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弥生、三月 君を愛した30年

2020年【日】 上映時間:109分
ドラマラブストーリー
[ヤヨイサンガツキミヲアイシタサンジュウネン]
新規登録(2020-03-15)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2020-11-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(2020-03-20)


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監督遊川和彦
キャスト波瑠(女優)結城弥生
成田凌(男優)山田太郎
杉咲花(女優)渡辺サクラ
黒木瞳(女優)山田真里亜
小澤征悦(男優)白井卓磨
岡田健史(男優)山田あゆむ
岡本玲(女優)
矢島健一(男優)
奥貫薫(女優)
橋爪淳(男優)
脚本遊川和彦
撮影佐光朗
製作市川南〔製作〕
東宝
電通
配給東宝
編集宮島竜治
照明加瀬弘行
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 始まってすぐ、黒板に病気を落書きされたサクラ (杉咲花) を、「これ書いたの、誰よ!!」と弥生 (波瑠) がただ一人でかばいます。こんな感じで冒頭から激しくドラマが動きますが、全く感動できません。なぜなら、二人の絆や親友としての歴史を、この映画が描いていないからです。 結局は、そこが最後まで尾を引いたままで、あまり (映画に) 入っていけなかった、というのが正直な感想。 また個人的に、弥生と山田くんが浮気した件、あれがどうしても軽率な過ちとして受け止められない。誠実な歯科医の夫を裏切って、彼は無念のまま大震災でお亡くなりになりましたから。しかし、ラストを見る限りでは、弥生は既に彼のことなど忘れてしまって、すっかり幸せそうだ。 弥生の3月、サクラは満開、そして頭はお花畑、、ってところか。 タケノコさん [インターネット(邦画)] 3点(2022-03-11 22:27:18)

4.《ネタバレ》 全く同じ俳優、女優が高校生から50手前の中年まで演じることに違和感を感じる人もいるのかもしれませんが、私はそこまで違和感を覚えず見ることができました。

高校時代の友、その時の記憶を胸に男女二人の人生の変遷を見ていく物語。二人とも、若い時の夢と大人になってからの現実を抱えながら時を重ねていく。同時に、二人の互いへの想いも募らせながら。

何十年もの歳月の、三月だけを切り取って見せるというのは面白い手法ですね。携帯電話の形で世の中の移り変わりも感じたり。ストーリーの場面は「え、ここで?」という切り取り方のところもあったんですが、逆にそれからの展開が気になってのめり込めました。「絶対生きる」と言っていた親友が次の3月には亡くなっていたり、好きな相手の結婚式に呼ばれたり、逆に呼んだり。お互いワーワー言ってる関係が心地良いが反対にそれ以上の関係になりたくてもなかなかそこから踏み出せないとか。なんだか切なくしょっぱいラブストーリーでした。

50手前になっても、最後には想い人と一緒になれたなら、それは幸せな人生だと思う。 TANTOさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-22 11:51:54)

3.波乱に満ちた30年を描いた映画
30年という人生がぎっしりと詰まったお話
カレンダーのように「3月だけ」を切り取った演出も良

波瑠も良かったし、杉咲花も良かった。
なによりこの2人のキスという、
他では見られないようなシーンは見物

結婚式だとか色々やりすぎな気もするけど、
最後のシーンに全部免じて許しましょう。 愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-11 20:39:59)

2.《ネタバレ》 「君を愛した30年」ということで高校生から50歳過ぎまでを描いた映画だが、役者が30年間ずっと同じ顔、同じ演技なので、時の経過が感じられない。3月だけで切り取ったとのことで他の季節が出てこないものだから、なおさら時の経過が感じにくい。30年分のエピソード、それも取ってつけたようなすれ違いエピソードの切れっ端をただ羅列されても感情移入は難しい。ラストで二人が手をつないで歩くシーンもなんだか陳腐。
30年ではなく20年くらいにしてTVドラマシリーズでやれば少しは良い作品ができたんじゃないかと思う。 駆けてゆく雲さん [インターネット(邦画)] 3点(2020-09-15 17:53:34)

1.《ネタバレ》 とある男女の30年を3月の1日ずつで、というのは中々面白いアイデアだと思い、初日に参上した。こうしたパッチワークな形式に耐えるべく、分かり易い(少しベタとも言える)話を分かり易く語るという形にはなっているが、30年分のタップリな見せ場を一定のテンポの良さを保ってスムーズに進行していく点では、非常に観易く楽しめる映画であったと思う。

難しさがあるとすれば、30年超の年月を一人の役者で演じ抜く部分には、特に中年の演技に困難な点があったのではないかと見えた(単に、ちょっと元気が良過ぎるかなっちゅうレベルではあるのだけど、まあ20代の役者なら誰しもが苦戦する所かも知れない)。また、ストーリーの時間の流れが断絶した中での演技でもあり、やや表面的で浅い芝居になっていると思われる箇所も散見された様に思う。

と、少し批判じみたことも述べたが、それは置いて、主演2人+1の演技は率直にかなり良かった。どこまでも一本気な波留、頼りないけど決して憎めない成田凌は中々に爽やかで上々だし、そしてすぐに死んじゃう杉咲花も、後半ではカセットテープの音声だけでその卓越した演技センスを存分に発揮しており、その点は非常に満足度が高かった。卒業式や出会いと別れ、そして桜。三月の持つこの上なくノスタルジックな情景をふんだんに盛り込んだ作品の空気もかなり心地良かった。まずまず。 Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 7点(2020-03-20 16:21:44)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.40点
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