みんなのシネマレビュー

ジュラシック・ワールド

Jurassic World
2015年【米・中】 上映時間:124分
SFアドベンチャーシリーズものパニックもの小説の映画化モンスター映画3D映画
[ジュラシックワールド]
新規登録(2015-02-27)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2024-05-20)【M・R・サイケデリコン】さん
公開開始日(2015-08-05)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督コリン・トレヴォロウ
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
キャストクリス・プラット〔1979年生〕(男優)オーウェン・グラディ
ブライス・ダラス・ハワード(女優)クレア・ディアリング
ニック・ロビンソン〔男優・1995年生〕(男優)ザック
タイ・シンプキンス(男優)グレイ
ヴィンセント・ドノフリオ(男優)ホスキンス
イルファン・カーン(男優)サイモン・マスラニ
ジェイク・ジョンソン〔男優・1978年生〕(男優)ロウリー
オマール・シー(男優)バリー
B・D・ウォン(男優)ヘンリー・ウー
ジュディ・グリア(女優)カレン・ミッチェル
ブライアン・ティー(男優)ハマダ
ブラッド・バード(男優)モノレールの案内放送係
ジミー・ファロン(男優)ジミー・ファロン
コリン・トレヴォロウミスター・DNA
玉木宏オーウェン・グラディ(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村佳乃クレア・ディアリング(日本語吹き替え版【ソフト】)
内山昂輝ザック(日本語吹き替え版【ソフト】)
松岡茉優グレイ(日本語吹き替え版【ソフト】)
魏涼子カレン・ミッチェル(日本語吹き替え版【ソフト】)
根本泰彦スコット(日本語吹き替え版【ソフト】)
安元洋貴バリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
たかはし智秋ヴィヴィアン(日本語吹き替え版【ソフト】)
大塚芳忠サイモン・マスラニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚運昇ホスキンス(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢聡カタシ・ハマダ(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤森慎吾ジミー・ファロン(日本語吹き替え版【ソフト】)
中田敦彦ジャイロスフィアのオペレーター(日本語吹き替え版【ソフト】)
江原正士ミスター・DNA(日本語吹き替え版【ソフト】)/サイモン・マスラニ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
麦人ハル(日本語吹き替え版【ソフト】)
森宮隆若いラプトルの飼育員(日本語吹き替え版【ソフト】)
かぬか光明パドックの監視員(日本語吹き替え版【ソフト】)
山本耕史オーウェン・グラディ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仲間由紀恵クレア・ディアリング(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
上村祐翔ザック(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村瀬歩グレイ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中敦子〔声優〕カレン・ミッチェル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
玄田哲章ホスキンス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
岩田光央ロウリー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀内賢雄ヘンリー・ウー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
志村知幸スコット(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
高戸靖広ミスター・DNA(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中直樹ジミー・ファロン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
白熊寛嗣ハル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
星野貴紀バリー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作リック・ジャッファ(原案)
アマンダ・シルヴァー(原案)
マイケル・クライトン(キャラクター創造)
脚本コリン・トレヴォロウ
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
音楽マイケル・ジアッキノ
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](テーマ音楽)
編曲ティム・シモネック
ブラッド・デクター
撮影ジョン・シュワルツマン
製作フランク・マーシャル
パトリック・クローリー
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮ジョン・ジャシュニ
スティーヴン・スピルバーグ
トーマス・タル
制作東北新社(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
配給東宝東和
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
フィル・ティペット(恐竜スーパーバイザー)
美術キャティ・マキシー(美術監督)
衣装ダニエル・オーランディ
エイプリル・フェリー
録音ゲイリー・ライドストロム
字幕翻訳戸田奈津子
その他パトリック・クローリー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ティム・シモネック(指揮)
ブラッド・バード(スペシャル・サンクス)
スタン・ウィンストン(献辞)
電通(提供)
フジテレビ(提供)
あらすじ
中米コスタリカ沖。人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、世界中からの旅行者で賑わっている。ある日、運営責任者のクレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)の元に、甥のザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)が訪ねてくるが、忙しくて構ってやれない。クレアはオーナーのサイモン・マスラニ(イルファーン・カーン)と遺伝子操作によって生み出された恐竜インドミナス・レックスについて話し合い、ヴェロキラプトル(ラプトル)の調教師であるオーウェン・グラディ(クリス・プラット)をインドミナスの飼育エリアに向かわせるが、恐竜の姿は何故かどこにも見当たらない。

DAIMETAL】さん(2015-08-07)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
通常表示】/【お気に入りのみ表示】

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
123456


114.《ネタバレ》 “Jurassic World”『ジュラ紀の世界』劇中のテーマパークの名前ですね。“World”には『神が創造した世界』の意味もあって、神の真似事で遺伝子組換え恐竜を創ることへの揶揄の意味もあるのかも?
シリーズ3作、出せるものは出し切ったこのネタで、今さら何するの?と思ったら、リブートに近い続編でした。登場人物も舞台も状況も創り直し。でも今さら、恐竜が登場するだけでは観客は驚かない訳ですから、下地として過去3作の続きとしたんでしょう。
でも前シリーズも気がつけばもう14年(Ⅲが2001年)も前になるんですね。恐竜映画というジャンルの火を消さない意味でも、巨大生物のCG技術継承の意味でも、創られるべくして創られた続編でしょうか。

パーク→ワールドへ。アトラクションの一つ一つに22年の進化が観られます。レールを走るジープだったのがガラスの球体の乗り物に。グッズ類も細かいところまでよく出来てます。ふれあい動物園なんて良いですね。メインはインドミナスという新種で、姿が消せて、人間を騙せて、殺しを楽しむという、まぁ恐竜をベースとした怪獣です。色も白くて愛嬌がなくて不気味です。

やっぱりこういう方向かぁ…って、公開当時は想像の範囲内って思っていましたが、今回改めて観ると、人間+恐竜vsハイブリッド怪獣の構図がけっこう楽しめました。ラプトルと人間のチームでインドミナスを追跡なんてインパクトある画だったし、ラプトル4匹がオーウェンを見るシーンはゾッとしました。
そして今までチラッとしか出ていなかったティラノが、溜めに溜めてここで出るのかって場面で出てくるのはアツい。やっぱりハイブリッドなんかじゃなく生の恐竜だよ、これが観たくてこの映画観てるんだよ。

よく出来たリブートだったと思いますが、本作で初めて女性の死者(画面上初)が出ました。まぁそれは仕方ないとして、初めて人に殺される恐竜(ヘリの傭兵が翼竜を撃つ)がショックでした。何かこう、直接人の手で恐竜は殺さないっていうルールのもとに映画を創ってると思っていたものだから、あんなにアッサリ撃ってしまって、こっから先は何でもアリなんだなって思ってしまいました。 K&Kさん [映画館(字幕)] 6点(2024-09-06 15:36:49)

113.《ネタバレ》 ジュラシックワールド3部作の第1弾。

なんだこのテーマパークは。
いやーもう行ってみたい。古代生物の夢の国です。

陸はT-REX、海はモササウルスが覇者でしょ。
ハイブリット種のインドミナスはやり過ぎだがこのシリーズいおいて驚きはない。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-06-04 22:56:26)

112.《ネタバレ》 パニック映画を超えてホラーに近いかんじ。
映画館で見たら、とてつもない迫力のアトラクションに乗っている気分になることだろう。
そういう刺激を求めている人には良いけど、テレビ画面でこの脚本じゃこの点数。
大勢の人が殺されるが、見目麗しい主人公たちが無事生き残るストーリーはもう見飽きた。 mhiroさん [地上波(吹替)] 3点(2024-05-25 16:29:05)

111.《ネタバレ》 本家ジュラシックパークと関連付けての評価は意味がないと思い、単純に本作だけを観て思ったのは、巨額の予算を費やしながらも結局殆ど何も心に残らない作品という一言です。
確かに手間ヒマかかった最高の映像技術ということは理解出来るのですが、その映像を見せられたからと言って作品として何を言いたいのと思ってしまう。面白いと言えば面白いのだけれど、これを映画館で観るか、TV画面で観るか、と言うとTVで良いかもと思ってしまいます。
恐竜たちはビジュアル的に素晴らしい出来映えであることは間違いなく、特にストーリーを考えずBGV的に流している分には邪魔にならないどころか超贅沢。見入ってしまうカットも勿論多々あります。けれど、やっぱり集中して物語として観てはいられないかな?
それと、不必要にコミカルな演出や台詞が頻出するので、おいおいこの作品の中で一体何人犠牲になってるの?恐竜の命と同じぐらい人間の命も考えて欲しいと思えてしまいました。
いろいろ悩むところですが、やっぱり甘めとしても4点献上が限界です。 タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-01-12 11:32:18)

110.しかしこういう作品って、どうして登場人物がことごとくバカなのかな。起こった出来事にわーわー騒いで場当たり的に対応しているだけで、計画もなければ戦術もありません。かといって、それを超えるほどの何かの情の動きがあるわけでもありません。ブライス・ダラス・ハワードなんて、演技はきちんとできる人なのに、よくこの脚本のこの役で、出演をOKしたなあ・・・。クリス・プラットの自然な存在感はぎりぎりのところで作品を支えていたので、点数はそこに対して。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-14 00:29:39)

109.《ネタバレ》 皆さん同様、過去の遺産「ジュラシック・パーク」を食いつぶす焼き増し感アリアリの駄作でした。いや明らかに30年前のジュラシック・パークにおんぶに抱っこ体質で、ほぼ依存脚本、話としては何となく繋がってしまっています。

時代のせいもありますが、リアルなCG映像を見慣れた現代人には恐竜が歩いている島などむしろ当たり前で、DNAに逃げるにせよもっと脚本をしっかり練るべきでした。オーウェン・グラディ(クリス・プラット)とラプトルの友情物語などはかなり面白い流れなので、こっちの方向で話を広げたほうがストーリーの骨格がガッチリしたのではないかと残念に思いました。
子供たちも若干ご都合主義で、終始無関心だった兄が岐路に立った途端やる気満々なのも笑えますし、クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)も考えていることがよく判らず、ストーリーに流されているだけにしか見えないのでパッとしませんでした。結果的に甥二人と叔母さんの構図は無くてもさほど問題ないような感じでした。この後はどんどんあり得ない流れになってゆき、終盤にむけては結構半笑いの脚本となっています。。

個人的には恐竜映画としてはジュラシック・パークで既に完成しているので、、無理に広げる必要はなかったと思います。本作はある意味正統な続編としてきちんとつながっており、パート4として何となく見られる体に仕上がっているのがまた質が悪かったです。本作後半の流れ&次作(ジュラシック・ワールド/炎の王国)の惨劇を考えると、やはりジュラシック物としては初期三部作で綺麗に終わらせておいたほうが無難だったという気がします。(次から次へと関係作品を出してしまう最近の悪い風潮ですよ) アラジン2014さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-08-18 14:51:19)

108.こんなテーマパークあったら行ってみたい。 TERUさん [映画館(吹替)] 8点(2022-08-15 22:18:19)

107.「ジュラシック・パーク」の過去作を観たことがない人たちにとっては、存分に楽しめる夏休みに相応しい映画だったのだろうとは思う。
ただし、やはり1993年のオリジナル作品を公開当時に“驚き”と共に目の当たりにした観客にとっては、ワンランク下の焼き直し作品に見えてしまったことは否めない。

映像技術としては随分と進化しているはずで、もちろん襲いくる恐竜たちの迫力は凄かったけれど、映像的なインパクトそのものは20年以上前のオリジナル作品と比較してそれほど大差を感じられなかった。つくづくスティーブン・スピルバーグの偉大さを感じずにはいられない。

映画史上に残る傑作である第一作目の映画的完成度の高さに及ばないことは、当然致し方ない。
でもそれならば、個人的には大好きな「Ⅲ」くらいに振りきれた娯楽性は備えて欲しかった。
ほぼB級映画に成り下がりながらも、“モンスター映画”としての存在感を誇った「Ⅲ」並みの娯楽性は充分に展開できるだけの要素が、今作には散りばめられていただけに勿体無いと思えた。

過去にあれだけの惨劇が繰り返されながらも、結局パークをオープンさせてしまっている時点で、既に“やっちゃってる”設定で、その上で遺伝子操作によるハイブリッド種なんていう更なる惨劇が必然のようなモンスターを登場させているわけだから、リアリティラインは充分に下がりきっている。
製作陣は、続編というよりも、偉大なオリジナル作品のリメイク的な意識の方が強かったのだろうし、そのチャレンジ精神は買うけれど、ストーリー設定のスタートラインを踏まえれば、端から大バジェットでのB級ノリで突っ走ってくれた方が、愛すべき娯楽映画に仕上がっていたろうにと思えてならない。

娯楽性が高まりきらなかった最大の原因は、登場人物のキャラクターの弱さだと思う。

主人公役のクリス・プラットは、「ガーディンアンズ・オブ・ギャラクシー」で一躍スターダムにのし上がったばかりなので、フレッシュなスター性がヒーロー役にマッチしていたとは思う。
ただ、なぜ彼があの凶暴なヴェロキラプトルを手なずけられているのか今ひとつ納得できない。野生児的な感覚で済ますことはできようが、やはり今シリーズの主人公としては「知性」が足りないように感じた。
彼は彼でいいとして、過去作と同様に別に博士的な役割の人物が必要だったと思う。

ヒロインは、惨劇の元凶となるハイブリッド種を現場で作り上げた責任者の一人で、そのキャラクター性は名作「ジョーズ」を良い意味でB級モンスター映画化した傑作「ディープ・ブルー」のヒロインに類似しており期待が持てた。
クライマックスでの“ある決死の行動”はなかなか熱いものがあったが、結局最後は取ってつけたような母性とロマンスに落ち着いてしまい、とても物足りなかった。
「ディープ・ブルー」のように命を捧げろとまでは言わないが、犯してしまった過ちに対して何らかの代償は負ってほしかったと思う。

その他にも、悪役(殺され役)のスタンスも中途半端だったし、時代性に合わせてキャスティングされた“インド人CEO”もとても雑な死に方を用意されており、勿体無かったと思う。
オリジナルと比較するならば、子役の存在感にも随分と差があったように思える。どの国の映画においても同様だが、優れた監督は子役使いも上手いものだ。

とどのつまり“オイシイ”キャラクターが不在なのだ。
それはこの手の娯楽映画において、あまりに痛い欠落だろう。


とはいえ、ジョン・ウィリアムズのあの勇壮なメインテーマと共に恐竜の楽園を再び目の当たりにさせられては、映画ファンとして、恐竜ファンとして、高揚感は抑えきれなかったけれどね。
この長い長い駄文が、何だかんだ言って結局この映画を楽しんだことの表れなのかもしれない。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2022-07-21 22:17:48)

106.《ネタバレ》  ジュラシックパーク(1993年)のリブート版とも言うべき当作品。CGが当たり前になった現在において、目の肥えた若いレビュアーさん達にとっては「他作品よりはお金をかけた映画」という程度かな…と思ったりしています。私にとっても正直、娯楽映画としては【普通】です(作り手の皆さん、ゴメンナサイ…)。このレビューでは、当作品に登場したモササウルスとプテラノドンに関する感想を述べたいと思います。
 
 まず、モササウルスについては、当作品でクローズアップしてくれたことを嬉しく思います。
 ご存知の方々もいらっしゃると思いますが、1970年代に、北海道で「日本で初めて、肉食恐竜の化石が発見された」という報道がありました。この化石はエ○ミ○サリュウと名付けられ、当時の地域おこしにも一役買いました。
 しかし1980年代になり、モササウルス科の化石と判明。私は「古代の海の生態系の頂点に君臨したモササウルスの仲間ということか!。恐竜とは進化系統が異なる種とはいえ、中生代に繁栄した大型の肉食脊椎動物であることに変わりはない。これはこれで素晴らしい」と思ったのですが…現実は、俗称の【海トカゲ類】という言葉が独り歩きし、当時のマスコミでは「恐竜ではなくトカゲだった」という見出しで報道されました。某テレビ局では、現地の男の子に「恐竜なら格好いいけど、トカゲじゃ格好悪い」と言わしめる街頭インタビューを流して放送しました。「恐竜でなくてガッカリだね、残念でした」という否定的な価値観のフィルターにかけた情報であることは明白であり【中立的な情報伝達の難しさ】を痛感したものです。
 もし、当作品の公開後だったら「あのジュラシックワールドのモササウルスが日本にも生息していた!」と肯定的な価値観の報道になっていたのでは…と思われます。

 一方、プテラノドンをはじめとする翼竜の描写は感心しませんでした。少なくともプテラノドンは、現在の研究では「崖や木の上から上昇気流を活かして飛び立ち、クチバシで海面から魚をすくい取るように捉えて生活していた」と言われているようです。【現在の鳥類】と重ねるなら、ワシやタカなどの猛禽類ではなく、アホウドリ(この名称は、人間の驕りに満ちた視線を反映しているようで私は好きではありません)や、オオミズナギドリのような生態だったのではないでしょうか。もちろん、今後の研究で、さらに新しい説が現れるのでしょうけれど…
 しかし、どうも映画では、キングコング(1933年)の昔から【後ろ足で人間を鷲掴みにし、空中高く持ち上げて食べようとする空飛ぶモンスター】として描きたいようです。私が10点を献上した恐竜グワンジ(1969年)の頃ならまだしも、2015年でも旧態依然としたままとは…。
 当作品内の台詞を引用する(これが、一応、ネタバレになる?)なら「より恐ろしく、誰もがアッと驚くものを/リアリティーよりも見てくれを求める」という観客のニーズに応えた描写と言えるのかもしれませんが…。もっとも、そんなこと言ったら、ティラノサウルスをはじめとする他の生物群も、程度の差こそあれ、大仰な演出・描写がなされているのでしょうが…。

 さて、採点ですが…冒頭の通り、私にとっては【普通=可もなく、不可もなく】であり、かつ、【モササウルスに関するプラスイメージ】と【プテラノドンの描写へのマイナスイメージ】を半々に、5点とさせていただきます。結局、個人的な恐竜論になっているだけで全然レビューになっていませんが、悪しからず…

*令和2(2020)年7月28日(火)追記
 投稿後、一番最後のほうにある【個人的な恐竜論になっている】という文面は、表現が間違っていると気づきました。モササウルスもプテラノドンも【恐竜とは進化系統が異なる種】なので【恐竜論】ではなく【古代生物論】という表現のほうがいいかな…と思われます。
 因みに、私が子供の頃、恐竜とは【中生代の陸・海・空に繁栄し、怪獣のモデルにもなった大型爬虫類の総称】という意味合いのイメージが一般的でした。ただし、現在でもこのイメージは十分払拭されていないようです。「翼竜は恐竜ではない」といった解説が散見するのは、その現れでは…と思われます。もっとも、個人的には、“ではない”という否定的な表現は好きではありません。例えば、上記のように【進化系統が異なる種】や、或いは【恐竜とは別に、独自に進化して繁栄した種】というように、肯定的なニュアンスの表現が幾らでもあると思うんですけどね…。
 結局、この追記も、レビューになりませんでした…。 せんべいさん [地上波(吹替)] 5点(2020-07-28 22:31:00)

105.《ネタバレ》 音楽で高揚感がよみがえりますね!
CGもよくできているし、細かいところまでよく考えられていると思う。
悪は徹底的に悪なので、痛快さ要因(要員)なんだろうね。
マッドサイエンティストを残しておくあたり、まだ潔さが足りないな。続編狙いなのがバレバレ。 HRM36さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-26 16:38:12)

104.ヒロインに魅力が無くて駄作の予感がしたけど、おっぱいを出した途端に魅力的になる不思議。
ジュラシック・パークとの差別化の為なのかよくわからないけど、子役が兄弟になってたのはマイナス要素。
どっちか1人を女の子にしておけば、もう少し盛り上がったのかも知れない。
あと、命懸けでラプトルたちが戦ってくれてるのに発砲するのはどうかと思うよ。
間違ってラプトルに当っちゃわないか心配になったよ。
それでも、ラストの決闘は盛り上がったので、損はしてないと思います。 もとやさん [地上波(吹替)] 6点(2020-03-21 16:35:56)

103.《ネタバレ》 いやこれワタシ良くできていると思います。これは今の子どもらの「ジュラシック・パーク」なんですよ。30年前にジュラパを経験した大人にはそりゃ当然物足りない。同じだもの。
でも「ワールド」が恐竜ムービー初体験だったら、そんな10才が私はとても羨ましい。映画ってすごいな楽しいなと思うだろうな。まず訪れたテーマパークの造型が素晴らしいじゃありませんか。客を飽きさせない最先端の観光地。千葉にディズニーランドができるずっと前、少女雑誌でフロリダのディズニーランドの記事を読んだ時に感じたときめきを思い出しました。行きたいなあジュラシック・ワールド。お土産たくさん買ってしまうだろうな。もっとも、本物を再現できるのに恐竜のホログラムはいるのか?とは思いましたが。
肉食恐竜のおっかなさを余すところ無く描き、子どもにはちょっと刺激が強いくらい。人がなかなかえげつない死に方しますよね。いい塩梅にユーモアも散りばめてますし、娯楽大作の看板に偽りなしです。 tottokoさん [DVD(字幕)] 7点(2019-03-07 17:19:06)(良:1票)

102.序盤は何やら起こりそうなワクワク感が出ていて良かった。後半はもうシナリオがメチャクチャでしたねー。最後はどの恐竜がどれかも判らなくて、ちょっと問題かな。でも、それにあまりある迫力と恐怖が伝わってきました。 SUPISUTAさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-03-02 21:44:10)

101.超大作だと期待していたのでガッカリでした。
ストーリーは見る前からわかってました。
こういうホラーはキャストに対して「この人には死んでほしくないな」と思えればドキドキしますが、
ヒロイン役の女性と子供たちにそういう魅力を全く感じませんでした。
ヒロインはけっこうなおばさんだし、役柄も能無しな上、木村佳乃の吹き替えがひどかったので早く死ねと思ってました。 マントタヌキさん [インターネット(吹替)] 0点(2018-09-10 22:12:49)

100.《ネタバレ》 続編を見たので思い出し投稿。掛け値なしに恐竜にワクワクした少年時代を思い出した。リアリティ、展開、"パーク感"、どれをとっても自分にとっては良作だ。

歌舞伎町のTOHOシネマズを出た後でも、ちょっとした街の物音に「どっかから恐竜出てくるんじゃないのか!?」と感じるくらい、気分的には入り込んでいた。本当に楽しい時間だった。元祖へのオマージュというかリスペクトもしっかり感じられて良かった。

映画館で見た場合と、PCで見た場合で別物だと思う。本作は映画館で見るべき作品。 なすさん [映画館(字幕)] 9点(2018-07-17 02:01:14)

99.《ネタバレ》 恐竜をコンピューターで管理して安全に観客に楽しんでもらう理想のパークのはずが、ふとした事で綻びが出てパニックに陥って行くという展開は初代ジュラと同じだが、ハイブリッドな恐竜が出てきたりして、恐怖感はこちらの方が上だった。
ラプトルを調教するというのが面白かったな。 ヴレアさん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-16 21:31:14)

98.《ネタバレ》 続編公開に向けて3度目観賞。今回は字幕観賞。14年ぶりのシリーズ最新作。新型最強恐竜が脱走し大暴れ。スケールアップした恐竜テーマパークが大パニック、サバイバルワールドに。進化した映像と追われるスリルに引きずり込まれた。恐竜と心を通わせるタフガイと張り詰めたシゴト人間のヒロインの交流にも注目。命の温もりは万物共通。情けない末路のおデブちゃんは分かりやすいワルモノ。唯一無二の壮大なテーマ曲も健在。良作。 獅子-平常心さん [映画館(吹替)] 7点(2018-07-15 23:10:39)

97.なんかもう恐竜同士の戦いも、全然ドキドキしない。恐竜と人間のスリリングな場面は1作目の方がずっと多かった。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-08 21:52:32)

96.《ネタバレ》 新鮮味が無い。CGに関しても25年前から特段進化したとは思えないし、ストーリーに至っては一作目の焼き直し。恐竜いっぱい作りました→観光用に恐竜ランド作りました→悪い人の私欲→強くて頭のいいのが逃げちゃったーさあ大変→子供二人がピンチ→恐竜に詳しい男女二人が助ける→ラプトルすげえ→Tレックス最強→最後に思わぬ助っ人恐竜の突然の乱入で勝利…とデジャブのオンパレード。さらに痛いのは登場人物。悲しいくらい魅力的なキャラがいない。子供が嫌いなのに頼られるうちに良きパパになるセコい学者もいない。恐竜に愛情を注ぐ優しい女学者もいない。警笛を鳴らし続ける癖のあるカッコいいジェフゴールドブラムも、孫思いの恐竜じいさんも、可愛い女の子もいない。いるのは女好きで危機感もなく弟をどんどんピンチに追い込むボンクラ兄貴、まるで共感出来ない中原麻衣っぽい人(いっそ中原麻衣にやらせろ。どうも声に違和感あると思ったら木村佳乃か…)、あとは悪人と無能ばかりで、恐竜思いの飼育係の黒人はどんな活躍を見せてくれるのかと思ったら木の下に隠れたのを最後に姿を見せなくなり、マッチョのカッコいい主人公一人の活劇でしかない。そもそもこのシリーズは「恐竜ってこんななんだ…すげえ!」が売りなはずなのに、遺伝子操作で新しいの作っちゃいましたってそれもう恐竜映画じゃないでしょ。これは純然たる怪獣映画です。モンスターアクション。ひたすら怪獣と戦う!ついには怪獣同士で戦う!草食恐竜との心温まる触れ合いなどありません。ゴジラの新作か何かだと思って見て下さい。てかプテラノドン増やしすぎでしょ。そんな危険な肉食獣をなんでそんなに増やしたの。Tレックスっぽい頭のくっついたプテラノドンきもいです。パニック映画にしたかったんでしょうが、プテラノドンに襲われるなんてこのシリーズで過去とっくにやった挙句に大して受けなかったでしょ。プテラノドンがメインの映画もあったじゃないか。そういや子守させられた女性はあれ結局死んじゃったのか?ちょっと殺す人間違えてないか?調子いい事言ってた東洋人の学者はさっさと逃げちゃうし、なんだかなぁ。続編用に生存させてあるの?いいよもう…続編作るなら原点に立ち返って下さい。名曲のメインテーマもせめてラストに流そうよ。序盤の一回だけとは残念。最後に頑張ったラプトルがかわいかったんで甘々加点。 にしきのさん [3D(字幕)] 5点(2017-11-28 23:01:34)

95.不細工な白人女のピッタリ服に本能を刺激された私は、ひょっとして恐竜以下なのか。。。ガブッ!! マー君さん [DVD(吹替)] 6点(2017-09-23 11:08:29)

別のページへ
123456


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 114人
平均点数 6.12点
010.88% line
100.00% line
200.00% line
332.63% line
497.89% line
52118.42% line
63328.95% line
72824.56% line
81714.91% line
921.75% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.14点 Review7人
2 ストーリー評価 4.28点 Review14人
3 鑑賞後の後味 4.84点 Review13人
4 音楽評価 5.66点 Review12人
5 感泣評価 1.70点 Review10人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS