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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師

ANGRY SQUAD
2024年【日】 上映時間:120分
ドラマコメディ犯罪ものTVの映画化
[アングリースクワッドコウムイントシチニンノサギシ]
新規登録(2024-09-09)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-09-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(2024-11-22)


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監督上田慎一郎
助監督ふくだみゆき(監督補佐)
キャスト内野聖陽(男優)熊沢二郎
岡田将生(男優)氷室マコト
川栄李奈(女優)望月さくら
森川葵(女優)白石美麗
真矢ミキ(女優)五十嵐ルリ子
皆川猿時(男優)八木晋平
神野三鈴(女優)酒井恵美子
吹越満(男優)安西元義
小澤征悦(男優)
脚本上田慎一郎
製作エイベックス・ピクチャーズ
博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
プロデューサー坂上也寸志(ラインプロデューサー)
編集上田慎一郎
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 冬休みに入ったらしく、若い人で賑わう映画館。本作でも観客を見渡すと、同世代らしき一人の観客のほかに、ちらほら若い観客の姿も。ダブルデート(死語?)らしき中高生4人組も見かけて、なぜかこちらも少しテンション上がる。

さて、肝心の映画ですが、120分退屈せずに楽しめました。楽しめたんだけど、いろいろ言いたいことも。

まず良かった点。定番のコンゲームものですが、ほとんどダレる展開がなく、ストーリーもわかりやすいし伏線回収もばっちりで、しかもきっちり120分で終わる。エンタメ邦画に多い、無駄なギャグを突っ込んだり、逆にやたらウェットなシーンがだらだら続くみたいなことが一切ない。何が起きてるのか、人物がどんな感情なのかが、少ない説明でもすっとわかる。これって簡単そうで難しい。映画愛と勢いで突っ走った『カメラを止めるな』の上田慎一郎監督でしたが、今作では少し違った才能をばっちりと発揮したみたい。これで上田監督は「信頼できる監督」の評価を確立したのでは。キャストも、主演の内野聖陽さんの「税務署職員」、今乗りに乗ってる岡田将生さんの「詐欺師」をはじめ、脇役までみんな似合ってて楽しそう。悪役の小澤征悦さんだけちょっとコントっぽかったかな。あと神野三鈴さんがよいです。とくにラスト。

残念だった点。これはしょうがないのですが、土地売買詐欺という手法。最近でも池井戸潤原作の某作でも出てきたし、何よりNetflixの『地面師』という大ヒット作とかぶってしまって、どうしても既視感のある描写が続いてしまう(そして、それらのなかでも本作の手法が一番雑・・・)。それから、主人公の内野さん演じる熊沢が「税務署職員」「公務員」であるという設定があんまり活きていないこと。やっぱり最後の詐欺ゲームで、税務署職員だからこそできる活躍(たとえば、帳簿が出てくるので、あれをどうこうする展開とか)がないので、「公務員・税務署職員が」悪徳業者をやっつけた!感がどうしてもないこと。たとえば、某維新の会のような公務員バッシングみたいな設定があって、それを気持ちよく覆してくれるみたいな展開も見たかった。そこで、川栄李奈さん演じる部下とのチームワークとかが発揮されれば最高だったのに。

とかいろいろ気にはなるものの、終映後、ダブルデートの中高生が楽しそうに感想を話しあってるのを見かけて、すっかりいい気分に。テレビ局企画やらディズニー続編でもなく、この映画をチョイスした君たちのセンスがおじさんはうれしい! かれらにとって楽しい1日になってくれることを密かに祈って劇場を後にしました。 ころりさんさん [映画館(邦画)] 6点(2024-12-20 17:10:28)

1.《ネタバレ》 詐欺師集団がどうやって巨悪を騙しきるか・・・物語は王道ともいえるお約束通りの展開(七人目の詐欺師が誰かという仕掛けも含め)なのだが、「おいおい」と言いたくなるようなおかしな離れ業や、あり得ない(不合理な)ウソもなく、まっとうに勝負していて(想定内)、それが返って面白かった。
ただ、女性税務職員(望月)については、彼女の傲慢かつ身勝手な行動で、先輩職員の熊沢に多大なる迷惑をかけたのだが、それに対する謝罪が一言も無い。ちょっとそれは違うだろう、ということも色々あり、最後まで好きになれなかった。 リニアさん [映画館(邦画)] 8点(2024-11-23 22:16:48)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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