みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 ボクシング経験者であるジャン=ポール・ベルモンドが力を抜いた心地よい演技をしてるなーと思ったらいきなりシリアスな演技に変わったり、ベルモンドのメリハリの利いた演技と全体的にコメディタッチで面白おかしくナチスを描いて途中ニヤニヤしっぱなし。途中実際のオリンピックの開会式での各国の行進シーンを混ぜてヒトラーの威厳を出してきて印象づけした後に出てくるこの映画の中でのヒトラーの変にドジだったりマヌケだったり、風刺の仕方もなかなか面白いし子熊の親が踊っとんかいと思うぐらいの登場の仕方は爆笑もん。コメディなのにアクションも結構スゴイし、子供を混ぜて仕上げたカーチェイスシーンはベルモンドのちょっとしたガチスタントも見れるのでこの辺作り方がすんげえ上手いなーと唸っちゃったぐらいです。ボクシング代表コーチの設定はいずこへ・・・?な感じに後半なっちゃうけどちょいちょいセリフで織り込んできてるのでヨシとしましょー。 【M・R・サイケデリコン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-28 23:17:54) 3.《ネタバレ》 これも実に楽しいですね。感情移入のし易い題材ですがともすれば重くもなりそうなトコロ、全体としてごくコミカルに明るく纏めてあるので非常に観易かったです(子供や動物もそーいう雰囲気の醸成には効果的でしたね)。かつ、コメディにしてもアクションにしても割かしアイデア豊富でその意味でも面白く観てゆけました。特にアクションはよく見ると結構に高度で(航空アクションにせよカーチェイスにせよ殴り合いにせよ)正直思いのほか楽しめましたですね。年代を考えても中々完成度の高い娯楽アクションでした。オススメ。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-03-20 19:03:00) 2.二日間に亘って劇場鑑賞した5作品の中でピカイチ。良く練られた脚本での奇想天外に過ぎる展開でジャン=ポール・ベルモンドは言うに及ばず登場人物&小熊が味わい深くスクリーンに釘付け。中でも音楽が特筆ものの素晴らしさで少年救出に空路かけつけるシーンに鳥肌がたち酔いしれました。鑑賞後にウラディミール・コスマによるものと知り納得脱帽。ジェラール・ウーリー監督快心の傑作に大満足であります。 【The Grey Heron】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-12-27 23:57:44) 1.《ネタバレ》 ベルモンドのアクションコメディーはどれもそうなんだけど、アクションの本気度がハンパない。 冒頭の戦闘機のバトルで、ウイングが撃ち落されたまま飛ぶのは、まぁ何とか編集で誤魔化せる(いざとなれば脱出できる)としても、前のプロペラに網を被せられた状態のまま着陸というのが凄いと思いますが、どうでしょう。 ストーリーとしてはナチスドイツ全盛期に開催されるベルリンオリンピックに出場するフランスボクシング選手団の話から、映画後半は「サウンド・オブ・ミュージック」を彷彿とさせる亡命物語に移行していきます。 序盤で、ゲシュタポに追われるベルモンドが群衆の中に姿をくらますと、なんとタイミング良く聖火リレーの真っ最中(笑) 聖火ランナーで走るベルモンドには下着姿でスタンバっている所から既に面白かったですし、聖火でタバコに火をつけて去っていくのも笑えます(何という冒涜!)。 映画中盤、決勝戦の前日にもかかわらず飛行機を飛ばしてパラシュートで少年を迎えに行くシークエンスはこの映画一番のハイライトですが、個人的には小熊を後部座席に乗せたまま検問を突破するシーンからチロル地方の広大な山並みを背景にしたカーアクションもなかなか甲乙付け難いほどの好きなシーンです。 このシーンの撮影にあたり、子供にハンドルを握るのを許可したオーストリアも寛大ですし、パラシュートをかぶったまま道を外れて木々に突っ込むスタントマンらの本気度もさすがといった感じです。 ヒットラー役を演じた役者さんが義姉も演じていたりして、いろいろと楽しい映画でした。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 7点(2021-06-09 17:53:33)
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