みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 人を感動させる駒を全部揃えてみました、どうだ泣け。役者、人柄やシチュエーションの設定、音楽、展開等駒が過不足なく行儀よくお辞儀しながら入って来て一例して出ていく様子。感動する映画の作り方がうまい事は分かった。スーツ姿でしか登場しない山田孝之だがすごく体を鍛え上げているのがわかった。なぜなん。田中哲司がぱっとしない役なので仕方ないかもしれないが大根役者に見えて仕方なかった。 【ほとはら】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-12-15 14:37:26) 3.《ネタバレ》 <原作未読、ドラマ版も未見>逃げる横浜流星、追う山田孝之。至って硬派な作りで、終始程よい緊張感に包まれていた。加えて、職場で鏑木に関わった人たちがこの映画の個性を形作っている。建設現場の責任者のような下衆野郎(駿河太郎がホント上手)もちゃんと出てくるが、他人を信じて行動した人たちの温かさがこの映画の核になる部分だ。現代においてリアリティはあまりないかもしれないが、創作くらいそういうものを見たいとも思うし、だからこそ感動もあった。藤井監督が信頼を寄せ、頻繁に起用している横浜流星はもちろんのこと、年上のおねえさん感が嵌まった吉岡里帆など脇を固める面々も素晴らしく、良い映画に仕上がっているのでは、と思う。 【リーム555】さん [映画館(邦画)] 7点(2024-12-05 21:11:01) 2.《ネタバレ》 死刑囚が脱獄後、そういう職場に行くであろうというブラックな建設現場や介護現場に行きます。原作者も実はそういった職場の経験があり、描写がリアリティあるものとなっています。 鏑木は無実を証明するために努力します。殺人犯にさせられて、それでもまだ絶望していないんですね。人を信じている。現実では、検察や警察が組織の論理で証拠をねつ造したり(袴田事件、松山事件)、不利な証拠を無くしたり(財田川事件)と全然信用なりません。 鏑木はいい人に出会えました。過去の冤罪事件で無実判決を得られた人もいい人に出会えたのでしょう。地獄でそのような人に出会えるのならば、この世も捨てたものではないかもしれません。 【ぶん☆】さん [映画館(邦画)] 7点(2024-11-30 21:29:19) 1.《ネタバレ》 突っ込みどころは多かったものの、いわゆる社会派ドラマではない(と思われる)ので、許容範囲でありましょう。 肩肘張らずに、現代版「逃亡者」和風テイストとしてみれば、秀逸なエンターテイメント作品だったと思います。 キャスティングは素晴らしい。 横浜流星×山田孝之の安心感はもちろん、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈ら主要キャスト、それからさらに脇の登場人物に至るまで、総じて違和感ありませんでした これは仕方のないことですが、主人公の「5つの顔」をしっかり見せるには尺が足らず、全体構成のバランスが偏ってしまっていたところ…が残念です。 役割の重要性(と商業的な事情)のために吉岡パートが長くなるのは致し方ないですが、その他のエピソードがちょっと薄味に感じられてしまいました。この辺りは、脚本自体が連続ドラマ向けなのかもしれません。 とはいえ、本作はスクリーンならではのビジュアル、躍動感、音楽が生かされており、放送済みのドラマ版に負けず劣らず良作という印象をうけました。 【午の若丸】さん [映画館(邦画)] 7点(2024-11-29 20:34:39)
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