みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.素晴らしい!チャップリンに小道具を持たせたら右に出るものはいません。登場シーンも素晴らしいし、物語の舞台になる家に辿り着くまででも腹が痛くなるほど笑わされた。『アルコール先生ピアノの巻』では馬車とロバを使ったギャグを披露していましたけど、本作ではチャップリン自らがロバになってみせる。ここにチャップリンの労働に対する価値観があります。家の中でのドタバタ劇もかなりクオリティが高く、『パン屋』に匹敵する暴力性が笑いに結びついています。マック・セネットはチャップリンの暴力性を笑いに消化できなかった。二人の喜劇王の才能の差を見せつけられました。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-17 14:38:51) 3.《ネタバレ》 何やら色々な材木を積んだトラクターを引かされているチャップリン。親方がチャップリンを馬のようにコキ使う。ここでも杖はムチのように振るわれる。 必死に坂を登ろうとするが、それが坂道を何度も下ってしまい電車に轢かれそうになるのには爆笑。言わんこっちゃない。 内装業が遅い事に苛立つ家ではコンロも爆発しまくる。やっと付いた二人も親方が落とされたりペンキをぶっかけられたりでペンキまみれの親方を“シェービング”、壁紙も全然付かずのりが四方に飛ぶ、メイドも家の住人もペンキまみれ、自称フランス人の怪しい伯爵もペンキにまみれ発砲・大爆破。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-22 23:57:56) 2.《ネタバレ》 前半のリヤカーを引く一連のシーンが色んな工夫が凝らしてあって面白いです。 ショートカットしろと言われ線路を横切る時、異様な速さでスルスルっと通り抜けていたのはフレームの外から紐で引っ張っていたか、または撮る時にゆっくり電車を動かしておいて再生時に早回しをしたか、はたまた逆回しか、などといくつかの推測が可能だと思います。 また坂道を登るシーンもカメラを傾けて撮ったと思われますが、真横から撮らずに斜めから撮ったり、チャップリンが宙に浮いた瞬間にフレームの左外側から引っ張ったりといったトリックが織り交ぜられているのが興味深いところです。 後半は、いつものドタバタ劇で特に目新しいところは見いだせず、ペンキや糊で部屋の中がメチャメチャになっていたのはちょっといただけないかなぁと。 ガスコンロは何回爆発すれば気が済むんだ?って感じですしオチも微妙でしたが、チャップリンの創意工夫が見られるのはやっぱり楽しいですね。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-10-23 00:02:18) 1.なんか久しぶりにハチャメチャチャップリンが見れたような気がします。一軒の家の中で家族仲間を巻き込んでの大暴れ!体を張ってるチャップリンのすごさがよくわかります。逆回しをしてんのかなぁ?いや、そうには見えないぞ!と思ってしまう序盤の坂道牽引シーンや見事なラストの大爆発。ラスト5分はみんなで暴れてるだけだけど(笑)手の込んだとこまでしっかりできたのはキーストンから離れて自分で映画を監督できるようになったからなんだろうなぁ~。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-21 11:58:43)
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