みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 一年半前の投稿。 神原駿河(物語シリーズ)、峰不二子(ルパン三世)と続いてふとやっていたクレしん映画を見たらシリリ役が沢城みゆきさん。 というわけで見ていたら、何も起きない。 子供の宇宙人シリリが不時着して父ちゃん母ちゃんが年齢だけ25歳若返るとかあるんだけれど、大してすごくない。 で、なんだかんだで春日部から種子島までのロードムービー開始も、これも大してロードムービーっぽくない。 種子島にはすぐに着いていろいろネタバレされる(私もこれからする)。 で、シリリの父ちゃんが後半メインになるんだが、これが宮迫なんだが、うまい、うますぎる、正直不安でしょうがなかったが全然あり。 というわけでなんだかミニマムな話だなーと思っていたら、ああ、これ、大筋でオトナ帝国のオマージュなんだなと。 ただ、違っていたのはあっちが大人になりたくない人だったのに対してこちらは宇宙人ということ。 モラトリアムかそうでないかは割とこれに関しては大きくて、そこがあちらは大作、こちらはテレビスペシャルでいいんじゃない?と言われる差かと。 ちなみにみさえが記憶を失うところはちょっとうるっと来たが、結局のところ、体は子供、頭脳(記憶)は大人、なら良くても記憶がなくなっているというのはあかんのですね。 まぁ、これを見るくらいならロボとーちゃんのほうが圧倒的にいいと言わざるをえないんだけれども、よくよく考えると一年後に必ず放映されるのに映画館でドラしん見る人たちってすごいよなぁと思う。 【にんじん】さん [地上波(邦画)] 6点(2019-10-14 20:57:58) 4.《ネタバレ》 中々に面白かった。が、なんというかもったいねえw ▸アニメとはいえさすがに子供だけで宇宙船操縦すんのは無理やろw ⇒ まあ隣にいたシリリが教えたんでしょう、で一応納得できる。 ▸大人に戻るくだり ⇒ 子供っぽかったシリリが大人になる、その内面的なシリリの成長によってスクスクパワーが使えるようになる・・・という展開もアリだった気がする。まあわざと周囲を子供にしてスクスクパワーを使わせる、というのも頭脳プレー的要素があって良いとは思うが、それだったらスクスクパワーは親父のみ使える、もしくは大人にならないと使えない、という設定でも良かった気がする。シリリがスクスクパワーを使えないのは生まれつき、と思っていたが実は・・・と思ったがマジで生まれつきだったんかいw ▸ラストシーン ⇒ ED突入時、それで終わるんかい!?・・・いやそんなわけないよね、と思い、案の定後日談があったが、そこで迎えに来るのは母親ではなく親父であってほしかった。そしてシリリも嬉しそうに戻る的な。なんだかんだ言って家族愛がある、的な。親父が強がって横向きながら「帰るぞ、シリリ」って言ってる画が想像できるし、道中で親父は悪逆非道な男ではないという描写があったため、シリリがしんのすけから影響を受けたように、シリリの親父がひろしから影響を受けた、って描写でも良かったと思う。 ▸「戦争でもサービス残業でもすればいい」 ⇒ ワロタ。確かに同じレベルの罪だな、うん。 大人より子供が良い、クソみたいなことすんのは常に大人だ、というのはまあ確かにわかる。しかしではなぜそうなってしまうのかというと、その本質は「結局皆自分が一番大事」ってことだと思うんだよね。子供は、自分が一番大事・自分の得する行動を、と思っても、子供故に実行力が伴わない。だから現実に実行できないだけで、大人になれば影響範囲の差はあれど、ある程度実行力が伴うから、結果としてそうなる、的な。利他的に生きれる人間なんていねー、だからこそ利他的に生きられる人は正しい正しくないは置いといて、凄いと思うね。 【53羽の孔雀】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-01-27 19:53:46) 3.なんつーか、残念。もっとおもしろくできたと思うのに。 【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-05-17 01:55:06) 2.《ネタバレ》 シリーズ25作目、1作目から24年経過って事で1作目公開当時5歳だった人も今や29歳。でも野原しんのすけは成長しない、あるいは作品内で成長を見せたとしても次作ではリセットされてしまう永遠の5歳児。この作品では主人公はシリリであり、しんのすけは狂言回しとしての役割を担います。 父を慕い、父のために努力し、そして父に反抗する事で成長してゆくシリリ。野原一家も、かすかべ防衛隊もシリリの成長を見守り、促してゆく、クレヨンしんちゃんの世界にやってきたシリリを迎え入れる存在。それは、『クレヨンしんちゃん』の世界に触れてきた人々の姿に重なります。しんのすけの数々のボケ、ネタもある意味、伝統芸であり、老成した感すらあります。 『暗黒タマタマ大追跡』『栄光のヤキニクロード』のようなロードムービーとなった今作は、25周年記念という事で、過去作へのオマージュも散りばめられています。パンフレットによると映画全シリーズのネタが織り込んであるようですが、残念ながら私は指宿&後生掛コンビとマイク水野、それに猿くらいしか気づきませんでした。 シリーズを長く見てきた人、新たに触れる人、どちらにも対応した長期安定シリーズとしての『クレヨンしんちゃん』。心から笑って泣けて楽しめるエンターテイメント。でも、たまにはしんのすけが能動的に物語世界を動かしてゆく作品が見たいと思うのは贅沢でしょうか。映画版はどうしても巻き込まれ型(それでもあくまでマイペースなのが取り柄であり魅力なのですが)な展開が多いですからね。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-05-03 23:12:56) 1.《ネタバレ》 待ちに待ったしんちゃん映画の新作はしんちゃん映画25周年記念作品に相応しい笑いどころが満載で観ている間、笑いぱなしで、これぞしんちゃん映画だ!とばかりの笑える上に感動という意味でも相変わらずのひろしの格好良さ、子供になってしまっても格好良いひろしが今回も健在です。宇宙からやって来たシリリという名の宇宙人、子供の姿のそのシリリの光線により子供の姿になってしまったひろし、そんなひろしを見てもマイペースを崩さないしんちゃん、シリリの父の所に連れて行けと言われて、はーいって自分の乳を見せるしんちゃんとその乳じゃないと突っ込むシリリのやり取りのアホ丸出しな笑いやら、全編馬鹿丸出しな笑いで面白すぎです。所々で今までのしんちゃん映画を彷彿させる場面も用意されており、大満足!ひろしが子供になってしまうのはモーレツ!オトナ帝国の逆襲と同じだし、トラックに乗ってる場面もそうだなぁ!ひろしとみさえと離れてしまったしんちゃんがシリリと寝そべってる場面の空一面の白い雲、何だかアッパレ!戦国大合戦みたいだし、他にもサーカス団が出て来ての場面はヘンダーランドの大冒険だし、色んな場面で今までのしんちゃん映画が大好きなファンに対してのオマージュを感じることができる。チチシリリとの再会を果たした後のシリリの行動も感動的だ。共に過ごし、旅を続けて来た事で得たしんちゃんとの友情がシリリを宇宙人という枠を超えた人間味溢れる少年へと成長させる。ひろしが言う生意気なのは子供が成長している証拠だみたいな台詞と子供になっても家族は俺が守るの台詞にこのしんちゃん映画の素晴らしさを見る事ができる。しんちゃん映画が何故、子供だけでなく大人からも支持されているかこの映画を観れば分かるはずだし、私はこれからもしんちゃん映画は必ず映画館で見る事を誓う。単なるお馬鹿丸出しなアニメではない。しんちゃん映画には人としての在り方、子供の成長と大人の子供に対する正しい接し方を毎度ながら教えられている気がします。 【青観】さん [映画館(邦画)] 9点(2017-04-20 21:18:13)(良:1票)
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