みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 アメリカって、戦後暫く位までは(意外なホドに)エロ方面には社会的に厳しかったみたいなのですね。やはりキリスト教の国ですからその面でのモラルもワリと厳格だった、というコトなのかと思うのですが、だから確かに、まず今作で描かれる様なベティ・ペイジの仕事とゆーのは少なくとも当時においては非常に衝撃的(にハレンチ)なモノだった、というのは厳然たる事実なのでしょうし、まただから本作は、彼女がどのような人物で何をやったのかをごく淡々と描いていくだけ…であったとしても、ソレ自体でも(下手に脚色しなくても)彼女の存在or行為の社会的「意義」を(時代考証を加味すれば実は適切に)描き出している…とゆーのも、少なくとも頭では理解できなくもないのですよね。 とは言え、コレはただ時代の移り変わりが為せるワザではありますが、その彼女の実際の行為の内容自体は、また確実に現在においてはそこまで糾弾される様な衝撃的なモノではない、だからソレをそのまま現代で映画にするとゆーのは、やはり少し分かり難い(取り分け、非アメリカ人である我々にとっては)とも思います。もう少し噛み砕いて言えば、現代でコレに該当するかも知れない例えばポルノ女優とか娼婦、だとかいった方々の「お仕事」とゆーのは、またおそらく今後数百年のスパンでは「当たり前・一般的なモノ」というレベルになることはない様にも思われる、という意味で、やはり彼女の行為の「衝撃度」とゆーのには「普遍性」とまで言えるモノは備わっていない…とも思うのです(=だからこの映画もまた、実は「普遍的」なモノには為り得ないのではないか、と)。モチロン、彼女が最初にこの分野の第一人者となったという新規性や、彼女の業績そのものの素晴らしさ(普遍性)には個人的にも全く異論は無いのですケドね(ソコは取って付けながらも明言はしておきたいのです)。 主演はグレッチェン・モルでしたが、中々どーして見た目の完成度(=本人に似てるかどーか)はかなり高度だったと思いますよ(まーあの特徴的な前髪に大いに助けられてるとは思いますが)。軽い作品で他登場人物はあまり印象にも残らなかった…のが正直なトコロでしたが、強いて挙げるならアーヴィング・クロウの妹役のリリ・テイラーがちょっと面白かったです。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-01-27 21:54:47) 3.今では普通に、その趣味の人もたいして非難される程の事はないんですが、異常に思われ特殊な裏物として隠されたり発禁扱いにされたりしたボンデージ衣装でのピンナップ写真やその類の作品のモデルとして実在したベティ・ペイジのお話。事実はどうかと思いますが主人公がとても純粋で可愛く微笑ましい人として描かれていて好感を持ちました。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-11 23:03:17) 2.《ネタバレ》 へぇ。こんな人がいたんだなぁって思いました。今では、なんの違和感もなく見ていられるボンデージスタイルは、すっごく破廉恥なものだったのですね。ベティの前髪可愛かった。そして、映画に出てくるファッションも素敵だった。だからといって、作品やストーリーが素晴らしかったとは決して言えません。 【リノ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-09 16:04:01) 1.《ネタバレ》 第二次世界大戦後のアメリカ文化の1ページを密やかに飾っていた女性の人生のダイジェストを描いた映画という感じですね。まあ、謎めいた人物ですから表面的な描写になるのも仕方ないと思いますが・・・・。 【TM】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-24 14:17:38)
【点数情報】
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