みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 主人公の絵のモデルになってくれた女性が実は出会ったときには死んでいた。しかも、二人の出会いを日記に書いていた。それでは主人公が毎週会っていた彼女は…?というお話。ショートストーリーのホラーとしてはアルアル的なプロットです。出演者の演技、BGM、音響等々、いろいろと物申したくなる作品でした。 が、最も理解に苦しむのは主人公が後追いしてしまうこと。生死は明確には描かれていないものの後追いしたことは間違いないように思えます。この顛末は一体何?どうして?理解出来ませんでした。 仕事と人生に疲れてしまった女性が死を選び、その魂を救った人魚が夢を果たさせようと仮の姿を与えて主人公と出会わせた。だから、公園に居る他の人たちには彼女の姿は見えない。束の間の安息を得ることが出来た魂は、生前の自分に舞い戻りモデルとして生きがいを感じた日々の記憶をもう一つの人生に焼き付ける。絵本作家を目指す女性は、真実を知って人魚の物語をライフワークとすべく改めて心に誓う。 ベタではありますが、そんな感じに仕上げてくれればもう少し作品世界に感情移入出来たかも知れません。ラストが残念。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 4点(2025-02-23 11:31:42)★《新規》★ 2.《ネタバレ》 佐渡の女性がブラック企業でパワハラ上司に苦しんで自殺、その幽霊が新潟まで姿を見せては人魚としてのモデル稼業で生き甲斐(死に甲斐)を見せるも、新潟の絵描きに約束をすっぽかされ、モデルとしての生き甲斐(死に甲斐)を見失った佐渡の女性は、その後新潟の絵描きの前に姿を見せることはなかった…という話、なのかな?分からん。 人魚の古臭いゲジゲジ眉毛と昭和チックな古びた映像は、昔から伝わる人魚伝説を語る上での狙いかな?分からん。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2025-02-23 10:03:03)(良:1票) ★《新規》★ 1.《ネタバレ》 Amazonプライムビデオで公開されている。10分なので時間的には負担にならないが、見て困惑したくない人は見ない方がいい。 見た目としては昭和の素人ビデオのようだが製作年は2016となっている。関係者は全員素人かと思ったが、出演者に関しては新潟のシンガーソングライターや地元アイドルなのでプロの印象がないのも当然である。ちなみに千葉県のTVで放送されたこともあるらしい。 話の内容は全部適当に作ったものではなく、エンディングのURLに出ている地元の伝説をもとにして人物の性別などを変え、最後にオリジナルのオチを付けた形である。「人魚塚伝説之碑」は新潟県上越市に実在するもので、わざわざ佐渡から通ってきていた設定なのはその伝説がそうなっているからである。なお関係ないが佐渡汽船のフェリーは佐渡と上越市の直江津港の間でも運行しているそうで、映像に出ていた船が多分それだと思われる。 オチの部分はいろいろ意味不明だが、まず人魚側の意図としては、題名からすると普通に主人公を道連れにしたと解される。主人公の「あれっ!?」は素っ頓狂な感じだったが、ここは死んでしまってからやっと不審点に気づいたことの若干コミカルな表現か。 また特に水死者を人魚扱いする意味がわからなかったが、これは水死者というより人を海中に引き込んで死なせるものという、どちらかというと西洋的な人魚観によるものか。もとの「人魚塚伝説」からして登場人物と人魚の関係性が不明瞭だったりするので、そこに少し独自色を加える余地があったかも知れない。ほかにも不明な点があるが長くなるので省略。 なお褒めるところは特になかったが、全体を黄色くした映像の中で、水色のクレヨンが鮮やかに見えたのは特に意図したことかと思われる。 ほか出演者として、「新潟痛車フェス」オフィシャルキャラクターの「越後姉妹Geeks」(2017.6.16解散)のメンバーが人魚役などで出ている。そういえば2014年に新潟市に行ったら古町でそういうイベントをやっていたのを見かけて、これは何をやっているのかと思った覚えがあった。だから何だということもないが個人的思い出ではある。 [付記]その後、ここの「人魚塚伝説」をもとにしたといわれる童話「赤い蝋燭と人魚」をわざわざ読んだ。物悲しく怖い話だった。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 1点(2025-02-22 22:38:35)(良:1票) ★《新規》★
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