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犬神家の一族(1976)

1976年【日】 上映時間:146分
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
[イヌガミケノイチゾク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん


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監督市川崑
助監督浅田英一
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
島田陽子(女優)野々宮珠世
あおい輝彦(男優)犬神佐清/青沼静馬
高峰三枝子(女優)犬神松子
三條美紀(女優)犬神竹子
草笛光子(女優)犬神梅子
三国連太郎(男優)犬神佐兵衛
川口恒(男優)犬神佐智
地井武男(男優)犬神佐武
川口晶(女優)犬神小夜子
金田龍之介(男優)犬神寅之介
小林昭二(男優)犬神幸吉
岸田今日子(女優)琴の師匠
坂口良子(女優)那須ホテルの女中
小沢栄太郎(男優)古館弁護士
大滝秀治(男優)大山神官
加藤武(男優)橘署長
三木のり平(男優)柏屋の亭主
横溝正史(男優)那須ホテルの主人(特別出演)
三谷昇(男優)藤崎鑑識課員
辻萬長(男優)井上刑事
原泉(女優)老婆お園
佳那晃子(女優)青沼菊乃(クレジット「大関優子」)
角川春樹(男優)渡辺刑事(ノンクレジット)
岡本健一[照明](男優)東京の仮面師(ノンクレジット)
出演三ツ矢雄二犬神佐兵衛(少年時代)(写真)(ノンクレジット)
市川崑佐兵衛の隣でグラスを掲げる男(写真)(ノンクレジット)
原作横溝正史「犬神家の一族」
脚本長田紀生
日高真也
市川崑
音楽大野雄二
鈴木清司(選曲)(ノンクレジット)
作曲小杉太一郎箏曲「双輪」(ノンクレジット)
撮影長谷川清
江口憲一(撮影助手)
製作角川春樹
市川喜一
角川春樹事務所
配給東宝
KADOKAWA(2021年リバイバル)
美術阿久根巌
編集長田千鶴子
南とめ(ネガ)
録音大橋鉄矢
照明岡本健一[照明]
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
あらすじ
信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、まるで血で血を洗う葛藤を予測したかのような条件を課した遺言状を残して他界した。血の系譜をめぐるスリルとサスペンスに満ちた角川映画第一弾。

sting★IGGY】さん(2005-06-28)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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124.横溝正史ブームの火付け役となった作品。
どろどろした人間関係、複雑怪奇なトリック、奇抜な殺人方法と、
最初観たときはやはり衝撃的だった。金田一役の石坂浩二を始め、
キャストはベテラン陣を配しているので、最後まで落ち着いて鑑賞することができる。
映像は昔の邦画らしく全体的に暗いのだが、それがこの作品の雰囲気にはピタリと合っていた。
唯一不満だったのは、途中で犯人がわかってしまうシーンがあったこと。
なぜそういう演出にしてしまったのか、今でも不可解。 MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-15 08:36:01)

123.市川監督の耽美主義・実験精神とエンターテイメントの幸福な結婚ともいうべき作品。 ashigaraさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-08 19:13:16)

122.大野雄二による音楽とタイポグラフィって言うのかエヴァンゲリオンでオマージュとして使われた文字の表記、OPからとても良い雰囲気だ。時代設定は戦後間もないくらいで、戦争の傷跡を恐怖や不気味さに変えているのも良い、佐清の登場から一気に全体が引き締まった。一方、金田一耕助は飄々としているので過剰に重くなりすぎず、バランスが取れているんだと思う。石坂浩二もハマってるなぁ。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-15 17:00:49)

121.「佐清、頭巾をとっておやり!」「佐清、この薄情な人達に仮面をめくっておやり!」幼き頃テレビでこの映画を見て、思わずここで瞬きしながら薄目で観た人も多いのでは。ゴム製のマスクをバリバリバリとめくり上げる様が恐ろしかった。全体的に子供には刺激が強い映画だったが、何せこの場面がトラウマのごとく、その独特な名前の響き『スケキヨ』と共に心の襞にはりついた。今見返しても最高に面白い(厳密にはホラーじゃないですが)和製ホラー。印象的なテーマ曲と相まって日本映画にしか醸し出せない淫靡な雰囲気が何ともいえない。更には俳優達の個性も際立っている。存在感が違う。旧家を舞台に陰惨な、親子代々因縁のとおなじみ横溝正史の小説観が映像として表現されている。そこに飄々とした石坂浩二とコケティッシュな坂口良子の存在が清涼剤のように生きている。生真面目だが早とちりな警官、加藤武の「よし、分かった」はこの作品から。犬神三姉妹を演じたベテラン女優陣はさすがの貫録。特筆すべきは珠世の美貌。魅了されました。邦画もこの当時はすでに斜陽と云われていたらしいですが、やはり時代の空気というかノスタルジーなのか、この頃の邦画は良かったなあ。こういう日本映画今作れといってももう無理じゃないかな。(リメイク版は未見です。機会があれば観るけどイマイチ乗り気じゃない) LORETTOさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-04-28 00:07:25)

120.当時ものすごい宣伝で、ついそれに負けて観たが、まったく駄目だった。それ以来、宣伝には警戒心を抱くクセがついた。市川崑(いい作品もあるのだが)の内容空疎な唯美主義にも警戒するようになった。 ひと3さん [映画館(邦画)] 2点(2011-03-24 20:31:47)

119.殺人シーン、名探偵の造詣など、現在のサスペンスドラマのプロトタイプばかりで驚かされる。テンポはややきついものがあるが、それでもバッサリ切りまくったカットが所々に見られて心地よい。 j-hitchさん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 22:03:54)

118.高校の時水泳部だったボクたちは、いったい何回犬神家の死体のまねをプールでしたことだろう。 きーとんさん [地上波(邦画)] 5点(2010-08-02 23:57:44)

117.昔余興で被らされた変なマスクの正体を知りました。 TAKIさん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-26 22:18:26)

116.子供の頃の自分にとって、この映画はホラーでした。つい先日観たリメイク版とは違って、観てから相当の年月が経っているにも関わらず、有名な逆立ち死体を筆頭として印象に残る名シーンが今でもたくさん思い出されます。 HAMEOさん [地上波(邦画)] 6点(2009-02-12 15:31:48)

115.推理サスペンスとしてみた場合、あまりに偶然的な要素が多過ぎて連続殺人として成り立っていないし、犯行時刻のアリバイ検証とか指紋採取などといった基本的なこともあまり徹底されておらず、ちょっと消化不良。そのうえ金田一耕助が割と何もしてない(爆)。すべての殺人が終わった段階で急に真相を語られてもどうやってその結論に至ったのか分からず、つい「ホンマか?」って思ってしまったぐらい。原作未読なので何ともいえませんが、ややイマイチでした。 とかげ12号さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-22 21:49:16)

114.未だトラウマ。 にうさん [地上波(邦画)] 6点(2008-10-17 21:20:02)

113.私にとって「子供の頃からの“定番”映画100本」のうちの一本(あと99本もあるのか?)。昔から、こういう、“古い日本”みたいな雰囲気って、スゴく怖かったよ、いや今でも怖い。大人になった今では、これがちょうど「我慢できるレベルの怖さ」なので、ちょうどよい面白さ。古い日本の怖さ、不気味さを味わいに、今では、週末にはロクスッポ映画も観ないで、寺社仏閣を探訪している、私なのであります(昔怖くて観られなかったホラー映画やプロレスを、今楽しんで観ているのと同じ)。そういう、日本の伝統、怨讐、因縁、などが全開の、この映画の雰囲気が、タマラナイ。不気味な雰囲気に対しての、ミステリとしての合理性というものは、もちろん存在するのだけど、フーダニットとして見れば、「こんなんやったら誰が犯人でもいいやんか」という、例によって例のごとき禁句が出かねない。しかししかし、ここではそれがかえって、何やら避けがたき運命論的な恐怖があり、まさにこれぞ日本的「因縁」の世界。さてさてさて。そこに、無意味なまでの実験的撮影テクニックが入り込み、不思議でコワくて楽しい世界が広がるのが、この映画の個性、この映画の魅力。だからこそ、私的“定番”映画、なのですね。あと、今観ると、島田ヨーコが最高ですね。この濃い濃い女優陣のなかで、いかにもハカナゲで幸薄そう、こういう存在をみると、うーむ、ますます不幸になって欲しくなる(笑)。ああ、子供の頃にはこんなコト考えなかったのだけどなあ。ウチの子供にはそういう変態的な感覚は持って欲しくない、できれば加藤武のように真っ直ぐ育って欲しいので、持ちネタとして「ヨシ、ワカッタ!」というのを、今、子供に一生懸命教えています。なんのこっちゃ。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-07-05 20:26:06)(笑:1票)

112.人は金で変わる。確かに伏線は上手いのだが、これぐらいの内容なら2時間以内に収めて欲しかった。主人公の金田一もそれほどの存在感ではなかった。 TOSHIさん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-30 22:59:34)

111.市川崑監督作品を観るのはこれが初めてだったんですが、演出や映像のセンスが素晴らしい。
とても三十年以上前の作品とは思えなかった。 eurekaさん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-20 00:42:22)

110.怖いけど笑える殺人の演出ばかりが目立つが、それ以外は今見ると割かし平凡かと。登場人物が多く、ごたごたしてる割にキャラ立ちもしていないし、テンポも良くない。ヒロインも女中さんも昭和を象徴するような美人でした。 すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-18 10:34:53)

109.なんというあっさりとしたラストシーン!
このへんに監督の美学を感じます。
犯人は結局望みをかなえられたわけで、
これは金田一の負けですね。
あれぐらいのインパクトの顔なら中国あたりにはいくらでもいるな。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-09 00:52:32)

108.今見ても色褪せてない素晴らしい作品です。 フッと猿死体さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-12-04 20:44:56)

107.小さい頃にTVで観て、怖くて最後まで観れなかった・・・
それをこの歳になって、敢えて観てみる楽しさよ。

「うわー、スケキヨの母親って高峰三枝子が演じていたんだー」といった様な驚きと楽しさを、映画好きになった今だからこそ堪能できる不思議さよ。

(純粋に内容について)
話は良くできていますが、基本的に複雑になりがちで、ストーリーを追うだけになりがちの推理モノは苦手なだけに、まあ普通に満足といったところでしょうか。

にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-11-28 22:37:49)

106.リメイク版と併せてレンタル。
原作も知らないけど、おお面白い。おしゃれ!
30年前以上の映画とは思えない映像美とあのオドロオドロしさ。
ニセ佐清が本性を表すシーンは顔出しより怖かったです。
ただあの死体は狙ったようにうまく刺さってますよねー。
無造作に投げ捨てたとは思えない。
戻ってきた本物の佐清と松子の嘆きは胸に刺さりました。
そう、彼の戻る決断がもう少し早ければ・・って思わされて。
(でもそれだとお話にならないんですけどw)
妹二人も、静馬の母も息子への愛情があふれてていいな。
探偵としては無能?だけど、あたたかい金田一のキャラも良かったです。
去り方が山下清みたいだ。何度でも見たい名作決定です。
テーマ曲の完全版欲しさにリメイク版と2枚組のCD買いました~。
お子様はあのフォントや瞬間挿入カットを見て「エヴァのパクリだ!」
と思われるかもしれませんが、元祖はこちらですよ☆
(私も錯覚しそうでしたが)






ひろほりともさん [DVD(邦画)] 10点(2007-09-03 22:06:17)

105.中学生のとき映画館ではじめてみた映画がこれ。
個人的にはものすごく好きな作品。
むさぼるように横溝正史をよんだ世代としては
やはりたまらない。 ウンコマンさん [映画館(邦画)] 9点(2007-07-30 23:53:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 187人
平均点数 7.49点
000.00% line
100.00% line
221.07% line
321.07% line
410.53% line
5115.88% line
62613.90% line
74725.13% line
85428.88% line
92513.37% line
101910.16% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.25点 Review8人
2 ストーリー評価 7.12点 Review16人
3 鑑賞後の後味 7.26点 Review15人
4 音楽評価 8.46点 Review15人
5 感泣評価 7.10点 Review10人

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