みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 こーゆーやつの2作目って前作とはまた違う舞台になることが多いのですが、これは完全なる続編。一作目の生き残りである大橋可奈の現在からストーリーは始まります。個人的にはこの大橋可奈の悲劇には8点をつけたいくらいです。 完全なる続編にも関わらず、『イジメ』という新たなテイストを加えたことは評価に値します。 このイジメが結構陰湿で、いじめられっこに感情移入し始めたところで、テケテケさん登場。『いじめっこは月に代わってお仕置きよ。』ってノリでテケテケさんがばっさばっさといじめっこ達を一刀両断。まさに文字通りの一刀両断を繰り広げるのです。時代劇も真っ青です。もはやヒーローのようなテケテケさん、そこにはカタルシスさえ感じてしまうのです。 ただそこはやはりジャパニーズホラーってことで、最後にはちゃあんと悲劇が用意されているのです。ぬかりがない。 前作とは違う味わい。ターゲットとなる犠牲者も前作より多い。比較的かわいい子が多く、スパスパシーンも多く、画的な満足度は高いです。しょぼいB級作品とはもはや言えない、立派なエンターテイメント的魅力があります。 つっこみどころは前作より多いです。 あれだけテケテケさんを怖がっていながら、夜中に一人歩道橋を渡る大橋可奈。 歩道橋から踏み切りにテリトリーを広げるテケテケさん。更には踏み切りからも出ちゃって、建物の中にも普通に出ちゃうテケテケさん。『赤は嫌だー』って言いながら人間真っ二つにしたら、その『赤』がいっぱい出てくるんだよ、テケテケさん。男性に乱暴されて自殺したのに、女性ばかりを狙うテケテケさん。いったい何がしたいのかな。頭が弱いのかな。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 8点(2020-05-23 04:51:27) 9.《ネタバレ》 前作の「テケテケ」も充分面白かったんだけど、こっちのほうがずっと面白い!「テケテケ」は、この映画の序章に過ぎなかった! セリフ、芝居、映像、音楽、ストーリーの面白さやサスペンス感も、前作より上。人間ドラマとしても質が上がっています。 そして何より「都市伝説」というものに新たな解釈を与えたアイデアが秀逸です。ここらへんは、量子論を勉強した人だと、より楽しめるかも。 傑作!! 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-06-24 09:33:11)(良:1票) 8.《ネタバレ》 いいですね~ ザックザック切られる見ごたえのあるおバカ映画。 沼がさんずいだから、水谷さんは死んじゃうとか、 そんなこと鹿島さん、関係ないでしょー。 彼女、かわいかったな。 あーいう終わり方、好きです。 時折、カメラ目線の鹿島さん、めっちゃ面白かったです。 【新しい生物】さん [インターネット(邦画)] 4点(2017-04-16 03:56:08) 7.《ネタバレ》 だからさ、いつも不思議に思って見てるんですがさ、テケテケ婆さんってカマもナタも何も持って無いのにどうしてあんなにもスパッと胴体切れてしまうしまうんだい そこんところさ 一体どういう仕組みになっているのさ ってことはさ やっぱあれなんかい? 一応確認するのもアホらしいんだが そりゃやっぱあれさ 手刀だろうってことでいいのか イッツオーライ ピンポーーン!ってことなのかい? してさ、この手のものでいつも思えて已まないことなんだけどさ、あんなバケモノに勝手に実在しそうな方の名前を付けてさ 鹿島礼子さんって他に確実に実在していらっしゃるでしょうに、お気の毒で已まない 鹿島礼子然り山村貞子然りさ・・・ あとさ、おい!テテケテ!あなたいくら都市伝説のバケモノだからと言ってもそれを差し引いたとしてもさ いくらなんでも東京ばっかに出没し過ぎ、身近に出没し過ぎ。足は無くともあんだけシャカシャカ這いずれるんだったらもっと遠くの地方にだってシャッと行けるでしょうに、それをさ なんか楽して近場ばっかに出現しおってからにさ ちょっとそこは好感持て持てませんな はい、次があっても はい、だからもう見ない。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-10-11 00:14:11)(笑:1票) 6.《ネタバレ》 パート1のキャラもちゃんとメインで登場するので、パート1と2は二つで1つの物語になっている。特に面白いのが、パート1ではわからないが、このパート2を見ることで、パート1が伏線になる部分である。それにこのパート2では展開がパート1と同じにしていないところも面白い。題材はいじめである。それがテケテケとどう絡むのか、観てのお楽しみである。テケテケの狙いも、実は・・って部分もあり、そこも楽しめる。ただ、最後の撃退法は安直すぎとも思えた。テケテケのルーツと全く関係ないものだし、なんか薄っぺらだし。誰が考えてんってなる。ちなみに、今回の真っ二つシーンは前作を上回っております。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-01-21 04:03:47)(良:1票) 5.《ネタバレ》 女優たちが、女子高校生に見えない。ばっちりフルメイクに、しっかりヘアメイクのせいで。まあ、援交してるのがいたり、かなりレベルの低い私立女子高という設定なのかもしれませんが…… その割には漢字はちゃんと書けるようだし…… 【伊達邦彦】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-05-23 01:06:31) 4.《ネタバレ》 今回は死人が9人で残骸が17個、ほか1個は行方不明(自走して逃亡?)という結果である。出演者には申し訳ないが(特に主役)、今回は冒頭の1人を除いて個人的に死んでほしくない人物がおらず、かえって1人残してしまったのが心残りという感じだった(役名は小西佐季)。 また最初は少々勘違いして真面目な学級委員長が主役なのかと思ったが、それにしては怖い顔だし、そもそも後に“富江”役を務めるほどの人であるからただの優等生で済むはずがない。この人がメイキングで「みなさんもテケテケには気をつけましょう」と言っていたのでそのようにした方がいい。 ところで都市伝説というのは、多少なりとも“現実にあったこと”っぽい雰囲気で語られるからこそ「伝説」に分類されるわけだが、この映画ではこれをさらに一歩進めて、都市伝説→現実化→また都市伝説化→また現実化…というサイクルを想定している。さらに、その都市伝説が口承を経て様々に変化した場合は、変化した状態で現実化することになるらしい。 今回は赤い色が決定要因ではなくなる一方、歩道橋(跨線橋)より線路が重要となり、踏切はもちろん鉄道が近ければ屋内(便所)も活動範囲だという事実が明らかになったりして、何か基本条件がめまぐるしく変わる印象があるが、これは誰かが話を適当にアレンジして語っているのがいちいち現実化した結果なのだろう。また前回から出ている通り、そもそも都市伝説などかなりいい加減な話なわけだが、いい加減なままで現実化するのがこの映画の怖いところであり、漢字の構成要素で生死が分かれるなど合理性のかけらもない話でも無理に納得させられてしまう。これはもう最強の屁理屈といえる。 それから防御用の「呪文」に関して、劇中では幸い2つ目で効果があがっていたようだが、こういうものは噂が伝播する過程で何種類にも分化するのでどれが効くのかわからず、心配なら全部憶えておくしかないのが現実である。ウイルスの変異でワクチンが効かなくなるようなもので、これは非常に恐ろしい設定といえる。 そういうわけで、死人の数よりむしろ基本設定が面白いので、少しだけいい点を付けておく。 なお、これを見終わって部屋の窓を開けたところ隣家の窓も開いていて、子どもが廊下をトテトテトテと走って行く音が聞こえた、というのが自分にとってのオチだった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-31 19:23:42)(良:1票) 3.前作よりも今作の方が面白かった。いじめっこのボス役の松嶋初音も可愛かったし。ところで、キレ痔とかでもテケテケさんの殺害対象になっちゃうのかな。 【真尋】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-12 14:27:47)(笑:2票) 2.《ネタバレ》 いや、アレなんです。 この歳でAKBを好きになってしまって前作を観たンです。 大島優子はマジすか学園で最高に光るモノを持ってたンです。(御意見無用) で、テケテケに到達し、こんな瑣末なエリアにも足を踏み入れたワケなンです。 いや、前作の続きとかストーリー的にウンタラ言うのが本来の正しい映画の見方なンです。 でも、自分は大島優子演じる「大橋可奈」に感情移入してンです。 前作は正直、ンなに評価してねェーンです。 でも、この映画は「2(つまり本作)の可奈が死ぬまで」が凄ェ切ねェンです。 前作でアレになった可奈との生活のため、パートに向わねばならない母親と病院で別れ、無気力ながらも独りで岐路につこうとするンです。 けど、運命が嘲笑うのか、偶然なのか、それとも呪いなのか… トラウマとなっている「赤」を現す信号のせいで、それを避けてしまい… 気が付いたらテケテケと出遭った呪われた場所に来てしまうンです。 そこで奴の予兆の風が吹くンです。その時の可奈の表情……切ねェンです。 全てを諦めた表情なンです。 テケテケに目の前で親戚のネーちゃんの川﨑真実(も可愛い)を殺されてから、奴を呼び寄せる「赤」を見ると泣き叫ぶようになった…でも、見方を変えりゃ、それって生きたいが故の無言の抵抗だったはずなンです。 けど、諦めた表情なンです。 何もかも諦めた表情なンです。 青春の中での恋愛も、蕩けるような快楽も、全て味わう事なく… 全てを諦めた表情で悲鳴もあげずに…逝ってしまうンです。 そこに残されたのは、病院で手渡された新しい処方箋だったンです。 それが「赤いセロファンに包まれた新しい処方箋」だったンです。 俺はその時、啼いてたンです。 そして、もっと大島優子が好きになってたンです。(←聞いてねーよ、笑) 【映画の奴隷】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-07-07 22:59:59)(良:3票) 1.《ネタバレ》 (核心部分のネタバレあります。未見の方はご注意ください。)囲碁でAを打ってからBと打つべき局面で先にB、次にAと手順を逆にすることを「手順前後」と呼びます。これは、ほとんどが悪手です。結果的にAとBを打つのだとしても、その順番には意味がある。手順はモノの筋道であり、指し手の理念。冒頭で前作のヒロインがテケテケに殺されるのですが、これが酷い手順前後でした。“赤色の露見→テケテケに襲われる”と“テケテケに襲われる→赤色の露見”では意味が異なります。インパクトのあるのは後者。でもそれでは道理が通らない。案の定、前作で取得した重要なルール「赤色を身に着けていると襲われる」が本作では無視されてしまいました。これでは続編として立つ瀬がない。もっとも、そんないい加減なところも都市伝説らしいと言えますが、それなら伝説の面白解釈をもっと頑張って欲しかった。襲われる人間の名前に着目したのは良いとしても、肝となる「呪文を唱えると助かる」の解釈を放棄したのは失敗です。何故男の呪文は効かなくて、女子高生の呪文は効いたのか?是非真相を知りたい。仲村みうの上半身が不自然に起きていた時点で、その後の展開は予想されたものの、“何故そうなるのか”は不明。名前が似ていたから?それだけ?ちゃんと肉付けすれば面白くなりそうな題材なのに勿体ないです。前作に比べて殺戮シーンが増えたのはエンタメ的にプラスですが、被害者がみな無用心で緊張感が希薄なのはマイナス。さらに女子高生ボスの殺され方が一番のお楽しみなのに、どう殺されたのか判り難いのもマズかった。前作は「悪くなかった」、本作は「良くないな」という印象。「アートポート製作の2部作は右肩下がり」という法則が自分の中で出来つつあります。1作目しか観ていない『クレーマー』シリーズの2作目も確認のために観てみようかな(苦笑) 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-06-09 18:09:09)
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