みんなのシネマレビュー

ひばりの森の石松

1960年【日】 上映時間:83分
コメディ時代劇ミュージカル
[ヒバリノモリノイシマツ]
新規登録(2007-01-18)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2012-11-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(1960-03-29)


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監督沢島忠
キャスト美空ひばり(女優)森の石松/お君
若山富三郎(男優)清水の次郎長
里見浩太郎(男優)牛若の三次
植木千恵(女優)千恵姫
花房錦一(男優)豚松
大河内傳次郎(男優)田宮鉄斉
堺駿二(男優)久六
徳大寺伸(男優)神沢の小五郎
尾上鯉之助(男優)増川の仙右エ門
杉狂児(男優)安三
吉田義夫(男優)黒岩典膳
沢村宗之助(男優)安藤伊十郎
阿部九州男(男優)武井のドモ安
加賀邦男(男優)大政
高島新太郎(男優)田宮鉄之助
春海洋子(女優)お弓
松風利栄子(女優)稲妻のおとし
長島隆一(男優)小政
月形哲之介(男優)
富久井一朗(男優)長左エ門
中村時之介(男優)津向の文吉
高松錦之助(男優)大和田の友造
大丸巖(男優)岩太郎
尾形伸之介(男優)佐川
関根永二郎(男優)留七
長田健(男優)潮右ヱ門
紫ひづる(女優)おたか
月笛好子(女優)お清
浜恵子(女優)お可代
中村幸吉(男優)中田格之進
遠山恭二(男優)池田又兵ヱ
近江雄二郎(男優)卜部新次郎
古石孝明(男優)
大城泰(男優)法印大五郎
倉丘伸太郎(男優)玉造
島田秀雄(男優)源助
小田真士(男優)信吉
香月凉二(男優)
脚本鷹沢和善
音楽米山正夫
撮影伊藤武夫
企画神戸由美
配給東映
美術塚本隆治
編集宮本信太郎
録音野津裕男
照明安田与一
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【クチコミ・感想】

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7.山田監督100選でなければまず見ない作品だと思いますが、意外やこれが結構面白かったです。石松役の美空ひばりの演技もとても好感のもてる楽しい定番時代劇でした。 ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-23 18:44:17)

6.冒頭、大量の茶摘娘が茶畑から出たり引っ込んだりするのに圧倒され身を乗り出したものの、本編に入っての石松のそそっかしさの描写が一本調子で、そのハイテンションぶりにややゲンナリ気味だったが、丸亀のお家騒動が絡んできて盲目のお姫様が登場したり(夕焼けをバックにしたやけに叙情的なシーンも時代劇の一景としてちゃんとハマる)、スリの三次なんてのも絡んできて「時代劇」の雰囲気が濃くなってくると再び嬉しくなった。茶摘娘以外にもエキストラをケチってなく、時代劇のエキストラは最低でもカツラと衣装が必要で現代劇の何倍もの経費が掛かるんだろうが、そこは映画黄金時代の贅沢さ、たっぷり堪能。三十石船のくだりはオーソドックスに見せ、しかしそのあとに竜宮城での里見浩太郎とひばりのレビューシーンが続くという緩急自在、ついで宿場ボーリング場での立ち回りになだれ込む弾けっぷり。かつで時代劇の器はこんなにも大きかったんだ、とうらやましくなったり、その喪失を哀しんだり。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-13 09:58:45)

5.《ネタバレ》 沢島忠監督の作品はあまり見ているわけではないが、「股旅三人やくざ」、とくに錦之助が主演した第三話の喜劇的面白さが印象に残っている監督で、この映画も実に明るい作風で、これぞ明朗時代劇という感じ。森繁久弥の印象が強く、見る前は少し不安だった石松役の主演の美空ひばりも本当にハマリ役で、何本か男役で出演した映画があるみたいだが、違和感が最初から最後まで全くなく、見事に演じきっている。唐突に夢の中で始まる竜宮城レビューのシーンも美空ひばりが東映の監督の中でも特に信頼していたという沢島監督の演出がうまいのか、彼女にあまり興味のない自分でも楽しく見ることができた。終盤のボウリングのシーンも通常の時代劇では絶対にあり得ないようなシーンだが、純粋に見ていて楽しい。(ああだこうだ考えながら見る映画ではない。)後半の盲目の姫(片岡千恵蔵の娘が演じてる。)とのやりとりには思わずほろりとさせられる。最近見た東映の映画と言えば去年ぐらいからヤクザ映画が中心だった気がして、それ以前の東映時代劇を見るのがかなり久しぶりな気がするが、見終わって本当に心の底から楽しかったと思える映画だった。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-11-16 22:33:14)

4.《ネタバレ》 俳優・美空ひばりといえば、晩年に2時間ドラマで刑事を演じていたことぐらいしか記憶にありません。ということで、「森の石松? 大丈夫か?」と思いつつ見たのですが、大丈夫どころかみごとにはまっていました。調子がよくておっちょこちょい、おかげでちょっとイライラさせられるところもありますが、それもまた魅力でしょう。前半の仇討ち騒動より、後半でのお姫様とのふれあいが、ホロリとさせていい感じ。竜宮城での若侍はりりしくてあくまでかっこよく、茶摘み娘のお君ちゃんとあわせて、それぞれ魅力的に演じ分けているのはお見事。とっても楽しい映画でした。 アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-09-06 21:09:02)

3.ボウリングの発祥の地が日本の讃岐地方だとは知らなかった。(笑)
子どもの頃何本か、美空ひばりの男役の映画を見たはずだが、この映画しか覚えていない。それほど印象に残った楽しい映画で、ひばりさんの石松あにいはぴったりだった。 ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2012-03-20 16:50:45)

2.美空ひばりの森の石松っあん、観る前はかなり不安だったけどなかなか良いではないか!こういうテンポの良さと明るい雰囲気、監督が「一心太助」シリーズの沢島忠監督ってことだけあって、底抜けに明るくて思っていた通り楽しめた。次郎長一家とのかけ合い、船の上での話の席での楽しさ、そして、勿論、時代劇としての決闘シーンでの楽しさ、これぞいかにも沢島忠監督作品て感じが随所に見られる楽しい仕上がりになっていて気軽に観ることが出来て良かった。 青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-03-18 10:15:37)

1.むむ、新年一発目のレビューはこう、パァーっとした晴れやかな映画にしようと思ってズルズルレビュー書かないでいたら、いつの間にやら23日・・・年をとればとるほど、時間が経つのは早いなあ・・・ま、それはそれとして、久々に観た東映時代劇、しかも明朗快活路線ド真ん中の沢島忠。これは楽しかった。冒頭、茶摘み娘のお君(=美空ひばり・森の石松と二役)が仲間の娘たちに石松の話を聞かせる、というところから始まるので男装のひばりも違和感なく観られる。しかもひばり石松、予想以上にハマり役。リズミカルでテンポの良いセリフをポンポンポーンとまくし立てるひばり石松(当然船中の「江戸っ子だってねえ、飲みねえ飲みねえ、寿司食いねえ」の名シーンもあり)は時にキュートで、時に痛快・爽快。若き日の凛々しい里見浩太郎演じる盗っ人三次との掛け合いもやたら楽しいし、石松に助けられる千恵姫(ちょっとはだづばり、もとい鼻詰まり気味なのが気になるが、それもご愛嬌)とのくだりではホロリとさせられる。突然始まる「竜宮城レビュー(笑)」も、いかにも沢島節。本当に楽しい、楽しい映画です。やっぱこういう能天気・ノンキな作品って大事だよね。今みたいな時代だからこそ、特に。 ぐるぐるさん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-23 15:22:56)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.14点
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200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
6114.29% line
7457.14% line
8228.57% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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