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リオ・ブラボー

Rio Bravo
1959年【米】 上映時間:141分
アクションドラマウエスタンロマンス小説の映画化
[リオブラボー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-18)【Olias】さん
公開開始日(1959-04-22)


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監督ハワード・ホークス
キャストジョン・ウェイン(男優)ジョン・T・チャンス保安官
ディーン・マーティン(男優)デュード・“ボンチョラ”保安官助手
リッキー・ネルソン(男優)コロラド・ライアン保安官助手
ウォルター・ブレナン(男優)スタンピー爺
クロード・エイキンス(男優)ジョー・バートレット
ハリー・ケリー・Jr(男優)ハロルド
アンジー・ディキンソン(女優)フェザーズ
ビング・ラッセル(男優)(ノン・クレジット)
ウォード・ボンド(男優)パット・ホイーラー
ゴードン・ミッチェル〔男優〕(男優)(ノン・クレジット)
小林昭二ジョン・T・チャンス保安官(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日/フジテレビ】)
羽佐間道夫デュード・“ボンチョラ”保安官助手(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日/1977年テレビ朝日】)
槐柳二スタンピー爺(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日/1977年テレビ朝日】)
富永美沙子フェザーズ(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
広川太一郎デュード・“ボンチョラ”保安官助手(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富山敬コロラド・ライアン保安官助手(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
千葉耕市スタンピー爺(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴木弘子フェザーズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
納谷悟朗ジョン・T・チャンス保安官(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
古谷徹コロラド・ライアン保安官助手(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
武藤礼子フェザーズ(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
小林清志ジョー・バートレット(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
増岡弘カルロス(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
雨森雅司パット・ホイーラー(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
西田昭市(日本語吹き替え版【1977年テレビ朝日】)
脚本ジュールス・ファースマン
リー・ブラケット
音楽ディミトリ・ティオムキン
撮影ラッセル・ハーラン
製作ハワード・ホークス
美術ラルフ・S・ハースト(セット装飾)
衣装マージョリー・ベスト
編集フォルマー・ブラングステッド
字幕翻訳高瀬鎮夫
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【クチコミ・感想】

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70.ギターを伴奏にみんなで唄うシーン。泣けた。「私は何でここで泣くんだろ?」ってその時不思議に思ったんですけど、皆さまのレビューを拝見していてナルホドと納得。ウェスタンって男の映画ってイメージですけど、魅力的な女性も多いと私は思います。この作品のフェザーズも意志が強くてキレイでカラダ張って生きててカッコイイ!彼ら3人が唄ったあの歌のように、彼女が待ってる家へ帰るカウ・ボーイの姿が目に浮かびませんか?嗚呼、なんだかたまらなく郷愁をそそる。名作です。 黒猫クロマティさん 8点(2005-01-11 13:42:54)(良:2票)

69.死ぬまでにあと最低10回は観たい。「ライフルと愛馬」、「ゲラ・ホーム・シンディ」をみんなで唄うシーン、至福と呼べる程ワクワクする瞬間なのに、この前観たらなんでか涙が出てきちまった・・・。 放浪紳士チャーリーさん 10点(2004-06-13 16:34:57)(良:2票)

68.冒頭の酒場の場面がいいじゃないの!アル中でヨレヨレのディーンマーチンがフラフラ現われる。あのダンディーなディーンマーチンが、よく引き受けたなと言いたくなる情けなさ、ヨレヨレさだ。酒、酒、酒、その一心。恥も外聞もない。一人の意地悪そうな客が「ホラ、これで飲みな」とコインをタン壺の中に入れる。手を入れてコインを取ろうとするディーン。すると、いきなりそこへ、ごついブーツを履いた足が現われてタン壺を蹴っ飛ばす。カメラが、パンするとジョン・ウェインが立ってて、ディーン・マーチンを怖い顔で睨みつけてる。この冒頭だけで、傑作だと思ったぞ。座長芝居の段取りの王道というかスターの見せ方が抜群に上手いな~!大向こうから「待ってました!」と声のかかりそうな呼吸の良さ。こういう映画をもっと作らんかい! ひろみつさん 8点(2004-06-03 23:12:24)(良:2票)

67.冒頭、ヨレヨレのディーン・マーチンが悪党の放り投げた痰つぼの中の銭を拾おうとする情けない姿にはじまって、ジョン・ウエインの保安官が、この殺人を犯した悪党を逮捕するまでのシーン。確か、ウエインが「貴様を逮捕する」と言うまで台詞がなかったのでは? …いったいどんなハードな西部劇になるのかと思いきや、映画は、歌あり、男の浪花節(?)的友情あり、カッチョいいガンプレイあり(リッキー・ネルソンの投げたライフル銃をウエインが受け取り、間髪入れずブッ放つあの名場面!)、アンジ-・ディッキンソン姐御の脚線美あり、とどめにダイナマイトの「玉屋ぁ~」的なドンパチあり…と、もうアレヨアレヨの快調ぶり。ああ、映画ってこんなに“幸福”なものだったんだと、思わず知らず「うれし涙」がにじんでくるほどです。そして最後に「キミを逮捕する!」の台詞でしめくくる洒落っ気のイキなことといったら…。問答無用の痛快西部劇でありながら、こういったソフィスティケーションもかねそなているところこそ、ハワ-ド・ホ-クス監督ならではなんだろうな。もし、まだこの映画をご覧になっていないなら、アナタは幸せ者だ。だって、これからこの素ッ晴らしい楽しさ、映画の至福ともいうべき体験ができるのだから。そしてジョン・ウエイン! ぼくはあなたが誰よりも好きだっ!!! やましんの巻さん 10点(2004-01-14 20:01:45)(良:2票)

66.ハッキリ言って「バカ西部劇」。もちろん誉め言葉である。砂塵、馬、拳銃、ライフル、テンガロンハットに保安官バッチ、そして酒場といい女。これしかない。荒野も真昼もシェーンもいいが、まじめすぎる。そんなバカ映画の中でも、一押しのお笑いシーン、二階から階段を駆け下りる途中、ロープに引っ掛かってコケるジョン・ウェイン保安官。まさにバカである。 Gloriaさん 8点(2003-10-21 22:48:42)(笑:2票)

65.子供の頃TVで観てすごく面白かった記憶がある。のでDVD買って観てみました。長ぇ(笑)。洋画劇場の長さで調度良かったんだな。登場キャラがみんな凄く魅力的なのだが、つくり手がキャラ萌えに走るとどうしても冗長になる。だから各シーンに素直に浸れるタイプか、もしくは「このシーンはどういう意味か」と考えるタイプで評価が別れるのだろう。僕は後者なのでちょっと中身が薄い印象を持った。

ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンが歌うシーンは上手すぎ。この二人が音楽も本職だと知らなかったら他の歌手の吹き替えだと思うだろう。ぼくもしらなかったのでそうおもいました。ヒロインのアンジー・ディキンソンは後光が射す美しさ。酔っ払った演技がとてもいい。各脇役陣の演技が光ってるので正直ジョン・ウェインが大根気味に見えるほど。個人的に気に入ったのは宿屋のカルロス。お前が何であんな美人の嫁もらえるんだよ! tubirdさん [DVD(字幕)] 6点(2016-01-03 23:32:12)(笑:1票)

64.「あなたが好きな西部劇映画はなんですか?」と聞かれたら、過半数の人が本作を選ぶだろうと思われる定番中の定番。それまでのウェスタンの概念を変えた画期的な一篇、なんてことではもちろんありませんが安心して愉しめる娯楽映画の金字塔です。ハワード・ホークスの手腕は当時円熟の域に到達しており、“男の友情”“ロマンス”“敵との駆け引き”という要素のバランスが取れていて心地よい。ジョン・ウェインはもうジョン・ウェイン以外の何ものでもないという堂々たる演技、対照的にそれまで洒落者キャラが多かったディーン・マーティンが人生のどん底まで落ちた男の哀愁を見せてくれる。そこに痺れるぐらいクールなリッキ-・ネルソンが加わるんだから、これはもうキャスティングの妙としか言いようがない。 『恋の手ほどき』がMGMミュージカルの掉尾を飾ったのと同じ様に、1年遅れて撮られた本作が50年代にピークを迎えた西部劇の到達点である事は間違いない。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-11 20:49:19)(良:1票)

63.《ネタバレ》 ■エル・ドラド(1966)を鑑賞後、展開はおろかウェイン側4人のキャラから詰所のカメラ位置まで瓜二つなこちらを観たくなって2周目視聴。やはりエンタメ西部劇の傑作というのは間違いないですが、本作は他の西部劇を色々と観た後に観ることで相対的に評価が高くなる作品であると思います。その理由は①西部劇お馴染みの「パターン」を微妙に外してきているところ②59年作品なのに今見ても面白いと思えるようなツボをきっちり押さえているところ、という2点。そのため、本作は西部劇の初っ端に観るのではなく色々回った後に改めて観てほしい作品です。
■①について、西部劇の若者といえば自分の腕に自信を持ち名ガンマンに憧れ、プライドが高く感情的、という描かれ方がパターンですが、本作のコロラドは「若者なのに」冷静で合理的、そのくせ強気な態度に見合う銃の腕を持っているという描かれ方。また、「あの」ジョン・ウェインがいつも通り堂々と登場したはいいがいきなり殴られて気を失い、また恋愛ベタという描かれ方。「お馴染み」を観た後だからこそ魅力を感じるポイントです。
■②について、多くの西部劇は「男気」のような感情面を重視しているのに対し、本作は劇中で再三「利口(ないし似た意味の単語)」が出るように、合理的な言動が重視されています。こうこうこうだからこう、故にこうなる、という説明的台詞の多さ。「魔法」や「気」果ては「忍術」を使うにもその原理・理屈を説明する現代の価値観に合うところがあると思います。他にも、「仕事はできるが恋愛ベタな主人公(ウェイン)」「弱点があるがそれを除けば超優秀な仲間(デュード)」「普段は冴えないがキャラが良くここイチで活躍する仲間(スタンピー)」など、今の漫画等にも通じる面白さのツボがきっちり押さえられています。
■唯一アレなのは突然のチャチな階段トラップとそれに見事にひっかかるウェイン。ピンチの描写をもってきたいからって無理矢理すぎるでしょwというか百歩譲ってひっかかるのは良しとしてもあの転び方で気を失うなよ・・・w 53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-28 05:45:58)(良:1票)

62.《ネタバレ》 もう何から何まで粋な西部劇。
西部劇のガンファイト、人間ドラマの練り方が巧みな王道中の王道。
とにかくファースト・シーンの「逮捕劇」が秀逸!
セリフをほとんど発さずに全てを物語る出だしの見事さ。
あの男が酒場に入った瞬間から既に「罠」を張ってたわけだ。
まあ詳細はこの映画を見て味わって下さいな。

ファースト・シーンからしばらくは主要人物のたちの紹介とウィットに富んだ保安官たちの日常生活。
仕事人間のドジッ子保安官「ジョン・T・チャンス」、
酔っぱらい助手(真のヒロイン)の「デュード」、
発砲ジジイ「スタンピー」、
そして最強の切り札「コロラド」。
保安官たちは厳重な警備を敷く。
銃を外させ、絶えず眼を光らせる。
人数が少ないからこその厳重さ、甘く見ると瞬く間に返り討ちに出来る万全の体制。
「拳銃に手を出したいか。待ってるぜ。」
この好戦的で粋なセリフが全てを物語る。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-20 13:18:42)(良:1票)

61.《ネタバレ》 西部劇といえば息づまるガン・アクションを中心に、勧善懲悪を主体としたエンターテインメント。これにヒューマン・ドラマが加味すれば名作めく。必要不可欠なのは正義の英雄の存在だが、忘れてならないのは、悪玉、敵役の重要性。闇が濃ければ濃いほど光が輝く。本作品では、悪玉に魅力がない。ボスは登場が遅い上に、ろくに活躍もしない。小ボスもしかり。あまりにも弱すぎるのだ。活躍するのは金で雇われた殺し屋連中だが、これに対して正義側は無粋にもダイナマイトを持ち出す始末で、感心しない。アラは沢山ある。冒頭、保安官補デュードが痰壷の銀貨を取ろうとして保安官に邪魔される。怒ったジュードは棍棒で保安官を殴り倒す。この時点で傷害罪だ。ジュードは勢いで、銀貨を恵んでくれたジョーにも棍棒で殴りかかるが、逆にジョーに殴られる。これは正当防衛。止めようとした男をジョーは射殺してしまう。男が丸腰だったために殺人の罪で逮捕されるが、一種の暴発事故のようなもので、殺意があったわけではないだろう。後に保安官は自分が殺人を目撃したと主張するが、そのときは意識を失っていた。友人が助太刀を申し出ると「素人の手は借りんよ」とつっぱねる。が、結局は友人は死に、友人の連れの力を借りることになる。新しい服に着替えたデュードが保安官事務所に入ろうとするとスタンピー老人に撃たれてしまうが、これはやりすぎ。相手を確かめずに撃つなんて、常軌を逸しており、正義側のやることじゃない。ジュードとジョーの人質交換のとき、ジュードがジョーに突っ込んで行き喧嘩となるが、そのとき相手が撃ってもいないのに、正義側から発砲する。悪玉側から発砲してこその西部劇のはず。ダイナマイトで家をぶっとばして勝敗が決するが、そんなものを使えば勝って当たり前。ボスと小ボスがどうなったかは不明のまま。あの狭い留置所に全員入っているのだろうか。ロカビリー・アイドル歌手のニッキー・ネルソンを起用して歌をうたわせたり、売り出し中の美脚女優を起用して美脚を披露したりと、ヒット狙いが見え見えのファミリー向けの映画。二人共演技に難あり。女に裏切られてアル中の男、二挺拳銃使い、お尋ね者の女賭博師、跛で発砲狂の頑固老人、ダイナマイト等、作り物臭さが目立つ。ジョン・ウェインが階段で転倒する場面はスタントマン。降ってきた女性下着を首に巻き、軽佻の雰囲気のまま終了。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-12 10:40:36)(良:1票)

60.『真昼の決闘』を西部劇ではない!と断じたホークスとウェインの正真正銘の西部劇。たしかに『真昼の決闘』は社会派映画としての隠喩が色濃く、西部劇が娯楽の王道であるならば、かなり逸脱していると言えよう。それはそれで面白いと思うのだが、強い保安官(もちろん女には弱い)に強い絆で結ばれた助っ人たちが手強い状況に屈することなく、そして観客にもこいつらならやってのけるという期待をどんな窮地にも抱かせながら、その期待にちゃんと応えてくれるこの映画は王道の中の王道としていつまでも色あせることなく楽しめるのだ。『真昼の決闘』のプロットを使うのはちょっとずるい気もするが、何かを伝えるために映画を作るのではなく、ただ観客に愛される映画を作るという気概だけで、こんなにも楽しい映画が出来てしまう。どんな映画にもこれが根底にあればちゃんと誰かが認めてくれる。またそういうのは画面に透けて見えてくる。 R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-09 18:38:01)(良:1票)

59.若かりし頃、何度鑑賞したことか・・・。
娯楽西部劇、楽しく痛快な西部劇の最高峰!!!
リッキー・ネルソンの歌も最高。ウェイン、ディーンのペアも良かった。
’09.7/10 フィルムも綺麗、リマスター版かな・・。何回見ても楽しいネ!!
ウェイン、マーティンの組合せいいね、またネルソンが思った以上に期待に応えている。1対1、2対3、その他色々な組合せの大サービス。しかも全て事前に種が蒔かれ、銃撃戦の大いなる工夫あり。またテーマ音楽、挿入2曲も素晴らしく楽しいし、
ブレナンとの掛け合い他ユーモラスな場面もふんだん。娯楽西部劇最高峰!! ご自由さんさん [映画館(字幕)] 9点(2006-11-20 20:05:48)(良:1票)

58.《ネタバレ》 西部劇は大好きなジャンルであり、そんな西部劇の中でも個人的に最も大好きな西部劇がこの作品です。ハワード・ホークス監督の小気味の良い演出、それに応えて見せた俳優陣、全てがこれぞ西部劇だ!と言うべき大傑作!ジョン・ウェインのかっこ良さは勿論のことながら、私はディーン・マーチンがこの作品の中で言ったこの台詞に涙したこと忘れません。そして、何度観てもその場面で泣けてきます。その台詞とは「男は忘れるのさ!だが、忘れるのが辛いこともある。」この場面は本当に何度、観ても泣いてしまう。西部劇でこれほどまでに泣かれたことなど未だにありません。この場面だけでも何度も何度も繰り返し、観たくなるぐらいこの映画、私は文句なしに大好きです。そんなディーン・マーチンのお酒の飲み方といい、とにかくかっこ良くて、あぁ~なんかまた観たくなってきた。とにかく文句なしの満点です。 青観さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-08 23:03:49)(良:1票)

57.あのじいさんは最高のキャラですね。こんだけシンプルなストーリー、分かりやすさ、だけど2時間20分退屈させない。昔の西部劇もいいなぁ。 最近のハリウッド製アクション映画というのは、制作費の高さやCGのクオリティというものと面白さを履き違え、観終わった後にすぐ忘れてしまうものが多すぎる。もちろんそれらを否定するつもりは無いが、アクション映画の面白さって言うのはそんな上っ面だけじゃない。ギターを弾きながら皆で歌うシーンの素晴らしさを見ると、そんなことを思わずにはいられないのである。 紅蓮天国さん 7点(2004-01-11 00:13:06)(良:1票)

56.《ネタバレ》 観れば観るほど面白さが増す痛快娯楽西部劇の王様。さすがに腕利き保安官(ジョン・ウェイン)といえども、味方がなにせ“飲んだくれ”(ディーン・マーティン)と“老いぼれ”(ウォルター・ブレナン)と“どこの馬の骨とも分からぬ若造”(リッキー・ネルソン)ときているから、危機また危機の連続で、観ているこちらは分かっていても手に汗握ってしまうのである。ところが、クライマックスは大銃撃戦かと思いきや、実に大らかな手口で敵を降参させてしまう。血の雨を降らせるよりか“綺麗なオネエちゃん”(アンジー・ディキンソン)の下着を降らせたほうがよっぽど観客は喜んでくれることを天才監督ハワード・ホークスはちゃあんと心得ているのだ。ニクい! なるせたろうさん 10点(2003-05-13 18:03:01)(良:1票)

55.ジョン・ウェインの定番とも言うべきタフな保安官,少々青臭い見習いのお兄ちゃん,そして昔は凄腕だったらしいじいさま,と役者は完璧にそろった西部劇の古典にして最高傑作。20年近く前に,本作を皮切りに「エルダー兄弟」「勇気ある追跡」「オレゴン魂」「騎兵隊」「黄色いリボン」「誇り高き男」等々見まくった記憶がある。まだあの頃は,夜中に民放のローカル局で西部劇をやっていたんだよな・・・。 koshiさん 9点(2001-10-17 00:11:56)(良:1票)

54.《ネタバレ》 ジョンウェインもいいのだが、何といっても、本作ではサイドキャラが光る。

アル中から立ち直ろうとしている弟、
頭の切れる若者ガンマン、
片足が不自由なおじいちゃん保安官。

キャラが立っているというのは、こういうことだと勉強になる映画。

あれこれ人物が出てこないで、数人のメンバーをじっくり描いている。
ドラマ作りの教科書みたいな映画。

それにしても、敵が「皆殺しのマーチ」を演奏して、敵意満々なのに、
のんびりしてるジョンウェインは、図太い! トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2023-12-07 01:22:48)

53.クラシックですね。高い点数はつけてませんが、古典としていい映画だと思います。登場人物たちがキャラ立ちしていて面白い。現代の感覚からするとちょっと間延びして緊張感がないですが、当時の観客はハラハラドキドキしたんでしょうか。全体的に演劇的な感じを強く受けました。途中に挿入される歌が激ウマでびっくりしましたが、そっちが本職なんですね。 すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-10-08 11:33:13)

52.武力的には劣勢なんだが、保安官という権威の威光が効いているせいか、それなりの余裕があって追い込まれている感じでもないので、緊張感が欠如してしまって全体的にノンビリしている印象。ヒロインの雰囲気はよかったが。パターナリズム的なジョンウェインの良さがわからないのと、そもそも西部劇が苦手なので評価の高い本作でそれらが覆るかと期待したんだがダメだった。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2021-05-02 15:51:55)

51.《ネタバレ》 ~Rio Bravo~メキシコ国境の大河リオ・グランデ川を3つに分けた時の、中流部の別名。スペイン語で意味は怒りの川。テキサス州の漠然とした川沿いの町。
「西部劇全盛期のオススメ作品は?」と聞かれたら、この映画は入れたい。シンプルでテンポが良く、西部劇の魅力が詰まっている。
スーパーヒーローのジョン・ウェインが颯爽と登場して、すぐ一言もしゃべる事なく殴り倒されるのに驚いた。しかも助けた相手に。
チャンスの仲間3人(ホテルのカルロスも仲間か)が、それぞれ魅力的で見せ場があるのも良い。
特にスタンピーがいい味出していて、セリフの一言一言がなんかツボにはまった。あんなヨボヨボで足が悪いのに、機転も利くし頼りになるし、何より一緒に居て退屈しない。最後に助けに来てダイナマイトを華麗に投げるさまは『そうそう、こういうのでイイんだよ』って思ったわ。
デュードとコロラドが歌いながら、4人でくつろいでいる場面がなんかいい。
最後にチャンスがフェザーズに告白してストッキングを投げる。それを拾い上げるスタンピー。平和になった町の表現が、ベタだけど良い。 K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-20 17:30:53)

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【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 7.43点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
311.43% line
434.29% line
568.57% line
61014.29% line
7912.86% line
82434.29% line
91014.29% line
10710.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review6人
4 音楽評価 8.20点 Review5人
5 感泣評価 9.00点 Review2人

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