みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
68.《ネタバレ》 マルホランドドライブを相当前に観た上での鑑賞。 ほぼ似たような設定で、リンチらしい映画というところだけは良かった。 でもロストハイウェイの後にマルホランドドライブを観るべきで、マルホランドドライブを考察してしまった後だと弱く感じた。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-08 10:34:47) 67.リンチの自由ノートに殴り書き。官能の連発、入れ替わる主人公、ミステリーマンの伏線。 世界観は嫌いでないのだが、重苦しい序盤にテンポが悪い。 いろいろと謎すぎる。駄作か、芸術か。際どい作品。 一つ言えることは、そんな娼婦よりシーラを大事にしなさいということ。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-30 15:45:40) 66.《ネタバレ》 ???? デビッドリンチはアートである、という話を聞いたことがあるが、 この映画ってアートなんだろうか? 映画として事態がきちんと収まるとこに収まっていれば、何も言うことないのだが、 よく分からなかった。 「ブルーベルベット」は面白かったけど、これはちょっと・・ 自分にはリンチは合う作品と合わない作品があるみたいです。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2019-08-25 09:06:47) 65.《ネタバレ》 この映画のジャンルはデヴィッド・リンチ、とは言い得て妙。もうほんとに、いかなる作品かと問われればリンチです、としか。 もちろん、ハナっから期待はしていなかった。こう、どこかで理解がいっぺんに進むような謎解きがあるだろう、とは夢にも。 それにしたってなあ。独房の中にいたビル・プルマンが別人になってました、ときた日には「これで観客についてこいと?」と度肝を抜かれる。頑張ってついていったけど。 素直な客を薄暗い迷宮へ連れ込んで置き去りにしてしまうリンチ監督。何がすごいって、こんなヒドイ目にあわされているのに、なぜだか最後まで観てしまうってことだ。考えてしまっている。・・これはピートの頭の中なんだ、とか白塗りのアイツは現実と妄想の橋渡しか?とか。何もないのに何かありそうな。それともこっちの頭が悪いだけなのか。 D・ボウイのミステリアスな歌声も妙にマッチする、理解不能なれど魅惑のリンチワールドであります。振り回されたい方はぜひ。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-08-05 23:28:57) 64.《ネタバレ》 この映画の中で実際に起こったのは、ビデオに映された映像と、刑事に殴られて鼻血→死刑確定→独房に入って頭が痛いと苦しんでいるところまで。それ以外のシーンは、ほとんど「事実をそのまま記憶したくない」フレッドの深層心理。浮気した奥さんを殺害して死刑囚になった人が精神的に不安定になり、事実=記憶を脳内変換した様子が描かれています。フロイトとかの心理学で、「インプットされた記憶が別のカタチとなって現れるのが夢である」みたいなことを表しているのではないでしょうか? 最初は、わけがわからない感じでしたが、以前「マルホランド・ドライブ」を観ていたので、フレッドがピートに入れ替わるところから、「あの映画と似た感じかも・・・」と思い始めました。でも「マルホ~」に比べて脚本の作り込みが甘かったり、「観る人のご想像におまかせ」的なところも多く、ちょっと残念でした。 ですが、意味もよくわからないのに飽きさせることもなく、最後まで観る人の興味をわしづかみにする脚本・映像・音楽ってすごいですよね。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-09 01:16:04)(良:1票) 63.《ネタバレ》 無い話はいらんなぁ。出先でメフィストみたいな怪しい人物が目前でささやく、「俺今おまえの家に忍び込んでいる、嘘だと思うなら電話しろ・・・な、ほんとだろ」、これには倒れ込むほどの恐怖がある。この辺で十分で、あとはいらんなぁ。 【ひと3】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2015-11-18 22:33:52) 62.《ネタバレ》 だめだ~訳わかんね~~~。途中で別人?になったあたりから意味不明度はさらにアップ。最後まで結局よくわからないまま終了。あおってきた車に安全運転教本買え!!の場面は面白かったけどぶっちゃけそれぐらいかな? マルホランド・ドライブは難解さが面白かったんだけど、これはよく分かんなかったなぁ。まぁこの監督さんらしいということなんでショウ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2015-08-05 07:46:08) 61.もはや、デヴィッド・リンチという映画のジャンル。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-15 02:00:04)(良:1票) 60. ものすごくスタイリッシュで、前衛的で、芸術的で、不親切な作品だと思います。 この作品を楽しめる人って、かなり限られてくると思います。 この作品には、人にウケようとか、楽しんでもらおうなんて気持ちがみじんも感じられません。自己陶酔ここに極まれりです。 既存のカテゴリーで言えば、『サスペンス』とか、『ミステリー』とか、『ホラー』に入るのかもしれませんが、そういったジャンルが好きな人たちがこの作品を見て心底楽しめるのかどうかはなはだ疑問です。 言ってしまえば、『アート』、とか、『シュール』、とか、『リンチ』、とか、別枠のジャンルが必要になるほどの特異な作品です。 この作風、このストーリーで2時間超え・・・。個人的な感想を言えば、悪質で陰湿です。この作品を見ることを選んだのは自分だけど、文句言いたいです。『時間返せ!』って言いたいです。画面も暗すぎです。 もう、ほんとになんなの、この映画。 わけのわからない世界観押し付けられまくって腹が立つ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 0点(2014-09-08 06:00:17)(良:1票) 59.《ネタバレ》 傑作。デイヴィッド・リンチが監督する映画は全部傑作。この『ロスト・ハイウェイ』が一番好きかも。●独房の死刑囚がオヤジから若い男に変身、すぐに釈放される。「えっ?」。●自宅の訪問者がなんと自分自身で、「ロラントが死んだ」と一言。「誰?」。●ムチャクチャな脚本。でも、リンチが撮れば傑作。映像と音楽が良いから(?)。特にこの映画は挿入歌がたまらない(サントラ買いました)。同じ脚本で、別の監督が撮ったら駄作。まず映像が安っぽくなると思う。●リンチの撮る映像は、大人っぽくて高級感がある。アートだと思うし、「間」が好きだ。そこにバダラメンティの音楽。奇妙なことが起こり、リンチワールドに没入している。■ところで、私が夢を見るとき、自分自身だった筈が、次のシーンでは別人になっている。変だ。ムチャクチャだ。でも面白い。そしてすぐに忘れてしまう。■この映画に整合性を求めても無駄だと思う。だって変身する映画なんだから。●レネエとアリスは双子。かと思ったら、アリスが消える。白塗りの不気味なおっさんは何者(?)。起きたことをそのまま記憶したくないんだ。★10点! 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-01-13 17:31:34) 58.自分にとって、初めてのリンチ作品。 台詞の間や引きのカメラアングル、1シーンをノーカットで撮っている時間が長い等、日本映画っぽいな・・・と思っていたのも束の間。 すぐに次のテイストに変わり、話も急展開をみせたりする。 しかし、最後に全ての謎が解かれて終わるものだと思っていたのは、甘かった・・・。 かなりの謎を残して、というより最初から辻褄が合わないように作られていたので、まんまとリンチ監督の思惑にはまったまま終わってしまった・・・。 その点は消化不良だが、音楽、映像は美しいので理不尽な世界に浸ってみたい方にはおすすめ。 【Sugarbetter】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 19:50:37) 57.リンチの映画を観る時は「理解しようとせずに感じる」ことを常にしていますが、どうしても理解しようとしてしまいます。ただ引き込まれるのは確かであって、その引き込まれる感覚にハマってしまいます。 この作品では主人公だと思っていた男が入れ替わるところから恐らく時間と空間が歪んでいます。妻をばらばらにしてしまう辺りや、ピートの記憶をなくしているあの一夜などはっきりしていない部分はありますが、多分あの入れ替わりがポイントなんじゃないかなぁ。ただ何のポイントかも分からない笑 あの二人は当然表裏一体です。あの女性も表裏一体で、それはラストあたりの写真で二人いたのが一人になっている事からもわかります。そのへんがテーマなのかなーとか思ったり思わなかったり。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-12 11:16:52)(良:1票) 56.「マルホランド・ドライブ」の監督ディヴィッド・リンチの作品という事で構えて観ていましたが、想像どおりでした。全く分かりません。謎めいた映画を作るという点ではディヴィッド・リンチの右に出る者はいませんね。 【映画】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-23 14:40:10) 55.《ネタバレ》 主人公が「事実をそのまま記憶したくない」って言うんですよ。それわかるな~。荒唐無稽に見えて、実はすごくリアリティを感じる映画でした。 【HAMEO】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-02 15:37:13) 54.《ネタバレ》 わかりにくい映画は減点ですが、監督はこの映画を「わかりにくい映画」に作ってないです。乱暴な言い方をすれば、男女の「よくある話」をリンチ流に映画化しただけというか。 現実の記憶以外に、ひとの頭の中には詰まっているもの。 夢の記憶、何かで観たイメージの断片、誰かに聞いて想像したこと、願望、妄想...これら非現実に属する事柄も、「ストーリーを語る上で有効」と思えば、当然の如くに現実と並列に映像化するのがリンチ監督です。 前半で、刑事にデジカメを持っているか訊かれて、主人公のフレッドがこう答えるシーンがあります。「I want to remember things in my own way.=自分の見たとおりに記憶しておきたい(から、デジカメはいらない)。」 この映画に描かれているのは、全編がこのクレイジーなサックス吹き、フレッドの世界観です。彼は自分がうすうす察知していることも、自分にとって好ましいことでなければ無視する。行動を起こすなんてとんでもない、察知したことさえ否定したい人間。 その類まれなる内向性のせいで、当然もやもやしていく感情を、ただサックスにぶつけて生きている。彼は深刻な性的不能に陥っていて、妻の浮気を疑っている。でも、気づいていることを自分自身にさえも言わない。そういうことが絶対にあってほしくないし、あるわけはないと信じ込もうとしている。非常に危険な男です。 この映画にはフェロモンとかエロとかセクシーとかいった軽いノリではない、ものすごく真剣で重苦しい、1人の女への男の愛(と呼んでいいのかどうか..)が描かれています。 解釈にはいろんなバージョンがあると思いますが、私の解釈はフレッドという男が、自分の女を殺したあとも自分の中でそのことを認めず、自分だけの妄想の中で、いろいろなバージョンで彼女を登場させ、愛していく。愛する彼女が(ヒロミ・ゴーの唄ではないですが)少女で娼婦でAV女優で金髪で黒髪で妖精で悪女で…イメクラですか?というほど妄想を広げます。そこでは、彼はもはや性的不能ではないし、むしろ精力旺盛な男(ロラント)の女になっている彼女を寝とる、スーペリアーな存在と化しています。フレッドのスイートかつ狂った妄想が終わりを告げそうな所で、映画はラストを迎えます。真実を認識したフレッドがどうなったか...刑務所でサックスを吹ければ、こんなことにはならなかったのかも。 【hatomix】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-06 02:06:46) 53.時間と空間は捻じ曲がり、メビウスの輪のように繋がっている。こんなにも美しい闇を描いた映画は観たことがない。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-24 01:08:13) 52.《ネタバレ》 好きな映画。まるで夢を見ているよう。迷い込みそうになる映画。 僕が夢を見ているときって、自分が自分じゃなかったり、 過去や未来がゴッチャになっている。 この作品はその感覚に近いかもしれません。 なんか暗闇の黒が美しくて深い。家の中が真っ暗で、構造が歪んでいるように感じた。 家の中って狭いと思うけど、この家はメチャクチャ広くて、暗闇に紛れ込んだら、もうそこから迷い込んで出て来られなそう。 それに夜の「闇」も深い。 (基本的にこの監督は夜の「闇」をとても深く描くことに長けている) 夜のモーテルの雰囲気って独特のものがあると思う。 白塗りのおじさんがすごい存在感。 あと、本気でキレまくっているオッチャンもカッコイイ! このオッチャン、メチャクチャにキレまくってボコボコにしているのに、正論を述べているのがとても面白い。 そのオッチャンの、「買えよ!」っていう強烈な蹴りには思わず笑った。 あの、ボコボコにするシーンは最高に美しい。 変なアクション映画よりも全然アクション要素が高い。 あと、オッチャンがキレてアクセルを踏み込むシーンは、一瞬だけ「カーアクション映画」としても素晴らしい。(この作品は色々な要素が含まれているので、ジャンル分けが難しいかもしれません) いろいろな音楽が使われていて面白かった。 「マンソン」も良かったが、やはり個人的には「ラムシュタイン」の重い音と低音ヴォーカルの曲が、暴力シーンと相まって一番気に入った。 あの低音ヴォーカルはゴシックだなぁ。この映画ととてもあっていると思う。 この作品は普通じゃないから素晴らしいと思う。 タイトルもカッコいい。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-11-12 00:34:23) 51.マルホほどストーリーがしっかりしていないので楽しめず。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 19:55:27) 50.「リンチが帰ってきた」みたいな売込みをしているらしいけど、一度観ただけでは正直よくわからんかった。かといって2度目を観たいとも思えなかった。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 13:16:10)(良:1票) 49.そもそもディヴィッド・リンチという人はずっとこういう作風でやってきた方なので、映画の大半が解釈に苦しむ展開であっても、私は理解出来る部分に酔うという楽しみ方をしています。意味不明なのについつい引き込まれてしまう辺りがリンチの鬼才たる由縁です。ミステリーマンとか出てきたり、夫婦が一人二役と二人一役で絡んでみたり、はなから判らせようなんて気がありせんからね(笑)でもこのダークな世界につい足を踏み入れたくなってしまう(「ブルーベルベット」「ツイン・ピークス」「マルホランド・ドライブ」も同様)のが不思議な感覚です。あとこの作品がリンチの盟友ジャック・ナンスを観られる最後の作品になりましたね、非常に残念です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-11 14:35:05)
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