みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 地方議員が警察や暴力団と手を組み私腹を肥やす。 こんな時代があったのか。 いや、このような市民運動があり、このような映画があったからこそ、それらは昔に比べて少なくとも目には見えなくなったんだろう。 その意味でこの作品は社会的意義がある。 一方で三島雅夫の熟練された悪役の演技、これも特筆すべきだろう。 権力と金にまみれた汚い男を実に痛快に演じている。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-10-12 20:30:48) 1.1948年、埼玉県本庄町で、暴力団と町議会と警察の癒着(というか一体化)を市民とマスコミの運動で追放した「本庄事件」を、そのわずか2年後に映画化したもの。俳優陣は映画会社の枠を超えて大集結しており、そのことからも、この作品化に向けた情熱と原動力を感じ取ることができる。こういう純粋な初期衝動に満ちた作品は、もちろん評価せざるをえません。山本薩夫監督らしく(クレジットは「演出」ですが)、描写の上での虚飾を排し、不自然な展開の上下動を入れることもせず、地道に日常的シーンを積み重ねているのですが、その作り方がまさに作中の市民や記者の行動と一致していると同時に、今日の我々にとっても、日々の不断の努力を怠ってはならないという警報たりうる効果を導いています。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-08-12 00:23:40)
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