みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.《ネタバレ》 面白い。実話に基づいた、というだけあり超エンタメな作品とはもちろん異なるが、それでも「元々困難な任務」「次々に起こる問題」「政治的な判断との葛藤」「ちょいちょい軽口を叩くやり取り」「え?どうなるの、というハラハラな展開」「作品のテンポ感」等、充分面白いと感じさせる。 飽きず、退屈にもならない。 何より「宇宙空間が舞台」というだけでスリリングなのは言わずもがな。 「アクロバティックな方法でどうにかする」といった描写は元々求めていなかったので、その点は逆に良かった。むしろ「ちょっとしたことが大問題を引き起こす」の方が納得できます。 なおBGMについては、これは完全に感性の違いによるものだとは思いますが、全く合っているように感じなかったですw 【53羽の孔雀】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-29 03:27:11) 8.面白い はじめから最後まで、常にスリリングで、展開も早く、見ていて退屈しない。 映像も美しい。 主人公の奥さんをいけ好かないセレブ気取りの女にしたのだけは残念。ナイナイ岡本似の方の奥さんはとてもキュートなのに。 過去に見たロシア映画はどれも退屈なものばかりだったが、これは、とてもエンタメ性が高く、またCGもしっかり作られていて、よくできている。ロシアもこんな映画が作れるんだな、と感心した。 どの程度史実に則っているのか気になってネットで調べたが、この映画の題材の出来事に関する情報はとても少なかった。秘密主義まっさかりだったソ連時代の出来事だからなのか、単にそもそもさほど世界から注目されたことでもなかったからなのか。 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-04-08 06:36:26) 7.恐ろしいほど淡々と宇宙ステーションの事故とその顛末を描いた映画。 ハリウッドだとゼログラビティのような外連味あふれる「エンターテイメント映画」として仕上げるところだろうけど、もうびっくりするくらい淡々としてて、でもまぁこれはこれでいいのかも、と思った次第です。 映画的なギミック的なのは無重力状態での水や酒のシーンくらいじゃないかなぁ… エンドクレジットの(映画の雰囲気にそぐわない)勇ましい男性曲、そしてその後に挿入される実際の映像は個人的ちょっとおもしろかった。それにしてもなんなんだあの歌、雰囲気ぶち壊しじゃねーか笑 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-04-26 09:45:13) 6.冷静な視点だね。冷静すぎるかな。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-04-09 23:03:01) 5.《ネタバレ》 宇宙パニック物はたいがい面白い。 この作品も面白かった。 一つ間違えば即死につながる緊張感がある。 全体のストーリーラインはゼログラビティと被る。 ただあの作品と比べるとちょっと見劣りする。 実話を元にしているとのことなので仕方ないのだろうが やや間延びしてる感は否めない。 それにどこまでが脚色なのか調べてみた所後半はほぼ創作とのこと。 実際には火災やら二人で金づち打ったりはしてないらしい。 ただあの二人のキャラは良かった。 どの登場人物もどこか人間臭いので観てて楽しかった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 7点(2020-09-14 22:41:56) 4.実話だとしてもロシア発だとしても見慣れちゃった感がどうしても拭えない。 二人のプロ意識というか冷戦時代ならではの国を、そして家族を愛する思いに凄味はあった。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-09 23:13:54) 3.《ネタバレ》 宇宙開発なんてやっぱり相当な無理と危険を冒しているんだなあ。アポロ13もサリュート7も不可抗力のちょっとしたトラブルで、命のかかった復旧劇になるのだから、恐ろしいものだ。次から次へと襲うトラブルも大変だが、大元の元凶がセンサーのカバー金具が変形していて取り外せないという、結構原始的なトラブルで驚く。というか、案外絶望の大元ってそんなものかもしれない。だが、それをハンマー的なもので根気強く叩き続けて遂に金属パーツを叩き外すっていうのが、ちょっと拍子抜け。そんなものなの?宇宙ステーションって。という感じ。というか、レンチだかスパナだか、そういうの船内に取りに行ったら有るだろとも思う。 でも、実話なんだよなあ、これって。 映像的には、ステーション内の氷が解けた後の、一面の水玉が凄い!とてつもなく厄介な局面だろうけど、キラキラ輝く水玉は美しい。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-12-15 20:40:35) 2.《ネタバレ》 ソビエト連邦時代の偉業を語る映画である。ただし1985年だともう終わりの始まりくらいにはなっていたのではという気もする(同年にゴルバチョフが書記長に就任している)。 事故で機能を失った宇宙ステーションを2人の宇宙飛行士が献身的な働きで回復させる話だが、それほど人類史的な意義があるわけではなく、関係者には申し訳ないが映画の題材としては地味目というしかない。またアメリカの策謀とか爆発とか天使までこの話に詰め込むのは作り過ぎのようでもあり、サリュート7号の実録映画というよりも、事実に取材してまとめた娯楽映画と受け取っておくのがいいのではという気がする。ちなみに人名も仮名にしてあるらしい。 宇宙空間の映像は、基本的には地球を周回するだけなのであまり変化は出ないが、周回軌道上に昼夜があることは物語的にも生かされている。当然ながら地上が見える場面が多く、冒頭でフィリピンのスールー海上空にいたのはわかったが、それは北がほぼ上だったので気づきやすかっただけかも知れない。その後はフロリダの発射場を除き、都市部の灯りなどは場所がわからなかったが、全部実在のどこかを想定して映像化していたものか。 アメリカ人並みのおふざけなど本当にあったことなのかは知らないが、水玉映像や昆虫との友情など飽きないようには作ってあり、無重力下のアクションも若干ある。また飛行士それぞれに美人の奥さんがいて(若妻は可愛いタイプ)家族愛を見せるとか、男2人が並んで夜景を眺めてしみじみ語るといったドラマっぽい場面もある。スペースシャトルが挨拶(salute)してから翼を翻して去るのはやりすぎだろうが、生真面目なロシア映画「ガガーリン 世界を変えた108分」(2013)に比べれば、かなり娯楽性を意識した映画に見えた。 なお当時を語るものとして、1980年モスクワオリンピックのマスコット「こぐまのミーシャ」が出てきたのは懐かしい。閉会式で泣いていたのは日本人としても記憶に残るが、映画の時点ではもう5年後であり、主人公の娘などこれが何なのかわかっていなかったのではないか。またスペースシャトルの名前は「チャレンジャー」だったが、これは翌年1月に爆発事故を起こして乗員全員が死亡した機体のはずである。劇中では、それまでに死亡したソビエト側の飛行士を悼む場面があったが、このチャレンジャーの悲惨な事故に対し、この映画がどういう立場だったのかはわからなかった。 【かっぱ堰】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-03-30 10:12:38) 1.《ネタバレ》 ハリウッド映画にありがちな冗長な描写がなくストレートな展開に好感。ロシアから見た資本主義国家感も新鮮。にしても実話なんですねえ。俺も万事休すと感じた時に「フロンターレは勝ったか?」てなセリフが吐ける男になりたいなあ。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-02-03 12:43:23)
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