった(監督が熱望していた『敦煌』は、とうとう製作権を得られず)。ほとんど家族の内部に視点を固定して、家族が襲われた悲劇を眺めていく。この主人公が社会に対して決然としていた、ってことを具体的に見せられればいいんだけど、「何もしなかった」ってことを演出するのは難しい。押しかけるマスコミとか、テレビで謝罪させられるほかの親とかやると、陳腐になってしまう。言葉で立派立派とか冷酷冷酷って言っても、こちらに映像としての手がかりがないので仲代さんが浮いちゃう。この家族をカメラが離れたのは真野あずさ兄妹のシーンだけか。弁護士のとこでも必ず誰か家族がいた。そのことによってこの家族を客観視するチャンスが観客に与えられなかった。あの真野あずさはいらなかったんじゃないか。岩下志麻に全部おっかぶせちゃえば30分削れたみたい。金魚鉢割るとこ、一発のシーンであるべきなのを角度を変えて繰り返してた。小林さんが、こんな野暮やると思わなかった。「おかあさん、きちがいだから」と次男に迫るとこはよかった。ちょっとノレたのは後半の釈放劇のあたり、あのお父さんの、自分はキリッとやってるのに国家がそれに付き合ってくれない、という裏切られたような気持ちね。小林作品の仲代は最後まで信念の人だった。もっともそれを独白で表現してしまうんだけど。武満が晩年の小林に作った音楽は、『燃える秋』といいこれといいメロディアスな「分かりやすい」曲になる(『東京裁判』の音楽の記憶があんまりないが、たしか陰気な弦の響きのパターンで、少なくともメロディアスではなかったな。武満さんは『黒い雨』など戦争がらみの作品ではだいたい弦楽レクイエム調)。本作ではスメタナの「モルダウ」みたいな、ミ、ラ~シド~レミ~と言うシンプルなメロディラインで驚かされた。それが複雑な武満トーンで味付けされ、美しい抒情をかもしている。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-09-08 10:26:44)
1.浅間山荘事件、よど号事件を下敷きに赤軍派メンバーの家族の苦悩と崩壊を描いた映画。小川真由美が水槽を割って金魚を食うシーンが強烈。中井貴恵、貴一姉弟が共演している。「光の雨」や「突入せよ!あさま山荘事件」が好きな方は見てもいいかも。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-11-03 20:22:32)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
5.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 1 | 50.00% |
|
6 | 1 | 50.00% |
|
7 | 0 | 0.00% |
|
8 | 0 | 0.00% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|