みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
143.《ネタバレ》 -Fist of the North Star- “北極星の拳(こぶし)” こちらでワースト四天王(?)に挙がるくらいなので、余程酷いものを期待していたけど、案外観られる作品だったと思う。 東映Vシネマのアメリカ版とのことで、安かろう事は想像できたけど、制作費2億円は、Vシネマにしては凄い金額なのかな? 制作された'94年当時、1$=100円として2億円≒200万$。同年代の大作ダイ・ハード3が9000万$、デスペラードで700万$、あのストリートファイターで3500万$だそうだから、どのような規模の映画か想像できる。 その少ない予算で片手間にフザケて創ったのかといえば、案外真面目に制作されたんじゃないだろうか。 ベースはシンのサザンクロス編。ランデル監督らは限られた構想期間で、原作コミックではなく、TVアニメと'86年の劇場版アニメをベースに選んだんだと思われる。当時は英語版のコミックが手に入らなかったのかも。TVアニメではサザンクロス編は結構長く、カーネルもジャッカルもシンの部下で登場。そしてシン配下の怪しい南斗聖拳の使い手がいっぱい出てくる。南斗列車砲とか。 劇中処刑される南斗のマスターは、どことなくTV版のジョーカーっぽい(髪型なんかが)。 で、制作までの時間も無いから、ビデオの早送りを駆使して長いアニメを視聴して、作品に詳しい人に解説してもらって「あ、ここアニメオリジナルね、原作だとこの子(バットの弟分タキ)死んじゃうのね、そんでね…(早口)」所々勘違い(バット死んじゃうのかぁ。とか)しつつも、巨人デビルリバースは予算の関係で無理だなぁとか考えながら、更に短くまとめられた'86年劇場版も観て、コッチをベースにしたほうが良いのになぁ、このジャギってキャラ、カッコいいなぁ…なんて思いつつ、劇場版でもジャギはシンとの絡みがあるからコッソリ出して、中堅どころのクリス・ペン使っちゃって。って具合に。 シンがリュウケンを銃殺(!!)するのはショッキング。映画の序盤だったし、さすがにココは吹き出した。うん、さすがワースト映画って思ったわ。 だけどジャギだって銃は使うから、原作をよく知らない人が創ったと思えば、そんなに無理設定ではないかもしれない。 ゲイリー・ダニエルズは元キックボクサーだそうで、本当にケンシロウのように素晴らしい肉体。後半のザコ相手のケンシロウ無双は素直にカッコいい。 少ない予算でVFXも限られたシーンにしか使えなかったんだろう。やはりインパクトのある顔面破裂は使いたいし、ライバルのシンの強さを強調したいから、南斗聖拳の切れ具合も入れたいと。 あのペチペチ百裂拳は、制作陣も悩みに悩んだ末の決断だろう。実際に拳の連打を出せるゲイリーの技術を取るか、低予算の特撮でそれっぽく見せるか。結果は多くの失笑を買ってしまったけど、今のCG技術でもない限り、百裂拳を格好良く撮るのは難しいと思う。 不遇なB級肉体派俳優ゲイリー。エクスペンダブルズではジェット・リー相手に華麗なマーシャルアーツを観せる。 ゲイリーが自分の子供に“ケンシロウ”と名付けたって知り、不覚にもジーンと来てしまった。 あの素晴らしい原作と比べたら、こちらでの低評価も納得だけど、モトがTVアニメだと思うと、案外頑張った低予算映画かなって。 1点付けるつもりで観たけど、出来の悪さに怒りを覚える2点でもないし、3点でも良いんだけど、ゲイリーに愛着湧いてしまって… 平均点上げてしまってすみません。 【K&K】さん [インターネット(吹替)] 4点(2022-05-15 17:51:14) 142.「みたよ」、一点献上っと。 今ならCG使ってしっかり作れば、山のフドウなんかも出演させることができるなぁ、と思う。誰もやらないかな。 【チェブ大王】さん [インターネット(吹替)] 1点(2020-05-16 18:26:42) 141.《ネタバレ》 質感はC級映画と言う程ではなく、時代相応のB級映画程度のクオリティは整っており、セットや全般的な演出もそこまでチープではない。ほぼ白人なキャスト陣も(何故か無意味にユリアだけ日本人なのもよく分からないが)特にケンシロウの俳優は筋肉も素晴らしく、全体的にそこそこ頑張っている様にも思う。そもそも原作のコンセプトが「マッドマックス+カンフー」ということで、要はカンフーがこの映画のキモだと思うのだが、序盤はかなりショボく見えたが(北斗百裂拳!(ペチペチペチペチ)には思いっ切り吹いてしまった)、終盤の大盤振る舞いな見せ場では、合格点とまでは行かないがこれもそれなりに頑張っており(主演男優はプロのキックボクサーらしく、蹴りはそこそこ)、率直な評価として「『北斗の拳』の映画化」という意味では全くの無価値な映画という程に酷い作品ではないと思う。 問題は普通に映画として観た場合で、北斗の拳を熟読している私でさえ(話の大筋はともかく)細かい部分は何がどうなってるのかサッパリ分からない非常に適当な展開運び&設定で(かつ状況説明も殆ど無いし)、これをアメリカ人にいきなり観せたら、それはそれは残念な事になるのは必然的に明らかである(映画単体としては救いようの無い程にポンコツ)。 後は、この「『北斗の拳』の映画化」という非常に「無茶な」試みに対し(そもそも映画化できる題材ではないと思う)、各々がどれだけハードルを下げられるかに全てが掛かっているのだと思う。まあ、本作で一番「印象に残った」シーンは「リュウケンを『射殺』するシン」だったと言う時点で(失笑)、高が知れているのは否めないが。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(吹替)] 3点(2019-12-14 00:47:39) 140.正直期待ハズレでした… ワーストランキング上位でクソ映画としてずっと見たいと思ってました。この度ようやく見ることできました。確かにペちぺちぺちとかピップエレキバンなど噂通りでしたが、もし北斗の拳の実写版とか関係なかったとしたら、よくある普通のアメリカのB級C級映画ぐらいのできでした。ワーストランキング上位のクソ映画を期待しましたが、内容的には3点です。ただ、やっぱり北斗の拳の実写版なので-1点はする必要はあるかと思います。 またレザボア・ドッグスが好きなのでクリストファー・ペンが見れて良かったです。 最後に吹き替えも見ましたが、声優が本物なので吹き替え版の方がごまかしが効いて見やすかったです。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 2点(2017-09-20 20:18:36)(良:1票) (笑:2票) 139.《ネタバレ》 アハハほんとスゲーねこれは(笑)今回ご縁あって鑑賞することができました。まぁなんとかギリギリ北斗の拳っぽい?気がするっちゃあするけど、後半は単なるカンフー映画?な感じで全く「奥義」感ゼロが痛い。原作はとーっても面白いだけにあの世界観を実写で実現するのはやっぱり無理かな~(残念)。無理を承知か否かは分かりませんが、それでも実写化に踏み切った勇気wととっても力演していた日本の名だたる声優たちの見事な仕事ぶりに拍手。でも1点以上は無理ですゴメンナサイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2015-01-20 22:03:20)(笑:2票) 138.《ネタバレ》 先にレビューを全部読んでから映画見ました。あまりに面白いレビューだったので、本当なのかなーって。ウワサの真相解明!みたいな・・・。 で、ウワサは本当でした!ピップエレキバンみたいです!まさにです!酸性雨で地面溶けてる!バットが死んだ!リュウケン銃殺された!全部本当のことじゃないですかー。すっきりしたー。なんかもう感動です。こんなにすっきりしたのは久しぶりです。見てよかった。 で、見た感想なんですけど。 ・・・なんか、ちょっと面白かった。僕頭おかしいのかなー。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-02-04 01:43:57)(笑:3票) 137.アタタタタ……うわっちゃー……ってリアルで言える映画。まさに実写版。 【Fukky】さん [DVD(字幕)] 0点(2013-09-03 12:40:13)(笑:2票) 136.原作を理解も愛してもいない者が名作を台無しにするのはもうやめてくれ。 それでも『デビルマン』よりはマシか。 ゴキブリとゲジゲジほどの差だけど。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 1点(2013-02-17 23:01:39)(笑:1票) 135.《ネタバレ》 監督、脚本を初めとした製作陣は原作を読んでいるのだろうかと疑ってしまうほど駄作に仕上がっている。少なくとも本作で『北斗の拳』を名乗って欲しくない。 ・リュウケンがシンに銃殺されるってどういう事よ。 ・北斗神拳にせよ、南斗聖拳にせよ、単なるカンフーじゃないんだよ。 ・リンとルイを混同するな。(うむ~、これを書くと天帝篇まで読んでいることになってしまうなぁ。) ・バットを殺すなよ。 ・シンを単なる悪役にしちゃダメだろう・・・ なんといっても「強敵」(『とも』と読む)なのだから。 最後に本作をまだ見ぬ方に言っておく。「この映画はもう死んでいる。」 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 0点(2011-08-20 18:19:22)(良:1票) 134.《ネタバレ》 『パンチ1発で人間をコナゴナにする男の話』程度の知識しかなかった当時は、『へぇ、北斗の拳ってこう言う話だったんだ』的な感じで見てた記憶が・・・。 まだ映画の『え』の字も知らず、純粋無垢な少年だった当事は意外と楽しかったです・・・・まぁ今思い起こせば文句無しの0点。 ただ『あんな出来』の作品にも全力で演技していた神谷さん達声優陣の熱意に敬意を込めプラス1点。 【ムラン】さん [ビデオ(吹替)] 1点(2011-01-28 12:05:31) 133.なるほど。どっちつかずだ。中途半端だ。死盆を見習えってんだ。シベ超見習えってんだ。緒方直人を見習えってんだ。片岡礼子の乳でも見習えってんだ。 【3737】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2011-01-06 23:38:15)(笑:3票) 132.《ネタバレ》 圧倒的なつまらなさになすすべもなく惨敗(寝た)。レビュアーの【目隠シスト】さんも書かれていましたが、一番面白かったのがDVD冒頭の「本編が古いので、お見苦しい点が~」うんぬんのテロップ。確かにお見苦しかった。ピップエレキバンにか見えない胸の傷にも失笑。いさ子さんがエセ外国人風の「ケンシー↑ロゥ」という発音で天丼かましてくれるのもひき笑い。あんた日本人だろ。あ、そうそう例の北斗百烈拳らしきペチペチ敵を小突くシーンは吹き替えにするとそれなりに見れます。声だけ。 <追記>すみません、寝たとか書くのはだめなのですよね、管理人様失礼いたしました。 ちゃんと最後まで観ましたよ、2倍速で。 【ヒナタカ】さん [DVD(字幕)] 0点(2010-07-14 18:39:11)(笑:6票) 131.噂通りの駄作ですが、かの有名なトントン百烈拳のシーンだけは期待を裏切らず爆笑1点(笑)。あと個人的に実写「デビルマン」よりは上という点で+1点。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2010-06-08 15:38:08)(良:2票) 130.巻き戻して百烈拳のシーンばっかり繰り返し見ました。内容は1点。笑えたので+4点。 【SIN】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-09-17 22:06:44)(笑:1票) 129.妻投稿■昔々、私という美人(自称)の奥さんがいながら、いつもいつもテレビに出てくる女性タレント見て鼻の下を伸ばしている旦那様がいました。彼にこの映画を見せました。その後に私は神谷明風(毛利小五郎じゃない方)におごそかにこう言いました。「この映画を見ただけで変な妄想ばっかしている変態野郎の脳味噌を7秒後に爆発させる秘孔を突かれた事になる。貴様が変態でない男性ならば生きて見せよ」。7秒後の旦那の反応。「たわべっ」・・・・・死ね!!←以上レビューではなく単なる愚痴でした((~_~;))。 【はち-ご=】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2009-08-01 22:24:04)(笑:1票) 128.吹き替えの声が結構似てるんです。メイキングが教材ビデオみたいで面白かったです。 【spputn】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-05-20 02:10:57)(良:1票) 127.《ネタバレ》 垂れ目のケンシロウに、ふくよかむちむちのシン、鷲尾いさ子なユリア、童貞臭漂うバット、空中浮揚リン、銃殺されるリュウケン、なんちゃってジャギ等、登場人物だけ見れば確かに「北斗の拳」なのだが、明らかに「北斗の拳」に似せた別作品。 オープニングの「リュウケン銃殺」に始まり、クライマックスの「ケンシロウ、北斗神拳を使わずシンを撲殺」まで、ありとあらゆるツッコミ所を仕掛けて楽しませて(愕然とさせて)くれました。 まさしく「YOUはSHOCK!!!!!」な内容でした。 蛇足ながら書かせていただくなら、DVDについている映像特典(60分以上ある豪華っぷり)を、是非ご覧頂きたい。 「ケンシロウの愛とシンの愛の間で揺れている[ジュリア]の気持ちが…」とコメントしている鷲尾いさ子の「実はよく解っていないんです感」が、もしかしたら今作品中で一番の「YOUはSHOOOOOOOOOCK!!!!!!」なのかも知れません。(愛で空が落ちてくるレベルの) 怪作。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-05-07 10:01:29)(笑:2票) 126.《ネタバレ》 ケンシロウの肉体が現れた瞬間に「ああ、もうダメだ」と思いました。 そして彼の表情を見た瞬間、もう気分は撃沈です。 物語の見せ場であろう“偉大な宿命”みたいなものは感じなかったです。“血で血を洗う伝承者争い”もありません。「友」も描かれていません。 シンが師承を銃殺する場面とか、全然わかってないですねぇ(僕も分かってないけど)。 シンはケンシロウが「友」と呼んだ男ですから、あんなクソな事はしないと思うのです(あれはジャギのやりかたです)。 バットは酷いブ男です!タコかと思いましたよ!最低です、、、。 リンも天帝の娘ですから本来は神のような高貴な存在なんですが、、、。 だからバットにはショタ系のヤンチャ少年を、そしてリンには絶世の美少女を起用するべきだったでしょう。 ケンシロウの「ユリア~」という弱々しい●モっぽい叫び声は何なのでしょう?泣きそうじゃないですか。とても弱弱しい絶叫です。 そして「お前はもう死んでいる」と言った時の、フフン♪と得意気な、ちょっと嬉しそうな表情は何なんでしょうか(まあ、僕の気のせいですね)? シンの「ユリア」が「ジュリア」になってるじゃねぇか! シンの役やった人は“ユダ”に似ていると思います。 B級なんてもんじゃありませんが(G級位かと)、町の荒廃した雰囲気はB級っぽくて良かったです。 全体的に汚くて臭そうです(とくにバットが)。 バットを勝手に殺しちゃいました。バットは死ぬときも汚かったです。 デブのジャッカルさまが良い感じに声を張り上げておりました。 って、ただ拳法アクションを撮りたかっただけじゃん!、、、北斗神拳じゃねぇし。 まあそれでもアクションはなかなか魅せる部分もあるかも。 雰囲気作りも頑張っているようですし。肖像画で独裁者っぽさを演出したりと、美術等は頑張っていたような印象です。 悪党が村人を襲う場面での暴力シーンはちょっと良く描けていたと僕は思います。クソですけど! 大人気コミックの映画化なんてこんなモンなんです。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-03-06 03:52:11)(笑:2票) 125.《ネタバレ》 この映画を見て、投げやりな、そんな気にさせられたのは間違いない事実で、良く話すようになったクラスメートの女の子に電話を掛ける勇気が出なかったのはきっとこの映画のせいに違いない。きっとそうだ。 ケータイとか、メールだとか、そういうのがまだほんの黎明期だった。夜、彼女に電話を掛けるか掛けないか、それは非常に大きな問題でありほんとのところ非常にどうでもいいことでもあるのだが、便利な年代になってこないとそのあたり全然気がつかなかったりするからしょうがない。 悩んでいるつもりの時間の、使っているつもりになっている時間以上に速く進む時計はモーターが壊れているとしか思えないほど容赦がない。そんな時間を使っている位なら映画でも観ようと、昼休みの学食で急に始まった北斗の拳ゲームで二回目のジャギ様を出してしまった罰ゲームをカーキのバッグから取りだした。で、それが間違いだった。 丑三つ時にこれを見終わった時、俺はなんてことをしてしまったんだと、してもしょうがない後悔をひとしきりすると先送りにしていた風呂に入った。「あーしょーがねーな」と口先だけは気にしない。 髪を乾かして布団に入って具体的にてイラッと来たわけだ。何しろ観ている間のショックは、詐欺師に何度も胡散臭い説明をされている当惑に、だまされている実感が隠されているような物だったからだ。そしてようやく容赦なくこの映画を罵倒してやろうと思ったのは事実であり、やっぱめんどくさいから一瞬でやめたのも事実だけど良い判断。それを受け止める側の級友は一瞬で電話を切るだろう。 本当は映画なんか観ないで彼女に電話してしまえば良かったのだけど。 だけど後にわかったことだが、あのとき北斗の拳ゲームで勝った他の友達皆が何らかの形ですぐにこの映画を観ることになる。その呪いのビデオを観た友人は次の日口数が少なく、イライラしていた。そして全員が見終わった時、二度と北斗の拳ゲームが行われなくなった。全員が無言でお茶をすする止まった時間に誰とも無し、ぽつりとこの映画を語り始めた恐ろしい午後を僕は忘れない。 実はあの夜、同じ時間に彼女もこれを観ていた。6限が終わって二人だけで帰った夕方に、この映画が二人を結んだんだ。 とかそんな訳ないから。たのむから210円返せ。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-01-01 17:55:13) 124.ケンシロウのヒゲ面をみていたら、ほもおだほもおを思い出した。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 0点(2008-02-19 23:23:28)
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