みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.マーガレットサッチャーとまではいかなくても、私も一応、男社会で働く女の一人であり、ふとした瞬間にどうしようもない孤独に陥る。サッチャーのように黒尽くめスーツ集団の中で、目立ったり、トイレを探すのが面倒だったり、という些細なものから、女だからね、、という無言の圧力、自信の喪失。私は鉄の女ではないので、いちいち傷つく。だから、この映画で、勇気をもらいたかった。戦う勇気を。 映画の中でサッチャーは強い決断を見せてくれたけれど、引退後の姿がメインだったから、その姿は格好良いというより、痛々しかった。強い女が見たかった私は、自分と同じように弱く、そして年老いて孤独になるサッチャーの姿が、一人で強がっている自分と重なり、苦痛でしかたなかった。あまりにも苦痛だったものだから、行間にあるメッセージを冷静に感じとることができなかった。これは映画のつくりのせいなのか、私の心境のせいなのかはわからないけれど、心が元気なときに見ることをお勧めする。今回はどっと落ち込みました。 ただ、私を映画の世界に引きずり込み、どっと落ち込ませるほど、メリルの演技はすばらしいものだったといえる。 【うらわっこ】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-04-13 17:57:18)(良:1票) 4.M・ストリープのオスカー受賞作なのでほめたいところですが、家庭人としてのマーガレットがあまり描かれておらず、映画にした意味があまりなくなってしまいました。"鉄の女"と呼ばれていた頃よりも、引退し夫を亡くしてからの今を語っているところは、孤独さや無情さを感じました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-04-12 23:39:40) 3.メレル・ストリープの認知症の演じ方のうまさは、ジュディ・デンチと遜色ない。しかし、同時代モノは、レーガン、サッチャーと認知症で苦しんでいる中、ぼける気配のない中曽根大勲位は、怪物だ、なんていう、どうでも良いことを思いながら見てしまう。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-04-01 15:19:24) 2.うーん!ウーーン!UUUUUU-んn!!(書こうか書くまいか、くるしんでいるの図!?!)ハイっつ!!!?サッチャんはね!?(汗)サッチャーって、言うーンダホントはね!?だけどボケてるから、自分のことサッチャーって呼ぶんだね!?おかしいね???サッチャー!!!??(ひや汗)映画館で聞いた、あほ男二人の会話。 男A(小栗旬風)、この映画ってさ?メリルストリープどこに出てたの?? 男B(瑛太風), えっつ?メリル?? これってメリルストリープのドキュメンタリー映画じゃん!なにいってんだ!?? (ついでにもうひとりバカが加わる!) 男C(由利徹風)、二人ともなーにバカこいてんの!!これはあれだよ!”松坂慶子ものがたり”じゃねえのかっての!!??(みんなばか。でも羅生門みたいでしょう?)以上はたちのわりい冗談ではないですが、わたしは、この作品の”大ウソ”にえきへきしたので、冗談でかえします!!えっつ?メリルの演技??わからん!さっぱりワカラン!!YOU TUBEなどで、実際のサッチャんさん映像をよくみてみましょう!(?)追加!私は近現代の外国の実録映画がなぜか嫌いなのです。プラトーン、ユナイテッド、ホテルルワンダ、ついこないだのくそマリリンモンロ映画、そしてこういう作品。なぜだろう?自分が生きているときに外国で起きた事件、事柄、戦争などの実録。イヤな理由は解っている。こういうのを映画館に観に行った時、観客と雰囲気を共有する事がイヤなのだ。(自分もその中のひとりだろうが!)また、なぜか、”みんな気取って映画観に来てんじゃねーよ!”とかいつも思ってしまう(??)たとえば、ボランティアとかNPOとか協力隊とかそういう若けー人間の活動をイメージしてしまうのだ!そう!かっこつけてんじゃねーよ!と云いたいのだ。この作品にしても、主演のメリルストリープにさえも、”なにサルまねしてんだよ!”てめえがサッチャーの何をわかってるって言うんだよ!ばかにしてるんじゃねえよ!と毒付きたくなるのだ!10年早ええんだよ!と。そう、こういう事柄を映画作品にするのは10年も20年も早いとおもう。(??)それゆえ、シルベスター作品とかシュワ作品とかセガール作品とかジャッキー作品とかマックイーン作品が大好きなのです。彼らの作品は常に”現実世界情勢思想”とはマーッタク!、対極にあるからです! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-03-21 01:43:19) 1.近年のメリルを見ていると、「ジュリー&ジュリア」「恋するベーカリー」、そして本作の監督の作品でもある「マンマ・ミーア」など、コメディを中心に自身とほぼ同世代の女性を実に楽しげに演じている姿が印象に残ります。 そして本作、久々にメリルの目ヂカラの強さを見たというか、魂のこもった圧巻の演技を堪能させていただきました。もはや恒例となった感があるメリルのアカデミー賞ノミネート。本作で取れなければどうする!?という凄い存在感でした。それだけでも本当に見て良かったと思える作品でした。 一人の庶民の女の子が政治の世界を志す。そこでぶつかる家柄の壁。まだまだ男の世界である政治の世界。側近の男たちが指示を仰ぐべく彼女の顔を覗き込む。その複数の男たちの顔のアップ。弱々しくも変な圧迫感。対する彼女はいつも一人だったのが印象に残ります。 また、イギリス映画でよく取り上げられる炭鉱や工場の閉鎖や組合のストライキ。その際、時にサッチャーに対する皮肉めいた、あるいは辛辣な台詞が挿入される事も少なくありません。本作でもその対立関係が取り上げられています。国内社会や国際社会、あるいは家族との関係を、浅く広く的になっている感はありますが当時の映像も交え彼女のたたかいの軌跡をたどっていく。 そんな彼女の軌跡と平行して見せる、今のサッチャーの姿。認知症を患う彼女の前に頻繁に登場する今は亡き夫の姿からは、彼女の中での夫デニスの存在の大きさを感じました。 最後になりましたが本作のメリル・ストリープに最大限の賛辞を送りたいと思います。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-19 16:16:18)(良:1票)
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