みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 鏡像の巧い利用の二例。1)男への恋愛感情が定着した段階で、女が自らを鏡に映して幸福感を確かめる。2)男が去っていくとき、見送る女の背後のガラス戸に男の後ろ姿が写っている。後者の例は、この監督ホ・ジノの長回し手法の一環であって、見た目(主観ショットのモンタージュ)をできるだけ使わない結果である。長回しが、見た目ショットを切り詰めるのは、眼の話にしたくない、というか、身体や情況で映画が動いているのだよ、ということだ。とにかく、ホ・ジノ大好き。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-29 19:59:37) 2.あれだけ幸せだったのに、せつない。男という動物は馬鹿か意志薄弱なのか、私もそうなのだが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-06 04:15:29) 1.都会の荒んだ生活で深刻な肝硬変に侵された男が治療の為に訪れた田舎の療養所で女と出逢う。 この女を演じるイム・スジョンがいい女すぎて、僕は一気にこの作品世界にのめり込んでしまいました。 肝硬変と相部屋になった肺癌のおっさんは2人が惹かれ合って恋に落ちるというストーリー展開の都合上どうしても命を絶たなくてはいけなかったのでちょっと可哀想ですが、甘いラブストーリーの為にはどうしても必要な犠牲だったのかも知れません。 その後、2人は療養所を出て同棲生活を始めるわけですが、病気の治ったアホの肝硬変はイム・スジョンを捨てて都会に戻ってしまうので、肺癌のおっさんは犬死だったような気もしますが、都会の荒んだ生活に逆戻りしたアホの肝硬変が再発しますので、肺癌のおっさんの無念も少しは晴らせたのではないでしょうか。 正直言ってイム・スジョンのいい女振りに癒されるという意味では満点を付けてもいいくらいなんですが、どう考えてもイム・スジョンがハピネスではないので少し点数を割引しておきたいと思います。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-09 10:45:02)
【点数情報】
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