みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.実話がベースの映画ですが細かな心理描写がとても素晴らしく、納得の脚本賞受賞だと思いました。さらにカンバーバッチ、キーラ、その他全てのキャストのおかげで我を忘れて映画に没頭してしまう求心力もありました。イミテーションゲームという題名も複数の事柄に掛けてあり納得ですし、ラストの衝撃は色んな意味で複雑な心境を呼び起こします。 ネタバレしたくないので多くは書けませんが、エニグマを解読してからが本題です。解読した情報をどのように活用するのかが難しいし、これは本当に頭の良い人でないと出来ないことだったと思います。やはり今回の映画を機にアラン・チューリングのことをもっと知ってほしいと感じました。 点数を下げた理由として、監督が新しい人なので私には少し合いませんでした。雰囲気も素晴らしく各シーンの撮り方も申し分ありませんが、ストーリーの流れが若干判り辛く大切な転換部分も大胆に端折ってあったりして少々理解に苦しむ場面があります。説明的な映画が良いかは判りませんが、端折るならもっと情緒的に描いて欲しかったかな?とは感じました。結果的に私など凡人脳には理解が遅れる部分がいくつかあり、少し惜しい感の残る映画という印象です。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-10-06 11:53:06) 6.本作品はエニグマやアラン・チューリングの人生をモチーフにした暗号解読機作製に関するドラマの体裁をとっておきながら、本質的には「価値を誰が判断できるのか」そして「誰の判断が正しいのか」という問題を投げかけてくる作品であると感じました。 セクシャリティに関する善悪の判断の正しさ、救うべき人命とそうでない人命を選別する正しさ。いずれの判断も絶対的な「正しさ」は存在し得ないのでしょう。それでも人間の価値判断によって罪悪が規定され、感情によって誤った判断をし続ける。これに対して機械(エニグマや解読機)の判断には主観はなくブレもない。本作はそうした人間の不確かな「正しさ」の基準によって翻弄された天才の姿が時にコミカルに、また悲哀に満ちて描かれていました。 それでも結末に希望を見出すとすれば、現代という時代が過去の判断の過ちを認め、多様性を包摂する社会へと変わりつつあるように描かれていることではないでしょうか。人間は間違える。それでも、人間は捨てたものじゃないよ、といったメッセージを私は読み取りました。味わい深く素敵な作品でした 【もっこり八兵衛】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-10 22:41:57) 5.知らなかった真実。 知ってたはずの戦争を全く別の側面から見せてくれる良質な映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-30 01:12:57) 4.「実話に基づいた話」として始まる映画はこれまで数多く観てきましたが、どれも観た後の印象は、「こんなことがあったのね、ふーん」か、「実話ベースだとやっぱり地味」のどちらかでした。この映画は、「これが事実ならスゴイ!」と素直に思えたし、2013年まで極秘だったことがよりその印象を強めていると思います。今年に入って観た映画の中では今のところ間違いなく1番です。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-02 23:30:28) 3.2015.03/23 鑑賞。久し振りの映画館鑑賞。暗号解読後の重要な問題点に気付かず自身の能力を知る。でもこの後がもっと上手く脚本出来なかったのだろうか?結局この後の展開が弱く尻すぼみになったことが残念。でも多いに楽しめた。 2017.06/04 2回目BS鑑賞。GOOD 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-23 07:58:09) 2.カンバーバッチとナイトレイの演技がとても光ってました。さすがオスカー候補。映画はユーモアも絡めてテンポよく見られます。映画の出来が良かったのはもちろんですが、歴史的な事実が明かされていくのを目の当たりにするのは、結構衝撃的でした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-20 23:49:40) 1.面白かった。 天才数学者がエニグマに挑むという話の中に、彼の抱えた葛藤と、残した偉業、戦争の残酷さも描かれた秀作だと思います。 友達におやすみを言う目の潤いにホモを予感しました。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-19 18:18:23)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS