みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
40.焚き火の前でスコットに思いを告げるマイクの姿がなんとも切なかった。痛々しい姿を晒しつつ、それでも愛して欲しいと言わずにはいられないマイク。でもスコットを始め、彼をとりまく世界のクールさこそがこの映画の神髄。強者は自己欺瞞に目を背け過去を切り捨てて階段をのぼっていき、弱者は淀みに留まり美しく野たれ死んでいく運命の対比を描いた作品だと思う。 【lady wolf】さん 8点(2004-10-10 11:12:38) 39.赤を強調した画やカラミを連写風に見せたりと映像はそこそこに楽しめました。内容は解かったような解からないような..。鮭が川を上る画があったように皆自分の家へ帰っていく、しかし帰る家が夢の中にしかないマイクはアイダホの道でまた眠る。ラストでマイクを拾ったのが兄だとしたらマイクの帰る場所はやっぱりアイダホなんだ、と救われたエンディングのようにとれなくもないし私はそうとった。男が男に恋をする、このシチュエーションがよりせつないものにしている。 【R&A】さん 6点(2004-09-06 13:45:51)(良:1票) 38.この作品があるからキアヌはどんなに駄作に出ようとも一生嫌いになることはないと思った一本。自分をスコット側に例えられる痛みといってもいいかも。欺瞞は感じる、でもご飯を食べたり洋服買ったりはその欺瞞の中でしか得られない。だからこそ欺瞞そのものを本気で楽しもうとするような。そのあきらめみたいな気持ちがとてもうまく表現されてるように感じました。マイクとスコットの差は生い立ちの差じゃないと思います。人生をどう捉えるかが違ってただけだと思う。母親に会うことで何かが変わる、という他者依存がマイクを、もしかしたらリバーを追い詰めたのかもしれないな、とか思ったり。 【PLANET】さん 7点(2004-06-12 19:04:42) 37.リバーの魅力ってすげぇなぁって感じました。。 【アンリ】さん 6点(2004-06-04 03:14:27) 36.な~んか・・・途中で飽きちゃった。。。アイダホは綺麗だなという印象しか残らなかった。 【M・R・サイケデリコン】さん 5点(2004-06-02 17:28:24) 35.リバー・フェニックスって私はあまり評価してなかったんだけど、この映画見てビックリした。なんと言う美しさ!なんと言う存在感!なんと言う気高さ!少年と大人の男との絶妙なバランスはまさに奇跡としか言いようが無いッス。しかし人間誰しも道の真ん中でいつまでも立ち止まったり、ましてや眠りこけることなんて許されない。否応なくどこかに向かって進んで行くしかないのよね。終わりの無いパーティもないしね。この映画のリバー・フェニックスを見るとあまりにも完璧で、彼、一歩も動けなくなっちゃったのかなぁって思えた。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-04-13 13:43:19) 34.実際のところは違うにしても、マイクとリバー・フェニックス本人の姿が重なる。本当に消え入ってしまいそうだった。ここにいても、どこにもいない。どこに行っても、どこにも辿り着けていない。そんな感じだった。 【ひのと】さん 5点(2004-03-28 14:27:16) 33.母に会って、まっとうになって、今の人生から抜け出したいという思いをマイクから強く感じる。しかしその道はどんどんせまくなり、なくなっていく。なくなっているというか同じ所をぐるぐる回っているようなものだ。同じ道を歩んでいたはずのスコットの道は全く違う道になり、二人の距離はどんどん離れていく。切なさとやりきれない思いが綴られている映画なので、ラストに救いを求めて、マイクを助けた人をスコットに重ねる人が多いようですね。自分はあの時点ではまだ二人は別の道を歩んでいると思っている、二人が再会するのはマイクが自分の道を見つけたときではないだろうか。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2004-03-25 20:09:21) 32.リバーはやっぱりいいですね。キアヌとの共演もかなり貴重だと思います。 【アンナ】さん 5点(2004-03-07 19:31:11) 31.あまり首を突っ込みたくない世界のお話しで。かなり苦痛だったな。掘るとか掘られるって話は苦手なの。でもさ見てしまったの。 【3737】さん 1点(2004-03-05 22:18:20) 30.ストーリーはともかく、あのアイダホの風景、映像が綺麗だなぁと思って見てました。あと、あの突発性睡眠病、私も高校の頃の授業中はほとんどそうだった気がする…。 【c r a z yガール★】さん 5点(2004-02-18 14:12:50) 29.公開当時十代で、拠点は原宿ファッションは古着で遊んでいた私の仲間たちの間で、これを「好き」と言えることがひとつのステイタスであるというくらい、支持されていたオシャレ映画でした。その頃はマイクのキャラクターに絶大な人気があって、スコットは蝙蝠の様に捉えられていたような気がします。大人になって、子供を持ち、PTAの役員なんかやりだすようになって再見。若い頃とは違った感動が得られました。マイクにはマイクの、スコットにはスコットの、どんなに堅い友情で結ばれていても、同じではないそれぞれの生き方がある事。自由に見える資本主義社会が抱える闇を、男娼の目から描くというある意味痛烈な批判。リヴァーがこの後たった数年で、若い命を散らしてしまった事実を知っているからこそ、よけい感傷的になってしまう回想シーンなど、カメラの乾いて埃っぽいのに、なんとも美しい映像。深い深い映画だと、再認識しました。ひとつ、蛇足だと思ったのが、レストランでスーツ姿のスコットがボブに、冷たく言い放つ台詞。スコットの心情は、あの拒絶感漂う背中や、葬儀のシーンでのまなざしで充分伝わってくる。キアヌの感情が曖昧な無表情さ(実は大根?)が、あの主張シーンで台無しになったような気がする。それはともかく、長く心に残る映画です。 【ともとも】さん 9点(2004-01-23 15:01:07) 28.公開当時まだ学生だった私はいたく感動した覚えがあるのですが、久しぶりに見るとほとんど共感できなくなっていました。自分が親の方の年齢に近づいたからかもしれません。 【HIDUKI】さん 5点(2004-01-19 13:06:20) 27.途中でわけわかんなくなって眠くなったけどなんとか最後まで見れた。ラストが印象に残ったので4点ぐらいで。 【バカ王子】さん 4点(2004-01-12 15:18:38) 26.突発性睡眠病のために赤ん坊のように流されて行くしかないという設定上で、リバーフェニックスが、やけっぱちなのに誇り高く、感じやすくて純粋、というとんでもない人物像を演じきっています。郷愁を誘う音楽、きれいな映像。可笑しくてとても切ない映画。凄く好きです。 【nekopo】さん 10点(2004-01-11 09:58:11) 25.キアヌ・リーブスの出演作のなかで一番好き。だいぶ前に見たけれど、今でもこの役が彼にはいちばんしっくりきてると思う。「道」に象徴される自由や孤独のイメージ、とろーんとした音楽の空気感…世の中をなんでもナナメに見てしまうひねくれぎみの青春時代に、ストレートにはまりました。今見たらまた印象が違うかもしれませんが「心のベストテン」にいつもランクインされている作品です。 【ETNA】さん 9点(2003-12-25 20:22:02) 24.ほんとにある病だそうで、これは本人にとってもつらいよなあ。リバーほんとこわれてしまいそうだった。演技なのかこの頃からもう彼は変わっていたのか、今思うとこの頃から長生きするようには見えなかったなー。 【fujico】さん 6点(2003-10-16 12:50:02) 23.リバーの気持ちがとても切なかったです。その気がないのに同情でいい加減な態度をとったりしないキアヌもいいと思う。その後の2人のためにもラストにリバーを拾ったのはお兄さんであってほしい。そうじゃないと、その後余計にリバーが苦しむことになるから。個人的には2人ハッピーエンドになってほしいけど、それじゃあ映画として陳腐ですよね・・・。いつの日かお互いかわいい彼女を連れて、親友になっていてほしいと思う。リバーは永遠の放浪者、ですね。そのリバーの心情に浸って切ない気持ちを胸に秘めながら見るのが、この映画を味わうコツかなぁと思う。ストーリー的には大したことないと感じたのでこの点数です。 【るいるい】さん 6点(2003-10-02 14:33:26) 22.一時的に市井に身をおいた王子様スコットは、いずれは王の後継者。その豹変ぶりは見事。キアヌの冷たい表情もピカイチ(死語?)です。それにしても、バイクに二人乗りしたリヴァーとキアヌ、なんて絵になるんでしょう! 【そうしょくみ】さん 7点(2003-08-28 01:37:47) 21.リヴァーが儚くて掻き消えそう。バランス感覚を失ったまま、色気や才能を持て余している感じとでも言おうか。ああ、白人でこういう存在感っていうのは、やはり奇跡的なことだったとしか言いようがないと思う。リヴァーがこの世を去って今年でちょうど10年目。ありきたりな言い方だけれど、「とんでもない逸材を私たちは失ってしまったのだ」という事実を、改めてつき付けさせられる作品である。 ※※最後に。私にはラストのシーンが、キアヌの迎えだとはどうしても思えない。いや、初めて観た時はそうだと思いたかった。しかしあれから私も歳を重ね、いつのまにかアレをキアヌだとは思えない大人になってしまっていたようだ。その事実に気づいた時、なんとなく自分自身に対して私は落胆を覚える。平凡な大人になってしまった私には、リヴァーはもう救えない。 【凛】さん 7点(2003-08-22 02:31:55)(良:1票)
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