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泥だらけの純情(1963)

1963年【日】 上映時間:91分
ドラマラブストーリー青春ものヤクザ・マフィア小説の映画化
[ドロダラケノジュンジョウ]
新規登録(2004-02-27)【梅桃】さん
タイトル情報更新(2011-11-01)【イニシャルK】さん


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監督中平康
キャスト吉永小百合(女優)樺島真美
浜田光夫(男優)次郎
和泉雅子(女優)和枝
滝沢修〔男優〕(男優)清水
小池朝雄(男優)花井
細川ちか子(女優)欣子
武智豊子(女優)チンドン屋
清水将夫(男優)大山
河上信夫(男優)浦上警部
日野道夫(男優)村山刑事
野呂圭介(男優)新聞屋
鈴木瑞穂(男優)利根川刑事
柳瀬志郎(男優)記者
久遠利三(男優)記者
嵯峨善兵(男優)福井の父
亀山靖博(男優)
二木草之助(男優)
小泉郁之助(男優)
市村博(男優)
杉江弘(男優)刑事
星ナオミ(女優)純子
高山千草(女優)
原作藤原審爾「泥だらけの純情」
脚本馬場当
音楽黛敏郎
作詞佐伯孝夫「泥だらけの純情」
作曲吉田正「泥だらけの純情」
主題歌吉永小百合「泥だらけの純情」
撮影山崎善弘
配給日活
編集丹治睦夫
照明高島正博
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》  家の対立を社会身分に置き換えた『ロミオとジュリエット』もの。身分と言っても片方はヤクザ。反社会的だが、人間的には良いヤツに設定されている。

 イマドキの女子高生なら、あの程度のことで死を思い詰めちゃうほどの恋にはならないんだろうが、この時代の少女は純真だ。二人の楽しそうな逃避行は、巧くいってるように見える。だが、ふとした瞬間に二人で見つめた睡眠薬の誘惑に勝てないほど、二人は追い詰められていたんだなあ。

 アニキの立場の裏にある、次郎に対する本心がウレシイ。それを含む、二人の死を知った各々の周辺人物のコメントが、その境遇の違いを浮き彫りにする。
 しかし、葬儀のシーンの対比による非難がましさは、原作ではそこまで描かれていないので、本作独自の表現なのだろうが、ちょっとうるささを感じさせる。 Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-01 21:23:17)

5.私の少年時代のあこがれは何といっても吉永小百合、歌に映画に大活躍で人気はすごかった。この映画は、どうしようもないチンピラ少年に恋する良家のお嬢様役。ちょっと親切にされ、助けてもらっただけで一途に思い詰めるところが、まさにお嬢様であり、吉永小百合にはぴったりだった。
こういう二人の成り行きはおよそ見当がつく、怖いヤクザが出てきて・・・。コロンボの声の小池朝雄の演技が渋い。声優だけあって、声に迫力があり、迫力十分。 ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 6点(2011-10-05 23:27:17)

4.この前見た同じ中平康監督のデビュー作「狂った果実」と比べるとだいぶ演出がオーソドックスになっていて、普通にプログラムピクチャーの一本という印象。ラストもこの手のストーリーならば想像が容易についてしまい、「狂った果実」のような衝撃度は低いと思う。でも、話としてはそこそこ楽しめた。小池朝雄が渋くてかっこいい。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-10-23 12:00:20)

3.《ネタバレ》 浜田光夫って、こういう危ない、どーしょーもない男のほうが似合うよ。いい子ちゃんの演技は、ちょっと違和感を感じていただけに、つくづくそう思った。
この手の身分違いの男女の恋って、古今東西、繰り返されてきたけど、やっぱり圧倒的に幸せには終われないのだなあ。
ただ、ヌーベルバーグの生みの親みたいに語られる中平康だけど、この映画の時点では、ヌーベルバーグに追い抜かれてしまっているかな。ゴダールもトリュフォーも撮りそうな話だけど(いや、実際撮ってるか)、彼らのような覚めた視点が、もう少しあったらなあ。 いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-07 22:56:32)

2.空気的に男が死ぬのかなと思ったら、さらに悪い結末。見事なバットエンドでした。何で?っていう感じが大きい。純情すぎるってのが理解できないところ。もしかして女が殺したとかじゃ・・・。渋い兄貴がかっこいいと思った。 バカ王子さん 6点(2004-03-28 22:00:07)

1.《ネタバレ》 とにかく吉永小百合がカワイイわー。 頬っぺがパンパンで清純そうで…良家のお嬢様役がほんとにピッタリね。 浜田光夫も、いかにも世間知らずのチンピラって感じでかわいかったわ。 ストーリーは…やっぱり古さは感じちゃうけど、身分を越えた純愛の様子が主人公二人の初々しさでよく表現されてて、けっこう気にならずに楽しめたわ。 はじめての「デイト」の後、お互いがお互いの生活を真似てみるとこなんてほんとに微笑ましくって、アタシ映画の間ずーっと「カワイイー!」って言っちゃってたわ。 雪だるま作るシーンなんか、アタシも真似したいわー。 ホホ。 でも二人の身分の違いがありありと見えるお葬式のシーンとか、最後の「不器用だなあ、俺って」ってセリフとか、結末はほんと悲しいんだけど、なんだか終わったあとも微笑ましい気分だったのはやっぱり小百合と光夫のフレッシュさのおかげね。 梅桃さん [地上波(邦画)] 6点(2004-02-27 09:52:16)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.17点
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