みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
25.どうでもいいことだが,現実ありのままを指向するのがドキュメントというわけではない。どんなドキュメントであっても,必ず作り手の意思が映像に映し出されるし,相手が人間ならば,対象者の「撮られる意識」も絡んでくる。カメラが介在することで変化・固定化する「現実」を,意識的に取捨選択して,作り手の意図に沿った形で再構築されたもの,それがドキュメントだと私は思っている。そういう意味では,この映画の主役は確かにペンギンだけれども,別にペンギンが演技をしているわけではない以上,その本当の「主役」はペンギンの営みを通して見える人間の心の動きなのだともいえる。ペンギンの生態を紹介するような,NHKの教養番組的ドキュメントというのは個人的に大好きなのだが(プロフィールをごらんあれ), この映画のように,かなり作り手の意識というか美意識の入り込んだドキュメントというのも意外に心地よい。特に求愛ダンスの艶っぽさは秀悦。ただし,映像の美しさにくらべ,音楽は決定的に弱いと思う。そこが残念。 【veryautumn】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-03-17 00:10:15) 24.全然期待していなかったんで、思ったよりもかなり良かった。だって単なるドキュメンタリーかと思いきやそうではなくてちゃんと映画してたから。雄と雌の求愛の色っぽさ、バックで流れている音楽、スピード感などなど、しっかり作られてましたね。まぁ、現実にはもっと厳しいこともたくさんあるんだろうけど、それはあのペンギンたちのコミカルな動きに免じてさらっと流してあげましょ。ホントペンギンっておもしろい生き物だな~。人間みたいだ。 【とむ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-02-12 22:55:05) 23.人間世界から考えれば艱難辛苦ばかりの子育て。でも皇帝ペンギンが生き長らえてきたのは、こうした極地での途方もない忍耐のおかげ。人生を考えさせる物語でした。延々と歩き続けるペンギンの姿と南極の美しい風景にも感動。 【ちくわ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-12 10:58:38) 22.高い得点つけた皆さん、ごめんなさい。この2点も作品ではなく、あの厳しい環境で撮影を続けたスタッフのご苦労に対してです。DVD字幕となっていますが字幕・吹き替え双方とも観ました。ともかく観た後何も残りませんでした。何も残らない映画だと気が付いたときに、何でだろうと考えました。この映画はドキュメンタリーともいえないしストーリー性のある映画ともいえないのがその原因かと思われます。まずドキュメンタリーであれば、同じフランスとドイツ合作のディープブルーの方が数段上です。誰もが知っている皇帝ペンギンの生態ですから、ドキュメンタリーとして撮るのならもっと深いところまで掘り下げて欲しかった。きれいなところ美しいところばかりで、生きていくうえで過酷な場面がかなり簡単に語られてしまっていて物足りなさを感じます。例えばあの寒さですからもっと沢山の成鳥やヒナが犠牲になっているはずでしょうし、天敵の被害もかなりあるはずですがあまりにもさらりと流されています。いわゆる汚い、残酷な画像は意図的に省かれています。あれではドキュメンタリとは言えず製作者の自己満足映画です。またストーリー性を持った映画としてみるならばもっと物足りない。まだ、タロジロの「南極物語」や物議を呼んだ「キタキツネ物語」の方が観ていて面白かったです。こういう映画は日本人が作った方が面白いのかもしれませんね。それとあの音楽にも我慢できませんでした。映画のまとまりのなさとあのフニャフニャ感爆裂の音楽がこの映画の印象に残らない原因だと思われます。 【RYOU】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-01-30 07:55:11) 21.つくづく人間って変な生き物だ。 【k】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 22:06:53) 20.きれい、厳しい、かわいい。いいじゃん、それで。 【ちひろ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-27 08:13:36) 19.もしこれがハリウッドが作った映画だったら、ペンギンたちは、大変な仕事をさせられていたと思います。ジョニーデップなみの演技を要求されていたはずです。 それはともかく・・ 母親ペンギンは産卵後に遥か遠くの餌場へ行進し、この間に夫は卵を守りますが、帰ってきたとき母親はあの大勢の中から、ちゃんと旦那様の顔が見分けがつくのでしょうか?? 私にはどれも同じペンギンの顔に見えました。 こういう「不思議」を神秘と呼ぶのかもしれません。 それから夫婦の愛の会話をフランス語で聞くとなぜかロマンティックでした。 これは天然のラブストーリー。 愛する夫婦が協力しあって命がけで我が子を守るために、過酷な行進を繰り返すのです!その行進は100キロにも及ぶのです。その間に力尽きて死んでいく者も大勢いるのです。 つーか、餌場の近くで子供を生めよっ!と言いたくなるのが本音ですが、これも本能のなせることなのでしょう。 いろいろ言いたいこともありますが、まずはペンギンに生まれなくてよかったと言いたいです。 ちなみに撮影時間は8000時間を越えたらしいですが、それをうまく100分以内にまとめた監督の手腕を評価したいと思います。キングコングを作ったピータージャクソンには絶対にできないでしょう。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-22 12:07:29) 18.ピンガーが可愛いのなんのって・・・親も飯食わずに大変ね! 【みんてん】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-01-21 21:26:13) 17.よく撮ったなあと思う。やっぱり自然ってすごい。どこかで人間も繋がっていて、やはりこの世界に生きる全ての生物はどこかできっと繋がっているんだなあと思った。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-21 02:30:56) 16.自然界の動物の生態を指して、「親子愛」だとかそういう擬人的な価値観を押しつけることは出来ない。そんなのは、紛れも無い人間のエゴだ。そういう意味では、この作品のスタンスは少し過剰だとも思う。ただ、映し出されるペンギンたちの姿は、どうやったって「本物」なわけで、そのひとつの“生命”としての“生き様”には、純粋で力強い感動が生まれる。 もし、彼らの姿にどうしても、「愛」というフレーズをもって表現したいなら、それは、生命としての本能としての愛、すなわち「生命愛」であろう。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-07 02:49:24)(良:1票) 15.ひたすら極寒の寒さに耐えるペンギンたち。どうして?必ず帰ってくると信じているから。何のために?愛する我が子のために。 【アルテマ温泉】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-12-28 22:15:38) 14.あまりに綺麗でCGかと思っちゃった(毒されてる)ほどの南極、厳しい自然の中で生き残っていくために繰り返されてきた術、彼等にとっては本能の赴くまま繰り返してきた営みではあるが、荒んだ世の中で嫌な事件ばかり毎日ニュースで聞かされていると、当たり前の親子関係をペンギンでしか味わえず、ペンギンに癒しを感じてしまう。この映画は親をバカにする様な世の中の生意気な子供たちに、親がどんな想いで子供を育てているのか良く見て欲しいものです。前日「デイ・アフター・トゥモロー」を見たがCGまみれ全てがウソで塗り固められた絵で説得力を感じない、一方本作の方がウソのない真実に見える、ペンギンの方が自然・親子・愛を感じるんだよなあ。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-21 21:26:51) 13.ペンギンの生態を通して、考えさせられるし、かわいかったし、よくこんな映像をとったなぁっていう単純な感動はありましたが、「映画」としてのストーリーとしてはクエスチョンかな。TVかなんかの動物番組でももっといいものは作れそう。ちょっと退屈してしまいました。 【Andrej】さん [映画館(吹替)] 5点(2005-12-17 03:25:36) 12.「WATARIDORI」と同じフランス映画ということと、ペンギンに台詞を入れているということでまたハズレかと危惧を感じつつ見ましたが、ペンギンの台詞というよりはあくまでもナレーションの一形態としてペンギンが喋っているようにしているだけで、妙に擬人化しているわけではなく、コウテイペンギンの繁殖活動を丁寧に描いてことを含め、ドキュメンタリーとしてけっこう良い作品です。ただ、撮影の労力はかなりのものだったのはよく判るのですが、NHKやBBCの自然ドキュメンタリーで見たことのあるような場面が多いのと、ハイビジョンでこの手の自然ドキュメンタリーを見慣れてしまうと画質的にもちょっと不満が残りました。まあ、でもこの出来なら万人に勧められる映画でしょう。 【はやぶさ】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-11-15 22:53:30) 11.3次上映ぐらいで見たら、何故か吹き替え版でした。ペンギンたちが体を寄せ合って吹雪と闘いながら、ちゃんと中心には子供を抱えてるオスを回して、外側の一番寒い役は交代でやってるのなんかを見てると、通勤ラッシュで人を押しのけて歩いていくおっさんやおばちゃんが目に浮かんで、人間ってつくづくアホやなあ…と思ってしまう。何カ月も絶食して、死にそうになりながらヒナ(これがもう反則的にかわいい)を育ててるペンギン夫婦(?)の姿見てると、パチンコ屋の駐車場で子供を死なせたり、育児放棄だかで幼児を餓死させて別の男とくっついてしまうバカ母などを思い出して、やっぱり人間にも自然の天敵が必要やなとふと思ったりする。天敵がいないから人間同士、宗教だの領土だの第3者的にはつまらない理由で延々殺し合いするのかな? そんなこともふと考えたりして。 【しまうま】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-10-16 22:12:11)(良:1票) 10.皇帝ペンギン。その立ち姿は「できるかな」のゴンタくん似。ゴンタくんの行列。ゴンタくんの行進。ゴンタくんの集団越冬。かわいいうえに面白い。笑いたい。あ、コケた。笑いたい!笑って観たいのにナレーションは「笑う映画じゃない。感動しなさい」のゴリ押しに聞こえる。「観かた」を限定するドキュメンタリーは正直あまり好きではない。もっと自由に感じさせてほしい。と思っていたら、さらにセリフまで。子ペンギンが「パパ必ず帰ってきてね、待ってるよ」、父ペンギンが「息子よ、強く生きろ!」(正確には覚えてないがそんなかんじ)そんなことまで親切に説明してくれなくても、旅立つ父を見て子ペンギンがピィと泣くだけでジーンと来るのに。いや、むしろ、言葉がないからこそ感動するんじゃないか、動物ドキュメンタリーって。アフレコなんかされたひにゃ、感動を押し付けられた気分だ。自由に感じさせてほしかった。一緒に観た友人はナレーションについて「子供向けに親切にやってんじゃない?」と言っていたが、子供にこそ、ひとりひとりそれぞれ自由に素直に感じてほしい。 【エムラ兄妹】さん [映画館(吹替)] 4点(2005-08-31 18:05:30)(良:1票) 9.あらら、皆さん評価低いですね。映画としては、たしかに擬人化しすぎていて、映像の選び方など、”人工的な”部分も感じたけど、純粋に「映像」をみるに、なかなか良質なドキュメンタリーだと思った。あんな極寒の地で、この映像、よくとったなぁー。撮影Crew、根性あるね。とこれだけだと普通の動物番組や教育テレビなんかとかわらないんで、プラス、この作品の映画としてのアイデンティティーは、フランス人好みの「愛の物語」にしているところなんだろう(そこは好き嫌いが分かれるところだろうけど)。その点も、自分は嫌いじゃないですよ。(おしむらくは、大胆なペンギンの”濡れ場”が欲しかった。) 【あまね】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-20 00:27:32) 8.ペンギン、いっぱい、こわい! 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-19 00:17:09) 7.何が皇帝だか?アホなペンギンの感動?物語。 /無理矢理擬人的感動物語に仕立ててあるけど、かれらペンギンにとって、当たり前のことを当たり前にしているだけじゃないかなー。ペンギンたちからのメッセージがあるとすれば、エアコン完備の部屋でペットボトル入りミネラルウオーターを飲んでるようなお前ら人間に、おれたちの気持ちは到底分かるまい!ということだけです。 極寒・過酷な自然を当たり前に受け入れ飄々と生きるペンギンーその姿はすごいと言うよりアホでした。 【杜子春】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-17 22:07:56) 6.この映画観に行く人たちっておそらくペンギンのかわいさに惹かれて観に行くと思うんだけど観終わった感想は「自然って過酷やのぅ」ってことでした。命のやりとりのシーンでは普通のアクション映画なんかよりも緊迫感があった。それは当然「本物の命」だから。真冬のブリザードなんて観てるこちらが凍えそうだったしペンギンも寒そうだった。やっぱり「かわいい」よりも「過酷だ~」って感想が先にたつね。それとあまりペンギンを擬人化しすぎて白けることを心配していたけど我慢できないほどではなかったので一安心。 【日向夏】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-08-15 21:08:09)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS