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よこがお

2019年【日・仏】 上映時間:111分
ドラマサスペンス
[ヨコガオ]
新規登録(2020-08-24)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2024-11-24)【にじばぶ】さん
公開開始日(2019-07-26)


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監督深田晃司
キャスト筒井真理子(女優)白川市子/リサ
市川実日子(女優)大石基子
池松壮亮(男優)米田和道
小川未祐(女優)大石サキ
吹越満(男優)戸塚健二
大方斐紗子(女優)大石塔子
脚本深田晃司
制作角川大映スタジオ(制作プロダクション)
配給KADOKAWA
ヘアメイク豊川京子
照明尾下栄治
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 もっと娯楽色を強めてもらわないと最後まで観るのが辛いです。時間軸をバラバラとするのもイマイチ効果が見えにくかったです。最後は色々なことがモヤッとしました。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2022-07-06 20:28:57)

6.《ネタバレ》 正面の顔に対してのよこがお。別の側面の意。本物語においては、正面が「少女連れ去り事件」であり、よこがおが「市子の復讐」と考えます。まず正面の顔、本筋の連れ去り事件の方から整理しましょう。連れ去り事件を市子の立場で捉えた場合、殆ど何もやれる事が無い事に気づきます。後悔は尽きないでしょうが、だからと言って事件を未然に防ぐことは出来なかったでしょう。事後対応についても最善とは言えないまでも悪手でもありません。彼女は常識範囲の損得勘定と倫理観をもって対応をしていたと思います。ただキーパーソンだった基子の心情を読み違えただけ。でもそれに気づけというのも酷な話。市子にとっては失ったものが多い辛い結末でしたが、事件の発端をつくった道義的責任を考えればある程度の罰は受けざるを得ず、その程度が過大だとしても甘んずるより他ないと考えます。正面の顔=連れ去り事件〜報道被害はショッキングでしたが、(主人公にとって)不可抗力な要素が大半を占めていたように思います。
一方「よこがお」=「市子の復讐」はどうでしょうか。彼女が能動的に行動しているため検証しがいがあります。市子が試みた復讐は、基子の彼氏寝取り作戦でした。メンタル的にもフィジカル的にもアラカン女性が選択できる報復手段とは思えませんが、何故か成立してしまう奇跡。豪快に空振りしたかと思いきやスッポ抜けたバットが基子に直撃するという部分まで含めてミラクルでしょう。でも残念ながら狙ったダメージではないのでカタルシスはありません。復讐の第2ステージは偶然の産物でした。まさに鴨ネギ。実に簡単に復讐相手に致命傷を与えられる大チャンス到来です。偶然であるが故に必然性を感じさせます。しかし彼女は復讐を思いとどまりました。冷静になれば当然の判断ですが、追い詰められた人間は間違うのが常。彼女はよく自制したと感心します。そんな彼女に、福本伸行先生の漫画『賭博覇王伝ゼロギャン鬼』の喜十郎さんの名言を捧げたい。『最悪さえ避ければ人は結構幸せだ』。少女連れ去り事件も、市子の自殺未遂(自殺願望)も、復讐劇さえも、全て最悪の結末だけは免れています。これは幸運なこと。やり直しが効くのですから。復讐の誘惑から逃れた市子に明るい未来が訪れますように。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-06-15 20:12:44)

5.《ネタバレ》 現在と過去の2つの舞台を交互に見せて、徐々に、実際には何が起こっているのかを明確にしてくサスペンスチックな展開は、筒井真理子さんの静かだが、どこか狂気をはらんだ演技とあいまって、不気味でドキドキした作品でした。犬になるくだりや、最後のクラクションとか、とても怖くて印象的。「淵に立つ」もそうですが、この監督さんは、なんかリアルでドキッとするショッキングシーンがたまに物語の中に紛れ込んでて、映画に自然と集中してしまいます。 なにわ君さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-31 02:53:17)

4.《ネタバレ》 筒井真理子は顔も体もエロい、この映画では落ちていく女を好演している。
監督は筒井ありきで進めた企画なのかと思える。
加害者親族も被害者であるという考え方が現代では一般的なので、マスコミの描き方はあまりにも昭和的で、ありえない。 とれびやんさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-26 18:40:25)

3.《ネタバレ》 女性の復讐ものである。
しかし、悪いのは男性ではない。
女性である自分を好きになってしまった女性への復讐である。
そこが新しいところである。

筒井真理子が好演してる。
今まで地味で、ノーマークだった女優だが、
普通のおばさんがちょっとしたことでどん底に落ちていき、
そこからの演技が凄まじい。
もうベッドシーンあり、犬になったり、
それはもう女優魂だろう。

面白かった。映像技術があがって、
こんな地味な素材でも、観客が集中できる絵に仕上がってる。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2021-01-30 22:47:20)

2.時間軸が入れ子になっているのはすぐに気が付いたが、なんかすっきりしない展開でした。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2020-09-05 17:48:12)

1.《ネタバレ》 これは(悪い意味で)文学的な映画だ、と思いましたね。雰囲気の面からそれを評価するなら、最近とみに「怪演」続きの筒井真理子さん、今作でも優れた演技を積み重ね、この薄いラストシーンにそーいう少し奥行きの在る「意味」を持たせることには、そこはかとなくは成功しているのに間違いはありません。その部分では、マリコ姐さんに対し賞賛を寄せることには何らの惜しみもないです。

がしかし、率直に言ってこのラストは「詐欺」です。何故なら、これを「復讐」とかいう攻撃的な文句で宣伝していたからです。更に言えば、マリコ姐さんが異常なまでに思わせぶりだったからで御座います(かなり序盤から相当に変わった人物像のつくり込みで、なんか絶対にスゴイこと仕出かしてくれそーな雰囲気全開だったのに…)。そーいえば、本作では姐さんに加えて市川実日子・池松壮亮もこれまた相当に変人で、かつその人物像には誰しもリアリティが吹き込まれており、総じて演技面ではかなり面白い・見どころの有る作品だなあ、と思ったのですけどね。

とにかく、映像だけではあまりに呆気無い(小説とかなら多少マシになりそーな)この結末だけが、つくづく残念至極、というワケであるのです。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 5点(2020-08-24 22:40:50)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.71点
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100.00% line
2114.29% line
300.00% line
400.00% line
5228.57% line
6114.29% line
7228.57% line
8114.29% line
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