みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 伊藤大輔にはまってしまった。 で、彼の本流の時代劇を見ずに、 谷崎文学の春琴抄を彼の映画で初体験。 もう、あの場面では「やめれ~~~~~」と 一人モニターの前で体をよじって悶絶してた。 (春琴抄を知る人にはこの悶絶わかるのではないか) 身も心も疲れ切ってしまった。 春琴抄はいろんな監督が映画化してるよね。 他の監督のも観てみたくなった。 (というより谷崎文学の映画に興味がわいてきた) 追伸 京マチ子さんが亡くなられてしまった。 お美しい方だったんですね。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2019-06-19 01:03:34) 1.同原作では島津版に続いて2度目の映画化。こちらは軟らかなローキーのタッチが特徴的である。春琴(京マチ子)の視覚に同調するように極度に明度に落としながら、その中で舞い散る桜や枯葉、雪、驟雨を美しく浮き立たせ、あるいは終盤の暗闇の中で絶妙の配光で針を鈍く輝かせるといった繊細な照明設計が為されているのがわかる。序盤での暗い廊下の奥から玄関口を臨む構図で捉えられた二人の初めての出会いと、後日談として付加されたラストの佐助の故郷における明るく開放的な入江の光景との対比。それは二人の開眼した心象を示すものだろうか。『忠治旅日記』での極めて情緒的な1ショットのごとく、触れ合う手と手のアップも印象深い。佐助と目の不自由な春琴が手をとり合うショットは度々反復されるが、二人の微妙な心情の機微と変化がその重なる手のアクションの微細な変化として捉えられていく様が見どころである。実演としか見えない京マチ子の琴の演奏も素晴らしい。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-27 20:20:16)
【点数情報】
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