みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 「鴛鴦歌合戦」に並ぶ・・・いやそれを凌駕するくらい面白いオペレッタ時代劇の傑作。 オペレッタ時代劇といっても、開始20分目にしてようやく歌が始まる。最初20分はユーモアを交えた普通の時代劇なのだ。 「鼠小僧」が追われる場面から始まるファーストシーン、説明乙な剣豪とワケ有り泥棒の邂逅が面白い。 追う者と追われる者とも知らず・・・そして捕り方に潜む「裏切り者」。 片岡千恵蔵の演技が上手い。上手すぎる。杉狂児とのコンビが面白い。 志村喬を「はげちゃびん」呼ばわりできるのは千恵蔵だけです。 旅までのシリアス気味な20分、残り1時間20分の歌あり騒ぎありの旅道中。 「大福喰いのマンジュウおじさん」シーンは最高だった。 名前の笠が呼ぶ幸運と不幸。結局お銀は今何処。中盤の天狗の「大立ち回り」も踊るように爽快だった。川面のシーンは「次郎長三国志」に繋がる演出。 三条橋から日本橋、困った時にぱwぴwぷwぺwぽwwww マキノ雅弘にハズレなし。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 10点(2015-04-27 20:34:24)(良:1票) 2.1番のレビューの方の書いてられるとおりだと思います。 まことに痛快で愉快な道中記(笑) テイチクレコードを掛けた様なレトロな歌が突然!始まる。 オペレッタの醍醐味ですねぇ。 弥次さんと喜多さんと遠山さまと鼠小僧がいっぺんに出てきて、上手くまとめちゃう上質の脚本にもほれぼれしました。 平成の現代の今、フィルムの汚れを手直しして世に出て欲しい作品です。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-06-25 22:16:34) 1.遠山の金さんと鼠小僧次郎吉がひょんなことから弥次さんと喜多さんになり東海道を旅するはめになる、という筋立てからして<面白そう>なこの映画は、静寂たる日本橋を鼠小僧次郎吉と追手が喧騒に包むオープニングをもって、きっと<面白い>に予感は変わるのです。ホンモノの弥次さん喜多さんを歌手の楠木繁夫とディック・ミネが演じ、そののどを存分に生かしたオペレッタでエンタティナーぶりを発揮し、ニセモノの弥次さん喜多さんを演じる片岡知恵蔵と杉狂児が旅の一座に出会ってからは、恋あり友情あり笑いありお涙ありの活劇へと突入しもはや<面白すぎる>状態に陥るのです。雄大な富士山のバックをはじめとするロケーションにセットを絡めたマキノさんの演出リズムと小国さんの発想豊かな脚本がオペレッタと揺るぎなく融合し、これこそが「エンタの神様」であると、泣き笑いで顔をクシャクシャにさせた私は、ただ呆然とそうつぶやくのみでありました。これにてレビューは一件落着~~。 【彦馬】さん 10点(2005-01-20 17:23:46)(良:3票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS