みんなのシネマレビュー

GONIN2

1996年【日】 上映時間:108分
アクションシリーズもの犯罪ものバイオレンス
[ゴニンツー]
新規登録(2004-02-10)【まさサイトー】さん
タイトル情報更新(2024-03-02)【イニシャルK】さん
公開開始日(1996-06-29)


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監督石井隆
キャスト緒形拳(男優)外山正道
大竹しのぶ(女優)サユリ
喜多嶋舞(女優)ちひろ
余貴美子(女優)
夏川結衣(女優)早紀
西山由海(女優)志保
松岡俊介(男優)
片岡礼子(女優)直子
永島敏行(男優)相原
鶴見辰吾(男優)代市
左とん平(男優)野崎
多岐川裕美(女優)外山陽子
寺島進(男優)工藤
速水典子(女優)志保の夫の愛人
竹中直人(男優)銃刀店店員
椎名桔平(男優)野崎の部下
寺田農(男優)蘭のパトロン
佐藤浩市(男優)
根津甚八(男優)
飯島大介(男優)
脚本石井隆
音楽安川午朗
撮影佐々木原保志
製作奥山和由
松竹ブロードキャスティング
配給松竹
編集奥原好幸
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【クチコミ・感想】

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9.正直、「メンバーを女性に置き換えただけであとは前作と全く同じノリ」みたいな作品だったらどうしよう、なんて思ってたのですが、勿論そんなコトは無くって、なるほど、女性五人組だと、こうなるんですねえ。
前作は破滅の美学、みたいなものがあって、死んでナンボの世界だったのが、これが女性になると、妙なもんで、なかなか死にそうな気がしない。いや、敵は強くてコワそうでヤバそうな男性軍団、それに比べるとどうしても女性の方が弱く、危うげに見えてしまうのですが(そして実際、危機に直面もするのですが)、そうなると逆説的に、彼女たちの、死にざまではなく生きざまが、浮き彫りになってきます。
そこに、任侠映画の悲壮感をプラスさせるかのように絡んでくる緒形拳が、彼女たちの守護神のようでもあり、「死にざま」を持ち込んでくる疫病神のようでもあり。
この緒形拳の存在が物語に幅を持たせつつ、物語は収まるべきところに収まった感があり、前作よりもまとまっているように思えたのですが、どうでしょうか。
「光」や「水」が作品のイメージを支えていますが、あのプールの上をカメラが自由に移動するシーン、どうやって撮影したんですかね。 鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-30 17:58:45)

8.《ネタバレ》 タイトルバックの映像は前作とまるで同じじゃないですか。そのほか中盤以降の舞台となる廃業したディスコも前作で佐藤浩市がオーナーだったところ。おまけに暴力団の組長と若頭も前作ではたしか死んだはずの永島敏行と鶴見辰吾とくれば、ちょっと混乱します。そして前作の五人組も本木雅弘以外の四人がちょい役で特別出演しているので、まるで死んだキャラを演じた役者が別の役で何度も顔を出してくる『仁義なき戦い』シリーズみたいです(笑)。 まあとにかく、女優に入れ替えた五人のキャラ付けが前作以上にピンボケだし、途中で本職の宝石強盗の女まで加わるので“GONIN”じゃなくなるし、けっきょくセーラー服姿で通した大竹しのぶと乳だしまでしてくれた喜多嶋舞しか印象に残らなかったじゃないですか。でも大竹しのぶのJKコスプレは明らかに放送事故でした(笑)。「これは緒形拳を見るための映画だ」と言ってしまうと元も子もないんですが、緒形拳、お前死ぬまでに何発タマ撃ち込まれてるんだよ!ストーリーも相変わらず陰鬱だし、ラストでまさかお元気そうな三人娘(?)が左とん平のタマをとるとは、これはこの監督なりのハッピーエンドなのかもしれません。 思うに石井隆という人は三池崇史になり損ねたと総括できるんじゃないかと思います。逆に言えば、三池崇史は進歩した石井隆なのかもしれません(笑)。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-30 10:06:46)

7.《ネタバレ》 「GONIN」に比べるとハラハラ感が少なくて、随所に女性たちに都合よすぎる展開があって、
随分甘くしたなーという感じです。

初対面の女性たちが、行動を共にする必然性が感じられませんでした。
全員、男から何らかの仕打ちを受けたとか受けてるとかの設定はあるけど、
それが何故宝石店での便乗強盗なのかがイマイチわかりません。無理やりな感じ。

その代わり、緒方挙が素晴らしい存在感で全体を引き締めてます。
年を重ねても愛し合ってる夫婦っていいなと思わせてくれる冒頭の多岐川由美とのシーン。
だから外山が復讐と妻へのプレゼントのタイガーアイに執着するのに説得力があります。
そしてこれまた緒方拳が激渋でカッコいい。
ただの鉄工所のオヤジと思ったら実は剣道の達人らしいし、妻の亡骸の横で自前で刀作るシーンなどは、
静かな表情の中に狂気を秘めてる感じが出ててゾクゾクしました。

多岐川由美は生きてるシーンは短かったけど、綺麗で可愛いくて健気な妻にピッタリ。
北嶋舞の図太さが十分の一でもあれば死ななかったのかなとか思ったりしました。

拳さん以外では、余貴美子の男気っぷりと北嶋舞の見た目とのギャップあるキャラが良かった。
夏川由衣は印象薄いし、大竹しのぶは単に色物的だし、西山とか言う人にいたってはオマケ感ハンパない。
もしかして5人目は片岡玲子?

ラストも、あの状況で3人とも生きてたのもあり得ないと思うけど、
死ななくて良かったと思ったので、まっいいか、ですね。 nanapinoさん [インターネット(邦画)] 6点(2017-06-25 22:17:51)

6.シリーズ1作目を鑑賞したので続いて2も鑑賞しました。
前作の世界観はそのままなので前作が楽しめた人はだいたい楽しめるのではないでしょうか。
もちろん、話に粗はあるし、ツッコミ所も多々ありますが
前作もストーリーなんてあってないような物。細かい事は気にしない人向けですね。
ただし女性がキャァキャア騒ぐのが癇に障る人にはお勧めできませんがね。 デミトリさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-09 23:58:06)

5.《ネタバレ》 キャラが立ってないです。5人なのか6人なのかすらよく分からない。銃の乱発で簡単に人が死んでいきます。前作は5人全てが見せ場を作りましたが、今作は全ての人が薄い印象です。そもそも2とする必要性がどこにあったのか疑問が残ります。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-10-21 01:55:10)

4.残念ながら女性陣はパッとせず、緒形拳の映画となってしまった。それくらい緒形拳がカッコ良い。TVの“必殺シリーズ”が好きな人は必見!かなりひいき目であるがこのカッコ良さだけで7点! いわぞーさん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-29 19:34:15)

3.大竹しのぶと喜多嶋舞を除けば、あとの女は誰が誰やらまったく区別がつかなかった。個性の弱い(或いは無い)者をいくら5人揃えてみても、意味ないんじゃないか。しかし、つくづく思ったのは、女に暴力は似合わないなということ。いっそ、女抜きで緒方拳だけにしたほうが良かったんじゃないか。 駆けてゆく雲さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-30 13:07:37)

2.2匹目のドジョウ。今度は女性版です。緒方拳が引き締めてます。 マックロウさん 6点(2004-06-09 14:19:33)

1.暴力団、レイプ、復讐といつもの石井隆ワールドであるが、緒形拳が出演していることもあり実に締まった内容になっている。ただ、肝心の女性5人については、余貴美子と夏川結衣の区別が付きにくく、大竹しのぶは何故出演したのかすら分からない始末。結局、この監督は喜多嶋舞の縛られたシーンを撮りたかったのだと思う。 まさサイトーさん 7点(2004-02-15 19:43:23)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.56点
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200.00% line
3222.22% line
4111.11% line
500.00% line
6333.33% line
7222.22% line
8111.11% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review3人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

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