みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.《ネタバレ》 「戦う幌馬車」という西部劇の主演は、御大ジョン・ウェインとカーク・ダグラスという重量級俳優の魅力的な顔合わせです。 監督がバート・ケネディなので、内容的にはシリアス寄りではなく、コメディ寄りの痛快アクション西部劇になっています。 結論から言うと、この映画はとても面白かったのですが、ラストは主人公にとって残念な成り行きになっています。 思わず「オーシャンと11人の仲間」を思い出しました。 冒頭、主人公のトウ・ジャクソン(ジョン・ウェイン)が刑務所帰りという設定で登場するので、一瞬ビックリしました。 ジョン・ウェインが西部劇の悪役をやるわけがないからです。実は、無実の罪で刑務所送りになっていたのです。 そして、その無実の罪に追いやった敵をやっつけに来た、というストーリーでした。一種の復讐劇と言ってもいいかもしれません。 トウの標的は、自分を騙して牧場を奪ったうえに、牧場から出た金を独り占めしているピアースという男です。 トウは、ピアースが鉄製の装甲車のような馬車で運ぶ金を奪う計画をたて、仲間を集めます。 金庫破りの特異なローマックス(カーク・ダグラス)、古い馴染みのリーバイ、運び屋のフレッチャー、爆破が得意なビーリーの4人。 それぞれ特技を持った仲間が協力して、数十人の護衛のついた戦車のような馬車の襲撃作戦を決行するのです。 現金輸送車ならぬ砂金輸送馬車、この馬車の外観がかなり凄いです。 真っ黒で、上部には丸い砲台のようなものが付いていて、機関銃が据え付けてあるのです。 この不気味な馬車が、護衛を引き連れて荒野を疾走するシーンは迫力満点です。 トウとその仲間5人が、いかにして鉄の馬車を襲撃して金を奪うのかが、この映画の最大の醍醐味であり、見せ場であり面白いところです。 爆破が専門のビリーは、若いくせにアル中で、運び屋の老人は、まるで孫のような若い奥さんがいる乱暴者、とまあこんな風に仲間もそれぞれ個性的で観ていて飽きません。 バート・ケネディ監督の映画は、以前に「夕陽に立つ保安官」を観ました。あれほどコメディ色は強くないですが、ジョン・ウェインとカーク・ダグラスが見せる絶妙の間合いの可笑しいセリフは得難いもので、観ていて微笑ましく癒されました。 内容を全く知らずに観て、面白くて大正解でした。西部劇はやっぱりアクション映画の原点だなと、あらためて思わせられた1本でした。 【dreamer】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-03 07:40:48)(良:1票) 12.ところで幌馬車戦ったか? 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-02-05 20:57:40) 11.《ネタバレ》 アメリカの人は作中のジョン・ウェインとカーク・ダグラスの様な、ライバルともケンカ相手ともバディとも取れるようなトムとジェリーみたいな関係性のコンビを描くのがつくづく好きなんだなぁ、という印象です。 そんな関係を邦画のように浪花節全開にしないで、ドライに描いているので見ていて肩がコリません。 派手なガンファイトや緊迫する一対一での決闘等はあまり無く、策略を持って敵と対峙します。 そしてそのイベントが結構多いので物語はサクサク進みますが、少し淡白にも映ります。 死んで欲しい人は死んでくれますし、くっつきたい人はくっつきますし、お金も程よく手に入ります。 ロールプレイングゲームの原作に丁度良さそうなお話です。 プレイヤーはジョン・ウェインとカーク・ダグラスのどちらかを選択できる、といった感じでしょうか。 ジョン・ウェインを選べば苦労なく簡単にクリアー出来ると思います。 一方、カーク・ダグラスを選ぶと色々と苦労しますがお色気シーンが結構見れそうです。 当時のアメリカ西部でのメキシコ人や中国人への見下した様な態度や、主人公グループと協力関係にあるが人種的に対立しているネイティブアメリカン達が最後に裏切った為に、彼等の多くが爆死してしまうのに対して、旧約聖書の出エジプト記のユダヤ人の様に荒野の中を彷徨っている別のネイティブアメリカンの集団が最終的に40万ドル相当の砂金を手にするのは何かを示唆しているのかテレビの前の日本人の私には解りませんでしたが、そんな事を考えずに見ていてもそれなりに楽しめた作品でした。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-21 05:00:55) 10.《ネタバレ》 精鋭のメンバーを集めて大仕事をするというパターンはいろいろあります。この場合、メンバー全員の個性が重要になる場合もありますが、常にそうとは限らない。本作の場合、ジョン・ウェインとカーク・ダグラスがいるだけで十分。特にカーク・ダグラスの、軟派でとぼけたところのあるキャラクターがユーモアをかもし出して、観ているこちらも気楽な気分になれます。これは娯楽映画としては大切なところでしょう。馬車を襲撃する作戦の面白さ、最後に二転三転するところや金の行方など、ちょっと「ルパン三世」を思わせるところがあります。というか、これ以前に作られた『黄金の七人』の影響でしょうか。そんな映画にジョン・ウェインが出ているというのも面白いです。 そのウェインとダグラスとの楽しいやりとり、颯爽としていたダグラスが最後に馬から落ちるオチなど、最後まで楽しめる作でした。難しいことを考えず、気楽に見られる純娯楽西部劇ですね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-04 16:29:33) 9.《ネタバレ》 単純に面白い作品でした。ジョンウェイン、カークダグラス共に格好いい。トゥジャクソンがどうやって騙されたのか、どのように乗っ取られたのか一切省いていますが、この際ストーリーがややこしくならない、このままが良かったのでしょうな。単純明快、アクション西部劇として十分楽しめました。ただ終盤でピアースが同士討ちで死んでしまったのはあまりにあっけなく、トゥに撃たれたほうがスッキリしたんじゃないかな。 男同士の友情を感じさせるラストシーンは特に良かったですな。 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-13 23:06:25) 8.ただただ、全盛期で脂の乗り切ったカーク・ダグラスのカッチョよさをひたすら味わうべき!(この際、ジョン・ウェインはどうでも良い) なぜか革手袋の上からでっかい指輪をしてるのですが、そこがまたカッコ良い! ピョンピョンとび跳ねながら馬に乗るところがまた痺れちゃう! と、ダグラスに見惚れてるうちに映画は終わってしまいました(なんか装甲車みたいな馬車が出てた様な気がしましたが)。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-03 22:36:58) 7.あまりにも単純なホネをそのまま役者に演じさせただけであり、ドラマ性も技巧も感じられませんでした。個性の感じられない作品を高評価はできません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-06 01:56:57) 6.《ネタバレ》 「戦う幌馬車」という邦題がおかしい 主人公たちの武器ではなく敵役の武装馬車なのだから しかも主人公たちに簡単に壊されてしまう 「戦う幌馬車」という題にひかれてワクワク期待したのに羊頭狗肉 だまされた感じ 【やわらかなひかり】さん [地上波(字幕)] 2点(2010-03-03 00:01:52) 5.二大俳優の強いガンマンの設定にも関わらず、珍しく殺しがない。 悪人、インディアン、同士討ちはあるが・・・ 楽しく西部劇が観れます。 ’09・7/1 2回目鑑賞。若きウェインとダグラス、昔なつかし活劇ウェスタン。楽しいね! 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-01 15:00:49) 4.かっ、かっ、かっ、かっちょえぇぇ~~~(悶絶)。しびれるぅ~~~(悶絶)、なんて素敵なんだ~~~はぁ・・・(うっとり)。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-03-30 20:58:58) 3.こういう映画を見ると昔の俳優って本当にかっこいいよなーと思ってしまう。一体今の俳優でこのジョンウェイン、カークダグラスのような俳優っているのだろうか・・・なんて愚痴はおいといて、映画のストーリーとしては酒場のシーン等々、いらないのではないのかと思わせるところはあったけど、全体的にきれいに終わっているところがよかった。 【ボーリック】さん 8点(2004-08-26 22:03:37) 2.やったやった、NHKさん放送してくれて有難う! コレ、子供の頃テレビで観て、なんちゅう面白い映画だと大感激したのに、何故かタイトルをチェックしそびれるミスを。タイトル不明のまま、その後、西部劇を見る度に、ああこれでも無かったか、と思いつづけて二十余年。ついにそれらしき映画がBS2に登場、観てみたら、ビンゴ!! いやあ、これは面白いですよ。ジョン・ウェイン演ずるトウ・ジャクソン、悪漢ピアースの策略により無実の罪で投獄され、三年後仮釈放された時には、屋敷、土地、産出する金まですべてピアースに奪われてしまっていた。トウは仲間を集めて、ピアースが馬車で輸送する金(50万ドル相当)の強奪を計画する。が、この馬車、鋼鉄製でまさに走る金庫状態。そしてそれを護衛する大勢のガンマン。しかも決行日には、馬車はガトリング砲装備の装甲戦車へと改造されていた! こちらはたったの五人、この不可能な強奪をいかにして成功させるか? もうワクワクしますよねえ。相棒のカーク・ダグラスはミョーに華麗な乗馬を見せてくれるし、中盤には(あまり意味も無く)酒場での乱闘シーンもあるし、さらにラストでは思わぬ展開を見せるしで、あれこれサービス満点。正直言って私は映画の出来不出来とかいった難しい事はよくワカリマセン、ただ、映画を観てどれだけ気持ちが燃えたか。そう、この映画は、燃えました。 【鱗歌】さん 8点(2003-12-19 22:02:40)(良:3票) 1.まず邦題に一言。これ、幌馬車じゃないでしょう(笑)。装甲馬車?馬戦車?←こんな名詞があるのかは知りませんが、出てくる悪い奴等の馬車がコレ。それにしても、ジョン・ウェインとカーク・ダグラスのコンビはいい。お互い足りないところを補い合う名コンビともいえるだろう。例えば、インディアンのキャンプ地を聞き出すための行動が違う。ジョン・ウェインは男に酒をやって情報を得ようとするも成果なし。一方のカーク・ダグラスは女に近づき、打ち解けてあっさりゲット。しかもこの二人は友情で結びついているのではない。お互い金のため。実力を認め合っているからだけにすぎないところが、なんとも映画チック。現実ではこんなことないから、妙に憧れてしまう。できる男とできる男の繋がり……かっこいいねぇ~。ところで、カーク・ダグラスはどうしてアゴに窪みがあるのか知ってます? 答えはこの映画を見ればわかるよ~(笑)。 【元みかん】さん 7点(2003-12-08 21:51:41)(笑:1票)
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