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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.ミュージカル特有といえば良いのか、この映画に特有といえば良いのか分からないが、歌の洪水によってあまりにも一本調子で抑揚に欠ける出来になっている気がする。
アンドリューロイドウェーバーの想いが詰まったミュージカルなのかもしれないが、個人的には観客はミュージカルそのものを観に来たのではなく、映画を観に来ているということを忘れているような気がする。
肝心なところはミュージカルとして描いてもよいのだが、映画なのだからセリフをもっと多用しても良かったと思う。
もっとも字幕の出来が悪いため、ミュージカル部分の内容が分かりづらいということがあったのかもしれないが。
また、ミュージカルとして有名な本作のことをほとんど知らくて、人々から長年愛される本作がどんなに凄い内容なのかとかなり期待していたためか、その期待を裏切られたような気がする。
それはファントムに全く感情移入できなかったからだろうと思われる。
肝心の彼の孤独やクリスティーヌに対する想いの深さが残念なことにあまり伝わってこない。
彼の気持ちや立場が恐らく相当理解できるはずの自分が分からないというのだから、他の人も恐らく分からないような気がする。
個人的な疑問なのだが、そもそもラウルが置いていったサルの置き物を貰ってクリスティーヌは嬉しいのだろうか。
なぜラウルがあんなものを置いて行くのかがさっぱり分からないのは自分の理解不足だろうか。
深い思い出のあるオペラ座がらみのものということなのかもしれないが、ファントムの薔薇の方がよっぽど洒落てるぞ。
この映画の鑑賞方法はだいぶ分かったので、時間があればもう1回チャレンジしても良いかなとは思っている。
家でDVDで観ても、この映画の魅力はほとんど感じられないでしょうから。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2005-02-07 00:44:04)
1.舞台版「オペラ座の怪人」は、音楽や歌以上に「装置」の戯曲です。オペラ座の舞台に見立てたステージが、物語の進行に従ってどんどんと姿を変えていきます。目の前で「現実に」繰り広げられるそのスペクタクルには、内容以上の感銘を受けたもんです。そんな戯曲ですから、表現媒体としては映画の方が合っていると私も思います。しかし、出来上がった映画は丸っきり舞台をなぞっただけで、映画ならでは空間的広がりが全く感じられない仕上がり。しかも、舞台装置のダイナミズムは当然消失しています。クライマックスも、実際に観客の頭上を巨大なシャンデリアが滑り落ちていくスリルに比べれば、どーってことありません。元が元ですからつまらない映画ではありませんし、数々の名曲も楽しめますが、何か平凡な作品になってしまって少し残念に思いました。戸田奈津子の字幕が「ロード・オブ・ザ・リング」並に出来が良くなかったのもマイナスです、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-02-03 23:36:01)(良:2票)
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【点数情報】
Review人数 |
165人 |
平均点数 |
6.12点 |
0 | 1 | 0.61% |
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1 | 3 | 1.82% |
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2 | 10 | 6.06% |
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3 | 5 | 3.03% |
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4 | 16 | 9.70% |
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5 | 22 | 13.33% |
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6 | 27 | 16.36% |
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7 | 36 | 21.82% |
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8 | 29 | 17.58% |
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9 | 8 | 4.85% |
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10 | 8 | 4.85% |
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【その他点数情報】
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