みんなのシネマレビュー

料理長(シェフ)殿、ご用心

Who Is Killing the Great Chefs of Europe?
1978年【米・伊・仏・西独】 上映時間:112分
サスペンスコメディミステリー小説の映画化グルメもの
[シェフドノゴヨウジン]
新規登録(2004-01-13)【あばれて万歳】さん
タイトル情報更新(2018-02-22)【S&S】さん
公開開始日(1979-05-05)


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監督テッド・コッチェフ
キャストジョージ・シーガル(男優)
ジャクリーン・ビセット(女優)
ジャン=ピエール・カッセル(男優)
フィリップ・ノワレ(男優)
ジャン・ロシュフォール(男優)
ジョス・アックランド(男優)
ロバート・モーレイ(男優)
ジャン・ガヴァン(男優)
羽佐間道夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴木弘子(日本語吹き替え版【フジテレビ/テレビ朝日】)
滝口順平(日本語吹き替え版【フジテレビ/テレビ朝日】)
雨森雅司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
黒沢良(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林修(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
京田尚子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ピーター・ストーン
音楽ヘンリー・マンシーニ
撮影ジョン・オルコット
ダグラス・ミルサム(アシスタント・カメラ)
製作総指揮リー・リッチ
配給日本ヘラルド
美術ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装ドンフェルド
ジュディ・ムーアクロフト
編集トム・ノーブル
録音デイヴィッド・ヒルドヤード
字幕翻訳進藤光太
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【クチコミ・感想】

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6.マックスの洒落の効いた毒舌に笑いっぱなし。美食家なのか食い意地が張ってるだけなのか曖昧なところも笑えます。犯人の殺害方法が無理筋にも程がある連続殺人は作品の付け合わせに思えました。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2023-04-13 00:12:58)

5.小粋なグルメ系サスペンス映画。適度にラブありサスペンスありの佳作でジャクリーンビセットの魅力全開映画。と、書いてみると、めっちゃ大雑把に言えば「シャレード」系映画と言えますね。
(シャレード系ってなんだよという突っ込みはあるかと思いますが)

映画の内容は原題の「誰かがヨーロッパのすごいシェフを殺そうとしている」がまさにそのものドンピシャリの内容で、当時と違ってグルメな食事に慣れた今の日本人が見たほうが面白いかもしれません。
(この映画が公開された頃、ロブスターを実際に食べたことある日本人ってほとんどいなかったと思います)

私らの世代は「なんちゃら洋画劇場」で1回や2回は必ず見てる..と思うくらいにしょっちゅうテレビ放送されてた映画なんですが、どうやらDVD化されてないらしいので、今は見るのが困難なのかもしれませんね。

こういう映画こそ、映画のジェネレーションギャップを測るのにふさわしい映画なのかもしれません。
ま、そんなもん測ってどうするのかがわからないんですが。 あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 6点(2016-11-07 13:16:17)

4.《ネタバレ》 高カロリーで決して体に良くないグルメや美食を皮肉たっぷりに描いたグルメ・ミステリー・サスペンス・コメディ。世界有数の一流シェフが次々と、それぞれが得意とする料理方法で殺されていく。その動機は?犯人は?ミステリとしては、いかにも怪しい登場人物がシロなのはお約束。その上で、一流シェフ連続殺人の動機は十分に読めてしまうのですが、ラストに登場する真犯人は意外な人物でした。お話としては、笑える話ではないのに可笑しい。個性派が顔を揃えたキャストのコミカルな演技も、作品に品をもたらせている巨匠マンシーニの音楽も素晴らしく、片肘張らず楽しめる作品になっています。そのキャストの中でもダントツに魅力的なジャクリーン・ビセット。見えそうで見えない入浴シーン、バスタブの中で一緒に戯れるジョージ・シーガルにもうひと頑張りして欲しかったところです。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-24 22:39:46)

3.《ネタバレ》 料理がテーマの映画は出てくる皿が美味しそうに見えるかどうかが大きく映画の印象を左右しますが、この映画では偉大なるシェフであるポール・ボキューズが腕をふるった実物が撮影に使われており、どの料理も実に美味そうです。パリのマキシムなど超一流のレストランを使って撮影しているのもゴージャスです。ジャクリーン・ビセットが創る“爆弾ケーキ”はクリームを盛り上げて創ってゆくところはもう涎が出そうなほどですけど、オッパイの片割れみたいな完成形はちょっとねぇ(苦笑)。 スクリュー・ボール・コメディとしてはセリフ・音楽・テンポのバランスが絶妙で、文句なしに楽しめます。ジャクリーン・ビセットはうっとりさせられるほど美しいし、ドンフェルドの衣装がまた素晴らしいんですよ。ジョージ・シーガルはあまり好きな役者じゃないけど、コメディを演らせたらやっぱピカイチであるのは確かです。 シェフたちの殺されかたが、「料理とは食材を切り刻み火あぶりにすることである」と言うアイロニックなブラック・ユーモアとシンクロしていて、往年のイーリング・コメディに通じるところもある秀作だと思います。 S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-26 23:50:26)

2.《ネタバレ》  公開当時には尚更だったが、今見てもヨーロッパの贅沢な料理や豪華な食器には、目を見張る。しかし、よく考えるとこの映画は、コメディとして味付けされて入るが、「美食」というものへの痛烈な皮肉・批判となっている。
 人格的にまるで尊敬できない「一流シェフ」たちの振る舞い。ほとんど意味のない産地・ブランドへのこだわりの滑稽さ。シェフの名声欲のすごさ。そして一連の事件の動機。特に最後の真犯人の「この方を料理で殺す前に」のセリフは、贅沢病などと言われる病におびやかされている自分には、するどい一言に聞こえる。
 一番笑わせるのは、最後のセリフ「懲りない連中だね」である。オマエが一番懲りてないだろ、である。

 それにしても、脈を見てまで宣言された死なのに、シャックリで生き返るって…。 Tolbieさん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-14 15:19:06)

1.投稿者が一人ですか.....意外と皆さん観てないのかなぁ?ミステリーとしてもコメディとしても中々良く出来た楽しい作品です。豪華な料理が次々と出てきて、観終わったら満腹になります。ゲップ!音楽は今やスタンダードとなりつつあるぐらいテレビ番組等では頻繁に使われてますよ。名手ジョン・オルコットの撮影も綺麗です。監督のテッド・コッチェフは、あんまり有名じゃないけど「ノース・ダラス40」とか「地獄の7人」なんて面白い作品を手掛けていて、恐らく当時は脂が乗ってた頃でしょう。 nizamさん 8点(2004-06-17 00:08:14)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1978年 36回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジャクリーン・ビセット候補(ノミネート) 
助演男優賞ロバート・モーレイ候補(ノミネート) 

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