みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
111.《ネタバレ》 テンポが良く、短めの上映時間も相まってあっという間に終わります。 人権・人間の尊厳 軽視する上司に寄り添うグッドウィン この辺の表現もよかったと思います。 なんだかんだで最終ループの爽快感はなかなかなものです。(父親への電話も含む) 考えたらあかんところはいっぱいあります 教師の記憶を読んで再現している世界なら、教師が知りえないことはわからないのでは 爆弾の在処ももっとヒントを散りばめて悩んでほしいところではあった あの一瞬で確か後ろで爆発・・・ 一発でみつけるんかーい!って突っ込みました。 ラストはみんなの笑顔でハッピーエンドで良かったと思いました。 娯楽映画として設定を深く考えすぎずに楽しんだら6点 設定を考えてしまうと5点 【メメント66】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-08-20 00:43:55) 110.《ネタバレ》 突っ込みどころ満載です。 見終わったあと、なんで?という感覚が残りました。 考えさせられるというより、なんでという感じですね。 一歩間違うと、とっても安っぽい漫画のようなストーリーになるのでは? というか実際そうかな。 仏がからむと、なんともアンニュイなものになるのかもしれない。 まず主人公は、思考のような存在なはず。 そして、送り込まれた世界も、実際には終わっている過去。 そこで、違う過去を作り出す。 んーっ、どういうこと? そこでテロリスト犯を見つけ出す。 なんで見つけられるの? などなど、考えるととってもつまらなくなるので止めておきます。 とは言え、これは書きたいです。 終わってるはずの過去から、電話をすると通じてしまう。 電話が通じるように、終わっている過去が変わるなら、テロ自体を阻止すればいいんじゃない? などなど、なんとも無理があるなぁと思いながらも、見てしまいました。 エンディングも然りです。 このストーリーを、本気で映画にしてしまう感覚は嫌いではないです。 映画好きとして応援も込めて、甘目の評価にしました。 【レスポーラー】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-23 15:55:31) 109.《ネタバレ》 導入部分。「君は誰だ?」で、いきなり物語に引き込まれます。 唐突なミステリー。そしてやはり唐突な列車の大爆発。そしてまたまた唐突な謎の密室。 自分がどーいう状況なのかまるでわからない。詳しい説明が一切ないまま、再び列車の中へ… とても興味を惹かれる展開ではありますが、かなり早い段階で『この人の肉体はもう存在していなくて、脳だけが生きているのでは…』という予感が頭をよぎります。結論から言えばまったくその通りというわけではなかったのですが、かなり近いオチでした。 よくわからないのがラスト。記憶の世界での最後の8分間。‥‥だと思ったのですが、8分が過ぎても記憶の世界が終わらない。それどころか記憶の世界のはずなのに、そこから電話をかけて過去のリアルと電話がつながって、未来を変えた…?いや、この解釈は合っているのか? どうして最近のSFはやたら小難しくしたがるのか… つまらなくはなかったのですが、もっとわかりやすいストーリーのほうが好みです。 ちなみに、あくまで記憶のベースが列車爆破で亡くなった教師のものだとしたら、その教師が知りえない情報をその記憶から見つけ出すってのは土台無理だと思います。 その教師が実際に見たものの中から、犯人につながるものを発見して、それを報告して…、という展開にしてほしかったですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-09-25 22:28:41) 108.《ネタバレ》 人間が死ぬ間際に後悔する大きな問題として「家族との和解」があるらしい。本作は主人公が現実世界では死んだ事になっており、もはや日常生活はおくれない状態(脳死とも言えないのだが)であるのがキモ。別人に成りすましての父子の和解はある種のファンタジーであり死人にとっての願望でもある。国や正義か?家族か?という隠れたテーマでもあるし、「息子にとっては部隊が家族なのでしょう」という台詞も意味深であり、もう少し父子の確執についての描写・説明が欲しかった。 人間は必ず死ぬ、そして人間いつ死ぬかわからない。列車の乗客は8分後に死ぬとは思わず、日常を無為に過ごしている。その日常の有難さをわかっているのは主人公だけ。またラストでは自分が死ぬとわかっているからこそ他人に優しくもなれた。8分のリピートによる主人公の変化・成長過程は見応えがあった。 人は死ぬ時に後悔する。それでは遅い。が、1回死んでやり直さないとその事に気がつかないのが人間の愚かさでもある。現実には時間を戻す事はできないし、ましてや他人としてやり直す事もできないが、今日は残りの人生の最初の日でもある。サスペンス的要素はどうでもよく、ラブストーリーにもなっていない。が、SFの体裁により毎日を「新バージョン」として大切に生きていく事の重要性を訴えてくる作品である。 <追記>6年ぶりに再見。「人生のタレラバ」や「あったかもしれない人生」については誰しもが考える事である。でも、現実はひとつしかなく、その世界を生きていくしかない。つまり、パラレルワールドなんてのは所詮妄想の世界でしかない(但し、概念上ではパラレルワールドにはパラレルワールドの「現実」が存在する)。よって、最後のメールによる接点構築の設定は少々強引で蛇足な気もしたが、そこには自分次第で「現実」は変えられるというある種の希望が感じられる作品に仕上がっているようにも思えた。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-06-06 20:28:36) 107.《ネタバレ》 面白く最後まで観られた。でも技術・運用面に納得感が低かったので7点。 対象は軍人から事前に希望者募る方が自然じゃないだろうか? まあ やりたい方向性と違うから、こういう脚本設定になったんだろうとは思うけど。 【くろゆり】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-12-14 11:41:05) 106.《ネタバレ》 タイムリープものは名作が多いけどこの作品も面白い。 説明もなく理不尽に任務を強制されイラつきながらも犯人捜しをする。 観客は戸惑う主人公に同情し状況の謎が何なのか先が気になって目が離せなくなる。 展開は次々と進んでいき犯人が捕まって終わりかと思いきや 非現実世界とはいえ事件自体を8分で阻止していくつかの伏線回収。 気持ちのいい終わり方でスッキリする。 良い映画でした。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-11-28 20:18:59) 105.前半はよくあるタイムループものかと思って見始めたのですが、さにあらず。 SFという作品の世界に、主人公の男は何者でありどんな秘密があるのか?このミッションの真相は? こうした設定はダンカン・ジョーンズの監督第1作「月に囚われた男」と共通するものを感じます。 繰り返される列車でのミッションの中に、少しずつ車内の登場人物とのストーリーを進行させていくドラマの組み立て。 繰り返されるごとに次第に見えてくるミッションの全容。 繰り返されるごとに変化が生じていく上官である女性との心の触れ合い。 パラレルワールドやタイムループ。辻褄を合わせようとするとキリがありませんが、 作品の構成、90分程度の時間の使い方が非常によく考えられた作品であると思います。 終盤には人間の尊厳といったところまでを考えさせられるとは思いもしませんでした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-30 18:08:57) 104.おすすめされたし、ここの点数も高いので鑑賞。 退屈するわけではないのですが、ハラハラ感が少なかったかな。 やっぱりSFものは合わない。 【へまち】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-04-21 20:04:04) 103.予告編を観ての予想通りな感じでスッキリ楽しめた作品です。 思ったよりも~とか、思ったよりも~でなかったもなく、いわゆる「まんま」です。 「なんか映画が観たいな」と思った時に、誰でもサラリと楽しめるのではないでしょうか ただし、2度は観ない映画ではありますけどね。 【昭和の代表】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-07 22:07:23) 102.《ネタバレ》 David Bowieの息子という色眼鏡で見られる運命のダンカン・ジョーンズ、見事に”親の七光り”イメージを一蹴してみせました。 理論が複雑になりがちなタイム・パラドックスSFを、短尺にまとめた要領のよさ。「8分間の同じこと」に何度も付き合わされるのだから、もし150分とかあったらたまったもんじゃありません。テンポよくノンストップでクライマックスまで乗せてってくれます。 そんなに仕事の無さそうなキャスト陣の中、一人スター格のJ・ギレンホール。芝居のできる彼が出演してくれたのは作品にとって幸運なことでありました。コルター大尉にはすっかり引き込まれましたもん。 終幕の筋書きは思いもかけないものでした。直前に「笑いながらとは、なんて良い人生の終わり方か」と流した感涙の引っ込みどころが無くなりはしましたが。これはこれで、理屈は分からないながら安堵を感じる素敵な幕切れだったです。 元いたはずの教師の彼はどうなるのかな・・。これ考えちゃいけないんだろうな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-30 00:31:50) 101.《ネタバレ》 気付いたら俺は列車の中。残された時間は8分。何度もゲームのように失敗と死を繰り返す。 最近よくある「ループもの」だけど、やっぱり作りが丁寧な作品は新鮮に面白いし、誰が爆弾犯なのか自分で細かな所を探ってしまうのも楽しい。 ただ思っていた以上に真相を掴むのが早く、アッサリしていて推理もあまり無かったのが残念。爆弾がそんな簡単に解除できるのはちょっとなぁ。 でも本作の推進力は8分間の間にある基地のオペレーター達とのやりとり。狭く薄暗い部屋の中で主人公の正体をしるのも謎が謎を呼び面白い。 犯人と自分自身。二つの謎を上手く絡ませていく進行は面白かったです。にしてもこの邦題のテンションと内容があまりにも違っていてなんともかんとも。 ラストの爆破を未然に防ぐシーンは痛快そのもの。そして死ぬはずだった人達が皆笑顔で笑い、助けたい女性とキスをするシーンはジンときますね。 最近よくある題材で、これでもかと気持ちの良いラストで締めくくられるのは最近の映画では逆に珍しいですね。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-06-24 12:15:04) 100.《ネタバレ》 「リプレイ」的世界観に立ちながら、8分間という短いサイクルと人工プログラムという背景設定によって、見事に換骨奪胎して新たな創造を提示した佳作。列車内の主人公が実体を伴っていないことは鏡のシーンで早くも明示されるし、現実の主人公も同様であることも前半で明示される。つまり、全体を通じて、主人公には、脳による意志の力しか存在していない。この作品が優れているのは、その意志の力を強く讃美し、その一点ですべてを覆せる(テロもそうだし、プログラムもそうだし、主人公の人生もそう)という希望を与えていること。8分間の設定もテロ阻止の目的も、そのメッセージに至るまでの手法にすぎない。だから、この作品は、単なるサスペンスやSFの枠を超えて、見る側の心に到達するものになっている。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-06-18 00:24:09)(良:1票) 99.《ネタバレ》 ○約90分の作品でありながら、SFサスペンスで始まり、最終的に恋愛要素で締めくくるとは驚かされた。8分間で事件解決しながら、同時に8分間クリスティーナと毎回会うたびに好きになっていった。この移行もスムーズだった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-06-04 01:02:32) 98.《ネタバレ》 まず冒頭の列車が走る鉄道映像の綺麗さ。完全に映画の世界観に入ってしまった。 犯人が判明した時は、若干の小物臭にがっかりした。 しかし、犯人のメンタリティが露わになるにつれてそのクレイジーさが浮き彫りになって、がっかりから納得に変わった。 個人的にはコメディアンが観客を笑わせる最後の静止画で終わっていれば、冗長さがなくなりよかったかな。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-05-19 21:58:04) 97.ぶっ飛び過ぎたSFはあまり評価しない事にしていますが、これには負けました。 悲劇の主人公に、大規模テロを阻止の為更に過酷な仕事を強いる研究施設の連中。 戦士の休息はいつ訪れるのか、ハッピーなようで、でも違う結末。深いですねえ。 前作・月面基地の映画も、ヨカッタのですが、この映画も素晴らしい。 前作が5億円程度で製作していますが、今回は30億円以上の制作費。 この差って、役者さんのギャラでしょうか。ヒロインのミシェルさんがキレイなので 見る側にはうれしい限り。ある程度の売り上げもあったようですが、 この映画の存在、自分は全く気が付きませんでした。 現実には不可能だと思うのですが・・ 良い映画だったなあとしみじみ思います。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-04-16 23:20:26) 96.アフガンの戦場で肉塊となったスティーヴンスを道具として使用する事しか頭にない博士と人格を尊重するグッドウィンの対比が見応え十分でした。存在する魂の世界観の描かれ方が見事な作品。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-19 23:29:33)(良:1票) 95.《ネタバレ》 この映画は、もしも運命を変えることが出来るなら…という願いも込められた作品なのだろう。 変えようと足掻き続けた者の、それを見守り続けた人々の表情と葛藤。 海岸沿いにそびえる摩天楼、列車、窓にもたれかかり眠りから目覚める男。 相席で話しかける者、胸ポケットから取り出すもの、電車内で蠢く人々、窓に映るもの、鏡、写真、列車内を奔る“風”が無情に告げる別れ。 目覚めた先で見たもの、窓の向こうで動く人々。 繰り返される光景と“8分”、視点変え、“変える”ための行動、登った先にあるもの。 ぶん殴ってでも黙らせたかった、救いたかった。 “戻る”度に刻まれる異変。 挨拶、聞き出す名前、人間観察、荷物、口づけ、中から外への追跡、隣に座った後にぶん殴る。 “出る”…いや“繋がる”ための足掻き。移動、懐中電灯でこじ開けるもの、紙に記る“印”、電話、駆け巡る記憶、焔。 突き付けるもの、扉が閉ざされるならこじ開けるまでよっ! ポケットの中身、車越しに倒れるもの。 選択、共謀、迫り来る時間、時が止まったように残され完全に切り取られる“一瞬”、箱の中身。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-12-15 04:16:08)(良:1票) 94.ありえないだろうけど、もしかしたら可能かも。という絶妙な設定が見事。 もし、自分があんな状況になったらと思うと怖いけど、やっぱり主人公と同じような行動を取ると思った。 物凄く救いようがないんだけど、希望にも満ち溢れた素晴らしい物語だった。 【ヴレア】さん [地上波(字幕)] 8点(2016-11-03 18:45:50) 93.《ネタバレ》 何か自分が観てない面白い映画ってないかしらん?と、このサイトのマニアックランキングでいろいろ並べかえてて、「あ、これ観てないけどおもしろそうだな、なになに…あ、これスターチャンネルで公開の翌年くらいに観たじゃん!」と思った映画。 実は2013年くらいまで7年ほど、何も書いてない時期があったのでその間に観た映画(かなりの数になる)のレビューって全然書いてないんですよね。 という事でいまさらですがレビューを書きます…が、しかし観たのは4年ほど前ですから、細かい演出などはすでに残念ながら語れません。 そのときかなり面白いと思った事、これだけSF的な設定だと理解できない人も多いだろうなと思った事、無理やりにでもハッピーエンドにつながったのはいいんじゃね?と思ったこと、でもフラッシュバックで未来が見えるのはなんかちょっとおかしいんじゃね?と思ったこと、管理してる女性管理官の人はお約束のなかなかいいやつだな、と思ったこと、そして、ハッピーエンドの影に隠れてるけど乗っ取られて消滅した高校教師はちょっとかわいそうなんじゃないか、と思った事。 …ぁ、結構覚えてますね…ネタバレ有にしておこう。 恋愛絡みの複雑な過去改変パラドックス平行世界物が好きな方ならぜひ一度ご覧になってみる事をおすすめします。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-02 11:16:38) 92.《ネタバレ》 平行世界の行き来を可能にする理屈がこの手の映画の肝になるかと思うのですが、このアイデアはかなりイイと思いましたし、映画自体とても面白かったです。決して過去に行っている訳ではない。 この面白さをキープできるかどうかを無視してよいとすれば、爆破事故で唯一(脳が)生き残ったショーンに、同じ事故で死んだ脳でシンクロ率の最も高いものから取り出した情報を用いてこの装置を使用した。。。といった設定にすれば、よくある平行世界の一つにたどり着くパターンに落ち着かせることもできたような。。。でも、ショーンじゃない誰かに入っちゃうのでやっぱダメか。やはりラストはストップモーションで終わらせるに一票! 【マー君】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-09-22 16:29:39)
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