ブロックアイランド海峡

The Block Island Sound

2020年【米】 上映時間：99分

（ ドラマ・ホラー・サスペンス・ＳＦ・ミステリー）

[ブロックアイランドカイキョウ]
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あらすじ

アメリカ本土からブロックアイランド海峡を隔てて浮かぶ小さな島・ブロック島の浜辺に連続して大量の魚の死骸が打ち上げられる。更には墜落死した鳥の死骸も。折しも、島で息子のハリーと暮らす漁師のトムは、夜毎奇妙な行動をするようになる。娘を連れて里帰りした長女のオードリーは、父親の異変を心配し弟のハリーに最近の様子を尋ねるものの、彼は問題ないとして取り合わない。しかし、悲劇は訪れる。トムはある日行方不明となり、やがて変わり果てた姿となって浜に打ち上げられる。更にはハリーの様子にも変化が表れ始め…。

【タコ太（ぺいぺい）】さん(2024-12-23)
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【クチコミ・感想】

1．《ネタバレ》　惹き付けられる展開ではあります。サスペンス、ミステリー、ホラー、SF、超常現象スリラー、ヒューマンドラマと、様々な顔で語りかけて来る物語、そして演出。冒頭のトムさんの受難シーンから始まる謎の海域での怪現象。異常な電波？魅力的な始まりでした。

中盤からのトムさん復活低音囁きアピールは雰囲気良いです。海底の謎もそそられます。テンポも良いですね。

ただ、ハリーとオードリーの何気に対極的な性格や思考･行動パターンの姉弟には、始終イマイチ感情移入出来ませんでした。二人とも煮え切らなくて頑な過ぎるからかも。

そして問題は終盤クライマックス。あれ？これって既視感アリアリかも。しっかり摑まってたエミリーちゃん以外はみ～んな空の彼方へ。なんだか嫌な予感。

ラスト。ヒロインが劇中で娘に語った言葉が改めて登場します。これはどう受け止めたらいいのでしょうか？地球上の生物を救うべく調査している存在が居る？まさかのエイリアンアブダクション？作品にエイリアンや人知を超えた存在が登場したら最後、もう何でもありの世界になってしまいます。何だかそんな暗喩、てかストレートに開示されたような気分。

このエンディングを良しとするか否かで評価が分かれそうな作品でした。個人的にはもう少し謎めいて終わって欲しかった。ヒロインの台詞の反芻はどうだったんでしょうか？そこが疑問で、楽しめた割には低めの6点献上します。

ちなみに、「sound」に「海峡」の意味があることを知りませんでした。勉強になりました。 【タコ太（ぺいぺい）】さん [インターネット(字幕)] 6点（2024-12-23 09:52:46）

【点数情報】

Review人数			1人
平均点数			6.00点
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