みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
34.実はこういった展開は高倉健に合うのかもしれない、という映画。 ただし、感情移入はなかなか難しい。好きな人が観るべき作品。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-12-29 14:25:44) 33.《ネタバレ》 健さん主演の素朴なロードムービー。病床に伏す疎遠の息子のために一肌脱ぐ。喧噪な街、雄大な自然…中国の大地を一人歩む。多くを語らぬ健さん、渋さが光る。仮面舞踏家エースの息子・ヤンヤンのぶ~りぶりをデジカメでパシャリ。そして刑務所の大画面で公開。健さん意外とブラックだぜぃ。息子の死目に会えぬ健さん。手紙を読むのは寺島忍、この頃は結構若いはずだけど既にオバサンみたいだよね。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-23 20:01:30) 32.《ネタバレ》 健さん歳とっちゃったな~(撮影当時74歳ぐらい?)、、、でも素朴な中国の人たちとのほのぼのとした交流はほほえましいですね。中国の無名の現地の方々の雰囲気はとてもいいです&ズラ~~っと並べた村?の食事風景はすごいですね~。外国に行くと言葉が分かんない上に通訳さんがほとんど通訳できてないという状況はホントにありそうで不安になる、健さんをそんな状況にするなよ!失礼だろ!(笑) お歳をお召になってもサクサクと携帯やデジカメを使いこなす素敵な健さんに6点 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-12 20:49:19) 31.《ネタバレ》 健さんと旅行してるような感覚に陥る不思議な映画でした。 いきあたりばったり感が、言葉の通じない旅の不安と相まって、 映画全編にイイ緊張感とユーモアをもたらしてましたね。 刑務所への最初の訪問で、演じられないと泣き崩れたリカミンさん。 それを羨ましいと思った健さん。 いろいろ違うところはあるかもしれないけど、飯食ってクソして寝る。 感情表現は違ったって概ね感じることは一緒。 なら、仲良くしないとね。 隣人を良いなって思わせる素敵な映画でした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-30 06:38:45) 30.肝心の親子関係の描写(義親子関係含む)があまりにも凡庸で浅薄なので、いくら主人公が中国の奥地に行って頑張っても、「脚本にそう書かれているから行っている」だけであって、感動を呼び起こすものになっていません。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-01 13:16:58) 29.キャスト陣の不器用で素人っぽい演技やあまり必然性が感じられないストーリーにちょっと違和感を抱きますが、中国のロケ映像と相まって却って素朴さが際立ってよかったです。頻繁に出てくる通訳や携帯を介しての意思疎通シーンもコミカルでリアル感がありました。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-21 13:58:29) 28.《ネタバレ》 北京オリンピック開会式のプロデューサーを務め、その後の作品で潤沢な資金やエクストラを駆使して「昔の心意気はどうした!」と揶揄されたチャン・イーモウ監督のまだ擦れていない頃のお涙頂戴もの作品です。別に日中両国をまたがなくても、とかツッコミどころはありますが高倉健と仕事をしてみたかっただけなのかもしれません。でもプロの日中ガイドと少し話しが混みいるとしどろもどになるガイドの二人を配して言葉が通じないことからくるドタバタもあり、最後は言葉を越えてわかり合うようにもっていくところなど、心憎いストーリーでした。リーの仮面の下での涙は唐突に感じましたが自分の子供のために動き回れる高田(高倉健)に対する羨望と囚われの身の自分に対する自責の涙だったのですね。高田がガイドを介して伝えた決断はリーとヤンヤンの父子両方にとって妥当なものだったと思います。高倉健さんは昨年亡くなりましたが「チャン・イーモウ監督、高倉健が元気なうちに撮れて良かったね。」と言いたい一作です。雲南省の風景がとても綺麗でした。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-12 08:00:51) 27.《ネタバレ》 素朴な中国人俳優とベテランの高倉健がいい味を出しています。ただ、他の方も指摘されるように、中国と日本のシーンにバラツキがあるようです。特にラストシーンは妙に不安定さを感じました。他のチャン・イーモウ監督の作品と比べ、仕上がっていないのではないでしょうか。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-14 18:58:46) 26.《ネタバレ》 チャン・イーモウ監督と高倉健という何とも夢のようなコンビである。日本人の憧れ、不器用であるけれど、それをちっとも鼻にかけずに観る者に感情移入させてくれる高倉健という一人の男をどう撮るか?に注目して観るも、あれ?健さんがここではまるで不器用とは反対に起用に携帯電話やデジカメを使いこなすのを観ると私の好きな高倉健ではなく、違和感を感じてしまいます。全編美しい中国の風景、壮大なる景色の美しさ、ドキュメンタリータッチな映画作りなどの楽しみを感じさせる映画としては評価出来るし、それでも何か違う。高倉健に携帯電話は使って欲しくない。健さんはいつまでも不器用な男の哀しさを背中で表現し、任侠映画の中で見せてくれるような義理と人情に厚く、ここぞとばかりに強き男の姿を見せてくれる男というものを私は見たい。ロードムービーに高倉健、山田洋次監督のあの名作でも無口でいることがどれほどかっこ良いか見せてくれている。余計なことは言わない。言わなくても相手に伝えることの出来る高倉健という俳優の持ち味が携帯電話を話すではまるで別である。映画としてはよく出来た映画だと思うけど、感動という意味でもさほど感じられず、チャン・イーモウ監督作品として見てしまうと物足りなく感じてしまう。つまらない映画ではなかったので一応は6点は付けてみるものの7点以上となるとやはり付けられません。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-17 18:42:15)(良:1票) 25.チャン・イーモウ監督が若い頃からファンだった高倉健を主演に迎えて手がけたロードムービー。イーモウ監督は「あの子を探して」でも演技未経験の素人を俳優として起用し、名作に仕上げていたが、この映画でも中国の部分に登場する俳優は健さん以外はオール素人で、やはり素人ならではの素朴な演技がいい味出しているし、健さんも実に自然に溶け込んでいて、きっと撮影以外でもこんな雰囲気だったんだろうなあと感じられ、映画自体もとても心温まるもので、イーモウ監督の持ち味がじゅうぶん発揮されている映画だと思う。中国に到着したばかりの健さんが言葉が通じない異国で孤独感に苛まれるシーンなどは思わず感情移入してしまった。しかし、そんな健さんが中国の田舎で携帯電話やデジカメを使っているのを見ると、なにかそこだけ浮いて見えるし、中国到着後も息子(中井貴一)の妻(寺島しのぶ)と携帯電話で話をするシーンが多く、画面に寺島しのぶが登場するととたんに違和感を感じてしまうのは残念。日本のシーンはイーモウ監督の希望で降旗康男監督以下日本人スタッフによるもので、外国映画特有の日本描写ではないので安心感があるが、中国に舞台が移ってからの日本のシーンも浮いて見え、物語に対する観客の集中力をそいでいるのではないか。とくに、ラスト近くで電話越しに手紙を読むくだりなどは感動を狙っているのだろうけど、やりすぎかな。はっきり言ってもっと日本のシーンは短くても良かったような気がする。最初に書いたようにとても心温まる映画ではある。けれど、やはり健さんが中国に行ってからはその後の日本のシーンが邪魔に思えて全体的に見ると正直そこまで入り込めなかったなあ。あと、通訳を介してのやりとりのシーンで、これから通訳が訳す中国人キャストのセリフに日本語字幕がつくシーンがいくつかあるが、少々くどい気がする。 【イニシャルK】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-15 19:45:37) 24.《ネタバレ》 映画の最初の方、寺島しのぶに呼び止められた健さんが振り返るシーンで、健さんはカットの切り替わりの直前に振り返っているのに、切り替わり後にまた振り返っている。いくらチョンボったって、これは編集してて気づかん訳ないでしょ、それともこれは恣意的な演出なのか(だとしたらその効果全く不明)。という訳で、開始早々、この映画、大丈夫かよ、と思ってたのですが・・・いや~~~結局、泣いてしまいました、はい。素人役者の中にベテラン俳優が混じっている構図、ってのは、例えば『萌の朱雀』なんかを思い出して、でもアレとは全然違うよなあ、と。『萌の朱雀』では、例えば村の会議の場面なんかが典型的だけど、演技をする気もない素人と、深刻な顔で演技しまくってる國村隼との間に、明確な“断絶”があって、でもその両者が同居しているということがミョーにオモシロかったのだけど、一方、本作にはそういう畸形性は無くって、ひたすら健さんが素人の中に溶け込んでいる。いや、その溶け込む過程の物語、とでも言いますか。そりゃま、どうせワタシは、「チャン・イーモウ×高倉健」というネームバリューに乗せられてる部分が多々あると思いますよ。でも、実際、これはそういう映画なんじゃないか、と。「あの」高倉健、しかも役柄は日本の「海」の男、その彼が、中国の深き「山」の中、4千年とも5千年とも言う歴史に培われた、超「いい味」を出しまくってる中国素人役者の中に入っていく、そして本当に溶け込んでいく。物語の発端は、父と息子の軋轢であり、また物語の途中にも何かかやと「すれ違い」が発生するのだけれど、そして最後に待っているのも、「息子の死」という大きなすれ違いなんだけれども、でも、そういったものすべてが、国籍、距離、生死までをも飛び越えて、ひとつに溶け込んでいく。健さんが、まさに単騎にて千里を駆け抜けることにより、それが成し遂げられていく。うーん。自分も子供を持つ身になって「親子」が関わるテーマに敏感になってきているのもあるのかもしれないけれど、やっぱりこの映画、泣けたなあ。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-03-09 00:00:01) 23.チャンイーモウ作品らしく、ダルいけどいい話。通訳の2人の演技が自然。こういう通訳いるもん。屋根瓦の上で携帯で電話してるシーンが美しい。雲南にまた行きたくなったけど、遠いからなあ・・・。 【MARTEL1906】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-23 02:36:32) 22.《ネタバレ》 映画のストーリーにはさほど感銘を受けなかったけど、旅の意義みたいなものを考えてしまった。人は普段の生活の場から離れると、自分のことが客観的に見えるようだ。離れる距離によって視点は変化する。外国へ行ったら、日本にいる自分が見える。認識域が拡大すると言っても良く、それは時に閉塞状況を打開する契機になる。息子に代わって仮面劇を撮影するために中国を訪れた健さんは、期せずしてそんな状態になったのだと思う。この父子の諍いの原因は詳しく描写されていないが、肉親がゆえの甘えと逃げで反目し合ったのだろう。もともと、死期が近い息子に何かしてやれることは…という想いがきっかけになった中国行だったが、その行程は息子との心の距離を縮める旅路となった。自らの意固地を融かし狭量を悔恨させたのは、生活エリアを離れた効果だと思う。旅先で触れた中国の人たちの人情と雄大な風景が助力したことは言うまでもない。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-02-11 18:33:50) 21.《ネタバレ》 チャン・イーモウの十八番、中国の田舎を舞台に健さんと現地の素朴な人々との心の触れ合いが感動的に描かれ・・・という大きな期待を抱いての鑑賞でしたが、色々違和感を感じる点が多く、申し訳ありませんがこの評価です。一番気になったのが、健さんが現地の中国人通訳や息子の嫁とケータイで会話をするシーンがやたらと多い事。その度に健さんが周りから浮いてしまっている感じがして、それがすごく気になってしまいました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-23 17:47:40) 20.《ネタバレ》 21世紀になっても無口で不器用な健さんが、疎遠になった息子の為に中国で奮闘する感動巨編…なのかもしれないが、正直全然感動できませんでした。健さんが一途で必死なのは分かるんですけど、それを通り越してただのワガママ観光客に見えてしまうんです。一個人の極めて私的な目的達成の為に、ツアー日程を無視して行き先を変更してガイドを連れ回すわ、昼夜を問わず通訳のお姉さんを携帯で呼び出すわ(あんな山奥で携帯使えるのか?)、困ったら金で解決しようとするわ…といった調子でちょっと腑に落ちないです。まさしく高倉健だからこそ「画」になるお話であり、しかし話自体には常に疑問符がつきまとう。そんな印象でした。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-08 21:37:59) 19.「もしも、言葉がまったく分からない、文化も知らない外国人が見知らぬ土地に足を踏み入れたら」そんなありそうで、実際なさそうな設定がとってもリアリティに溢れて描かれていました。最初は不安げな健さんが、旅が進むに連れて段々と自分の意思で、行動していく、そんな姿が頼もしくもあり和ませてくれいい意味で微笑ましかったです。通訳の女性、案内人の男性、そしてヤンヤン。皆、飾らないそのままの姿だからこそ、綺麗な映像とマッチしたのでしょう。ラストもあえて、余計なことを語ることない締めで好きでした。しかし、寺島しのぶさんはちょっと浮いた感じになっちゃったのが残念です。同じ嫁の立場から言えば、あの状況下で電話で遺書にあたる手紙を読むなんて絶対できませんから・・・。 【うさぎの餅つき】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-22 17:20:06) 18.余命幾許も無い息子の意思を引き継ぎ、その願いを叶えるべく、単身異国に地を踏む父親の姿を通して、子に対する親の深い情愛と絆を描いた、いかにも張藝謀らしい心温まる感動のヒューマンドラマである。中国の伝統舞台のひとつ「単騎、千里を走る。」をそのまま題材にした本作は、そのほとんどが現地でスカウトされた出演者たちによるドキュメンタリーな肌触りと、純朴で嘘が無いと感じさせる張監督独自の語り口による演出法によって、まさしく「良心作」と呼ぶに相応しい映画だと言え、決して悪くは言ってはいけない類の作品である。とは言うものの、いかにも作為的で不満に感じたシーンがないではない。高倉健と子供との別れのシーンなどがそれで、素朴な疑問として、たった一昼夜共にしただけで、果たして子供と心を通わせられるのかという部分に対しては、余り説得力が感じられない。子供の純真さを過剰に強調することで、返って話が嘘っぽくなってしまい、如何にも“ここで感動させてやろう”とする製作者側の意図を感じてしまうのだ。張藝謀の“押し付けがましさ”という悪い面がモロに出たようだ。全体的にソツなく纏まりが良い反面、ただただ真面目主義を画に書いたようで、面白味に欠けるのと、とても今どきの映画と思えない古臭さを感じてしまうのは、不遜というものだろうか。高倉健の初の中国主演映画として早くから話題となっていた割には、興行的にも話題性に於いても、大きくなってこなかったのも、宜なる哉。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-18 18:15:37) 17.《ネタバレ》 なんだかんだで話がおおごとになるけど、結局のオチがそんなにたいしたことなく終わるのはチャン・イーモウ監督らしいですね。でも観終わった後に心地よい余韻に浸れるので良い作品だと思う。今後も日本と中国をはじめとするアジアとの合作でこのような人情ものをどんどん製作していただきたいなぁ。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-04 01:15:02) 16.チャン監督の作品を観るのは初めてだが、心にしみる良い物語だった。最近中国と日本は経済的には繋がりがかつてなく濃くなっているのに、どうもぎくしゃくしている面もあって、中国人の顔が見えなくなっていると感じていたが、こういう映画を観ると、結局我々は人として何も変わらないという当たり前のことに気がつかされる。チャン監督にとってヒーローであり、永遠のアイドルである高倉健を起用したこの作品は、彼の魅力が存分に生かされていると思う。しかし中国人キャストが皆素人であるということが驚きだ。ヤンヤンをはじめ、現地のガイドのお兄ちゃん、村人達、そして投獄されている父親。彼が「息子に会いたい」という鼻水を垂らしながら慟哭するシーンは、いったいカメラの前に立ったことのない素人にどういうマジックでその迫真の演技を引き出したのかと、そちらの方を知りたくなってしまう。メイキングで高倉健が「演技とはどういうものであるか、考えさせられた」と言っていたが、彼も思うところがあったのだろうか。逆に日本側シーンの寺嶋しのぶオーソドックスな俳優としての演技の方が嘘くさく感じてしまうほどだった。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 08:27:05) 15.ヤンヤンが亀田大毅にそっくりだった。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-12 20:33:54)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS