みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 ただのサスペンスかと思ったらエスカレート系。 犯罪者でもなければ殺人鬼でもない。ちょっと女好きな人たちと、ちょっと男好きな人たち。どこにでもいる普通の若者。そんな普通の若者たちが、ちょっとしたボタンの掛け違えで、お互いに殺しあってしまうまでを描いたシチュエーションサスペンス。その狂気を、違和感や不自然さを感じさせないぎりぎりのバランスで描いた良作。 前半がちょっとダラダラしすぎかもしれないですね。まあ必要な人物描写のシーンではありますが。それに前半の平穏なバカンス風景があるからこそ、中盤からの殺し合いがよりスリリングに感じられるというものです。にしても長い前半です。 リサが死んでからは徐々にスリリングな展開に。みんなの精神が少しずつおかしくなっていく様が妙に生々しくリアルです。 一番情けない感じだったジョシュ。そんな彼が一番狂気をはらんだ人間に変貌を遂げていくなんて誰が想像できるでしょう。 ショーンとキムの最期が悲劇的で悲しい。これだって、平常時であれば、キムはこんなミスはしなかったでしょう。これがパニック状態の人間の怖さ。早とちりで簡単に人間の命が散ってしまう。 気がつけばタミーとジョシュしか生き残っていません。クルーズに出る前、誰がこんな結末を予想したでしょう。うまいなあ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-04-13 22:08:25)(良:1票) 1.《ネタバレ》 原題は《Donky Ponch=ドンキー・パンチ》です。 ドンキーパンチとはSEXの後背位時、男側がイキそうになった時、四つん這いで無防備な女の首後ろを手刀風に殴り気絶させ、結合部の締まりをよくさせフィニッシュ時の快楽を得るという鬼畜的な行為の事だそうです。(劇中にそれらしきセリフで説明がありましたし、その瞬間を見てみれば分かります。ひじょうに恐ろしくも愚かな行為です。) その行為による事件の始まりから船内が死のクルーズへとなりゆく様を描いたパニックサスペンスであります。 従いまして、この作品、死神などとは一切無縁でして 邦題:ファイナル・デッドクルーズとされていますが、米映画のメジャー作《Final Destination=ファイナル・デスティネーション⇒デッド・コースター等々》 このシリーズとは何ら関係の無い別物であるということは認識していただきたい。 しかし、故意でなかったとはいえ、性交の途中で死なせてしまった女を尻丸出しで素っ裸のままそのまま放置しておくのってひどいよな 女友達だって泣き喚くばかりじゃなくて シャツの一枚でもさらっと掛けてあげればよいものを。 死人に口無し、死人に服無し 尻は丸出し。 まったく憐れなお仲間たちですこと・・・。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-11 22:16:18)(笑:1票)
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