みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
32.脱獄映画の傑作です!脱獄のテーマの映画は数多くあるが、これほど話が単純なのは少ない。しかし脱獄というスリル感、臨場感がよく伝わってくる。最後のシーンも何とも衝撃的でした。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-12 08:17:05) 31.なんでこんなに平均点が高いのかわからない程、面白くなかった。はらはらドキドキもしなかった。一応最後まで見たけど、正直見てて退屈だった。 【あしたかこ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-08-23 06:35:29) 30.まず、映画でこんなに興奮したのが久しぶりだった。これがあるからやめられない。映画の楽しませ方をすごくよく理解してるし、そんな映画で失われがちなリアリズムもしっかり守る。そんな姿勢に惚れ惚れしてしまった。床ブチ破る過程や鉄柵をぶった切る過程を全部フィルムにおさめる事なんか不可能な訳で、そんな過程をどこまで見せるべきか、どこを見せるべきか、それがここまでうまくいくと、まるで全過程見たような気分にすらなるんやなぁ。長回しで拘ってそんなシーンを見せてくれた事に感謝すらした。鳴り響く音にアドレナリン出るわ。実はそのために色んなシーンが落とされてる訳やけど、落とされてる事が分かる以上要らん訳やしな。動機と結果、表情、セリフで伝わるものの大きさを再認識した。ラスト当然の流れで裏切ったガスパールに対しての、「情けの無いやつだ」の言葉。シンプルなのに身震いするような冷静さと余裕と哀愁と。。。ジャック・ベッケル・・・こんな作品が遺作になるなんて、なんと充実した監督人生哉。 【ハッシーふりかけ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-06-16 03:39:07) 29.うひゃぁ、凄い映画ですねぇ。 ホント鏡に映った看守の群が見えた瞬間、思わず声が出ますね。 ハラハラドキドキの脱獄アドベンチャー、男の友情物語、サスペンスと、観る者をシッカリ楽しませておいて、しかも最後に痛烈な問題提起をもってくる。 コレほんとに実話なの??? 凄すぎる。。。 ガンガンゴンゴンガリガリギコギコってな音が、そんなに響いたらマズいだろうとは思うけど、それは観客のハラハラ感を煽る演出意図だと解釈したら、掘って出た土もちゃんと処理できる空間はあったし、ドアヒンジの細工や砂時計などサクサク進み過ぎながらも観てるこっちを納得させるだけの説得力を表現できてるわけで。 「なるほど、そんなふうにクリアしていったんだね」って汲み取ってしまえば、あとは5人が無事外界に辿り着けるのか、そこに集中して手に汗握ってればいい。 てーか、自然にぐいぐい引き込まれていく。 そして衝撃のラストに繋がる。 質問。 ガスパールの立場に立たされたら、貴方は脱獄できますか? その答えは本当ですか? 本当に本当ですか? 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-01 01:40:42) 28.退屈な瞬間など1つもなかった。最後の鏡のシーンは今でもゾっとするし、よくここまで表現できたと思う。 【のりまき】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-09-10 11:52:07) 27.このジャック・ベッケルという監督は、ジャン・ルノワールの弟子で、これが遺作となったそうだが、もう少し長生きして二三本でも撮っていれば、まちがいなく巨匠と呼ばれていたはずだ。惜しい。そう思わせるほど、この『穴』は凄い作品だ。ところで、もし私に子供がいたら、この映画を見せて、「おまえがこの先もし檻の中に入れられるようなことになったとしても、間違ってもこの裏切り者のような人間にだけはなるな」と言ってきかすだろう。 【goro】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-07-29 08:03:39) 26.カタルシスを伴う緊迫感。これは只事ではありません。個人的には「アルカトラズからの脱出」に次ぐ面白さでした。 【K】さん 9点(2005-02-19 08:28:30) 25.《かなりネタバレ》モノクロ映像が映し出す光と影の絶妙なコントラスト、のぞき穴から鏡を通して見る独特の緊張感、深夜の地下道に響き渡るコンクリートを打ち砕く音などなど…非常に印象的なシーンと効果音がいつまでも脳裡に焼き付く。たしかにあんな大きな音を立てて看守が気付かない、穴を掘った砂利はどうしたなど基本的なトコロで引っ掛かったりしなくもない。それよりもむしろ本作は、サスペンスフルな演出の妙と独特の雰囲気を味わうべき作品でしょうね。鏡の破片はいうまでもなく、薬のビンが砂時計になったりと着想が秀逸で、どんな小道具が飛び出すか最後まで興味は尽きない。脱獄囚5人の人物描写もきっちり色分けしており、刑務所長の存在もラストでは大きく生きてくる。そして何より実話を基にしているのが良い。原作者のジョゼ・ジョヴァンニ、ロラン役のジャン・ケロディ共に元囚人で脱獄の経験者。このように経験者は語るではないが、作品に生々しさと説得力を持たせる。脱獄物の傑作と言われるだけの根拠は充分にあると思いましたね。 【光りやまねこ】さん 9点(2005-01-15 21:53:51) 24.僕はいわゆる「脱獄モノ」が死ぬほど好きな人間なんですがコレは死ぬほどつまんなかった。やっぱね、男の友情が描かれてないとダメなんですよこのジャンルには。でももういいです、この映画を見たことは忘れますから。 【イサオマン】さん 3点(2005-01-02 21:38:58) 23.ドキドキしながら見れるが、大脱走やショーシャンクに比べたら何か物足りない気がした。最後のシーンにはたしかにやられました。 【kure】さん 6点(2004-12-08 00:28:12) 22.面白かったです。ラスト近くの鏡をひっくり返した瞬間のシーンはほんとびっくりしましたね 【Keith Emerson】さん 8点(2004-06-10 04:03:50) 21.ジャック・ベッケルにはずれなし。あっという間に見終わった。時間を感じさせない。 【wunderlich】さん 10点(2004-06-04 22:04:25) 20.これはスゴい。 【やぶ】さん 10点(2004-04-19 21:31:55) 19.面白かった。ビクビクしながら見ました>< 【刹那主義】さん 8点(2004-04-10 01:26:51) 18.こんな緩急が抜群に効いた映画は他に思いつかない。正直最初の方は何かとつっこみながら(おいおい、そんなに音たてて大丈夫?とか。)見ていたけど、最後は完全に見入って、沈黙させられました。まったりとした展開に油断させられて、がつんとやられた。 【コーラL】さん 10点(2004-02-05 17:12:58) 17.衝撃のラストという感じだった。ちょっと違うけど「大脱走」にしろ、本作にしろ脱獄ものは、スリルがあってとにかく面白い。 【ボーリック】さん 9点(2004-01-06 23:00:11) 16.掘って寝るだけなのになんでこんなに面白いんだろう・・・ 【junneisan】さん 9点(2003-11-26 16:11:45) 15.鳴り響く穴を掘る音。「穴」というより「音」といったところか。終盤、扉ののぞき穴から鏡に映った「光景」には唖然。 【STYX21】さん 8点(2003-11-13 06:35:57) 14.こういう作品を見せられると、映画って実はなんの進歩もないばかりか、退歩してんじゃないか…と思わざるを得ない。いかにもジョゼ・ジョバンニらしい男の意気と意地に貫かれた”やくざもの”のドラマを、ベッケル監督が、まるでブレッソンの『抵抗』への対抗意識でもあるかのごとくストイックかつシンプルな大胆さで、圧倒的な「脱獄もの」に仕立てあげている。囚人たちが壁をガンガンと大きな音を建てて掘るシークェンスなんぞ、こっちが「聞こえるんじゃないの…」と心臓が縮みあがった。ラストの裏切り者に対する圧倒的な軽蔑の眼差しも、あんな眼で見られるような男にだけはなるまい、と妙に感じいったり。完全無欠な傑作であります。 【やましんの巻】さん 10点(2003-06-30 14:49:18) 13.硬いコンクリート。それを割る鉄の棒。響きわたる硬質の音、音、音。すべてのサスペンスが極めて硬質な肌触りで、観ているこちらを締めつけてくる。 それを和らげるかのような男たちの狭義の気持ちよさ。観終えた後にさえ、「あの男」は裏切ったのか否かとサスペンスを突きつける。 【るーす】さん 9点(2003-06-01 18:20:36)
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