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グレイトフルデッド

(GREATFUL DEAD)
2014年【日】 上映時間:97分
ホラーサスペンスコメディ
[グレイトフルデッド]
新規登録(2015-01-31)【kei】さん
タイトル情報更新(2022-03-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2014-11-01)


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監督内田英治
演出木下ほうか(アクション)
キャスト瀧内公美(女優)冴島ナミ
笹野高史(男優)塩見三十郎
キム・コッピ(女優)スヨン
矢部太郎(男優)村佐古
酒井若菜(女優)冴島明日香
木下ほうか(男優)塩見清直
渡辺奈緒子(女優)北野敦子
泉政行(男優)柳道彦
赤間麻里子(女優)冴島響子
金澤美穂(女優)
久保田磨希(女優)
板尾創路(男優)
松田賢二(男優)冴島洋一
脚本内田英治
撮影木村信也
製作細野義朗
S・D・P(スターダストピクチャーズ)
プロデューサー木下ほうか
その他武正晴(大応援)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 そうですね、確かにこの作品には園子温風味がありますね、それも暴走を抑え気味で撮った園子温映画って感じでしょうか。キリスト教が陰のモチーフであるところも園子温の作風に繋がるところがありますが、彼なら後半の爺さんとヒロインの激闘はもっとハチャメチャになることは間違いなしでしょう。正直言って感情移入できる登場キャラは皆無だしストーリーも暗くて後味は最悪ですが、なんか刺さるものがあったのは確かです。 10年前の映画ですけど、キャスト・スタッフの中で三人のキーマンが現在に繋がっている気がします。まずは監督の内田英治、10年前はまあ駆け出しに毛が生えた存在という感じでしたが、その後に力量を発揮してゆきついには『ミッドナイトスワン』で絶賛されることになりましたね。本作では脚本も彼が手掛けているがストーリーは自分には?だったけど、この独特の間の撮り方は好みです。次はヒロイン(なのかな?)役の瀧内公美、この役はオーディションで選ばれた女優デビュー作でしたがスターダスト所属ながらも脱ぎまで見せる根性を見せてくれます。彼女も順調にキャリアを積み、本年にはNHK大河ドラマにも出演しています。今後が愉しみですね。そして忘れてはいけないのは、プロデューサーも務めた笹野高史の殺される息子を演じた木下ほうか、最近文春に悪事が暴露されて警察沙汰にはならなかったけど芸能界からは追放状態、もうTVや映画に出演することはないでしょうね。プロデューサーだったことも災いしたのか本作の公式HPは存在しているけど閲覧不可能になっている、やっぱ本作自体も今後はCSでも放送が難しいのかもしれません。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-06-07 23:01:09)

3.《ネタバレ》 ホラーではなく、血みどろのブラックコメディですね。かつての、園子温監督の作風に近いかな? ナミ (瀧内公美) は美人で大金持ち。一方は孤独な老人 (笹野さん) とは言え、元タレントで有名人だし、それなりに金もありそうだ。そんな二人による殺し合いが不謹慎な笑いを誘います。しかし、自作の竹やりに画鋲のまきびしって、、(笑) この映画には、ナミによる「孤独っち」という造語が登場します。これは彼女の目線では、孤独な人を嘲笑して揶揄するあだ名のことですが、この映画の含みとしては、彼女のような人、彼女本人のこと。この言葉自体が自虐ネタ的な感じですね。 でも彼女に限らず、軽い人間ウォッチャーのつもりがストーカーな人、軽い投稿のつもりで誹謗中傷しちゃう人、、古今東西、暇なヤツが他人で暇つぶしを始めるとろくなことにならんから気をつけた方がいいね。 タケノコさん [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-15 23:02:49)

2.《ネタバレ》 何かを検証する場合、多角的な視点を持つことは必須です。本件についても、ナミの生い立ちを知る事で、事件の原因や全体像を探ることが出来ますし、ナミの立場に立つならば、一連の狂行にも確実に合理性が存在します。しかし、被害者にとっては加害者の事情など知ったこっちゃありません。突然拘束され、辱しめを受け、息子を殺された事実が全て。今は殺すか殺されるかの修羅場ど真ん中。「これは戦争だ」この異常事態にパニクらず、的確に状況を把握した笹野じいさんは流石だと思いました。狂気には狂気をもって抗うのが道理ですから。果たして2人の全面戦争は、じいさんの勝利で終結しました。しかしながら、これはナミが望んだ結末でもあります。愛する者の手にかかり、孤独な生から解放される幸せ。しかも神様の御許しありのオマケ付き。笹野じいさんにとっては、死合に勝って勝負に負けたようなもの。無力感は想像を絶するものでしょう。さて、この後じいさんは立ち直れるでしょうか。きっと神様はじいさんに、これまでと同様に救いの手を差し伸べてくれるはずです。それが神様の仕事。しかし、元を正せば、一体誰のせいでこんな事態になったのかという話。人は苦しみから逃れる為に神様をつくり、その神様に苦しめられる。何の事はない、要するにマッチポンプです。確かに万人にとって、死だけが救いかもしれません。(以下余談)主人公ナミの子供時代を演じたのは、アイドルグループ『アメフラっシ』の愛来さん。ももクロのご縁で存じあげております。子供時代の愛来さんと、成人したナミのビジュアルマッチングが実にお見事でした。にも関わらず、お姉ちゃんの方はお前誰だレベルの違和感で不思議マックス。これは単にキャスティングの不手際か、あるいはお姉ちゃんだけは運命から脱出できた事実を端的に表すための変化と捉えればよいのでしょうか。さて、どっちなんでしょう。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-30 21:21:32)

1.《ネタバレ》 姉の高校時代と現在にギャップがありすぎて一瞬唖然とする。また屋敷の場所が世田谷区豪徳寺と書いてあったのに現地が甲州恵林寺付近なのも飛びすぎている。
それはまあいいとして、内容的にはどこに共感すればいいのかわからない。前半は主人公の生い立ちを見ているので態度保留のままとしても、後半の惨劇以降はさすがに老人の復讐を期待することになるが、しかし肝心の対決の結末がすっきりせず、主人公が勝手に充足して最後は逃げを打ったようなのは気に入らない。また序盤で思い切り殴られた子役が迫真の演技で、途中で出た偽善者の救いの手も叩き潰したからには暴力路線で全編統一かと思っていたらそうでもなく、最終的には怪しげな宗教が最強だったというのは誠に心外である。ラストで意味不明な外国人が「可哀想な人」というのも上から目線で苛立たしいが、もしかして制作側としては観客にも同じように感じてもらいたかったのか??? それにしては全体に信用できない雰囲気が満ちており、最後まで疑心が解けないまま終わる胡散臭い映画だった。

なおどうでもいいことだが、盗人の手を砕く罰というのは現代ではちょっと考えられないが、近隣国(半島でなく大陸の方)で街の庶民が実際にやっている動画を見たことがあるので、そういう場所ではまだ生きている風習らしい。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 2点(2015-07-15 22:07:19)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.75点
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5125.00% line
6250.00% line
700.00% line
800.00% line
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