みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 リチャード・バートンが常に汗だく、髪はベチャベチャで主人公を熱演、この人の演技だけで既に優れた作品になっている。 そこに絡む女性たち。 登場する女性それぞれが個性や魅力を発揮していた。 ビーチボーイズの二人組も非常にユーモラス(終始、上半身裸なのは反町隆史と竹野内豊に共通した特徴)。 じゃあなぜ6点なのか? それはストーリー進行のリズムの悪さ。 決して展開が遅いわけではないが、メリハリがなく一定のペースで淡々と進んでいくので長く感じた。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-02-25 15:56:00) 3.オープニングクレジットにあったテネシー・ウィリアムズに期待と不安が入り混じる。『ロリータ』に続いてオヤジを窮地に追い込むスー・リオンに、「飽きもせずこの小娘が!」上がる血圧をクスッと笑えるリチャード・バートンの受け答えが下げてくれる。コメディものなのかと思っていたら、バートンが中国まで泳ぎに行こうとしてからラストシーンまでのデボラ・カー、エヴァ・ガードナーとの三人で過ごした一夜が実に味わい深く座り直して鑑賞する。特筆すべきはエヴァ・ガードナー。アン・バンクロフトをエキゾチックにした感のある男前な彼女が夜のビーチでマラカスボーイ2人組と絡み合う圧巻のシーンは「寂しい時に見る景色は美しい」が思い浮かんだ。初めてリチャード・バートンの色気を感じた作品で、不安が消し飛び尚且つ私の願い通りの結末が嬉しい。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-13 21:26:31) 2.《ネタバレ》 良いです。観終わった後、感動来ました。エヴァガードナーが良いんだ!あの詩の出来栄えが分かれば、もっと良かったんじゃないかな?詩を味わう気持ちを持っていればなぁ・・・ただ作家としては大胆だと思った。一人の老人が人生を終える時に歌う詩というものを、実際披露してみせるその作家としての自信。普通じゃ無理だよね。「美しき諍い女」のように完成された絵を我々に見せないのも一つの手じゃなかったかなぁ。あの詩が本当にいいものか、どうか、気になって仕方がない。まだ観てないが韓国の「ポエトリー アグネスの詩」もそう。最後にどんな詩を歌うかが気になって是非観たくてしょうがない。韓国は割とそういう冒険をやるよね。「ファンジニ」も最後、完成された芸を披露してみせた。でも人生終わるときの詩なんてものを、才人とはいえ、まだ50歳の作家が披露してみせる、その自信に恐れ入っちゃう。でも、この詩を控えとこうっと。またこのDVDに一緒に入ってたメイキングを見て、ジョンヒューストンにこだわりたいと思ったもんだ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-01 16:31:48) 1.玉石混合テネシー・ウィリアムズ戯曲映画化作品の中では、内容が通俗的なので判り易くて面白い方。主要登場人物の殆どが、欲求不満か、極度に欲求を抑圧されてイライラしているかどちらかなので(←彼の戯曲に出てくる人物ってたいていそう)皆のイライラ感が、荒れたモノクロ画面に巧く出ています。メキシコの海岸線に沿った風景も効果を上げています。この時期のリチャード・バートンって男性としての性的魅力が溢れてますね。決して二枚目じゃないけれど、ああ、こういう色気のある男性に女性は惹かれるものなんだなあっていうのは解る気がしました。「クレオパトラ」で共演したエリザベス・テイラーが彼と恋に落ち、本作のロケ地にまで追いかけにきていた逸話は、当時の映像と共にDVD特典に掲載されてます。ちなみに予告編は必要以上に扇情的で苦笑。映画の中ではロリータ=スー・リオン嬢、ホテルの女主人エヴァ・ガードナー、オールド・ミス=デボラ・カーの凄腕三人が彼の寵を巡り火花を散らす展開。エヴァの「玄人的」華やかな魅力は男臭いバートンとは好一対。このお二人って画面で並んだ時のバランスがすごく良いですね。実力派大スターの演技合戦としても大いに見どころ有り! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-15 10:05:47)
【点数情報】
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