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ゾンビランド:ダブルタップ

Zombieland: Double Tap
2019年【米】 上映時間:99分
アクションドラマホラーコメディシリーズものパニックものバイオレンスゾンビ映画
[ゾンビランドダブルタップ]
新規登録(2019-12-02)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2022-07-17)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2019-11-22)


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監督ルーベン・フライシャー
キャストウディ・ハレルソン(男優)タラハシー
ジェシー・アイゼンバーグ(男優)コロンバス
エマ・ストーン(女優)ウィチタ
アビゲイル・ブレスリン(女優)リトルロック
ゾーイ・ドゥイッチ(女優)マディソン
ロザリオ・ドーソン(女優)ネバダ
ルーク・ウィルソン(男優)アルバカーキ
ビル・マーレイ(男優)本人
小山力也タラハシー(日本語吹き替え版)
中村悠一コロンバス(日本語吹き替え版)
本田貴子ウィチタ(日本語吹き替え版)
安達祐実マディソン(日本語吹き替え版)
藤貴子ネバダ(日本語吹き替え版)
勝杏里バークレー(日本語吹き替え版)
山路和弘アルバカーキ(日本語吹き替え版)
安原義人ビル・マーレイ(日本語吹き替え版)
衣川里佳(日本語吹き替え版)
田中美海(日本語吹き替え版)
原作レット・リース(原案)
ポール・ワーニック(原案)
脚本レット・リース
ポール・ワーニック
音楽デヴィッド・サーディ
挿入曲メタリカ"Master Of Puppets"
ウディ・ハレルソン"Burning Love"
撮影チョン・ジョンフン
製作ギャヴィン・ポローン
製作総指揮ルーベン・フライシャー
ポール・ワーニック
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
編集ダーク・ウェスターヴェルト
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
あらすじ
ゾンビが大増殖して人類が危機的状況に陥った世界で、10年間も生き抜いて来たコロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックの4人は、今はホワイトハウスを拠点として闘いの日々を送っていた。そしてソンビもこの10年間で大きく様変わりし、パワーもスピードも進化した上に思考力までも身に付けていた。そんなある日、すっかりお年頃のリトルロックは父親代わりのタラハシーへの反抗心も相まってホワイトハウスを飛び出してしまう。残った3人は、ひょんなことから合流したマディソンを加えてリトルロックを追う旅へと出るのだったが…。前作同様ルーベン・フライシャー監督がメガホンを取り、ジェシー・アイゼンバーグ、ウッディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンのメインキャスト4人が再結集、ゾンビだらけの近未来を徹底的に笑い飛ばすソンビ・コメディ。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2024-02-19)
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【クチコミ・感想】

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24.《ネタバレ》 主要キャスト勢揃いで10年ぶりに制作されたシリーズ2作目。劇中でも10年経過しているため配役に関する違和感はゼロです。普通10年もあれば誰か不祥事を起こしていたり、事務所と揉めていたり、あるいはギャラが高騰していたり、様々な理由で再登板に支障がありそうなものですが、主役4人がちゃんと『ゾンビランド』に戻ってきてくれました。ほぼ「奇跡」と言っていい完璧な続編の在り方だと思います。更に嬉しい事にあのビル・マーレイ(本人役)まで再登場ですよ。つくづく天晴れであります。
変わらないのはキャストだけではありません。世界観も演出も脚本も、何から何までお馴染みの味。続編にありがちなリニューアルやパワーアップなど一切無し。それだけフォーマットが完成されているということでしょう。帰結についても前作踏襲。大切なのは「場所」ではなく「人」。「どこに住むか」ではなく「誰と暮らすか」。勤め人にとっては「勤務地」「業務内容」より「上司」「同僚」「部下」の方が遥かに重要であることに異論は無いでしょう。この主張に基づき明確に存在を否定されたのが「バビロン」でした。モチーフは横山光輝『バビル2世』でお馴染み「バベルの塔」であります(違う?)。バベルの塔=実現不可な絵空事=非武装のユートピア=共産主義の理想郷って感じでしょうか。そりゃアメリカ映画なら完全否定しますわな。どんな理屈でゾンビ蔓延る世界で武器を捨てられるのか理解に苦しみますが、きっと常人では計り知れない崇高な理念があるのでしょう。あるいは単なる現実逃避でしょうか。ただ「安全安心の引き籠り」という指針が非常に危ういのは間違いありません。「籠城」は非常時では有効な戦術ですが、平時に採用する戦法ではありません。ゾンビがいる世界が10年も続けば、残念ながらもう平時です。避難している場合ではありません。おそらく命の次に大切なのは健全な精神を保つこと。生ける屍にならずとも、死せる生き人になっては元も子もありません。そういう意味ではゾンビ狩りをアミューズメントとしてエンジョイしていた4人は「ゾンビ世界の歩き方」を会得していたと言えるでしょう。
実は本作を観て思い起こされたのは、某借りぐらしアニメ。文科省推奨?優良アニメと不謹慎ゾンビコメディを比べるのは筋違いかもしれませんが、案外テーマは似通っているのでは。安全安心は生きていくために欠かせませんが、固執したり、妄信したりするのはいけません。危険を冒しても新天地を目指すのは、人として正しい、健全な精神の在り方という気がします。 目隠シストさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-10 18:20:11)

23.《ネタバレ》 前作から10年後の続編。それから更に5年経ってやっと鑑賞。遅れ馳せながらのレビューです。と言っても既に皆さんに書き尽くされている感が無きにしも非ずですね。なので出来るだけシンプルに。

兎にも角にも楽しかったです。ゾンビものの宿命と言いますか、仮令死んでいようとも人型の動く者を殺しまくる(否、既に死んでいるから損壊しまくる?)のですから、罪と言えば罪ですし不道徳極まりないと言えば返す言葉もないところですが、それでも面白い。進化型ゾンビなんて言うけれど、本シリーズ外の先行作品で登場済のものを紹介しているだけ。それでも面白い。前作同様小ネタの連発が愉快ですし、ビル・マーレイ御大がまさかの再登場で「ガーフィールド3」に出演してるかの如くのインタビューに答えつつエンドクレジットの大切さを教えてくれてたりして。(当たり前かも知れませんが絶対席を立たない主義です)

個人的に一番ハマったのは、ネバダ姉さんがビッグフットでバビロニアに乗り込んできて片っ端からゾンビを轢きまくるところ。これはゾンビ映画史上に残る短時間単独大量ゾンビ処理数じゃね?ってぐらい爽快にグロかったです。

皆さんのおっしゃる通り、レギュラー4人のうち男子メンバーは10年経っても不変ってスゴイですね。女子は…それは言いっこなしってことで。ともあれ、再び10年後(今や5年後ですが)、新メンバーを加えての「3」実現を夢見て前作同様8点献上します。(今のところ予定は聞きませんが…) タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-19 17:29:45)(良:1票)

22.《ネタバレ》 たとえソレが人間にソックリであろうと、人間にあらざるゾンビなのだから、どんなに銃をブッ放しまくってどんなに残酷に殺しまくっても気にする必要ないよね、と言う露悪路線は今回も健在。
それどころか、ギター片手にフリーセックスと平和を唱えてりゃ全てOK的なヒッピー文化をおちょくりまくって、そんなことしてたってゾンビが襲ってきたら何の役にも立たないよ、と、ひたすら「ゾンビ大量殺戮」に走り、これはもはや、超タカ派の映画なのか、そういうので喜ぶタカ派すら揶揄した映画なのか、すらよくわからず、とにかく、そういう次元を越えちゃってます。それが、痛快。
コメディタッチですが、ホラー映画、というかゾンビ映画としての体裁はしっかり守っていて、時に過激に、時にまったりと、緩急つけたサバイバルアクションとしての魅力。
まるで「ニセ黄門様ご一行」みたいな、主人公たちにソックリなヤツが出てきて、同じようにサバイバルのルール(戒律)を守ってるらしいのだけど、そのくせアッサリとゾンビ化してしまって、この場面の長回しアクションがまた、スリル満点で楽しいところ。
今回も、楽しませていただきました。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-07 22:33:38)

21.《ネタバレ》 前作からなんと10年ぶりなのに、人物4人中3人の(笑)変わりの無さには驚きです。再会できて嬉しいな。
ゾンビがはびこる世界のサバイバルなのに、ちっとも深刻にならず悪ふざけなノリは前作どおり。タラハシーのこだわりがトゥインキーからイケてる車へと変わったり、能天気なおバカキャラのニューカマーが加わったりと工夫が感じられます。
惜しいのは10年経ってパワーアップしたゾンビの真骨頂が生かし切れなかったこと。変異して手強くなったぞ、というのは続編のセオリーですけども、話にあまり刺さっていなかった。
むしろ‶家族の絆”がメインテーマっぽくなっちゃって、‶対ゾンビ”のはっちゃけぶりを期待していた向きには物足りないですよね。タラハシーはファミリー向けミニバンをずっと嫌っていたけどね。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-01-19 23:06:04)

20.《ネタバレ》 前作はかなりの完成度を備えた作品でした。それを考えると、続編など作る必要は感じません。でも、ヒットしたならもうひと儲けを計るのはこの世の常なのでしょう。
で、どこにテーマを置くのかなと思って鑑賞したのですが、新しいもの無かったです。皆無、と云っても良い。そう云えばサブタイトルが「ダブルタップ」でした(辞書によると、トドメを刺すための二度撃ち、の意)。つまり最初から「前作と同じ内容の念押しです」とお断りが入ってる訳です。良心的なタイトルと言えなくも無いのですが、その真意に気付くのは鑑賞後。上手いなぁw
新しいものは皆無とか言いましたが、実はチョットだけあります。
・コロンビア映画のタイトルバック女神がトーチで殴ってゾンビを撃退
・前作で酷い扱いを受けたビル・マーレイがエンディングで大活躍
・エマストーンさんも歳を取ったなぁ…。
私に残ったのはこの3つでした。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-19 07:54:59)(良:1票)

19.《ネタバレ》 きっちり10年後にまさかの続編製作、劇中の時間も10年後という設定みたいですね。驚いちゃったのはウディ・ハレルソンとジェシー・アイゼンバーグの容姿の変化のなさ、メイクのパワーもあったろうけどこれは拘りが凄すぎます。そして、エマ・ストーンはともかくとしても最近お姿を拝見していなかったアビゲイル・ブレスリンの大変貌!まさに太ったキルスティン・ダンストとしか言いようがないですね。コロンバスとウィチタは10年経ってもヤルことはやっていてもまだ同棲始めたばかりのカップルみたいな感じ、やっぱ時間設定も10年後としたのは失敗だったかも。考えるに製作側としては前作からさして間がないストーリーにしたかったけど、アビゲイル・ブレスリンが他の三人と違ってあまりに変貌が激しくて、止む無く現実の時間経過を取り入れたって感じかもしれません。 ゾンビ殺しのグロ度はまた格段とアップしていますが、この映画ではゾンビの生態や存在の恐怖がもうどうでも良いレベルまで低くなっているので、アフリカの野生肉食獣の生活圏でロードムービーしてるって感じすらします。まあ猛獣狩りをしてるって感覚ですかね。今回はプレスリー・ネタでやってみましたって感じでまあそれはそれで悪くないんですけど、ヒッピー・コミュニティーみたいなものまで登場して“ファミリーの絆”みたいなものが前面に出ています。感じとしてはちょっと真面目に寄り過ぎる気がして、『テッド』と『テッド2』みたいなパターンになってしまったのはちょっと残念。唯一愉しめたのは前作を観てないと絶対に理解できないビル・マーレ―のネタ、前作でのあまりに酷い扱いを帳消しにするかのような暴れっぷり、でもこういうエンド・タイトルを最後の最後まで観ないと拝めないってのは一つのパターン化していますけどなんか迷惑だよね。「面白いものをお観せしますから、どうか最後まで席をお立ちにならないで下さい」とでもテロップを入れて欲しいもんです(笑)。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-27 23:07:19)

18.《ネタバレ》 約10年ぶりに制作されたゾンビコメディの続編。さすがにこれだけ時間が経つと前作の内容はほとんど覚えておらず、「確か、ビル・マーレイが本人役で出ていたよなぁ」くらいしか印象に残っていない状態で今回鑑賞してみました。それがアカンかったのか、僕は最後までいまいち楽しめなかったですね、これ。主人公たちのはっちゃけ具合や変なマイルール設定にそこまでのり切れず、ずっと置いてけぼりを喰らったような感じでした。ただ女性陣は全員魅力的で、特に頭がパッパラパーのビッチギャルはナイスなキャラクター。そこはちょっと楽しめました。ま、そんなとこです、はい。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2021-01-22 01:21:24)

17.《ネタバレ》 まさかの10年後に同じキャスティングで続編。作品内では何年経った設定なのでしょうか。女性2人は変わったなと感じる一方、男性2人はあまり変わってないのが面白い。最後のバトルは手に汗握る展開です。終わり方も良かった。 いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-13 01:19:03)

16.何も考えなくていいコメディー映画です。この手の映画は観る側のその日の気分とかが大事ですが、今回はいい感じで見られました。10年ぶりの続編ですか?妹役の人、最初誰だか分からなかった。マディソン、もう少しお色気シーンがほしかった。では、また10年後。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-20 11:05:45)

15.前作は満点をつけたので今作は10年分の想いを込めて2000点つけます。もうとっくに続編は諦めてたのに10年経って同じキャストの続編が見れたのがホントに素晴らしい。妹ちゃんは10年経ったら巨乳のキルスティン・ダンストっぽい人になっててビックリ。懐かしいというよりもおっぱいという感情が先に来ていろいろ見失いかけました。(おっぱいより上を見て冷静さを取り戻す)
他とは一線を画すゆるいゾンビ映画ですが、今作もアホっぽさフルスロットルで正当な続編として仕上がっていて最高でした。なかなか自分の感性とここまで合う映画は珍しくホント好き。 映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2020-09-15 21:15:14)

14.わけの分からん事を言われながら、ハチャメチャなことが起きて、
収集が決してつかないゾンビ映画。

いや、ゾンビ映画では無いな。
コメディとヒューマンドラマ、そのどちらでもない何か。
独自のルールによって面白さを作り出そうとしている。

見たこともない深海魚の寿司に、たっぷりとワサビが入っているような感覚。
味なんてわかりはしないし、料理名なんて決してわからない。

しかし、たしかに魚の味はするし、ワサビも少し寝かせると辛みが効いてくる。
そんな映画。

今の時代におけるシュール、ってこういうものなのかもしれない。 元祖さん [地上波(字幕)] 7点(2020-09-11 20:55:19)

13.《ネタバレ》 ノリとテンポで魅せちゃいますね。このシリーズは。
結構エグいし、もはやこれまでか?って時からのハチャメチャ度はなかなかのものです。
ピンク色のアタマ空っぽギャルもスゲー良いアクセントになってたわ。 ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-16 22:42:48)

12.《ネタバレ》 オリジナルが楽しかったので期待値上がりすぎたかな。笑えるところはあったけど、オリジナルを超えることはできなかった。登場人物が増えたけど、その分散漫になっちゃった感じ。そして、ゾンビ化した仲間を撃つシーンを入れたことで、オリジナルの軽さがなくなっちゃった。いやそりゃゾンビ映画の定番ではあるけれど、この映画にはそういうのは期待していないわけで。

そして一番不満な点は、映画のスタートとエンドで何も変わっていないこと。そりゃ結婚したよ。親父に彼女ができたよ。でも、だから何?前回はコロンバスが自らに課したルールを超えた。ウィチタも他人を信用しはじめた。タラハシーだって一匹狼から守るべきものを得た。みんな一歩踏み出したわけです。

今回はウィチタが結婚を受け入れたり、リトルロックが反抗期だったりしたけど、肝心の心理描写がほとんどないために、薄っぺらい。リトルロックの反抗期(反抗期といっても22歳くらいの設定じゃないの?)もあっさり終わり、結果として成長したように見えず元に戻っただけ。前回あまり変化のなかったリトルロックの自立と成長をちゃんと描けば、もっと良くなったと思うのだけどね。最後のシーンで父親代わりのタラハシーを助けたところに片鱗はあるのだけれど、ちょっと印象が薄い。ウィチタも一緒に助けるような状況を作らないと、姉を超えられないよね。なんとももったいない。

最後の対決はガントレットといいつつ、塔に籠城して迎え撃つのはバイオハザードのパク…オマージュ何だろうけど、まんま過ぎ。それに、ビッグフットでの爽快なゾンビ殺しをしたのは脇役だったわけで、カタルシスがあまりない。

ゾンビの種別もあまり意味がなかったし(ニンジャ、いなかったね)、タラハシーのネイティブアメリカンの血に至っては、ほとんど話に関係しない。前作での、お店を破壊したことへの贖罪なのかな。興行的には知らないけど、前作よりも数段落ちる印象しか持てなかったな。ガーフィールドは蛇足だった。残念。 EOSさん [DVD(吹替)] 4点(2020-04-11 11:55:41)

11.《ネタバレ》 アポカリプス状況下で数年経過しているという設定だが、妙に暢気に文明崩壊な感じが無く、時の経過を偲ばせるのは女優二人の変貌ぶりのみである(男どもは意外なまでに全く変わり映えがしない)。

「お前誰?」状態で可愛げの欠片もないアビゲイル・ブレスリンはさっさとパーティから外し(なんでこんなに太ったの?)、代わりに可愛いだけの頭空っぽ女を追加して話を進めるのは個人的には悪くないチョイス。しかし、途中でよく分からない流れでいったん離脱して復帰したり、離脱中にはまたよく分からない流れで変な連中が出て来たり、展開運びは結構取り留めが無い。全体的にコメディ要素も明らかに前作よりは弱い(個人的には、前作もそこまで好きでは無いのだけど)。むしろ、アクション要素が中盤も終盤もそれぞれ結構よく出来ている様に思う(ゾンビ映画としては相当に派手)。

他方、エマ・ストーンは前作のギャル風味から転身して大女優らしく矢鱈と凄みが増しており、タラハシーよりもよっぽど迫力アリ。しかしそれでいて絶妙にコミカルな演技はやはり相当に上質で、今や何でも出来ちゃう最強女優とでも言えるのではないか(後半はあんま目立ってないけど)。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-04-01 21:59:46)(良:1票)

10.《ネタバレ》 前作も鑑賞してますが何しろ10年も前なのでほぼほぼ覚えてないです。
ですがそんな状態でも問題なく楽しめました。
通じゃないと伝わりにくいユーモアもありますが、大抵のギャグは笑えるし気に入りました。
個人的には新キャラのマディソン絡みのユーモアが大好きです。 あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-01 14:10:42)

9.《ネタバレ》 10年ぶりに監督も脚本も主演4人も続投で、さらにスケールアップ! と思いきや、そこまで肩肘を張らず、いつも通りゆる~いサバイバルライフを可笑しみたっぷりに描き出す。『リトル・ミス・サンシャイン』の頃から体型に片鱗のあったアビゲイル・プレスリンの変貌ぶりをよそに、10年前から全く変わっていないジェシー・アイゼンバーグの対比が面白い。ゾンビは出てもあくまで背景に過ぎず、ファミリー崩壊の危機も最後は大団円に終わる安心感。一見、変化していないように見えるが、その面白さを維持させるのが難しいからこそ、如何にマンネリに陥らせないか。途中からキャラの被る二人組が登場したり、死んだと思ったアホの子がなんと生きていたり、誕生日プレゼントの使い方もそうで、あらゆる小ネタも演出もスマートに決めていく。キャリアを重ねた彼らが成せる業だろう。難しいと思うが、10年後に3作目は如何ですか? Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2020-03-26 23:05:42)

8.《ネタバレ》  大好きな「ゾンビランド」の主人公四人組が、十年後も家族であり続けたという、それだけでも嬉しくなっちゃう映画。

 家族ともなれば当然、意見が合わなくて喧嘩別れしちゃう事もあるんだけど、最後は元の鞘に収まり仲直りっていうのも気持ち良かったですね。
 誰か一人くらいは死んじゃう可能性もあるかもって警戒していただけに、そんな懸念を吹き飛ばして全員生存エンドを迎えてくれたのも嬉しかったです。

 監督も主要メンバーも同じ顔触れが揃っており、前作が好きな人なら安心して楽しめる内容となっているんですが……
 「終盤の展開が雑」っていう欠点まで前作と同じだったりして、ちょっと困っちゃいましたね。
 「ゾンビも進化して、更に厄介な敵となった」という伏線があったのに、それに殆ど意味が無かったという肩透かし感も寂しい。
 「高さ」を利用してゾンビ達を一斉に退治するクライマックスも、中々痛快ではあったんだけど、上述の設定があるせいで
(これなら敵は普通のゾンビのままで良かったな……)
 って考えがチラついてノリ切れなかったし、典型的な設定倒れに思えちゃいました。
 「二度撃ち」でも倒せない新型ゾンビって印象は強烈だっただけに、もっと上手く活用して欲しかったですね。

 勿論、長所も色々あるというか、どちらかといえばそちらの方が多かったくらいだと思います。
 ホワイトハウスを「我が家」にして四人で生活する様も楽し気で良かったし、人気漫画「ウォーキング・デッド」を読んで「全然リアルじゃない」と感想を漏らすのも、実際にゾンビ世界に住んでいる主人公達ならではって感じがして、面白かったですね。
 すっかり豊満な女性に成長したリトルロックが、反抗期を迎えてしまい、それに他の三人が振り回される展開になるのも、ファミリー映画らしい魅力があって良かったです。
 新キャラのマディソンを殺す場面をハッキリ描かなかったから
(実は彼女は生きていて、ゾンビ化した彼女と再会する事になるんだろうな)
 とばかり思っていたのに
(……生きてるだけじゃなくて、ゾンビ化すらしてなかったよ!)
 ってツッコまされた辺りも、程好いサプライズ感があって好き。

 他にも、リトルロックの彼氏を「胡散臭い」と観客に感じさせる流れも自然で
(なんだ、この彼氏って良い奴かと思ってたのに、実は嫌な奴だったのか)
 と失望させたりしないバランスに仕上げてあるんですよね。
 かなり早い段階で、有名なボブ・ディランの曲を「自分の曲」と言ってリトルロックに聴かせる場面が挟まれており「こいつは信用出来ない」と印象付ける事に成功している。
 こういった形の、さり気無い人物描写が上手い監督さんなのだなと、改めて感心させられました。
 モンスタートラックや「誕生日プレゼントの銃」の使い方も巧みだし、人間をゾンビと勘違いして殺す事を「マーレイしちゃう」なんて表現するセンスにも、クスっとさせられましたね。

 終わり方に関しては、前作と同じ「家族エンド」であり、予定調和な心地良さがある一方で、ちょっと物足りないとも感じていたのですが……
 エンドロールの後、ビル・マーレイの大暴れを描いてくれた事には、もう大満足!
 もし「ガーフィールド3」ならぬ「ゾンビランド3」があったら、再びエンドロール後には「ビル・マーレイが生きていた頃の話」を流して欲しいな、と思えたくらいでしたね。
 完全なコメディパートかと思わせ、観客を油断させておき、意表を突いて格好良いゾンビ退治に突入する流れが、本当に面白かったです。

 「ゾンビ世界を生き抜く為のルール」ならぬ「ゾンビランドを楽しむ為のルール」を作るとしたら、そこには是非「エンドロール中に席を立ったり、停止ボタンを押したりしてはいけない」って一文を付け加えたいな……と、そんな風に思えました。 ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2020-03-04 23:41:12)(良:1票)

7.《ネタバレ》 前作ほどの爆笑はないが面白いのは相変わらず。にしても、どうしても気になって仕方ないのがアビゲイル・ブレスリンの変貌ぶり。他の3人が全く変わってないんで余計に目立つ。ビル・マーレイはちょっと悪ノリが過ぎるかな。よほど「ガーフィールド」に恨みがあると見えるが、勘違いして出演した自分が悪いんだから、いい加減受け入れなさい。 ぴのづかさん [映画館(字幕)] 7点(2019-12-04 23:53:35)

6.《ネタバレ》 前作から10年、、ゾンビの進化よりも、アビゲイルちゃんの劣化の方が強烈だった・・(泣) そして、昔からよく似ていると思っていたが、エマ・ストーンのマイケル・ジャクソン化もますます気になる。 よし、前作はビル・マーレイ宅、今回はエルヴィス宅、そして次作はマイケル・ジャクソン宅「ネバーランド」で決まりかな? (^w^) タケノコさん [映画館(字幕)] 7点(2019-12-04 11:27:15)

5.《ネタバレ》 みんな評価高いね。俺ははまらなかった。ストーリーが面白くなくて、あまりにもご都合主義すぎる。最後のネバダの登場シーンはギャクなのか? センブリーヌさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-04 02:46:25)

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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.79点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
414.17% line
5312.50% line
6625.00% line
7729.17% line
8520.83% line
914.17% line
1014.17% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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