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ラッシュ/プライドと友情

RUSH
2013年【米・英・独】 上映時間:123分
ドラマスポーツもの実話もの
[ラッシュプライドトユウジョウ]
新規登録(2013-10-02)【こんさん99】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2014-02-07)
公開終了日(2014-08-04)


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監督ロン・ハワード
助監督トッド・ハロウェル[製作総指揮](第二班監督)
キャストクリス・ヘムズワース(男優)ジェームズ・ハント
ダニエル・ブリュール(男優)ニキ・ラウダ
オリヴィア・ワイルド〔女優・1984年生〕(女優)スージー・ミラー
アレクサンドラ・マリア・ララ(女優)マルレーヌ
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(男優)クレイ・レガッツォーニ
デヴィッド・コールダー(男優)スタンレー卿
ジュリアン・リンド=タット(男優)バブルス
ナタリー・ドーマー(女優)ジェマ
堂本光一ジェームス・ハント(日本語吹き替え版)
東地宏樹ジェームス・ハント(日本語吹き替え版【オンデマンド】)
堂本剛ニキ・ラウダ(日本語吹き替え版)
藤原啓治ニキ・ラウダ(日本語吹き替え版【オンデマンド】)
東條加那子スージー・ミラー(日本語吹き替え版)
小松由佳マルレーヌ(日本語吹き替え版)
稲垣隆史スタンレー卿(日本語吹き替え版)
乃村健次クレイ・レガッツォーニ(日本語吹き替え版)
佐古真弓ジェマ(日本語吹き替え版)
咲野俊介コールドウェル(日本語吹き替え版)
てらそままさきスターリング・モス(日本語吹き替え版)
かぬか光明アレクサンダー・ヘスケス(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
脚本ピーター・モーガン〔脚本〕
音楽ハンス・ジマー
撮影アンソニー・ドッド・マントル
製作エリック・フェルナー
ブライアン・グレイザー
製作総指揮トッド・ハロウェル[製作総指揮]
ロン・ハワード
ピーター・モーガン〔脚本〕
ナイジェル・シンクレア
ガイ・イースト
ティム・ビーヴァン
配給ギャガ
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術マーク・ディグビー(プロダクション・デザイン)
編集ダニエル・P・ハンレイ
マイク・ヒル[編集]
スタントデレク・リー
あらすじ
1970年代、性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、ニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)とジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)が、激しい首位争いを繰り広げていた。1976年、ランキング1位だったラウダはドイツ大会で大事故に遭遇し、生死をさまよう重傷を負う。

DAIMETAL】さん(2014-07-26)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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123


60.《ネタバレ》 いまや伝説と化している76年シーズンを中心にニキ・ラウダとジェームス・ハントの確執と友情を描く本作。情報なしで観ましたが、なるほど、同じ事実を素にした映画「アポロ13」を描ききった巨匠ロン・ハワードが監督だったのですね。納得です。
何もかも対照的な二人。相手をリスペクトするセリフはほとんど無いにも関わらず、お互いを認めてあっていることが伝わってくるのが上手い。主役二人は、特にラウダの方は本人に本当にそっくりで、画像検索かけると本物か映画のシーンか一瞬迷うほど。レースシーンも、どうやって撮ったんだと思うほど臨場感があって素晴らしいです。
観終わった後は、二人の熱量にのぼせた感覚を味わいました。

邦題では「プライドと友情」なんて言葉がくっついていますが、なんでそんな貧相な言葉を付け加えたんだと思ったのと、吹き替えがねえ...元々吹き替え派なので今回も吹き替えで観ましたが、字幕で観直そうと思いましたね。ちょっとひどい。副題も吹き替えも、この作品を貶めているように感じました。 EOSさん [DVD(吹替)] 9点(2024-05-31 19:19:32)

59.《ネタバレ》 「無理だね、1~2回なら勢いで僕に勝てたとしても、君がシーズンを制するのは不可能だ。チャンピオンになるにはスピードだけじゃない、徹底的に考え抜かれた戦略こそがものを言うのさ。出勤して、レースに勝って、家に帰る。それが全て。君みたいに、酒場に繰り出して阿呆どもと与太話などしない。結婚したんだろ、君もちゃんと家に帰れ、ジェームズ・ハント」――。1970年代、常に死と隣り合わせの世界で相手より0.1秒でも速く走ることを競い合うF1レーサーたち。そんな刹那的な世界で、めきめきと頭角を現してきた全く正反対の性格を持つライバル同士、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダは共に全く違うやり方でそれぞれにチャンピオンを目指すのだった。情熱的で派手な私生活のハントは死をも怖れぬ大胆な走りでトップを目指し、常に冷静沈着なラウダはマシンの性能やサーキットの攻略分析などを駆使し着実に勝利を収めていく。だが、76年、F1の世界で墓場とも呼ばれているもっとも危険なサーキットに出場した2人に悲劇が訪れるのだった……。実話を基に、F1レーサーという華やかな世界に生きる、全く正反対の2人の男の“プライドと友情”が複雑に交錯する刹那的な日々をエネルギッシュに描き出すヒューマン・ドラマ。もういかにもロン・ハワードといった、抜群の安定度を誇るエンタメ映画の逸品に仕上がっていましたね、これ。極めて分かりやすいストーリーテリング、全編にわたって再現された手に汗握る迫力のレースシーン、否が応にもテンション上がっちゃう瀕死の重傷を負った男の奇跡の復活劇…。まあ、ベタっちゃあベタですけど、やっぱり素直に面白かったっす!さすがエンタメ映画職人のロン・ハワード、相変わらず良い仕事しますね~。クライマックスでの、チャンピオンの座を賭けた2人の白熱のレースシーンにはもう久し振りに「こいつら、なんて格好良い男たちなんだよ、こんにゃろー!」と心からワクワクしちゃったし。F1レースどころか、車にすら全く興味のない僕でも当時の彼らのレース映像を見たくなりました。個人的には、もう少しアクの強さみたいなものがあればなお良かったけれど、それは欲張りと言うものかな。うん、面白かった!8点! かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2023-11-17 10:12:15)(良:1票)

58.《ネタバレ》 F1レーサーなんて‶ふつうの人”では務まらないわけで。命を懸けるほどにマシンを愛し、生死の際に身を置くことに喜びすら覚える人種なのだろうと思っていた。
だからレース界隈って人間ドラマもアクの強いものになるだろうと予想して観てみました。ちょっと意外なことに、盛り過ぎず実話に則して描かれている感じでした。
伝説の二人を演じたダニエル・ブリュールとクリス・ヘムズワースが良いですよね。豪快で軽やかなジェームス・ハントと実直型のニキ・ラウダ。お二方に当てるにベストなキャスティングでした。
破天荒型のハントの方が危なっかしくて見てる分には断然魅力的。しかし皮肉なことに事故に遭ったのはラウダなのでした。火傷痕を残したラウダに無礼極まる質問を放った記者をぶっ飛ばしたハントには拍手を送ります。
命を削る場で切磋してきた者同士、心の底で通じ合うものがあったと窺える終盤のシーンは感動必至。もっとも、エンドに流れる親しそうなショットやwikiを見る限り、けっこう仲良かったらしいですね。良き。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-08-18 23:16:59)

57.《ネタバレ》 -RUSH- “突進”とかでしょうか?私など'80年代後半のセナ・プロ・マンセル世代なので、ハントやラウダは伝説の英雄でした。
当時の映像なんてほとんど観る機会もなく、F-1グランプリ特集って雑誌を買って、コラムとかで過去の英雄のエピソードを学びました。
'80年代後半のスポーティでスマートなF-1と比べ、スリリングでパワフルだった時代のF-1。2013年にもなって、あの時代の雰囲気を、ここまで再現してみせるなんて思いもしなかったわ。
しかも'76年は日本でのF-1グランプリ初開催、いわゆる日本での“第一次F-1ブーム”真っ盛りの年。ナショナルカラーやスポンサーカラーに彩られた美しいマシン。ティレル6輪車に代表される異形のデザイン。生と死の隣合わせ、命懸けのドライバーの魅力。F-1の長い歴史の中で、この'76年を選んだのは正解だったと思う。

デパイユ、レガツォーニ、クリスチャンじゃない方のフィッティパルディ、マイケルじゃない方のアンドレッティ。名前を聞くだけで「おぉ!!」ってなる。エンツォ、ルカ、ポストレスウエイトなんて第二次F-1ブーム時にもよく聞いた名前。歴史は続いていくんだなぁ。
レース毎に仕様を変えるマシンもかなり再現度が高かったと思う。スローで観るとウイングとかカウルとかがフルフル揺れるのが当時のF-1。スタート時に後輪が空転して膨らむところとかも、さすが実写。ティレルP34のカウル、富士スピードウェイの時だけの“たいれる”表記。こんなとこまで再現したって誰が気がつくの?ってトコまで頑張って再現している。どうせならリジェ前半戦の巨大インダクションポッドも再現してほしかった、なんてワガママか。
若い頃のハントとラウダが出会うF-3レースの再現度からして、この映画凄すぎだと思う。

ラウダもハントも似てる。ラウダについては『グッバイヒーロー』ってドキュメント映画で割と詳しく紹介されていたので、奥さん含め、ホント似てるなぁって。そして生々しい火傷の治療はラウダの執念にも似たレースへの思いを感じさせた。
ハントは、映画観てると格好良いなぁ。でも実際のハントは、私の好きなパトレーゼへの長年の嫌がらせを知ってしまって、正直好きじゃなかった。
細部にディフォルメや盛ってる部分はあるだろうけど、こんな凄い映像で再現してくれたことに感謝。こういうF-1映画をもっともっと創って欲しいわ。 K&Kさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-17 18:26:27)

56.派手で盛り上がるシーンはないが、熱く静かに燃え上がる映画だった。 misoさん [地上波(吹替)] 8点(2021-04-04 00:13:18)

55.ニキ・ラウダという名前をかすかに聞いたことのある程度でしたが、これは予想外に面白かった。過剰な演出をせず、一連の出来事を淡々と描いているところがいい。一方、ヘルメットの中の表情とか、クルマの内部のギアやエンジンの動きとか、基本的にあり得ないアングルが斬新で緊張感が伝わってきます。
で、対照的な2人ですが、けっして単なるライバル関係というだけではなく、それぞれプロとしての哲学の違いや共通点まで見せてくれて、どちらもカッコいいなと思うばかり。どんな世界でも、「できる人」はかならず確固たる哲学を持っているんですよね。 眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-03-05 23:51:41)

54.《ネタバレ》  そもそもF1に興味ないのに観てしまった自分が悪い。ということを踏まえての感想。
 まず興味がないにも関わらず、最後まで見れちゃったので、良い映画なんだろーなと思います。
 ただしルールとか、当時のこととか、全然知らないまま見ていますので、本当の意味で楽しめていたのか自信がありません。序盤は正直ちょっと退屈だったし。
 主にニキ・ラウダとジェームズ・ハントの二人の人生に焦点を絞ってくれたのはわかりやすかったです。二人の伝記もの、人生ドラマとして親しみやすい構成になっています。また、音楽の使い方、それに伴う演出や盛り上げ方がかなり上手。実際ニキ・ラウダが自分がセットアップしたマシンのタイムを計らせるときにかかる音楽は自然と気分がアガっちゃいます。乗せられてんなーと思います。
 実話ものなので仕方がありませんが、悪人はほとんど出てきません。ですので、伝記ものとしての枠を超えるものではありません。また、ファンにとっては変なアレンジはして欲しくないというのが本音でしょう。
 ですが変なアレンジをせずとも、実際に起きた出来事がまず凄すぎます。クラッシュして大火傷。そこから奇跡のカムバック。焼けた肺から膿を吸引する描写の凄まじさ。事実を映像化するだけでも凄い映画になっちゃうわけです。
 ラウダが終盤の雨天レースで、視界がほとんどきかない中、奥さんの顔を思い出し、レースを途中棄権したのがぐっときます。
 ラウダは言います。『死亡率が20%を超えるのは嫌だ』。
 私は思います。死亡率20%でも全然嫌なんですけど。F1レーサーはどっか感覚が麻痺しちゃっているんでしょうね。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-30 09:15:32)

53.《ネタバレ》 前知識無しで観た作品
レースのリアリティーがとても高く、緊迫感が伝わってきます。
F1に全く興味のない私でも、レースから目が離せなくなりました。

ラストのレース ラウダが1週目でレースを降りる心境の見せ方も素晴らしい
そのレースを勝つために最後まで走りぬいたハントの見せ方も素晴らしかった

ノンフィクションだと知り、調べてみたらそんなに脚色もされていないみたいでさらにびっくりです。

ラストで終わった後に実物の写真が出ますが、キャスティング完璧でした。
二人の相反する性格の演技も見事です。
唯一惜しいなと思ったのはもう少し、二人の好敵手としての友好的なシーンがあればなーって思ったところ
ラストでの実物写真でも、そんな毎回罵り合っているような仲でも無さそうですし、レース後称え合うくらいはして欲しかったかなー メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-23 23:59:08)(良:1票)

52.《ネタバレ》 ニキラウダを知っている世代には、ニヤリとする映画。天使と悪魔。悪夢の青春劇 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-27 21:43:47)

51.男の欲を突き詰めた映画
ただ車で走るだけで何のオチ・教訓も無いが、バチバチにやり合ってることは伝わった Renさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-25 03:23:25)

50.F1の映画を観たのは始めただが、いい出来だと思う。
実話としてもドラマティックな展開になっている。人間性の濃さを上手く表現しているかは微妙だが、レースの迫力がそれを十分に補っている。 simpleさん [地上波(字幕)] 7点(2018-05-26 20:39:20)

49.《ネタバレ》 ロン・ハワードによる実話ものはどれも手堅く良質だが、その手堅さが逆に突っ切った面白さに繋がらない。実話ものの限界と言えばそれまでだが、70年代当時のF1が危険と隣り合わせだからこそ、ラウダとハントの正反対の傲慢さが摩擦を起こす化学反応が予想の範囲内。対決の顛末を知らなかっただけに、大火傷を負ったラウダが逆転優勝せずリタイアするあたりが意外。だが、一度大きな事故を体験し、大切な女性を想っての英断であり、逆に失うものもないハントが優勝に突き進むのは当然の結果だろう。お互いにチャンプとして尊敬し、違う形で勝利を手にした二人。監督の職人芸故の物足りなさはあれど、数少ないモータースポーツものでは佳作に入るほうではなかろうか。 Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 7点(2017-11-12 00:32:24)

48.《ネタバレ》 1970年代後半。スーパーカーがブームとなりました。「サーキットの狼」が起爆剤でした。当時のスーパーカーとはイタリアメーカーの12気筒マシンとポルシェターボでした。私もカウンタックやBBのプラモではしゃいだガキの一人でした。スーパーカーブームはモータースポーツの興味へ拡がり、その潮流に乗って日本のサーキットを初めてF1マシンが駆けることになったと理解しています。その時のトップドライバーがニキ・ラウダとジェームズ・ハント。当時から私でも名を知る二人でした。つまり本作はサーキットの狼世代の記憶とシンクロしている作品です。ニキ・ラウダの復活劇にはマジで驚きました。多方面から賞賛の声が聞かれるなかで、火傷跡がシンプルなヒーロー扱いを拒否する厳しさを帯びていました。
長い前置きでしたが、ここからが映画の感想です。まず第一に、当時の記憶の中味を映像で解明&解説してもらったことに感謝です。特にラウダ復活の舞台裏。映画なので多少の脚色もあるのでしょうが、とてもスッキリしました。
競うのはスピードとタイムです。それを決めるのはマシン性能とドライバーのテクニック。しかし本作はもう一つの要素としてドライバーの人間力を掲げています。正反対の性格の片側に軍配を上げず、高レベルで拮抗させることでヒトの可能性を謳っています。能天気にもクソ真面目にも長所はある。そして、互いが部分的に認め合っているところがとても良かったです。「好敵手」と書いて「友」と読む。そんな感じw アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-31 03:49:52)(良:1票)

47.《ネタバレ》 いつ死ぬか分らない危険なレース。でも、魅力を感じるね。見ごたえのある映画でした。 cogitoさん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-22 02:57:52)

46.静と動、硬と軟、まるで正反対の二人のレーサーが、しのぎを削り合う。物語の構成は一見、エピソードの寄せ集めみたいでありながら、そういう雑多な印象は無く、我々を捉えて離さないのはやはり、二人のライバル関係からくる緊張感が映画を貫いているからでしょう。二人は正反対のようでいて、無鉄砲で破天荒なハントもレース前には緊張から嘔吐を繰り返すし、一方のラウダについても、自分の運転に、同乗する女性やファンが喜んでくれると満更でもない顔をする。二人とも、自分の生き様に自信を持っていながらなお、相手の生き様に対する共感を心のどこかに持っている、そういうライバル関係であるように感じられます。
迫真のレースシーンは、実際のレースと見紛うばかりだし、主演の二人も役になりきっていて、モデルになった実際の二人の写真らしきものが登場しても、違和感がありません、いや、違和感無さすぎ。
と、実話に多くを取材しつつも、最後まで二人のライバル関係を、馴れ合い抜きで描き切ったこと、この映画の勝利と言えるでしょう。 鱗歌さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-10-29 10:33:59)

45.常に死と向き合ってトップを争う二人のレーサーの壮絶な精神と素直でない友情に引き込まれる。F1に興味はないけど実話のドラマチックなライバル関係は見応え十分。雨の中の最終戦、ジャパングランプリに富士山が見えないのが寂しい。 ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-10-11 00:00:19)

44.《ネタバレ》 レース前の緊張感、死と隣り合わせの恐怖、レース中の壮絶さ、ハンパじゃないです。ドキドキしました。
最後の二人の会話はいらなかったかな、答え合わせしてるようだった。
分かりやすく映画のおさらいをするくらいなら、それをもっと画で見たかったなぁ。 Keytusさん [ビデオ(吹替)] 7点(2016-09-28 23:41:27)

43.《ネタバレ》 F1を題材にしたレース映画、ひいてはロン・ハワード最高の映画がまた生まれたと俺は断言しておきたい。
野性的で豪快なジェームズ・ハントと論理的でコンピューターのようなニキ・ラウダ。性格のまったく違う二人の男。
あるレースをキッカケに互いを意識しはじめ、やがて強敵(ライバル)となっていく伝記映画。
実在したレーサーが如何にスピードに狂い、敵として意識し、憎み、誇りをかけて闘い、硬い友情を結んでいったのか。
レースシーンの迫力は地面を削ったり、目の前に弾丸が放たれるような臨場感!
レースの一瞬一瞬を積み重ねていく感覚、イメージトレーニング、一般車でブッ飛ばすところからレース場の場面に繋げる演出、クラッシュの死の臭い。
負傷なんかお構いなしに美女を見つけたら速攻S●Xに励むほどエネルギーに満ちた野生児ハント。
下半身(エンジン)のピストン運動やマフラー(マラ)の方がビンビンで強そうだ。何事にも激しい戦いを好む反面、嘔吐や疲労といった“反動”もデカい。ハントにとって事故は“早漏”か“寸止め”に等しいだろうね。エンジンがトラブれば女関係もトラブる。ハントが余りにご盛んすぎてこりゃ女にも嫌われるわな。スーツまで“S●X”まみれでもう勝手にヤッてろ。
ニキは論理的に考えず勘に頼るハントが気に入らない、ハントは機械的に物事を捉えようとするニキが気に入らない。
どっちもたまにブッ壊れて、どうしようもなく負けず嫌い。
ニキの「凸」による宣戦布告から二人の壮絶な魂のぶつけ合いがスタートする。それぞれの焔に包まれて。
レースの途中で散っていく仲間は同時にライバル同士でもある。
ニキが掛け替えの無い大切な物を得ていくのに対し、ハントは次々に離れ孤独になっていく。
恋人も、マネージャーも、“強敵(ライバル)”まで。
ニキが得た怪我の痛みよりも試合でハントと闘えない悔しさの大きさ、恐怖を乗り越えて闘いの場に戻るという意地、プライド。
ハントも強敵(ライバル)として己の誇りと意地にかけて迎え撃つ。
ニキの復活試合と“生か死か”を選ぶ瞬間は劇中屈指の熱さ!
ラストの雨の中のラストバトル。ハントにとっても、ニキにとっても“悪夢”が蘇る雨でもある。
ニキが得て失ったもの、ハントが得て失ったもの。本当に大切なものはどっちなのだろうか。そんな事を考えさせられる締めくくりだった。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2016-08-25 05:10:42)(良:1票)

42.レース映像の迫力が凄いね。
本物のレース見てるよりハラハラドキドキした。
それにしても、実話物の作品を見る度に思うけど、神様の書いた脚本は残酷だけど面白いね。
犬猿の仲ではあるけど、お互いに尊敬し合ってるのが伝わって来て感動的でした。
この手法で各時代のライバル関係も映像化してもらいたいね。
個人的にはピケ&マンセルのウィリアムズ時代に熱中していたので、当時の確執とか、引退後の関係がどうなったのか知りたい。 もとやさん [DVD(吹替)] 8点(2016-01-30 12:13:33)

41.《ネタバレ》 よくこれだけいい加減な人が、あのF1レースを生き延びたなぁとただただ驚嘆。命知らずもいいとこ。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-03 09:25:01)

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【点数情報】

Review人数 60人
平均点数 7.48点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
535.00% line
6610.00% line
72338.33% line
81830.00% line
9711.67% line
1035.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.20点 Review5人
2 ストーリー評価 8.00点 Review7人
3 鑑賞後の後味 8.42点 Review7人
4 音楽評価 9.00点 Review4人
5 感泣評価 8.80点 Review5人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞ダニエル・ブリュール候補(ノミネート) 

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