みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
23.狂気の塊の様な二人の男の戦い、音楽に対しての気持ち、考え方の違いがもたらす食い違い、確かに最後の演奏シーンの凄まじさと予想を覆す展開には映画としての面白さを感じる事が出来る。只、復讐の仕方、どうせならあの胸糞悪いフレッチャーを二度と指揮者として生活出来ない位に叩きのめして欲しかった。音楽の素晴らしさと映画としての完成度の高さに高得点付けている人が多いのもよく解る映画ではある。しかし、好き嫌いで言うとそれほど好きにはなれない。つまらない映画ではないからこの点数は付けてはみるものの手放しで絶賛する気持ちにはなれず。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-02-11 18:48:02) 22.評判通りの良作。冒頭からラストまで惹きつけられた。手に汗握る演技とサウンド、そしてどこか息苦しさを感じさせる撮り方。2人の世界にどっぷりはまります。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-31 11:17:07) 21.音楽系は好きだが、これはそれを超えて凄い映画、と言える。 分かりやすく展開していくが、単純に想像した通りでもなく意外性もある。ジャズを聴くのもいい感じだが、作品としての完成度は高い。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-10 12:23:14) 20.興奮して、体が熱くなる、熱くなりすぎる、とにかく、ウォーッて叫びながら街中を走り回りたくなる。噂は聞いていましたが、予想以上に面白すぎました。退屈感など、考える余裕など全くないほど、映画の世界に、ドンドン引き込まれていきました。観終った後の余韻は、音楽の映画とゆーより、すげー迫力のあるアクションサスペンス映画を観たような感覚、しかも、なんか今まで感じたことのないような感動?みたいな余韻。特に最後の展開は、緊張感とドキドキ感で、あまりにも体が固まり過ぎて、肩がこってしまいました。観る前に想像していた映画とは、全然違いました。途中の展開も裏切られまくりでした。これはもう音楽バトルアクション映画と言ってもいいかもしんない。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-09-06 02:26:27)(良:1票) 19.飽きさせず予定調和でいかない脚本が素晴らしい。彼女との関係とかもリアルでグッド。 【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-07-11 21:41:15) 18.「この演奏が好き」という場合、ミュージシャンの人柄や人生とは関係なく「演奏自体が良い」というのが聴く人の本音だと思います。そこが絵画や小説のようにある程度作者の人間観と共鳴する部分を持つ芸術と音楽の違いでしょう。だから「究極の良い演奏」を追求するには奏者の日常生活や感情を切って捨てて音楽そのものに全身全霊のめり込む必要がある、というのがフレッチャーの思想なのではないかと思います。音と譜を極限まで追求して指揮する者と演奏する者の時空が完全に共有されて初めて満足のゆく演奏に至るという考えなのでしょう。フレッチャーの悪い点は「こいつは行ける」と見込んだ相手をとことん追いつめて潰してしまう所です。主人公のアンドリューも追いつめられながらも必死に反発して答えようとして遂に壊れてしまいます。多くのカリスマ的ジャズミュージシャンが薬などに溺れて短命であるのはそういった純粋さから来るものかも知れません。米国のジャズ奏者は即興部分を徹底的に練習してから演奏する(もはや即興とはいえない)と言われていますが、一見自由に演奏しているように見えるジャズもそういった厳しさがあるから素晴らしい演奏に繫がるのだろうと思います。仕事への情熱や厳しさを改めて見直してみるという気持ちにさせる映画でもあります。その点音色が複雑な管や弦でなくあえてドラムスを主題とした事で訴えかける内容が解りやすくなったと思います。しかし最後の演奏は周りのミュージシャンも含めて鬼気迫る名演と思いました。 【rakitarou】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-06-07 00:44:11) 17.面白い!見ごたえあり、2015年の1番。 【fujicccoo】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-20 00:41:24) 16.完璧を求める師弟関係。彼はあの後燃え尽きなければいいが。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-17 16:41:15) 15.こんなに音楽の心地良さを感じない音楽映画を初めて見た気がする。 まさに音楽を武器に殴り合う音楽バイオレンスとでも言うべき映画。 片時も途切れない緊張感。サスペンスとしても一級品の作品だと思います。 最後の公演でフレッチャーに嵌められたニーマン。しかし、今度はニーマンが逆襲にうって出る。 その武器もやはり音楽しかない。2人の鬼気迫るバトル。 音楽モノのラストによく見られる、奏者への拍手喝采もスタンディングオベーションも無い。 しかし憎み合いながらも認め合う。複雑な感情が入り混じる見事なラスト。不思議な爽快感がありました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-03-11 22:47:08) 14.胃が痛い。なにかとんでもないものを見てしまった感覚だ・・・狂気。 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-01-31 23:00:28) 13.汗、涙、血、身体中からありとあらゆる水分を撒き散らして、音を奏でる…いや音を殴りつける。 それは音楽学校を舞台にした“スポ根”だなんて生やさしいものではなく、狂気と狂気のせめぎ合いだった。 常識的な価値観のその先に突っ走っていく二つの狂気。 ついに“一線”を越えてしまった愛する息子を、舞台裏の扉の隙間から遠く眺める父親の眼差しが哀しい。 “偉大”なドラマーになることのみに固執する主人公は、自らを取り巻くあらゆるものを妄信的に確信的に排除していく。 友人を排除し、恋人を排除し、ついには誰よりも自分を愛してくれている父親をも排除する。 不意に訪れた「事故」は、彼にとっては最後の“救い”だったはず。 けれど、彼はその救済までも排除して、自分の中に巣食う狂気を唯一認めてくれる存在の元へと舞い戻る。 音楽に対する理想を共有する二人だが、彼らは最後まで憎み合っている。 二つの狂気は、憎しみ合ったまま、ついに求める音楽を奏でる。 憎悪の中で恍惚となる二人。 その異様な契りは、まさに、悪魔との契約に相違ない。 彼らはきっとこの先も「幸福」なんてものとは無縁の人生を送ることだろう。 常に他者を憎み、自身に怒り続ける日々を送り、精神をすり減らし果てていくことだろう。 ただし、それすらも彼らが望んだことであり、もはや他人の価値観が入り込める隙間など微塵もない。 ほとばしる狂気を目の当たりにして、真っ当な価値観を持つ凡人たちは、ただただ呆然と見守るしかないのだと思う。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-18 19:16:51)(良:3票) 12.フレッチャーの狂気をニーマンの狂気が上回ったんですね。良くできた映画だと思います。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-01 17:13:44) 11.前知識無しで見ましたが、これは面白かったです。引き込まれました。偉大なドラマーになると言う野心を持つ音大の学生・ニーマンと、JAZZの極みへ到達する者を生み出さんとするスパルタ教師・フレッチャーとの・・・殴り合い、と言うべきでしょうか。狂気と情熱の紙一重、そんな映画です。 BDで観賞しましたが、音楽が素晴らしいので映画館に見に行きたくなりました。サントラを検索したのは言うまでもありません。 フレッチャーのキャラクターが良いですね。終盤の予想外の行動には驚かされました。役者さんの鬼気迫る演技も良いです。 一つ不満があるとすれば、邦題を「セッション」に変えた事です。原題は「Whiplash」で「鞭で打つ」の意味や、頸椎捻挫の「むち打ち」の意味があります。そして劇中で演奏するJazzの楽曲の名前でもあります。非常に作品にマッチしたタイトルであったわけで、変えるべきではなかったと思います。 しかし邦題がイマイチだからと言って映画自体の面白さが損なわれたわけではありません。 ご覧になられる方は、ラスト9分19秒に息をするのを忘れないようにご注意下さい。 【alian】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-10-18 12:56:07) 10.高橋名人に指で連射してもらえば良いと思います。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-10-18 12:27:51) 9.夢を持った時 そしてそれを本気で叶えるために努力している時。 余計なものはいらないと感じるようになる。 彼女も、どうでもいい飲み会も、服に使う金も。 ただひたすら、それだけに没頭する。 「俺はやる!」と口にすると、「お前じゃ無理だよ、クソが!!」と言われる。 どんなに罵倒されても、進み続ける。 正にそんな映画だった。 【OKfilms】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-10-09 00:59:07) 8.いい映画。 先生の行動原理にもう少し説得力があれば、もう言うことなかった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-10-05 00:17:09) 7.教授の感情についていけないところもあったけど、横浜か良かった。撮り方も上手。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-26 08:14:11) 6.かなり面白い。ほとんど熱血スポ根ものと言えなくもないが、スポーツの盛り上がりを描かせたらアメリカ映画に優るものはない。 それと、ジャズがあそこまで精緻なプレイを要求されるとは、知りませんでした。 あらためてバンドの成否の鍵を握るのは、やはりドラマーなのかと実感。ジョン・ボーナムの偉大さも実感。 【風神】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-09-02 22:40:39) 5.間違いなく映画史に爪痕を残す作品。若者の希望と絶望、葛藤とジレンマ、そして覚醒と昇天。確かにこの作品、例の先生が強烈ですが、最終的にこの先生は完全に脇に廻りました。その瞬間の痛快さがたまらないのです。(ドラムスティックの流血は、リアルだそうですよ。) 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-14 23:11:00) 4.いや、これは映画館で観ることができてよかった1本。狂気のフレッチャーを前に、ニーマンと一緒に観客もプレッシャーを感じ続けてしまう。それにしてもここまで緊張感・緊迫感のある映画も久々で、ラストシーンは「アマデウス」のレクイエムの作曲シーンを思い出した。 【noji】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-07 23:34:13)
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