みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 夜行列車の独特な情緒が良く出ている。 願わくば、医師が独身の設定で、背中の露出した色っぽい女性と恋仲になってほしかった。 一晩を共にした乗客たちが、最後、アッサリ散り散りに別れていくのも、味わいがあってそれはそれで良いけども。 でもやっぱり、ここはロマンスが欲しかった、あくまで個人的な希望。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-24 21:04:28) 5.もの憂げな面々が織りなすロードムービー。案外と退屈せずに観れました。 【The Grey Heron】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-19 22:58:48) 4.《ネタバレ》 謎めいた人物設定・展開と夜行列車独特の雰囲気がマッチしていましたね。この一期一会的な偶然が織り成す映画を観て夜行列車に乗りたくなりました。「灰とダイヤモンド」で有名なズビグニエフ・チブルフスキーも出演しています。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-02-12 00:57:25) 3.ある夜行列車を舞台にした人間模様、と言っても、社会の縮図として多彩な人間関係を描く、という作品ではなくて、あくまで映画の中心は、たまたま同室に乗り合わせた男と女、そして女につきまとうストーカーみたいな若造。正直、ときどきテンションが高くなり過ぎて映画についていけない面もあるのですが(もともと面識のなかった同室の男に対し、女の感情発露がいささか唐突な印象。あと、ストーカー小僧が走っている列車の窓の外に突然現れるハチャメチャさにも、ちょっと鼻白んでしまう)。しかし、何やら訳アリそうな主人公たちの関係に、さらに「逃亡中の殺人犯」というエピソードも絡んできて、なかなかサスペンスフルな作品になっております。また、その狭さが映像で強調される「列車内」という限られた舞台の中で、他の乗客や車掌といった脇役たちの存在が、うまい合いの手となっていて印象的、まさに「脇役」としてしっかり映画の脇を固めています。そして、映像に合おうが合うまいが、容赦なく流れ続けるけだるい音楽もまた、印象に残ります・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-15 15:42:23) 2.《ネタバレ》 まず、この映画を「グランドホテル形式」だと期待して見ると、失望するでしょう。個人的には、一カ所に居合わせたさまざまな人々のドラマを描くのが「グランドホテル形式」だと思うのですが、本作でドラマが描かれているのは主人公2人のみ。あとの乗客は表面的な描写しかなされておらず、あくまで脇役です。 で、夜行列車で同室する羽目になったワケあり男女のお話。最初は気まずくぎこちない関係ですが、会話が進んで次第に「旅は道連れ」みたいになってきます。この辺はほとんど会話だけで地味なのですが、けっこう引き込まれます。日本の映画だと、地味な展開ではえてして眠くなりがちですが、外国映画ではそういうことが少ないと思います。これははたして字幕の影響か、はたまた俳優の演技なのか、どうなのでしょう。少なくともこの映画では、2人の芝居(特に、喋らない時の)はよかったと思います。 そうこうするうちに、女の事情がわかったり、そうかと思うと殺人犯人の追跡劇になったり、ついには男の背景も語られたりと、次第に肝心な部分へと進んでいきます。こうしたエピソードを通して、人間の愚かさや醜さが静かに示唆されたり、愛する者の孤独が描かれたりするのですが、あまり詳しく書くとキリがないので、とにかく一度実際に見て確かめてみてください。ポーランド映画ということで敬遠されがちかもしれませんが、特に難解なところや、気取った‘芸術的’なところもなく、それでいて奥深いものをこちらに伝えてくる魅力があります。このサイトでは人気がないようですが、これは隠れた名画でしょう。出演者では主役2人と共に、女性車掌がいい味を出しています。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-06 22:26:23) 1. このサイトでいう「いろんな意味で警告したい映画」という表現が一番ピッタリきている。何せ、最後まで観賞するのが辛かった。よくこんな映画をテレビで放送したと思う。 恐らく監督の独りよがりなのだろう。 撮影前にどういう話なのか、スタッフは納得したのだろうか。 まず、主人公が誰かわからないし、ストーリーの主軸がない。 一時間くらいして、いきなり殺人犯人が表れ、停車した汽車から逃げた犯人を乗客全員で追いかける。なんなんだ? これ。 別のサイトでは「グランドホテル」に似た群像劇。秀作と書かれていたが、ミケランジェロ・アントニオーニや、ゴダールの後期の作品が好きな人は、絶賛するかもしれない。 全編流れるスキャットや主演のルチーナ・ウィンニッカの美しさは、1959年の日本人には特別なものを感じたかもしれない。 でも、ただそれだけの作品。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2009-12-17 00:51:15)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS