みんなのシネマレビュー

危険がいっぱい

The Love Cage
(Les félins)
1964年【仏】 上映時間:97分
サスペンスモノクロ映画小説の映画化
[キケンガイッパイ]
新規登録(2004-01-11)【大木眠魚】さん
タイトル情報更新(2022-02-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(1964-06-13)


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監督ルネ・クレマン
助監督コスタ=ガヴラス
キャストアラン・ドロン(男優)マルク
ジェーン・フォンダ(女優)メリンダ
ソレル・ブーク(男優)ハリー
ジョージ・ゲインズ〔男優〕(男優)
野沢那智(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚国夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本ルネ・クレマン
チャールズ・ウィリアムズ〔原作〕
音楽ラロ・シフリン
撮影アンリ・ドカエ
アラン・ドゥアリヌー(カメラ・オペレーター)
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【クチコミ・感想】

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11.《ネタバレ》 「太陽がいっぱい」を捩ったような軽そうな邦題のこの映画にあまり期待していませんでしたが、意外にも結構面白かったです。コミカルタッチのサスペンス感と皮肉な結末が良かったです。もうちょっとセンスのいいタイトルにすれば日本でももっとヒットしたように思いますが。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-07 20:23:50)

10.《ネタバレ》 真面目なサスペンスの体を装いつつ、ギャグとしか思えない場面が随所に差し込まれているので、見ていておかしな気分になってしまう。ただし、ピチピチ時代のジェーン・フォンダが見られるのと、無理矢理な隠し部屋や裏通路がある家の構造が面白いのと、突然皮肉たっぷりに着地するエンディングは、なかなか好ポイントでした。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-16 02:15:17)

9.危険がいっぱい、というタイトルは言い得て妙。
ジェーン・フォンダはとてもキレイ。アラン・ドロンもまあカッコイイ。最後のオチも面白い。ただし、それ以上の映画では無い。
こういった時代はこういった作品が流行ったのだろうか。今だとちょっと退屈かな。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-25 10:13:12)

8.これはどういうオハナシかというと、「日頃の不真面目さがたたり、ついに和尚さんにお寺を追放されてしまった小坊主さん、山中で道に迷い、たまたま見つけた一軒屋に泊めてもらうことに。しかしその一軒屋で暮らすお婆さんの正体は、鬼婆で……」という、アレですね。だいぶ違うけど、まあ、そういうことでしょう。ただし3枚のおフダは出てきません、代わりに気の利いたオチが待っています。アラン・ドロン演じる主人公、ギャングに追われ、逃げのびた先で、とあるマダムの運転手として雇われる。しかし、マダムの家には、秘密があった。という訳で、マジックミラー越しのやり取りなどのミステリアスな道具立てや、ときにはユーモアなども織り交ぜながら、自由きままだった主人公が、身動きが取れなくなっていく様を描いていて、大いに楽しめる作品ながら、毒のきいたオチには、ため息も出てしまいます。ラロ・シフリンのいかにも彼らしい音楽も、秀逸。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-18 16:38:55)

7.《ネタバレ》 まず、L・シフリンのテーマ曲がメチャメチャカッコいい。名手A・ドカエのシャープな映像がとてもビューティフル。そして若きJ・フォンダが見惚れてしまうほどチャーミング。A・ドロンも全盛期なので男の眼から見ても色気たっぷり、そして監督はR・クレマン。 ん、それなのに何でこんなにマイナーなんでしょうか、この映画は。当時のポスターを見ても驚くほど安っぽいデザインで、当時からみんなこの映画に期待してなかったことが伺えます。 途中で若干中だるみはしますが、脚本もテンポが良くて、特に冒頭でドロンがギャングに追われて教会の施設に逃げ込むまではスピィーディーでキレが良く感心しました。ラストのオチが“Love Cage”となるわけで、いかにもフランス的なエスプリがあって良かったんですけど。 期待しないで観ましたが、予想をいい意味で裏切ってくれた佳作です。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-31 20:55:57)

6.《ネタバレ》 どうもフランス製のサスペンスって、もっさりしてるんですねぇ。切れがないというか。アイデア自体は面白いし、自身がギャングに追われる原因とフランスでの事件が似ている(どちらも妻の浮気がらみ)というのもいいと思います。しかしどうにも怪しい雰囲気が感じられず、なんだかのんきな感じがします。なんかもったいないですね。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-21 11:20:52)

5.まずは序盤、アラン・ドロンvs組織の追いつ追われつはなかなか面白い。海、列車、渋滞中の車の列、教会、とアラン・ドロンを逃がすチャンスの与え方も上手い。アラン・ドロンには犯罪の香り漂う映画がよく似合うし、彼の刑事役の映画もありますが、僕はこの人の追う姿よりも追われる姿の方が好きです。

この逃走劇以降、アラン・ドロンと2人の女がメインになってからはテンポも落ちて盛り上がりにも欠けますが、アラン・ドロンの魅力は出まくりの作品でした。サスペンスフルでクールな音楽も良かったです。

ルネ・クレマンとアラン・ドロンのサスペンスと言えば誰もが思い浮かべる「太陽がいっぱい」。一方、本作の邦題は「危険がいっぱい」。また、「太陽はひとりぼっち」「太陽が知っている」という邦題のドロンの作品もあります。これらの邦題を足して割れば「太陽がいっぱい」が完成!完全にアラン・ドロン頼みのようなこれらの邦題が微笑ましくもあります。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-05 22:03:33)

4.《ネタバレ》 出だしは面白げだったが、結構その後がもっさりしている。プレイボーイの男が何故あんな年増の女に夢中になるのか謎。金を狙っているのか、逃げる口実なのかと思ったがそうでもないらしい。よう判らん。途中ギャングの存在がないような行動が見られたり、女の計画もそこまで上手く行くようなものでもなかったり、ややご都合感が感じられる。皮肉な結末は古き良きサスペンスらしくて良かったけど、全体としてちょっと緩かった。 MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-13 17:20:52)

3.学生時代鑑賞の記憶あり。若かりし美男子ドロン、名監督にしては、並みの作品でも
楽しめた。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-06 15:23:42)

2.《ネタバレ》 この映画最大の疑問は、ドロン扮するマルクが何故あんなオバサンに好意をもっていたのかという事。その辺りの心理描写が描かれていないように思います。それと、偽電報の内容ですが、あれだけだとちょっと解りにくい。雰囲気からバーバラを陥れようとしているのは解るのですが「問題は解決した」だけではチト辛い。
自分の誕生日5月14日牡牛座というのが作中に出てきたのと、随所に見られるカーアクション(車を運転する人もスゴイがそれにぶつかる人や逃げるドロンも体を張っていてスゴイ!)、そして何と言ってもアラン・ドロンの色気にオマケして7点。 もっつぁれらさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-28 19:09:35)

1.《ネタバレ》 これは面白かった。見て損はないと思う。まさに原題通り。愛の檻。自分はこんなに若くていい女なのに、好きな男は振り向いてくれないどころか、別の女と逃げようとしている。で、犯罪がらみの色々なことが起きて、この男を最終的に檻に閉じ込めてしまう。後は、私のもの。しかもこの役を演じるのはジェーン・フォンダ。閉じ込められる男はアラン・ドロン。アラン・ドロンはワルでカッコよく、最高にこの映画では美しい(と、思った)。私もこんな男を永遠に閉じ込めたい、と思った。今の彼を見て、閉じ込めなくてよかったとつくづく思う。 大木眠魚さん 9点(2004-01-13 00:24:45)

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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.36点
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100.00% line
200.00% line
300.00% line
419.09% line
5218.18% line
6327.27% line
7327.27% line
819.09% line
919.09% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人

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