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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
1.《ネタバレ》 製作はなんと歌舞伎座。原作はもちろん木下順二の戯曲ですが、歌舞伎座でもよく上演されるようで、十七代目勘三郎は歌舞伎座での初演者らしい。映画化されたいきさつはよくわかりませんが、好評だったのでしょう。 コメディというか「滑稽劇」ですが、今見ると苦しいところもあります。とはいえ、一応楽しく見られました。権力者への風刺劇として、山本薩夫の監督起用は適任でしょう。ドラマの盛り上げ方もうまい。 しかし本作の見どころは、なんといっても香川京子と有馬稲子の両女優。香川京子は「できる奥方」を凛とした美しさで演じています。それに対して有馬稲子の方は、誰からも言い寄られるあだっぽい女房役で、これまた美しい。この2人の亭主が、そろって気が弱くあたふたしてばかりなのも、おかしいところ。戦後「女と靴下は強くなった」と言われたそうですが、この作品などそれを象徴しているのかもしれません。出演者はみな楽しそうで、特に多々良純あたりはかなり乗ってました。見ている方も楽しくなります。 【アングロファイル】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-10-21 11:25:17)
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【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
7.00点 |
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7 | 1 | 100.00% |
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