みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.せっかくこの貴重な題材に着目し、また巧者の役者陣を揃えていながら、結局まとめきれなかったという感じ。日本人組は、英語の台詞を覚えるので手一杯だったのか、一部を除いて演技らしい演技ができていない。また、エミリー・モーティマーも、主人公の何を表現するのかというテーマが与えられなかったため、本領を発揮しているとは言い難い。名手ヤン・A・P・カチュマレクの音楽に相当助けられていると思う。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-08 00:41:19) 5.ドキュメンタリーのような感覚で飽きずに観られます。津田さんとどう絡むのかと思ったら、あれだけでした。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-26 00:28:24) 4.イサムノグチのルーツなどドキュメンタリー的な興味として面白く見られました。「幸せな人生かどうかは、死ぬ前に決めること。」そんなレオニーの人生観は仏教的でもあり、日本との出会いが必然のように感じられる。なんだかお茶を習ってみたくなりました。 ただ、波瀾万丈な人生を追いかけるのに忙しく、もうすこし何かが感じられなかったという感じ。キャストは脇役まで良い感じだったのでちょっともったいないような。 【ETNA】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-13 20:58:51) 3.《ネタバレ》 自立したという感じの女性がやっぱり愛した男にはすがりつく。 でも、子どもを産んだ後の「母」は強い。 あんな時代、日本にやってきたアメリカ女性・・すごいです; 三角形の土地に家まで建てて。 でも経済的に結局どうやって子どもを育て生活をしていたのか・・ 少しナゾではあります。 最後の方でちょぴっと涙ぐんでしまいました; カメラの力って・・なぜあんな映像が撮れるんでしょうか。 実際以上です。 【AKO】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-19 23:44:28) 2.《ネタバレ》 画はとっても綺麗だけれど、旅の絵はがきのようにただ豪勢で工夫は感じない。大好きなエミリー・モーティマーも実力発揮で素晴らしいんだけど、私が彼女の魅力と思っている部分は不足気味。肝心の物語も、レオニーの半生を丁寧に追ってはいたんだろうけれど、なにかパンチが足らない。これもそれもあれもそう悪くないのに、見終わってみて「はて、なんだったんだろう?」という思いが残った。あの時代にアメリカ人女性が日本で暮らすのは、並大抵ではない苦労があったろうに、この映画では優しい日本人だらけ。その中で「あんた変わってんだよ!」と真正面から言い放った女中のハル役、山野海さんがいい味を出していた。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-02 01:30:18) 1.海辺の情景。それを窓辺で見つめる女性のシルエットが、屋内側から捉えられる。 映画は、部屋の奥側から明るい窓際あるいは縁側に向けたローポジションの構図が主体。 屋外背景のキーライトに対して、暗すぎず・明るすぎずの控え目な補助光によって、人物の表情や部屋の内装も逆光に潰れることなく、落ち着いたコントラストを作り出している。 そして障子や襖や丸窓のフレーム内フレームが、憧憬としての外の世界を対比的に切り取ってみせる。 一方で、随所に挿入されるイサム・ノグチらしき彫刻家(勅使河原三郎)の作業光景のショットでは、強い直射光によるハイコントラストが彼の顔半分を真白く浮かび上がらせ力強く印象的なイメージを形づくる。 いずれも黒澤組の照明・美術スタッフの技の冴えである。 CGの濫用は控え、実景主体で再現した20世紀初頭の風俗も非常に丁寧な仕事だ。 エミリー・モーティマー・中村獅童の主演二人のみならず、出番は少ないながら大地康雄・山野海ら脇役陣の芝居も充実している。 前半では時制の無駄な倒置などが冗長さを感じさせる一方、後半での親子関係の描き込みに不足が感じられてしまうのが難点か。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-12-09 22:19:48)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS