みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 NYの下積み業界人たちの人間模様といった趣ですが、群像劇と紹介されているが?でどちらかと言うとW・アレン映画にテイストが近い気がします。『ピアノ・レッスン』のエピソードなんかもうモロW・アレン風味じゃありませんか。 M・モディーンとK・キーナーのカップルは一般ピープルにも共感できるリアルさがあります。観た人誰もが納得でしょうが、オーディションでモディーンが見せる『セールスマンの死』は、短いシーンだけど実に説得力がありました。これがやりたくて、監督はこの映画を撮ったんじゃないかと思ったぐらいです。 あの友達の男がブロンドに拘る意味はイマイチ理解できませんでしたが(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-09 21:47:13) 6.《ネタバレ》 「フルメタルジャケット」以来パッとしないままオヤジになっていくであろうマシュー・モディン主演作です。 「みんなそれぞれ無いものねだりをしている」的なことがテーマです。なおかつ「もしもそれが手に入ったら、〝本当は求めていたのはこれじゃなかった〟ということがわかる」みたいな展開です。「リアルブロンド」とはまさに、昼メロ出演中の友人が夢見ていた女性のはずなのに、手に入れたらできなくなったという、映画のテーマそのままな意味です。 正義の実現された社会を求めるマシュー・モディン(中出ししても妊娠しない女性も求めているというアホ)、イヤらしくない男性を求めるキーナー、素の自分を愛してくれる男性を求めるモデル、それらはみな無いものねだりということになっています。 けどもまあ、みんな落ち着くところに落ち着いていきます。全体的にユルい作品なので、これといった文句を言う気力も湧いてきません。 最後におばあさんの犬が戻ってくるのは、求めずに待てば訪れるという意味なんだろうか。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-29 18:25:59) 5.小品だが、ハッピーな一作。キャサリン・キーナーの笑顔が自然で大好き。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-20 17:03:27) 4.恋人同士の倦怠感、仕事に対する焦燥感、将来への不安感…。本作の登場人物達は俳優やモデルだったりしますが、これらは別に平のサラリーマンだって、見てくれの冴えない恋人・夫婦にだって共通の命題。ほとんどの人間は「特別な成功」とは無縁の世界で生き、そこに幸せを育んでいるのです。本作は確かに地味な展開ながら、意外に豪華な出演者や散りばめられた小ネタで、結構楽しい作品になってると思います。特にクライマックスのマシュー・モディーンの「セールスマンの死」は、中々説得力のある演技でした(「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツにも匹敵すると思う)。ところで劇中、確かに「本物の金髪」について触れられてはいますが、このタイトルは余り本作の内容を表してるとは言えませんね、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-29 00:03:45) 3.二組のカップルがそれぞれの妄想や幻想を剥ぎ取り本当の自分を見つけるといったお話。レストランで『ピアノレッスン』の感想を言い合っているうちに他の客にも伝染しレストラン中で『ピアノレッスン』を批評しているのが面白かった。主人公の「リアルじゃない!メロドラマだ!」という主張はきっとトム・ディチロ監督の主張でもあるのでしょう。自分はこういう人間なんだという思い込みは多かれ少なかれ、そして自覚しているしていないはあっても誰もが持っているもので、その思い込みと現実とのギャップというその一点に集約して恋愛ドラマを見せます。確かに絵画のような『ピアノレッスン』よりも現実的だし、リアルな葛藤ではあるけれど、すっきり納得のいくエンディングはリアルとは言えないような。全体的に、よくビデオ化されるアメリカのテレビドラマっぽくて、映画を観たと言う満足感が乏しいのが残念。 【R&A】さん 4点(2004-07-22 10:14:59) 2.《ネタバレ》 なんとなくで借りてみたことがありました。さえない役者志望の主人公。その彼にまんねり気味の彼女。役者として一躍スターダムに上り詰めたいという上昇志向はあるがなかなか花開かない生活が続き少しづつ二人の間に亀裂が出来始めるが・・・みたいな感じですかね。「そうだよなぁ」と共感出来る部分が結構あったので案外見ごたえはありました。しっかし世の男性は金髪が好きですよね(自分もG・ホーン大好きです)。それとなんかへんちくりんなディレクターだなと思いきやブシェーミだったりします。でもなんと言っても主役のマシュー・モディンがあまりに適役だったのでそれだけでなんというか上手いキャスティングをしたもんだなと思いました。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-03 21:18:02) 1.誰もが自分に見栄をはって生きている、しかしその見栄を捨てたときに本当の自分に戻ることでき幸せに包まれるのかも知れない・・・。やはり人生にはある程度の妥協は必要だと思う。映画の中でこれといった大きな出来事は起こらないが、共感できるシーンは多い作品でした。 【MINI1000】さん 7点(2004-03-12 20:57:01)
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