みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 予想以上に骨太で完成度の高いアクション。一般的な娯楽アクションとは一線を画す強烈な人間ドラマ。 血の匂いが、痛みが、こちらにも伝わってきそうなほど臨場感を感じる演出。 初めのうちはぬるい射撃スポーツのストーリーだったのに、その中でも不穏な空気を作り出す伏線はちゃんと張ってあったのですね。 決して楽しんで見られるような作品ではないのに、リックが射撃場で警官を次々と撃ちぬいていくシークエンスは、不謹慎ながらも熱くなるものを感じてしまいます。少なくとも、人を撃ってしまう事で、リックのようになってしまう人は少なからずいるでしょう。そう考えると、日本は銃社会でなくて本当に良かったと感じさせてくれる1本です。 警察のほうにも、多少の非があるだけで、なんとなくリックの行為に正当性を感じてしまう、この気持ちが恐ろしいものですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-01-02 15:44:04) 5.前半のいちいち丁寧な銃関係の描写は、よくあるガンアクションとひと味違うところを見せてくれるのだが、後半に入っていくにつれ、誰が何をしたいのかという輪郭がだんだん崩れていくのです。同じような撮り方をしている同じようなシーンが多いのも難点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-25 02:29:12) 4.《ネタバレ》 そんなに期待してはいなかったが予想外に面白かった。アクションベースだけど心理描写とかも結構巧みで、そうしたいろんな要素をコンパクトにまとめていると思う。 ■まず銃の扱いがリアル。射撃をベースにしているので、凡庸なアクション映画に見られる実際にはあり得ないような銃裁きは誰もしない。構えや動きがリアルさを漂わせているので、銃撃戦なんかもすごく「ありそう」な感じがする。 ■そして心理描写。アクション映画ではとかく簡単に人を殺すし、悪人を殺すのはよいのだと簡単に信じ切って行動している。だが実際の警官は大半は一度も銃を使わずに職を全うするのだし、実際人を殺すというのはすごい心理的圧力を受ける。ガンチャンピオンがサイコキラーになるまでの心理変化、それを追い詰めに行くもう一人のチャンピオンの刑事の心理変化がすごくリアリティをもって迫っている。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-11-07 01:14:45)(良:1票) 3.銃器の扱い、心が壊れていく様、レスリー・チャンの演技が素晴らしい。ストーリー的に少し説明不足であることが否めないものの、彼の存在感が全てを支えている。スピーディな展開と、リアルな銃撃戦は一見して娯楽アクション作品とも思えてしまうが、実は非常に深く重いテーマ。アクション映画では主人公が銃を乱射し、悪者たちをバッタバッタと薙ぎ倒すが、現実の世界に置き換えれば(おそらくは)ここで描かれている心の闇を避けて通ることは出来ないに違いない。リックとミウ、彼らの違いはまさに紙一重。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-28 08:28:39)(良:1票) 2.《ネタバレ》 レスリーが正真正銘の殺人者(サイコキラー)の役を演じているこの作品。銃さばき一つとってもまるでプロ並の演技。とにかく、今までのレスリーの役柄とは、一味どころかガラっと違うものがあった。ストーリーも迫力で、とてもリアル感があって最高だった。こういうレスリーも、とても魅かれるものがある(というか、どのレスリーも大好きで素敵なのであるが・・)。あと、DVDの特典映像のレスリーのインタビューで、彼が長年の夢であった映画監督のことについて語っていたのを見て、何かとてもしんみりとし、何ともいえない寂しさを感じてしまいました。レスリー、今あなたのいる天国では、きっとあなたは念願だった映画監督の夢を叶えているよね?、とこのインタビューを見た時に思いました。 【まるこ】さん 10点(2004-03-20 22:29:27)(良:1票) 1.雰囲気とか映像効果にお国柄が出てるよね。こういう違いって、どこからくるんだろうなぁ、、、、。 【あろえりーな】さん 4点(2003-06-29 01:12:28)
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