みんなのシネマレビュー

オーバー・フェンス

2016年【日】 上映時間:112分
ドラマ青春もの小説の映画化
[オーバーフェンス]
新規登録(2016-11-09)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2019-10-21)【イニシャルK】さん
公開開始日(2016-09-17)


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監督山下敦弘
キャストオダギリジョー(男優)
蒼井優(女優)
松田翔太(男優)
満島真之介(男優)
北村有起哉(男優)
優香(女優)
塚本晋也
原作佐藤泰志「オーバー・フェンス」(「黄金の服」所収・小学館)
脚本高田亮
撮影近藤龍人
製作東京テアトル(「オーバー・フェンス」製作委員会)
配給東京テアトル
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 チャラい感じの恋愛映画と思って敬遠していたが、とてもよい映画だった。 とにかく、函館という街がいい。坂道、人けのない漁港、海の向こう側に見える寂れた工場群、、実に映画映えする風景だ。 登場人物たちもいい。特に近年のオダギリジョーは、本当にいい演技をみせてくれる。軽口の叩き方とか、すごく好きだ。蒼井優はちょっとオーバーだったけど、静かな映画のいいアクセントになっていたように思う。あの鳥の求愛ダンス、うちに秘めた弱さと寂しさを隠すための "虚勢" のようにも見えたが? どうでもいいような若者たちとの合コンの場面に、いい台詞があった。 「20代のうちにたくさん笑ってろ。40代にもなればもう笑えなくなるから」 白岩のこの台詞、心にガツーンときた。もちろん、俺も今まさに彼と同じ年代ということもある。確かに、最近は笑うことも少なくなった。でも、ただそれだけじゃない。この映画のメッセージは、フェンスの中とか外とか、そんなことは関係ない、ということがわかったからだ。 これは職業訓練校という極めて閉鎖的な舞台であり、正しい人生を一歩だけ外れた者たちの物語、と思って少しだけ上から目線で観ていた。 ・・全然、違った。これはぼんやりと目的もなく生きている人全てに対するお説教であり、その背中を押してくれる応援歌だ。 大きな成功ではなくて、自分にとっての起死回生のでっかいホームラン、何とか打ってみたい、、そんな気にさせてくれる映画だった。 タケノコさん [DVD(邦画)] 8点(2020-11-11 10:11:04)(良:1票)

7.《ネタバレ》 世間からのはみ出し者を温かく、そして大らかな大人の視線で描いた作品。
とっても見応えがあり、良い映画だと心から感じた。
主演二人の熱演、プロとしての演技が心に響いた。

たまたま見た映画だが、とんだ掘り出し物だった。
期待せず見始めて、「おっと、何だかコレおもしれーぞ!」ってなった。

こういう映画との素晴らしい出会いがあるから、映画は止められない。 にじばぶさん [インターネット(邦画)] 9点(2020-10-29 01:15:54)(良:1票)

6.《ネタバレ》 世間から取り残されたダメ人間のためのファンタジー

本当に、山下敦弘という人はダメ人間を描くのが絶妙に上手い。この作品も、ダメ人間たちの日常をただ描いているだけなのに、最後まで引き込まれてしまいました。

それにしても函館という町は、どこかノスタルジックで映画映えしますね。 TMさん [DVD(邦画)] 8点(2017-11-03 09:30:00)

5.《ネタバレ》 俺は好きだった、この映画。絶妙のニュアンスを演じる蒼井優にため息が出るばかり。自分も職業訓練校に行ってたので、このけだるい中にもたくましく生きていく人たちに見覚えがあった。オダギリジョーがあそこでホームランを打てるのは疑問だが、再生をうたった映画であることは間違いない。でも男と女の話はそんなに簡単であるのかな? トントさん [DVD(邦画)] 7点(2017-06-10 01:46:31)

4.どこに面白さを感じたらいいかわからない映画。
登場人物のだれにも共感ができない。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 3点(2017-04-08 16:30:21)

3.重苦しい映画なんだが、何が言いたいのかよくわからない。蒼井優のぶっ飛び度合いがひたすら痛い・・・ あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 3点(2017-03-30 00:57:35)

2.何か訴えたいことがあるような映画でしたが、伝わりませんでした。 娯楽映画ではありません。 紫電さん [DVD(邦画)] 1点(2017-03-15 14:42:44)

1.「海炭市叙景」、「そこのみにて光輝く」に続く函館3部作(?)の3作目。
3作に共通して言えることだが、その作品全体の雰囲気が重く、陰鬱としている。
同じ原作者なのだから当たり前かもしれないが、函館がそういった暗いイメージでとられないか心配してしまうほどだ。
物語的には「そこのみ~」に非常に似ている。主人公も無職で、いつも暗い部屋で鬱屈した日々を過ごしている。やがてホステスの女性と出会う事で変わっていくのだが・・・。
池脇千鶴が蒼井優になっただけやん!と言えなくもない。
しかし、このヒロインである蒼井のキャラがかなりヤバい。池脇のキャラがどこにでもいそうなリアルな人物だったのに対し、かなり作りこまれているというか、ぶっ飛んでるというか、メンヘラ過ぎるので、主人公に対してもそいつだけは止めとけと終始思ってしまった。
おまけに音楽までもの悲しい感じで、より空虚さが感じられ、「そこのみ~」よりもさらに希望のない物語だったように思う。
とにかくこの主人公が何を目指しているのか全然わからないし、ヒロインにしても病気としか言いようがない壊れキャラなので絶対明るい未来は見えないし、一体この映画は何を訴えているのかすらわからなかったというのが正直な所。

でも、そういう心に闇を抱えた人物達の描写は非常に丁寧に描かれていたのでそこは良いと思った。しかし、これだけ厳しくなってる近年において堂々と飲酒運転する場面があるのはよろしくないかと・・・。 ヴレアさん [映画館(邦画)] 4点(2016-11-10 21:22:10)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.38点
000.00% line
1112.50% line
200.00% line
3225.00% line
4112.50% line
500.00% line
600.00% line
7112.50% line
8225.00% line
9112.50% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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